韓国ドラマ 医心伝心 7話 あらすじ 感想 名付虚伝 後半
その夜、ボンタクとしてオハラ ( ノ・チョンウィ )の病室へと訪れるホ・イム( キム・ナムギル )
オハラは、ホ・イムの変身に目を丸くして「 朝鮮時代から来たというのは嘘だったの?」と呟いた。嘘じゃないと言いながらベッドに近づくホ・イム。
そんな彼に「 手ぶらで来たの?」と文句を言い慌てさせた後、オ・ハラは笑いながら彼をベッドに座らせ、ヨンギョン先生を呼ぼうかと尋ねた。
そんな中、オハラの病室に入ろうとしたヨンギョン ( キム・アジュン )は、外に戻り二人の会話を聞いた。
オ・ハラの提案に慌てて「 NO! 」と言った後「 今会っても怒られるか嫌われるだけだから...」とホ・イムは説明した。
「 僕はDLなんだ。」
「 それって何?」
「 Dislike, 嫌われ者だよ!」
そうやって二人で笑った後、昼間の失敗を思い出したホ・イムはつい悩みを口にする。
「 医者が自身を信じられなくてどうやって患者がその医者を信じるのか。人を救うために鍼を打つのだが、もしそれで傷つけてしまうとしたら...」
とそこでハッと我に返り携帯電話を出すと、ホ・イムはオ・ハラに使い方を教わった。
*
ハラの病室から出て来てキョロキョロしているホ・イムを見つけ、ヨンギョンは一緒に外へ出ていった。
そんな二人を見て、ミンジェは随分格好良くなったと驚き、イエウォンは彼について悩んでいるのかと察した。
ヨンギョンに仕事の様子を訊かれたホ・イムは、失敗をかくして忙しいと答えた。
それに対して何かを呟くヨンギョンに「 何だって?」 訊き返すホ・イム。
何でもないと隠すヨンギョンに、 もう一度言ってほしいとホ・イムが頼んでいる所へ現れたジェハは「 あんな事があった後なんだ。勉強するべきだろ!」 と忠告した。
その後「 未熟な腕ではそう長くは続かない 」と嫌味を言うジェハに、挑発するホ・イム。
「 何を恐れている?患者が心配なら二度と同じことは繰り返さないつもりだ。もし肩書ならずっと心配していろ。これから僕を見せてやる 」
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ジェハがホ・イムを敵視している様子を見たヨンギョンは「 彼が変なのは分かるけど、悪い人じゃない 」と庇った。
だがジェハは「 悪い人じゃなかったら、酷い奴やつか?」と言い返した後、ホ・イムがアスピリン常習者に鍼治療をして鼻血を引き起こした事を打ち明けた。
「 アスピリンを知らない奴の本性を暴き出してやる。どうして 彼に関心があるんだ?」
「 私も彼について調べようとしているの 」と答えるヨンギョン。
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韓方病院のHPでホ・イムの姿を見たチョンスル( ユン・ジュサン )は、先日マ・ソンテと交わした会話を思い出していた。
「 今回はホ・イムが私の所へ来た 」と嬉しそうなマ・ソンテ。
「 どうするつもりだ?ホ・ジュンのお陰で既に十分に稼いだはずだろ?もっと欲を出しているのか?」
「 彼の決意を待とうじゃないか 」と微笑むマ・ソンテ。
彼の目的が不明なのを不安に思いながら、チョンスルはここより大病院の方が彼の役に立つと自分を納得させた。
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家に帰ってきたヨンギョン ( キム・アジュン )は、医師免許がないのを承知でホ・イムに鍼治療をさせた理由をチョンスルに尋ねた。
すると「 アシスタントとして使おうとしていたが、礼も別れも言わずに去るとは失礼なやつだ 」 とチョンスルは怒った。
だが、ヨンギョンがいなくなると「 なぜあの男について尋ねるんだ?まさかあっちで彼と出会ったのか?」 と心配した。
部屋に入り、ホ・イムを思い出した後「 彼に会った後から、おかしな記憶を思い出すようになった…」 と呟くヨンギョン。
同じ頃、ホ・イムは、ヨンギョンが隠した独り言” 折角病院に入れたんだから頑張らなきゃ... ” を思い出してニヤついていた。
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翌朝から昨日の失敗を挽回しようとして努するホイム。
先ずジェハの手回しで患者が来なくなった事に一計を案じて、待合室の患者に症状を言い当てては名刺を配り患者を獲得した。
そして食堂でヨンギョン( キム・アジュン )を見ると大声で席に呼び寄せて、アスピリンについてメモを見ながら尋ねた。
「 他に訊ける人はいないんだ 」と愚痴るホ・イムに同情し、ヨンギョンはアスピリンの主成分は柳の樹皮から抽出していると教えてあげ、鼻血が止まらなくなった訳を説明した。
それからは暫くホ・イムは” 他に訊ける人はいない。アレルギーって何だ? ” とか” 水虫とは何だ?”とヨンギョンを頻繁に捕まえて質問を浴びせた。
そんなホ・イムに「 直進男は最近のトレンドだよ 」 と応援のメッセ-ジを送るオ・ハラ。
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それから6週間が経って...。
オ・ハラは「 あのおじさんいい人だから、遊ぶのは止めて真剣になるべきよ!」と言葉を残し、ヨンギョンにしきりに手を振って別れを惜しみながら退院して行った。
その後、ギャングに足を刺された男性の妻に呼び止められたヨンギョンは、彼が刑を免れた事を知らされ感謝を受けた。
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最初のVIP患者として、口の開かなくなった京任( キョンニン )市のチョン・インボ議員がシンへ韓方病院を訪れた。
最初に筋肉の問題だとしてジェハが針治療をするが全く変化はなく、議員とその妻は大事な会議が1時間以内にあると喚いた。
そこでここぞとばかりに「 私がやってみましょう。もし治らなかったらこの病院を去ってもいい 」と発言するホ・イム。
そうして、チョン議員の症状を一時的なストレス傷害だとして鍼治療したホ・イムは、見事に彼を快癒させた。
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その後、マ・ソンテの傍に立ちにこやかにチョン議員と握手をして別れるホ・イムの様子を庭で見かけるヨンギョン。
そこへ現れたファン教授( イ・デヨン )は「 マ医院長に気をつけろと言ってやれ。あまり欲を出すとトラブルに巻き込まれる 」と忠告した。
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その夜、ファン教授の言葉で心配になったヨンギョンは、ホ・イムと話そうとした。
そうして偶然病院の前でホ・イムと出くわすと「危険だからシンへ韓方病院を辞めるように」と警告した。
ショックを受けたホ・イムが「 そんなに僕のことが嫌なのか?止めろ、去れ、するなと言うばかりだ」と非難すると「 そういう意味じゃない 」と告げた。
「 もう一度僕を信じて見ていてくれないか?」と尋ねるホ・イムに、ヨンギョンが答えようとしていたその時、突然背後から現れるギャング達。
「 ボスはもうすぐ刑務所行きだと言うのに、我々のドクターは甘い時をお過ごしみたいだな!」 とニヤついて二人を取り囲むギャング!
隙きをついて逃げようとした二人は、遅れて背後から現れたギャングに挟まれて、結局動けなくなった。
するとヨンギョンの前に立ちポケットから針筒を出した、ホ・イムは、バカにして笑っているチンピラの体の急所を攻撃し次々と倒していった。
だが、その後ヨンギョンの手を取ろうとして振り返った時に、チンピラに消化器で頭を撃たれて倒れるホ・イム。
その瞬間、彼を腕で受け止めたヨンギョンは、ホ・イム( キム・ナムギル )と共に現代から消滅して朝鮮時代へとタイムスリップした。
目が覚めた瞬間、崖の上に寝ていることが分かり驚いたホ・イムは、周りを見回し朝鮮時代に戻った事を知ると愕然とした。
その後目を開けたヨンギョンが叫び声をあげている中、どこからともなく現れる侍たちに崖っぷちに追い詰められた!!
次回のお話は ⇒ 医心伝心 名不虚伝 8話 あらすじ
前回のお話は ⇒ 医心伝心 名不虚伝 5話・6話 あらすじ
韓国ドラマ 医心伝心 7話 感想 ミョンブルホジョン
マ・ソンテもチョンスルと同じでホジュンとホ・イムのタイムスリップの秘密を知っているようです。
VIP病棟でマ・ソンテが何をするつもりなのか、ホ・イムは現代でも金の亡者になってしまうのか?
ヨンギョンの交通事故のトラウマ、ホジュンと謎が色々あって面白いです。
キム・ナムギルのおとぼけ演技に笑わされ、キム・アジュンとの安定した演技がドラマを盛り上げてくれています。
二人共韓服がとても似合っているし、並んで見ても抜群のケミですね。
ラストで又朝鮮時代へ行き、侍も出てきて一体どうなるのでしょうか?
時代劇のパートが楽しみな次回です。