韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 14話 あらすじ 感想ネタバレ キムスヒョン ソイエジ 視聴率5.9%
壁画に描かれていた蝶をみて驚愕するガンテ・サンテ・ムニョンの3人!いよいよト・ヒジェの登場ですね。
それでは 韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 14話 あらすじ 感想ネタバレ キムスヒョン ソイエジ オジョンセ < 手とアンコウ >をセリフつきでご紹介します。
主な登場人物
ムン・ガンテ役 ( キム・スヒョン )
コ・ムニョン役 ( ソ・イエジ )
ムン・サンテ役 ( オ・ジョンセ )
ナム・ジュリ役 ( パク・ギュヨン )
イ・サンイン役 ( キム・ジュホン )
キャストと日本放送の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ tvN公式サイト
Youtube動画⇒TVN
韓流ドラマ サイコだけど大丈夫 14話 あらすじ 視聴率5.9% < 手とアンコウ >
壁画に描かれた蝶をみて「僕の母さんを殺したおばさんの服についてた蝶だ ! 」と叫ぶサンテの姿を見て、自分の母親ト・ヒジェが殺害者だという事実を知ったムニョンは衝撃を受け、その場から逃げ去った。
そして、追いかけてきて止めるガンテ(キムスヒョン)に「羽が3つあった。突然変異の蝶は1匹しかない。 私の母がデザインしたブローチ。 あの蝶が、なぜ兄さんの壁画に?」と尋ねた。
これにガンテが「僕の話を聞いてくれ。 君が考えているようなことじゃない。 」と説明を試みるガンテに「逃げないわ。 だからついてこないで。 一人で考える時間がいるの。 後で話しを。 」と答えて去った。
その後、スンドクに呼ばれて調理場に行ったガンテは、シンク下で「母さんを殺した蝶が僕を追ってここに来た。 どうしよう。 」と怯えているサンテの傍に座り、説得を始めた。
「壁画の蝶はお母さんと赤ちゃんではない。 羽が3つある突然変異の蝶だ。 病院の庭で見たんだ。 兄さんは怖くて見ていないだよ。 特別で珍しいから、誰かが壁画に描いたんだろう。」
その言葉に安心したサンテが「人の絵に落書きするなんてマナーがない。 」と文句を言うと「僕が犯人を捕まえて懲らしめる。 」と約束した。
その後、シンクから出てきたサンテに、蝶が現れても逃げないと約束したことを確認し「ああ、約束した。 だけど蝶を見ると頭が痛くなるから、傍で少し助けてくれたら蝶に勝てるよ。 」と答えるサンテに「クールだな。 」と微笑んだ。
そこへ現れたスンドクに、サンテの世話を頼んで、ガンテは院長室へ向かった。
*
出張から戻り、話を聞いたオ・ジワン(キム・チャンワン)病院長と一緒にCCTVをチェックしたガンテは、蝶を描いていた犯人がパク・ヘンジャ(チャン・ヨンナム)師長という事実に愕然となった。
その後「目の前にいたのに騙された。 あの女に兄さんの世話をさせて礼まで言った。 」と自責するガンテに、オ病院長は「私が悪い。 自分を責めるな。 警察に捜査を依頼するから、君は出勤せずサンテ君とコ作家の傍にいなさい。 しかし、ここには至るところにCCTVがある。 バレる危険性が高いのにどうして長い間ここにいたのだ?」と眉をひそめた。
その時、病院を去って海を見渡していたパク・ヘンジャは「とっても楽しかった。 」と過去を思い起こした。
死が迫ったコ・デファンが「もう思い残すことはない。 」と言うのを聞いたヘンジャは、モニターをオフにし「妻を殺しておいて後悔していないの?私にいうことは?」と正体を明かした。
そして「20年、私は20年間ずっと待ってたのよ。 なぜあなたを生かしておいたと?長い間苦しんで悲惨に死んでいく姿を見るのがとても面白くて。 」と嘲笑した。
その後、ムニョン(ソイエジ)のことを気にするデファンに「私たちの可愛い子?立派に育ったわ。 苦労して完璧な子に育てたのに、最近は気に入らない。 子供が一番幸せなときに幸せを奪えば、また言うことを聞くわよ。 さあ、死んで!」と告げ、モニターをオンに戻して退室した。
その後まもなく、デファンは、へジャの魔の手からムニョンを守れないまま息を引き取った。
(こんなことのために20年も?怖すぎ!)
*
警察にCCTVの映像と共にパク・へンジャの捜査を依頼したオ病院長は、ジュリを呼び、ヘンジャの退職処理としばらく師長代行業務をするよう指示を出した。
これに数日休むと聞いていたジュリが「師長は病気ですか?」と尋ねると、ヘンジャの正体は明かさずに「理由は徐々に分かる。 大変だろうが、患者さんを動揺させないように。 」と頼んだ。
一方、ムニョンの様子を見に行くよう頼んでいたイ・サンインから「かなり悪い状態だ。 俺に初めて笑いかけた。嫌な予感が…。 ここで待ってるから説明しに来てくれ。 」と電話で言われたガンテは、サンテにムニョンとケンカしたとウソをつき、屋根裏部屋で滞在するよう頼んだ。
これに「ケンカしちゃダメだ。ケンカするよりチューの方がいいと言っただろ?丁寧に謝れば、そんなに怒らないだろう。 」と助言するサンテに、仲直りできたら連絡すると約束し、家まで送った。
その後、ムニョンの邸宅へ戻ったガンテは、サンインにすべてを伝えた。
そして「何という悪縁だ!まさか、すべてを知ってもムニョンといる気ですか ? 」と驚くサンインに「はい。 ムニョンは、僕にとってコ・ムニョンなんです。ト・ヒジェとは関係ない。 」とキッパリと告げた。
これにサンインは、名高い医師の家系に生まれたト・ヒジェが医大を3年で中退し作家になったこと、結婚したあと実家と縁を切り城の中で本を執筆するようになったことなどをガンテに教えた。
その後、家に入ったガンテは、空っぽのムニョンの部屋を見て地下室へ降りていった。そして家族の肖像画を見ているムニョンに、近づいた。
するとムニョンは振り向いて「本当に、私の母さんがあなたのお母さんを殺したの?兄さんを悩ませ、あなたの人生を台なしにした蝶は私の母さんなの?そうじゃないでしょ?私の勘違いでしょ?」と尋ねた。
そして、黙ったままのガンテに、いつから知っていたのかを涙を流しながら尋ね「最近だ。 」と聞くと、ガンテの傍を通り過ぎようとした。
これにガンテが「君と母親は違う。 僕は死んでも君から離れない。僕にとっての君は、子供の頃から好きなコ・ムニョンなんだ。 」と気持ちを伝えるが、ムニョンはその言葉を信じず「偽善者。 」と言って寝室へ戻り、嗚咽した。
*
一方、帰宅したイ・サンインは、スンドクがジュリ、スンジェと一緒におにぎりを作っている姿を見て「こんなに作って誰かに配るんですか?」と言いながら手伝うために座った。
そして「一度にたくさん作って冷蔵庫に入れておけば、レンジで温めて簡単に食べられるでしょ?サンテがここにいるんだから、もちろん、カンテとムニョンに何かあったのよ。 つらい時は、食べてパワーをつけるのが一番!」というスンドクに感動し、涙を浮かべた。
その後、ジュリに話があると言われて緊張して部屋に入ったサンインは「本当に大丈夫だと思いますか?病院に来てすぐ帰ったし、電話にも出ないので心配なんです。 」と切り出すジュリに、ガンテを心配していると勘違いした。
しかし「ジュリさんが心配する必要はありません。 いつまでムン・ガンテのことを?」と ムッとするサンインに、ジュリは「いいえ、ムニョンのことです。 私はあの子が大丈夫かどうか気になるんです。 」と答えた。
これにパッと顔を明るくしたサンインが「本当に大好きです!」と発言すると、「はい、実は私も好きです…。 ムニョンが…」と少し恥ずかしそうに答えた。
(この2人は、特に問題もなく仲良くなってますね♪)
そしてサンインが去った後、ムニョンに”もしかして何かあった?”とメッセージを送った。
*
ムニョン(ソ・イエジ)が部屋に引きこもってしばらしたあと、ガンテは、ドアの反対側に座り、静かに話し始めた。
「僕も苦しかった。 君のように。信じることができず否定しようとした。 どうして僕ばかり苦労するのかって、恨んだりもした。 でも、全てムダだった。 ただ君が笑うだけで僕はすべてを忘れられる。 蝶や母さんすら忘れ、僕らのことしか残らない。 ムニョンは何も悪くない。 僕らは何も悪くない。 」
その言葉を聞いたムニョンが再び泣き始めると、ガンテは扉の向こうで目を閉じた。
(ムニョンとガンテが遊んでいる姿と共に、ギター音とキム・チャンワンの歌声が流れて...)
僕は君に伝えたいことがある。 今夜不意に 君に伝えたいことがある。 僕は君にすべてをあげよう。 張り裂けそうな僕の愛を...。
君のためなら何だってできる。 星を取って君の両手いっぱいに乗せてあげよう。 僕は君に渡したいものがある。 今夜不意に 君に渡したいものがある。
*
翌朝 ガンテから、パク・ヘンジャがサンテの壁画に蝶を描いて姿を消したと聞いたムニョンは「ありえない。 あの女がお母さん?20年経っていても、目、鼻、口、すべてを変えたとしても、母さんなら分かるわ。 」と信じようとはしなかった。
しかし「君の父親と病院長もずっと気が付かなかった。 近くにいたのに...。 」とガンテが言うと「地下室にあった蝶のブローチがなくなってた。 母さんが来たのよ ! ずっと傍で見てたんだわ。 この家から出てって ! 今すぐ消えて ! 」と興奮してベッドから立ち上がった。
これに「僕はどこにも行かない。 君を守ると約束しただろ!」と言って抱きしめるガンテ(キム・スヒョン)に「いいえ、無理よ。 サンテさんだけでも守って ! 早く出て行って。 お願いだから逃げて。 守れるわけない ! 」と絶叫した。
ムニョンをベッドに寝かせて部屋を出たガンテは、電話でムニョンの様子を尋ねるサンテに「ムニョンが苦しそうだ。 クーン、クーンって泣いてる。 」と伝えた。
そして「どうしようか。 首ひもが切れてないのかな?ガンテが切ってあげればいい。 」と言うサンテの言葉に涙を流した。
これに気づいて「泣いてるのか?」と心配するガンテに「大丈夫だ。 きっとよくなるから心配しないで...。 」と告げて電話を切った。
しかし、異変を感じたサンテは台所に走り込むと「僕が配達に行く。 僕が行かないとダメだ ! 」と主張し、お粥を作ってほしいとスンドクに頼んだ。
その後、サンテをバイクに乗せて邸宅に到着したジェスは「どうして兄さんを連れてきたんだ?心配かけたくないのに...。 」と台所で文句を言うガンテに「いつもなら騙されてやるが、今回は見逃せない。 」と告げ、外へ連れ出した。
そして、サンテから全てを聞いて蝶がコ・ムニョンの母だと推定していたジェスは、それを認めるガンテに「弱いことを認めろ。 お前もコ・ムニョンもすごく弱い。 弱いやつはいつも強がるから嫌だぜ。 弱いもの同士団結しろ。 そうすれば天下無敵になれる。 」と励ました。
*
ムニョンにお粥を食べさせて降りてきたサンテから「ムニョンが悪いことをしたの?僕に許してって言いながら泣いてた。 それで、食べたら許すと言ったらお粥をパクっと食べたから許してあげたよ。 」と聞いたガンテは「許したの?」と涙を目に溢れさせた。
そして「ガンテも具合が悪いのか?」とのぞき込んでいるサンテ(オジョンセ)に抱きつくと「兄さん、背中を叩いてくれ。 少し怖いんだ...。 守ってくれる?」と尋ねた。
これに「怖い?弟だから怖いんだよ。 僕がお前たちを守ってあげる。 僕はお前たちの兄さんで保護者だ。 」ときっぱりと約束するサンテに「良かった。 兄さんがいてよかった。 」とつぶやいた。
その後、ジェスとサンテを見送って家に入ろうとしたガンテは、玄関の角に置かれた封筒を持って入り、中に入っていた『手とアンコウ』という童話を読んだ。
子供に全てを与えて育てた母親が、何もしてくれない子供に怒り、海に捨てるという残酷な内容だった。
その後、本の裏表紙に赤いインクで描かれていた” 注–この本はあなたの唯一の失敗作だけど、母さんが一番すきな本よ。創作家なら分かるわよね。失敗作は廃棄処分しなきゃいけない”という手書きメモを通して、ヘンジャからの血の警告を受け取った。
その頃、ムニョンは、行方をくらましたヘンジャを呼び寄せる切り札として、18年間鏡台の引き出しに隠し持っていた『西の魔女の殺人』の完結編を出版するという情報を論介(ノンゲ)※にネットで発表させていた。
論介(ノンゲ)※ムニョンが階段から突き落とした評論家(2話)
*
翌日、スンジェに叩き起こされ『西の魔女の殺人』の完結編がサンサンイサンから出版されるというネット記事を読んだサンインは「おい、どういうことだ??」と驚愕した。
そして、スンジェから、論介(ノンゲ)※を介して記事が広まったことを知ると、ムニョンの邸宅へ急いだ。
一方、このニュースを知ったパク・ヘンジャは、蝶の正体を知らないサンテに連絡し、疑わずに家から出てきた彼を拉致した。
又、サンテが電話に出ないため不安な胸騒ぎを覚えたガンテは、サンインに連絡し、ムニョンを家からできるだけ遠くに連れて行くよう指示すると、屋根裏部屋へ向かった。
その後、赤いロングドレスと宝石を身につけてヒジェからの連絡を待っていたムニョンの前に現れたサンインは、トラブルを引き落とした理由を問い正した。
これに「知っての通り、待つのは私のスタイルじゃない。 どう刺激したら母さんが飛んでくるか分かってる。 ガンテは蝶を捕まえられない。 臆病だもの...。 私がやるわ。 」と答えるムニョンに、ト・ヒジェから連絡が入ったとウソをついた。
そして「どこ? 母が最終的に望んでいるのは私よ。 どこで会うの? 言いなさい ! 」と興奮するムニョンを家から連れ出した。
その頃、空っぽの屋根裏部屋で、ヘンジャからの電話を受けたガンテは「兄さんに何かしたら絶対に許さない。 」と警告した。
これにヘンジャは「何か間違ったことをした人が許しを請うものでしょ?私は何も悪い事をしていない。 」と開き直り、呪われた城に来るよう指示を出した。
*
車中で、ヘンジャと会う場所を尋ねたムニョンは「あと少しだ。 」とだけ言って走り続けるサンインに、嫌な予感がして車を停めるように言った。
これにサンイン( キムジュホン )が「今回だけは言うことを聞け ! 行かせない ! 」と言い返すと「早く止めて ! ガンテが1人なのよ。 」と叫んでハンドルを掴み、むりやり車を停めさせた。
その後、車から飛び出したムニョンは、サンインの静止も聞かず、裸足で反対方向に走り始めた。
その頃、ガンテは、呪われた城でパク・ヘンジャと対面していた!!
< 手とアンコウ >
むかしむかし、ある裕福な家で、かわいい子が生まれました。モクレンのように色白のかわいい子を母親は愛し、この子のためなら太陽や星をも与えると誓いました。
子供が初めてごはんを食べ始めたとき、母親はとても喜びました。 「赤ちゃん、母さんがずっと食べさせてあげる。 口を大きく開けて。あーんして。 」子供が初めて歩き始めたとき、母親は走り寄って行きました。 「赤ちゃん、母さんがおぶってあげるわね。 早く背中に乗って。 」
子供に全てを与え、完璧に育てた母親はいいました。 「愛する我が子よ。母さんは少し休みたい。 これからはあなたが私に食べさせて。 」すると子供が答えました。 「お母さん、私は手がないの。 一度も使わなかったから、なくなってしまった。 」
「それなら我が子よ。 私をおんぶして。 足が痛いのよ。 」すると子供が答えました。「お母さん、私は足もないの。 ずっとおぶられいたから地面を踏んだことがないの。 その代わりに、私は大きな口を持ってる。 」そう言って大きな口を開けました。
「あなたは完璧な子ではなく、役に立たないアンコウだったのね。 食べること以外は何もできない失敗作よ。 」そう怒った母親は遠くの海にアンコウを投げました。
以来、強い海風が吹き荒れる日には、船乗りたちの耳に子供の泣き声が聞こえるようになったとか。 「お母さん、お母さん、私が悪いことをした?お願い、私を迎えに来て。 お願い。 」
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韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 14話 感想ネタバレ
泣いたり笑ったり、感動したり辛くなったりジェットコースターのような展開で、視聴後すぐに現実に戻れないほど吸引力のある内容でした。
蝶を描いたパク・ヘンジャがニヤリと笑った時、デファンに正体を明かした時、又、オ・チャヨンが院長の息子だと分かった時(笑!)、等々ショックの連続でした。
散々泣いた後、ムニョンが勇気を奮って蝶を捕まえる作戦を仕掛けたのですが、反対に、ガンテとサンテがヘンジャの罠にかかってしまいましたね。
希望的観測かも知れませんが、サンテは何だか眠っているようにみえます。
怖い蝶を描ける所まで成長し、兄としてムニョンとガンテを守ろうとしていたサンテが死ぬようなことにはならないと信じています。
ムニョン&サンテの兄妹説については以前にも感想欄で書きましたが、14話の童話の母親が失敗作の子を捨てるという内容から、ト・ヒジェが障害のあるサンテを捨てた...その可能性が増々高くなったと思います。
次回で、以下の疑問が明かされるでしょうか?
- サンテがヒジェの息子かどうか
- ヘンジャがヒジェ本人かどうか
- ヘンジャがヒジェの姉妹又は双子かどうか
- ガンテの母が殺された理由(虐待されているムニョンを助けようとしたから?)
来週最終話を迎えますが、どんな結末になるでしょうか?
サイコだけど大丈夫15話の予告
ガンテが刺されている様に見えますが、大丈夫でしょうか?
宮殿に閉じ込められたお姫様を救出するプリンセスストーリーではなく、宮殿に閉じ込められた王子をお姫様が救助に向かう展開に期待(笑!)♪
それでは、次回まで …♪ (*^^*)