韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 13話 あらすじ 感想ネタバレ キムスヒョン ソイエジ 視聴率5.7%
自分の母を殺害した人がムニョンの母だと知り衝撃を受けるガンテ。それでもムニョンのために写真撮影に来ましたね。
それでは 韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 13話 あらすじ 感想ネタバレ キムスヒョン ソイエジ オジョンセ 【 薔花と紅蓮のお父さん 】をセリフつきでご紹介します。
主な登場人物
ムン・ガンテ役 ( キム・スヒョン )
コ・ムニョン役 ( ソ・イエジ )
ムン・サンテ役 ( オ・ジョンセ )
ナム・ジュリ役 ( パク・ギュヨン )
イ・サンイン役 ( キム・ジュホン )
キャストと日本放送の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ tvN公式サイト
Youtube動画⇒TVN
韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 13話 あらすじ 視聴率5.7% < 薔花(チャンファ)と紅蓮(ホンリョン)のお父さん >
自分の母親を殺した人がコ・ムニョンの母だと言う事実に衝撃を受けたムン・ガンテは、その事実をオ( キム・チャンワン )ジワン病院長に打ち明けた。
「あまりにも残酷だ。 クソ蝶々のせいで今までずっと這うよう生きていました。 それなのにその蝶がムニョンのお母さんだなんて、ありえますか? ムニョンには知ってほしくないんです。 苦しめたくないから。人の気持ちなんて気にしなくていい、ただの空き缶でいてほしいと願っています。 母さんと兄さんにどう謝罪すればよいのか...。 」
その後帰宅したガンテは、しばらく眠っているムニョンを見てから部屋に戻り、家族写真に触れながら静かに涙を流した。
翌朝 ムニョンがドアの向こう側で写真撮影に向かうことを告げるが、ガンテは反応しなかった。
しかし、ムニョン( ソ・イエジ )が残した” あなたがくれたマンテのおかげで、悪夢を見なくなった。 あなたとサンテ兄さんとマンテ、私にこんな家族ができてとても幸せ ”というメッセージに心を動かされ、スーツに着替えてスタジオに向かった。
カメラの前に立ち写真撮影を開始しようとした瞬間、ガンテの姿を見つけたサンテは「ちょっと待って!僕の弟が来た。 実の弟なんだ。 」と嬉しそうに叫んだ。
そして近づいてきて「間に合ったかな?」と尋ねるガンテに、2人は明るい笑顔を浮かべた。
「合成写真にしようかと思ってた。 」というムニョンと「すごく格好いい ! 」と喜ぶサンテに、ガンテは「だから来たんだ。 兄さんもキマってる。 」と答えた。
こうして、カメラの前に立ったガンテは、サンテとムニョンの嬉しそうな顔を眺め、笑顔で家族写真を撮った。
※薔花紅蓮伝:母親がチョンファ(薔花)とホンリョン(紅蓮)姉妹を虐待し、それを父親が傍観するという韓国の悲しい民話。
*
写真撮影後、美術図書館へ向かったムニョンは、ガンテのスーツ姿を見て「わあっ ! 本当にカッコいいですね ! 」と見惚れるスンジェ( パク・チンジュ )に、鋭い視線を送った。
そしてスンジェがサンテを連れて傍から離れると、ガンテに「スーツはもう着ないで ! 似合わないから...。 保護士の服のほうがいい。変だから着ないで ! 」とデタラメを言った。
これに「本当に?意外と快適だからもっと買おうと思っていたんだが、分かったよ。 じゃあ君もおしゃれするな。すごく変だぜ。 」と薄笑いを浮かべるガンテに「絶対着ないで ! 着たら引き裂いてやる ! 」と怒った。
その後『春の日の犬』の本を見ているガンテに近づいたムニョンは「あなたは春の犬だと言ってた。 」とジェスから聞いた話しを始めた。
「自分の気持ちを決して見せない奴だと教えてくれた。 怒った理由を知りたくてピザを10枚も注文してジェスに会ったの。 でも心を読むなって。 ろくな結果にならないからと。 そう言われたから諦めたわ。 もう気にしない。 」
そう淡々と告げて去りかけたムニョンに、ガンテ( キムスヒョン )は、ムニョンの母が蝶である事実を知りながらも、一緒にいる覚悟を伝えた。
「僕は誰かを守るのにうんざりしていた。 そのために生まれてきたから、耐えてただけ。 でもこれからは、使命ではなく僕の人生の目標にしようかと...。 家族を守ることってかなりクールだと思うから。 誰にも僕の家族には触れさせない。 僕が最後まで守り通す。 必ず ! 」
そして「その家族に...、私も入っているの?」と尋ねるムニョンに、ガンテは「家族写真を撮ったから、家族だろ?」と笑みを浮かべた。
(力強い言葉ですが実行はむずかしい。ガンテ、最後までがんばれるでしょうか?)
その頃、絵本を見ていたサンテに、スンジェは、最近人気のイラストをいくつか見せ「コ・ムニョン作家の本は強烈で残酷なので、パステル調の温かみのある画風で、コ先生の強烈さを中和してください。 」と頼んだ。
しかしサンテは「遠慮します。 中和させたら魅力を失う。 犬も食わない ! 」ときっぱりと拒絶した。
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帰宅して、サンテがお気に入りアニメ、ドゥーリーを見るために一目散に部屋へ向かうと、ムニョンと一緒に書斎に入ったガンテは、アート美術館で買った本を机の上に置いた。
そんな中、家族写真を飾る場所を書斎に決めたムニョンは「ついでにインテリアも変えようかしら?あなたの部屋も男2人で狭いでしょ?私の部屋に移ったら?」と意味深に誘った。
しかし、ガンテは「あの部屋は君の両親の使っていた部屋だったんだろ? 別の場所に一緒に住もうと言ったら、僕と行く?」と尋ねた。
これに「どうして?蝶から逃げる時期なの?そんなこと心配しないで、私が引きちぎって蝶を殺すから。 知ってるでしょ?私が蝶キラーだと...。 」とニッコリするムニョンを抱擁した。
「そうじゃない。 もし蝶が現れても絶対に殺すんじゃない。 又僕が逃げ出すかもしれないぞ ! 」と警告するガンテに、ムニョンは「逃げたら脚をへし折ってやる ! 」とジョークを言って笑った。
そして「分かったわ♪」とガンテ( キム・スヒョン )と小指で約束をしたあと、キスのはんこを押した。
その後、シャワーを浴びて部屋に戻ったガンテに、サンテは「どうして頬が赤いんだ?恥ずかしいからか?頬が紅潮して目が泳ぎ、口だけが笑っている時は、恥ずかしい時だ。 恥ずかしいことをしたのか?」と追及した。
これに「まあ少し...。 」とガンテが口ごもると「チューしたのか?キスはけんかよりマシだ。 ケンカはするなよ。 」と兄らしく苦言した。( 笑! )
そして「兄さんは僕とムニョンのどちらが好きなんだ?」と二者択一を迫るガンテに「えーと...。僕はコ・ギルトンの方が好きだ。 ( ドゥーリーの養父)見ている時は話しかけるな。 それがマナーだ。 」と注意した。
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翌日、ガンテから”もうすぐ行く”というメモを見せられたオ・ジワン( キム・チャンワン )病院長は「きっとト・ヒジェだろう。 これは蝶からの警告だな?他に紙には、何が書いてあったのだろうか...? 」と赤く書きなぐっただけのミステリーなメモを見つめた。
そして「未使用の紙は私物の中に隠してあったので、誰かが与えたのかもしれません。 」というガンテに「だとしたら、病院内の誰も信用しないこと。 私も含めてだぞ。 サンテ君を一人にするなよ。 」とアドバイスを与えた。
これにガンテは、ランチの間に、病院で待たず先に1人で家に戻ることと、見知らぬ人に注意することをサンテに伝えた。
そして、スケッチブックを広げて練習している蝶の絵を見せると「子供扱いするな ! 僕は臆病者じゃない。 僕が妹と弟をしっかり守ってやらないと...。 」と威張るサンテ( オジョンセ )に、苦笑した。
また電話で、仕事中スンジェかサンインと一緒にいるよう勧めるが「執筆に集中できない。 」と嫌がるムニョンに「ドアをロックしたか?みやみにドアを開けるなよ。 」と注意した。
これにムニョンは「心配してもらうっていいわね。 又心配かけようかな♪」とふざけた。
そんな中、解離性同一障害の患者ユ・ソネ( チュ・イニョン )が30年ぶりに電話してきた父親と話をしたあと、小学一年生になると、ガンテはナム・ジュリ( パク・ギュヨン )に、ソネの背景を尋ねた。
そして、母親から虐待を受け自己防衛のために別人格を持つようになったソネが両親から鬼が取り憑いたとして霊媒師の家に捨てられた所、占いを頼みに行き発見したオ病院長がOK病院へ入院させたことを知った。
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一方、病院から戻ってきたサンテから「兄さん(オパ)が戻ってきたら、おかえりなさいって挨拶しなさい ! 」と叱られると、ムニョンは「仕事中は私がボスよ ! 」と応酬し、挿絵について話し始めた。
そして、表情のない『自我を失った少年』『感情のない空き缶姫』『箱に閉じ込められているおじさん』の3人のキャラを描き直すよう指示した。
これに「難しい...。 僕には表情を描くことはとても難しい」と答えるサンテに、フェイスカードを見て、”怒り”や”しあわせ”な表情を描くよう助言した。
そして「真似して描いたものは、ムン・サンテの絵だとは言えない。 」と嫌がるサンテに「じゃあ勉強を。 弟の顔だけじゃなくて他の人々の顔も観察して ! 」と話し、サンテ独自のフェイスカードを作成するよう宿題を出した。
その夜、帰宅して病状が悪化したコ・デファンの状態を伝えるガンテに、ムニョンは「オ病院長に聞いたので知ってる。 意識がある内に会えと言ってた。 ふざけないで ! 親は死期が迫ると免罪符をもらえるの?」と冷淡な態度を取った。
これにガンテが「それで後悔しないか?お父さんと話せる最後のチャンスなのに、いいのか?」と心配しても「かまわない。 言うことも後悔することもない。 」ときっぱり拒絶した。
そして、童話『薔花紅蓮伝』※の話を持ち出すと「そこに出てくるお父さんが嫌いだった。 薔花と紅蓮が継母に虐待されていても、父親は傍観していた。 苦しめる人より傍観して放置する人の方が悪い。 姉妹が死んだのは父親のせいよ。 」と間接的にデファンを非難した。
※薔花紅蓮伝:母親がチョンファ(薔花)とホンリョン(紅蓮)姉妹を虐待し、それを父親が傍観するという韓国の悲しい民話。
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翌日、30年連絡を断っていたソネの父親が肝臓移植手術のために病院へ乗り込んでくると、ソネはガンテの後ろに隠れ「お父さんが嫌い。 母さんが私を殴っている時、父さんは無視して私を守らなかった。 私を襲った母さんより父さんの方が憎い ! 」と移植を拒否して叫んだ。
その後、ソネの父親が諦めて去ると、号泣するソネをガンテは抱きしめて慰めた。
その夜、コ・デファンは「私は大きな罪を犯しました。なのに、許しを請える人がいない。 私の妻を殺したんです。彼女は人を殺しても鼻歌を歌っていた。 」と過去を振り返った。
医者から、生存率が低い膠芽腫を患っていると言われたばかりのときだった。
雇ったばかりの家政婦(ガンテの母)が来なくて不思議に思っていたデファンは、ラジオでソンジン市で40代の女性が死亡したと言うニュースを聞き「やったな?お前が彼女を殺したのか?」とヒジェを問い詰めた。
そして「心配しないで、誰も知らないから。 」とぶきみに笑い続けるヒジェに「私が死ぬば、娘のムニョンがお前のような怪物になってしまう。 死ね ! 怪物 ! 」と叫んで階段から突き落とした。
そして、死んだヒジェを一旦地下室に保管した後、貯水池に沈めていた。
「私が妻を殺すのを、ムニョンが見ていた。幼いムニョンが全部見てしまった。 ムニョンは全て知っている。 」
その言葉を聞いたガンテが「それで自分の娘も殺そうと?」と尋ねると、デファンは「そうじゃない。 娘が母親のような怪物になるだろうと思い、恐れていた。 あの子は悪くない。 悪いのは私だ。 」と告白して涙を流した。
退室したあと、パク・ヘンジャ( チャン・ヨンナム )は「つらかったでしょうに...、 コ作家立派に育ったわね。 」と感心し、励ますようにガンテの肩を叩いて去った。
翌朝、帰宅したガンテは、ソファで寝ているムンヨンの首まで布団を引っ張り傍に座ると、ムニョンの手を取り寝顔を見つめた。
その日の内に、デファンは息を引き取った。
*
葬儀のあと、ムニョンはガンテとサンテと共に納骨堂へ向かった。
そして、ムニョンの顔を観察していたサンテが「それは悲しい顔なの?」と尋ねると「いいえ、きれいな顔よ。 悲しくなんかない。 」と答えた。
すると「違うと思うけど...。 悲しいのは恥じゃない。 」としつこく続けるサンテ( オジョンセ )に、ガンテは「兄さん!もう行くか?」と口を出した。
その後、納骨堂を去りながら、ムニョンは童話を読んでくれた生前のデファンの姿を回想した。
ムニョンは、身勝手な子育てをする母親を止めなかったデファンを憎んでいたが、童話を読んでくれた父親の記憶を消すことはできなかった。
その後、喪服のままムニョンの好きなウズラの卵の惣菜を取りに来たガンテに、スンドクは「夫にあげる惣菜を実家に取りに来た娘みたいね。 」と言いながら、冷蔵庫から惣菜を出し、ガンテに大丈夫かどうかを確認した。
そして「大丈夫です。 元気だします。 幸せになれることを望んで母に申し訳ないけど...。 」と答えるガンテに「幸せを放棄する方が親不孝者よ。 これからうんと幸せになりなさい。 」と励まして食べ物を渡した。
その後帰宅したガンテに、ムニョンは家族写真を見ながら「この家を売ろうかしら?新しくやり直したい。 」と話し始めた。
そして「悪くない。 」と同意するガンテに「この家を売ったお金で代表に出版社を建てさせ、残ったお金でキャンピングカーを買う。 兄さんの壁画ももうすぐ完成でしょ?あなたも病院をやめれば?そうして3人で気ままに遊び回ろう。 」とウキウキと計画を打ち明けた。
これに「どうせお金を使うのなら、僕にスーツを買ったり、海外旅行させてくれたり、ホテルのスイートに泊めてくれたりして、僕を一生食べさせてくれないか?」と悪ノリするガンテに「ヒモなんて似合わない ! 」と一喝した。
その後「学校に行きたい。 夜間でも大丈夫。 」と将来の夢を教えたガンテ(キム・スヒョン)は「学校?ダメ ! 女が寄ってくるからダメ ! 行くなら通信制にして ! ! 」と真顔で反対するムニョンに、苦笑した。
その後、童話作家になった理由を聞かれたムニョンは「童話の世界を私が一番よく知っているから...。 私は父が建てたお城のお姫様だった。お姫様の人生はとてもつらい。 結末が良いだけ。 」と苦々しそうに答えた。
そんなムニョンに、ガンテは「” 終わりよければ全てよし ”っていうだろ?」と慰めて再び微笑んだ。
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翌朝、ガンテとムニョンと一緒に病院へ出勤したサンテは、ロビーの壁画に描かれた蝶を見てパニックに陥った。
「あんなの僕は描いてない ! どうしてあれが?僕の母さんを殺したおばさんの服についてた蝶だ ! あの時の蝶だ ! 」と叫んだ。
その言葉に「蝶は古代ギリシャ語でプシュケーなの。 サイコの語源よ。どう?世界で唯一の蝶よ。 」と蝶のブローチを服につけていた母を思い出したムニョンは衝撃を受け、その場から離れた。
そして追いかけてきて腕を捕まえるガンテに「違う。 違うわよね?答えて ! 違うと言って ! 」 と泣き叫んだ。
しかし、目を伏せて黙り込んでいるガンテを見て、彼の手を振り切って去った。
次回のお話は⇒ サイコだけど大丈夫 14話 あらすじ 感想ネタバレ
前回のお話は⇒ サイコだけど大丈夫 12話 あらすじ 感想ネタバレ
韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 13話 感想ネタバレ
ムニョンの母が自分の母を殺した事を知りながら、ムニョンを守ると覚悟を決めたガンテがその事実を隠していたのですが、最後はムニョンにバレてしまいましたね。
又、運転をしながらクレメンタインの鼻歌を歌っているパク・ヘンジャ(チャン・ヨンナム)看護師長の姿がエピローグで描かれていて、衝撃を受けました。
しかし、ヒジェはどうやって階段から落下して貯水池に投棄されて生き残ったのでしょうか?
13話の副題でもある薔花紅蓮伝※の姉妹(双子?)のように、ト・ヒジェに、姉又は妹がいる可能性もありますよね?
最後に車を運転していた女性は、本当にパク・ヘンジャなのか脱走したパク・オンナンなのか、ムニョンの母なのか違うのか、気になりますね。
次回で判明するでしょうか?
サイコだけど大丈夫14話の予告
衝撃の事実に疲れ切ってしまうガンテとムニョンに比べて「お前たちの兄さんだから守ってあげる。僕は保護者だ」というサンテがたくましいです。
お姫様物語はハッピーエンディングになる、というムニョンの言葉とおりになると良いですよね♪
それでは、次回まで …♪ (*^^*)