韓国ドラマ 医心伝心 12話 あらすじ 感想 名不虚伝 ミョンブルホジョン 後半
医心伝心 12話 あらすじ 後半
連絡を受けてやって来たチョンスルは「 この間抜けめ!心配するなと言ったくせに!」 とホ・イム( キム・ナムギル )をいきなり叩いた。
「 一体どうしたんだ!どうして私の大事な孫にこんなことが起こったんだ!」
問い詰めるチョンスルに、ホ・イムは返す言葉が見つからず「 申しわけない」 と謝罪し、病室を去った。
ヨンギョンは、ホジュンから預かった手紙をチョンスルに渡し「 お祖父さんあの日( 母親の死亡日 )酷いことを言ってごめんなさい 」と涙を浮かべて謝った。
ホ・イムは病室を出てきたチョンスルに、どうやって私の事が分かったのかと尋ね、チョンスルは「 針筒だ、20年前同じ針筒を持って来た男がいたんだ 」 と答えた。
「 20年前?ホジュン令監 ( ヨンガム )が針筒を持ってここへ来たんですかか?」 と驚いた後、ホ・イムは針筒を取り出した。
「 これは一体何なのです?どうして私の所へ来たのです?」
「 なぜ私に訊くんだ?自分で答えを見つけるんだな」とチョンスルは答えた。
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家に戻ったチョンスルは、” もう心配はいりません。ヨンギョンは強い子だから乗り越えられるだろう ”と結んであるホジュンの手紙を読み終えて卓の上に置いた。
「 二人が出会った訳が分かってありがたくて幸せなことだが、” その時 ”が来たら、ヨンギョンがうまく耐えてくれるかどうか…」と顔をしかめた。
( どんな時? )
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朝、ヨンギョン( キム・アジュン )の病室に入ったイエウォンは、同じベッドで抱き合って寝ている二人を見て、ビックリ眼になりカルテのトレーを落とした。
けたたましい音で目が覚めたヨンギョンは、ホ・イムをベッドから落とし「 どうして私のベッドで寝たの?」 と尋ねた。
そして「 昨夜君が来いって言ったんだろ?寒いから温めてくれって頼んだんだ」 と寝ぼけ眼で答えるホ・イムの口を手で塞いだ。
しまったと思いながら「 違うから!」 と慌ててイエウォンに向かって否定するが、もう後のまつり!
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ヨンギョンは、ずっと付き添って世話をやくホ・イムと入院生活を楽しんだ。
病人食を分かち合って食べたり、居眠りをするホ・イムを「 あ~痛いっ!」 と声を上げて起こしたりした。
「 ガムみたいにくっつかないで仕事に行ったら?」
と尋ねるヨンギョンに「 ガンは知っているが、ガムは知らない。とにかく僕のせいで怪我をしたんだから治るまで傍にいる。だから追い出さないでくれ 」
「 お風呂に入って着替えをして少し寝てきたら?」
とヨンギョンが勧めると「 言われた事をしたら又ガムみたいにくっついてもいいんだな?」と確認し、慌てて病室から出ていくホ・イム。
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ホ・イムからヨンギョンを連れ帰った事を聞いたジェハは、すぐにヨンギョンの病室へ見舞った。
「 突然消えて怪我して戻ってくるなんて…」 と心配するジェハに「 何でもない。鋭い木の枝に刺されて数針縫ったけだから…」とヨンギョンは嘘をついてごまかした。
事故の事を説明しようとするヨンギョンを遮ったジェハは「 どうするべきかな?あの人と姉さんのことを…」 とため息をついた。
そんな彼をヨンギョンは心配そうに覗き込んだ。
一方のホ・イムはマ・ソンテに会い、朝鮮時代に戻っていた事を告げていた。
「 まだあの場所に未練があるのか?」
と尋ねるマ・ソンテに、ホ・イムは「会長と恵民署のオルシン(老人)そしてホジュン令監 (ヨンガム)の間で何があったのですか?」と尋ね返した。
「 過去を探ってどうする?お前とは関係ない。私はお前に衣食住、全て与えた。将来に備えろ」と答えるマ・ソンテに「 もちろん、ご親切は忘れません」 とホ・イムは答えた。
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祖父とホ・イムの会話を盗み聞いたジェハは、ホ・イムを呼び止めた。
「 ここをいつ辞めるんだ?誰かの名前を使ってここにいることを恥ずかしいと思わないのか?」
「 僕を追い出す方法を見つけたようだな」とホ・イムはジェハを皮肉った。
「 いずれ帰るのに、チェ・ヨンギョンをどうするつもりだ?」
と真剣な顔で問いただすジェハに、ホ・イムは「 そのことなら心配ない。ありえないから」とニヤリとした。
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その夜病室へ訪れたホ・イム( キム・ナムギル )は、体のツボを次々とヨンギョン( キム・アジュン )に教えた。
「 顔にもツボはある…」と押していき顎のツボを押した後、ヨンギョンにキスをするホ・イム。
そうして熱い視線を交わしたあと二人は深いキスを繰り返した。
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翌朝、突如病院に復帰して仲間を驚かすヨンギョン。
「 あなたの目の下のくまをこれ以上見ていられないわ」とカン・ミンスをからかった後、イエウォンと彼に「” 東医宝鑑(トンイボガム) ”のホジュン先生の治療、見事だったわよ~」と歌うように言うと去った。
「 脳検査をさせよう」 と言うミンスと「 愛の力ね 」 と呟くイエウォン。(笑!)
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過去のトラウマを克服したヨンギョンは、一度は捨てた聴診器を持って新たな気持で診療に臨んだ。
そんなヨンギョンの頭の中に、ホ・イムの言葉がよぎる。
” 最初にここに来た時に、救急車と病院を見て驚いた。この世界の民が病気の時いつでも治療を受けられることに感銘を受けた。”
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交通事故の患者が搬送されて来た。大動脈解離の患者だった。
CTスキャンを元に緊急会議が開かれる中、手術は成功しても術後の回復率が低いとして教授たちの誰もが担当を渋り、結局手術のスケジュールが詰まっているとして断った。
だが家族から「 このまま死なせないで下さい。」と泣きつかれたヨンギョンは「 手術をしなければあの患者さんは死にます。私が手術をします。医者として全力を尽くしたい」と教授に宣言し手術に臨んだ。
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マ・ソンテに連れられてVIP患者のミン会長宅へ訪れるホ・イム。
病気ではないが、ホ・イムの名声を聞き脈診を受けたいと言うものだった。
彼を待っている間に「 食べるより腐らせる方が多い」 と言いながら家政婦さんが朝鮮人参を捨てている姿を見たホ・イムは、朝鮮時代の患者を思い胸を痛めた。
健康マニアの会長は、集めた高価な健康飲料を自慢そうに見せて高級茶を出した。
だがミン会長の脈診後「 どんな良い薬でも体に会わなければ毒だ、会長のように血圧の高い人が最も危ない」 と蛇酒を捨て始めるホ・イム。
また「 家政婦さんたちには良く効く」と蛇酒と高級茶を家政婦さんに配ったりも!
そんなホ・イムに唖然するマ・ソンテとミン会長。
その後家政婦の一人に鍼治療をした後、屋敷の外でリュックサックを投げ捨てるホ・イム。
シンへ韓方病院ヘ戻ったホ・イムは、マ・ソンテのデスクの上に退職届を置いた。
そして会長から貰った財布や携帯、VIP患者からの贈り物全てそのままマンションに残して去った。
*
難しい手術が成功したヨンギョンは、小躍りして喜んだ。
そしてホ・イムに報告がしたく電話した。だが繋がらないので彼の治療室へ向かう。
ホ・イムを探しているヨンギョンを見たジェハは「午後は病院内にはいなかった」 と呼び止めた。
そして「 姉さんはあの人が誰でどんな人が知らない。あの人はいつか帰る人だ。いや帰るべき人なんだ」とヨンギョンに忠告した。
部屋に戻ったヨンギョン( キム・アジュン )は、ジェハ ユン・ミンギュ )の言葉の意味を考えて落ち込んでいた。
その夜マ・ソンテに携帯と辞表を出したホン・イムは、恵民署韓医院に戻った。始めて来た時と同じようにタクシーを使って…!
だが「 帰ってきたぞ~」 と言いながらにこにこと手をふるホ・イムを見ても、ヨンギョンは心から喜べなかった!!
次回のお話は ⇒医心伝心脈あり恋あり あらすじ13話
前回のお話は ⇒ 医心伝心脈あり恋あり 11話 あらすじ
韓国ドラマ 医心伝心脈あり恋あり 12話 感想
自分の心臓を長針でさして無事?朝鮮時代に戻ってくるホ・イム。
この短い別れでお互いの大切さを知り、抱擁と甘いツボキス(笑!)へと進みましたね。
でもいずれ帰る人、待っている人がいる朝鮮へ帰るべき人だとして悲しくなるヨンギョン。
この先どうなるのか結末が気になりますね。
ハッピーエンドか、もしかしてサッドエンド?もでてきました。
できれば二人で面白おかしく暮らして欲しいですが…。
あっという間にあと4話になってしまい、もう終わるのかと思うと残念。
キム・ナムギルとアジュンどちらも好演で、笑いあり涙ありで飽きさせない秀作です。