韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 7話 あらすじ 感想ネタバレ キム・スヒョン ソ・イエジ 視聴率5.6%
悪夢に苦しむムニョンを看病し、ベッドの傍で眠るガンテ!彼の助けで、ムニョンはトラウマを克服できるでしょうか?
それでは 韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 7話 あらすじ 感想ネタバレ キム・スヒョン ソ・イエジ オ・ジョンセ < 春の日の犬 >をセリフつきでご紹介します。
主な登場人物
ムン・ガンテ役 ( キムスヒョン )
コ・ムニョン役 ( ソイエジ )
ムン・サンテ役 ( オ・ジョンセ )
ナム・ジュリ役 ( パク・ギュヨン )
イ・サンイン役 ( キム・ジュホン )
キャストと日本放送の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ tvN公式サイト
Youtube動画⇒TVN
韓流ドラマ サイコだけど大丈夫 7話 あらすじ 視聴率5.6% < 春の日の犬 >
悪夢を見たムニョン( ソ・イエジ )は、うめき声を聞いて部屋に駆けつけてきたガンテに 「 逃げて。 早く ! 今すぐ消えてよ ! 」 と泣き叫びながら、彼のT-シャツを強く掴んだ。
その姿を見たガンテ( キム・スヒョン )は 「 大丈夫。 ここを離れない。 」 と告げ、ムニョンをなでて落ち着かせた。その後、 腕の中で眠りに落ちたムニョンをベッドに横たえ、一晩中看護しベッドのそばで眠った。
翌朝、目覚めたムニョンは「 熱があったから...」と傍にいる理由を説明するガンテに「 だから看病をしてたの?」と冷たく話しかけた。
そして、立ち上がって「 兄さんを連れて行って薬を買ってくる。 」と言うガンテに「 私は悪くない。 あの女性が私の母のふりをしていたから、私の母は死んだと事実を言っただけよ。 」と昼間ウンジャと話した内容について説明した。
これにガンテは「 ああ、分かった。 」と答えて部屋を出た。そして、ジェスのピザ店までのルートを繰り返して覚えているサンテに「今日は僕がバイト先まで送るよ。 僕も町に行かなければならないから。 今日は仕事をサボる。 」と微笑んだ。
その後バスの中で、ソンジン市に引っ越して以来、病院の壁画、ピザ店のバイト、さらに本の挿絵と忙しくなったサンテに、ガンテは「 ジェスのお店のバイトを辞めたら?忙しすぎるよ。 体を壊してしまったら...。 」と心配した。
しかし、忙しいのは悪くないと答えたあと「犬の声、具合の悪い時のお前は犬みたいな鳴き声を出して寝てる。クーンクーンって。」と自分の健康状態を指摘するサンテ( オジョンセ )に当惑した。
しかし「 僕がそんな声を?変だな 」バイトもしてないし、僕は元気なのに...。 」と答えるガンテに、サンテは「 体が苦しい時は涙が出るけど、心はうそつきなので、苦しくても黙っている。 でも寝る時になると犬の鳴き声が出るんだよ。 」と説明した。
これにガンテは、昨晩悪夢に苦しめられて号泣していたムニョンを思い浮かべた。
*
一方、ムニョンと連絡がつかないためガンテに電話したイ・サンイン( キム・ジュホン )は「 いい状態ではないです。 連絡させますから...。 」と聞くと、直接ムニョンに会いに行った。
そして家に入った直後、母親から強制されていた長い髪を切ろうとしたができなかったムニョンが鏡にハサミを投げつけた音を聞いたサンインは、慌てて2階に駆け上がった。
その後、ムニョンが家に到着した最初の夜から悪夢を見ていることを知ったサンインは、彼女の衣服を取り出してスーツケースに詰めながら「 ここにいるべきではない!ソウルに戻ろう!ここには置けない!」と主張し、ムニョンの腕をつかむと無理やり部屋から連れ出した。
しかしムニョンは「絶対に行かない!いや!」と階段の手すりを固く握り、引き離そうとするサンイン( キム・ジュホン )に対抗した。
そんな中帰宅したカンテは「 何のマネだ!」と大声をあげて2人に近づくと「ムニョンを連れてここを出るから、君も出てくれ。 」と告げ、ムニョンに伸ばしたサンインの手を叩いた。
そして「 無理強いは暴力だ。 だからやり返した。 」と告げたあと、背後からサンインの腕をひねり、家から追い出した。
これにサンインは「 ムニョン!そいつに何が分かる!君を助け面倒を見られるのは俺しかいない!」とドアの外から叫んだが完全無視されて退散した。
その後、ムニョンから「薬で下がる熱なら苦労しない。 」と解熱剤を拒否されたガンテは「では風で冷やしてみるか?」とドライブに連れ出した。
海沿いのドライブがすっかり気に入り、ハミングをしながら風に当たったムニョンは「 どこへ行きたいんだ。 」というガンテの問いに「 モーテル ! 」と答え「 何を食べたい?」という問いに「 あなた 」と答えてガンテを動揺させた。
これに急ブレーキをかけて車を脇に停めたガンテが「 何だって?!」と真顔で聞き返すと、ムニョンは「分かったわ。 今日は主治医の処方にしたがう。 何食べる?」と微笑んだ。
( 凄い肉食系のムニョン...♪)
*
焼き肉屋に入り肉を食べ始めたムニョンは 「 病気ではなく空腹だったみたいね。 」と言いながら未だ十分焼けていない肉まで、急いで口に入れた。
その後「我慢できない。 食べても食べても空腹。 空き缶だからよ。 」と言うムニョンに、ガンテは「ごめん。 あの時は誤解していた。 君は空き缶じゃない。 そうだな...ゴロツキ?」と妙なネーミングをして、乾いた笑みを浮かべた。
( ド直球なネーミングにあ然としながら笑... ! )
パクパクと肉を食べ続けていたムミョンは、食欲がないと説明するガンテに「女性経験ないんでしょ?」と挑発した。
さらに「 無欲よね。 食べたいものも欲しい物もなく、何事にも無関心だもの。 」と続けるムニョンを、ガンテは呆れたように見つめたあと「そうじゃない。 抑えているんだ。 誰もが君みたいにやりたい放題に生きるわけじゃない。 」と指摘した。
これにムニョン( ソイエジ )は「我慢しないで。 あなたの安全ピン、私が解除してあげようか?あなたが我慢せず爆発したらどうなるのか気になる。 」とガンテを挑発した。
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一方、チョ・ジェス( カン・ギドゥン )は、自分の助言を無視してムニョンの家に入ったことについて「今回は、ソンジン市に根を下ろす気がしてローンを組み、チキン屋以外の店を開いた。 それなのにアイツは俺を捨てた。 15年の友人である俺よりもサイコ女のコ・ムニョンが好きだから...。 」と大げさに嘆いた。
又、欠勤したガンテに電話をかけたナム・ジュリは、電話に出たムニョンから「 彼は私と遊ぶために休みを取ったの。 じゃあね。 」と切られてしまうと、深呼吸をしてコンビニへ向かった。
その後、コンビニの外の席で一人で飲んで酔っ払ってしまったジュリは、 そこへ現れて、大声でムニョンについて不平を言うイ・サンインを「 うるさい!黙れ!」と遮った。
その後、サンインがサンサンイサンの代表だと知ると、微笑みを浮かべて彼に近づきいきなり平手打ちした。
「 あんたのせいだわ! あんたがムニョンを止めなかったからよ。 止めていれば、あの女はソンジン市に来なかったし、私もこんな風に苦しまずにすんだ。 すべてイ・サンイン代表、あんたのせい!」と怒りを爆発させた。
そんな中、ジュリの声に聞き覚えがあったサンインは、ムニョンの父親の精神病院から電話をしてきたナム・ジュリ看護士だと気づくと、テーブルの上で気を失ってしまったジュリを愕然として見つめた。
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ジュリの電話でガンテが仕事を休んだことを知ったムニョン( ソイエジ )は「 それほど私を心配してんの?熱を冷やすというい言い訳でデートまでしてくれるなんて、仕事へも行かずに...。 」と噴水のある遊歩道を歩きながら尋ねた。
これに「 デートじゃない ! 」と答えるガンテに、ムニョンは「 じゃあ、これは何?サム( 恋人未満 )なの?試してただけ?いいわ。 付き合おう!」とストレート告白をした。
するとガンテは「 消えろ!って何度君に言われたことか...昨夜も、昔も。 でも昨日は、行くなに聞こえた。 昔は逃げたけど...、今日は傍にいたくて。 それだけだ。 」とムニョンに線を引いた。
帰り道、ガンテの言葉に満足していたムニョンは、窓に息を吹きかけてスマイルマークを描き「 昨夜悪夢を見たの。 私の悪夢にはいつも母が出てくる。 夢から覚めると本当に最悪な気分になる。 でも今日は元気♪」と微笑んでガンテを見つめた。
その後楽しそうにハミングを続けるムニョンの姿を見て、ガンテ( キムスヒョン )も笑みを浮かべた。
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翌日、オ( キム・チャンワン )ジワン病院長から「コ・ムニョン先生に恋人はいるのか?いないなら、私の息子に紹介したいと思ってね。 紹介するべきかどうか教えてくれ給え」と言われたガンテは「なぜ私に尋ねるのですか?」と当惑した。
これにオ病院長は、一緒に出勤してきた2人を目撃したことを隠し「同居人だろ?何年も精神科医をしていると、人の目をみるだけで色々わかる。 」とクスクス笑った。
そして、ガンテがムニョンの体調が悪くて病院を休んだと分かると「カン患者が母親のふりをしてコ・ムニョン先生を悩ませたそうだな。それが原因か?」と尋ねた。
これにガンテは「 コ・ムニョン先生も一瞬カン患者を母親だと勘違いを...。 」と答えた。
そして「作家ド・ヒジェは” 西の魔女の殺人 ”の脱稿のあと、跡形もなく姿を消した。 その 5年後死亡届けは出されたが、生死がわからず騒ぎになった。 きっと母親が恋しくなって、勘違いしたんだろう。 」と言うオ・病院長に「恋しいのではなく怖がっているとしたら?」と尋ねた。
その後オ病院長は、ムニョンの父コ・デファンのカルテを調べ、デファンの精神状態について熟考した。
*
保護室で目覚めた時、妄想から現実に戻ったウンジャは、娘( クォン・ハヨン )からもらった高級ショールを手に持ち、娘の最後の姿を思い出して嗚咽した。
過去、1ヶ月分の給料をはたいてプレゼントを買ってきた娘に、返金しろとショールを突き返していたウンジャは「お前みたいな非常識な娘はいらないわと叫んだ。 あれが最期だと分かってたら、絶対あんなきついこと言わなかったのに...。 」と胸を叩いて自責の涙を流した。
そんなウンジャの姿を見たガンテは「死ぬまでサンテのそばにいて。 そのためにあなたを産んだんだから...。 」という母親の言葉を思い出した。
その後、チェ・ジェス( カン・ギドゥン )を訪ねたガンテは「僕の母さんも、あの上で僕に謝っているかな?胸をたたいて後悔しているかな?」と涙を流した。
これにすくっと立ち上がったジェスは「お母さん、なぜガンテにあんなことをしたんです!サンテさんだけが息子ですか?なぜ差別して苦労させたんです?そこで60年待ってろ!60年後にあなたに会えば、俺はー」と天に向かって叫んだ。
そこへ果物を持って現れたスンドク(キム・ミギョン)は「 母親は皆、罪人よね。 でも、あなたのお母さんを許してあげて。 あの時代に女手一つで...。 私は娘1人だけだったけどあなたのお母さんは2人の男の子を育てた。 あなたもサンテの保護者として生きてきたんだから、どれほど大変なことか分かるでしょ?」と優しく諭した。
*
ガンテの帰りを待っていたムニョンは、酔っ払っておしゃべりになるガンテが面白くて「もっと飲もう ! 」と立ち上がった。
そして「ダメだ。 君は限度を知らない。2人とも酔ったら...大変だ。」と引き止めるガンテに「どうして?私に襲われそうで怖い?」とからかった。
すると、ガンテはムニョンの額にデコピンをし「ふざけすぎだ ! 」と言うと、叩いたことを抗議するムニョンに「ナイフよりマシだろ?」と手のひらの傷を示して笑った。
その後、ガンテは「” 悪夢人形 ”だ。これを握って寝ると、こいつが悪夢を網袋に入れて食べてくれるから、君は安眠できる。 僕が手縫いで作った。 名前はマンテだ。 」と小さなぬいぐるみをムニョンに渡した。
これに「まさか、サンテ・ガンテ・マンテ( 網袋 )ってこと?」と呆れるムニョンに、ガンテは「僕たちは3兄弟だよ。 実は兄さんも悪夢を見る。 母さんが亡くなって以来...。 でも僕は何もできず、こんな人形を作ることしか...。 」と告白した。
その言葉に感動したムニョンは「よくよく見ればかわいいわ。 欲しい。 」とマンテの背中の網袋を触りながら微笑んだ。
その後、マンテを手に握ったまま、ムニョンは眠りについた。
一方、寝ているサンテにひっついたガンテは「母さんと行ったチャンポンを食べに行こう。 兄さん、あの店のチャンポン好きだったろ?」と誘った。
そして、サンテ( オジョンセ )から「お前が好きだったんだ。 毎日食べたいとお前がねだるから、母さんが連れて行って来れたんだよ。 」と聞いたガンテは、忘れていた記憶を思い出し圧倒され、サンテの背中に頭をひっつけて涙を流した。
( 苦しい人生に疲れ果てて忘れていた母の愛を、やっとガンテは思い出したようです。 涙...)
*
翌日、病院で文芸クラスがキャンセルされたことを知ると、ムニョンはオ病院長を探した。そしてムニョンの姿を見たオ病院長が逃げると「何て逃げ足が速いの !」と怒りに震えながら追いかけた。
そんな中、中庭で遭遇したカン・ウンジャから謝罪されたムニョンは「おかげで首になりました。どう責任を?欲しいわ。これ下さい。」と報酬としてショールを要求した。
その後ショールを肩にかけ「サンキュー !」とクールに去っていくムニョンを、ウンジャは見つめながら「肩が軽くなったわ。 」と呟いた。
その後、サンテが描いた壁画を眺めていたムニョンに、ガンテは童話<春の犬の日>の話をすると「よくやった。 コ・ムニョン。 君が紐を切れるように助けたんだ。 」とムニョン( ソイエジ )の頭を撫でた。
その後、家に戻ったムニョンは、遂に長い髪を切り落とすことに成功した。
*
帰宅したガンテは「首ひもを切ったの。」と嬉しそうに言うムニョンの髪を見て、思わず吹き出して笑った。
その後、ムニョンのギザギザになった髪をカットして揃えたガンテは、鏡の中の新しい自分を見て感動するムニョンを見守った。
そして「私、どう?」と微笑みながら涙を流しているムニョンに、ガンテは「きれいだ。」と答えると、笑みを浮かべた ! !
<春の日の犬>
むかしむかし、心をうまく隠すことができる子犬がいました。
木の下に繋がれていて性格が明るく、しっぽをうまく振ったり、吠えたりすできたので、春の犬と呼ばれていました。
ところが日中は楽しそうに遊んでいた犬が夜になるとクーン、クーンと人知れず泣いていたのです。 本当は首紐を切って春の野原を走り回りたいと思っていたからでした。
しかし、それができなかったので、毎晩悲しそうにクーンクーンと泣いていたのです。
ある日、心が春の犬にささやくように尋ねました。 「どうして君は紐を切って逃げないの?」と。
すると春の犬は答えました。 「あまりにも長く繋がれていたから紐の切り方を忘れちゃった。 」と。
次回のお話は⇒ サイコだけど大丈夫 8話 あらすじ 感想ネタバレ
前回のお話は⇒ サイコだけど大丈夫 6話 あらすじ 感想ネタバレ
韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 7話 感想ネタバレ
悪夢に苦しむムニョンを放っておけず看病し、仕事さえも休んでしまうガンテ。今までサンテだけだった彼の世界に、ムニョンが確実に入り込んでいます。
そして、そんなガンテを信頼し、彼に誤解されないためにウンジャとの間に何が起こったのかを説明するムニョン。今まで人に無関心でやりたい放題だったムニョンが大きく進歩を遂げました。
そんな2人が徐々にトラウマから癒やされていく過程を、人の多くの側面に触れながら描き、とても心地よい感動をもたらしてくれていましたね。
また、ガンテの母親が彼を無視した夜の続きやチャンポンの話の記憶が訂正された場面は、ムニョンのヘアカットシーンと同様とても素敵でした。
濃厚&ふんわり、シリアス&お笑いの展開がとても絶妙な傑作ドラマではないでしょうか?
ムニョンと同様、安全ピンが外れたガンテがどうなるのか、これからと~ても楽しみですね。
それでは、次回まで …♪ (*^^*)