ソ・イングク チョン・ソミン 主演 韓国ドラマ 空から降る一億の星 3話4話 あらすじ 感想 後半
空から降る一億の星 4話 あらすじ 視聴率3.046%
ムヨン( ソ・イングク )に殺人の容疑者だと告げるジングク( パク・ソンウン )
「人を殺した時の気分はどうだったんだ?」とジングクに訊かれたムヨンは「幻想だ」と答えた。
「あの日、警察署で見ていた殺人者はお前だったんだろ?チェ・サンフンを見ていたのではなく、鏡の中の自分だったんだ」
「ええ”僕が殺した!”…と言いたいですよ。本当に。ドラマの見すぎはやめて下さい。映画の話だ。ファンタジー!」とムヨンは微笑んだ。
これにサンフンが買ってきたスノーボールを投げ渡して、左利きなのを確認したジングクは「お前ならこれをどこに置く?帆船のとなりか天使か…?」と尋ねた。
そして、天使の横だと答えるムヨンに「妹の親友の切れたブレスレットを元通りに直したんだ。玉が20個を越えていたのに完全に元通りにな」と告げた。
「ウォニョン洞で殺された女子大生がスノーボールを集めていた。そして犯行現場で落ちたスノーボールが同じ順序で棚に戻されていた。50個超えていたのに…。それはお前だ」
その言葉にムヨンが「違いますよ。俺はスンアのブレスレットを直しただけだ」と答えて「帆船、ルドルフ(カモシカ)、雪だるま、ローズ(バラ)、天使、メリーゴーランドだから天使の隣がいい」と笑みを浮かべた。
これにジングクは「嘲笑しているのか?お前は今日から容疑者だ。期待しろ。」と宣告した。
ムヨンは「おじさんファイティン!。犯人を捕まえたら話してくれ。誰なのかホント気になるぜ」と背を向けた。
その後車に戻ったジングクは「スンアにキム・ムヨンと別れるように言いなさい。彼とは二度と会うべきじゃない」と待っていたジンガンに伝えた。
ムヨン( ソ・イングク )との関係がばれて追い込まれるスンア( ソ・ウンス )
一方、ウサンに呼び出されたスンアの方は「あの人と会ってた。寝たのあの人と。でも後悔していない」と告げた。
これに怒り、スンアの頬を指で掴んだウサンは「後悔が何であるか知らないのに、どうして後悔しないと言えるんだ!約束を破ったんだから謝れ。そうすれば優しくしてもいい」と怒りをぶつけて去った。
その後スンアは、ジングクの言葉が気になって電話してきたジンガンに、" 姉さん助けて!私監禁されてるの。昨日家に帰らなかったから… "とテキストを送って助けを求めた。
その言葉に、ジンガンはアチュ醸造所との会議を終えた後、ノ・ジヒョン( ホンビン VIXX )からムヨンの連絡先を聞き出してテキストを送った。
ジンガン ; スンアがあなたと土曜日の午後4時に漢江で会いたいと言ってるわ。
ムヨン ; なぜ君がそんなことを言ってくる?
ジンガン ; スンアが家に監禁されて、携帯を取られているからよ。
ムヨン ; なんでだ?
これに” なぜって、あなたと一晩過ごしたからでしょ? ”と書いて消したあと” 時間守ってよ! ”とジンガンは修正して送った。
*
チョロン( クォン・スヒョン )に再捜査を提案するジングク( パク・ソンウン )
イム・ユリのバイト先へ行って、ミヨンとムヨンとの関係を尋ねたジングクは、二人は知り合いじゃないとユリに教えられた。
そしてミヨン殺害の容疑者として調べているから注意するようにと警告して警察に戻った。
その後チョロンに「別の犯人がいるかもしれないと考えている。再捜査するべきだ。」と持ちかけた。
サンフン犯人説を唱えるチョロンに「彼が犯罪者であることを望んでいるのか?それとも本当にそう信じているのか」と尋ねて当惑させた。
土曜日
チョロンがデートをしている姿を通りで見かけた強力3班のイ・ギョンチョル(チェ・ビョンモ)チーム長は、からかうつもりで車を停めて声をかけた。
だが、相手がジンククの妹のジンカンだとわかった途端笑顔が消えたギョンチョルは、二人に別れを告げて警察署に戻った。
その後大学生殺人事件の再調査を求めるジングクを無視したギョンチョルは、ジンカンについて話した。
「ユ・ジング、ユ・ジンカン。兄妹のふりをするために名前に同じ字まで使ったんだな。あの時の少女だろう?大きくなったな」
これに表情を強張らせたジングクを見て「私が何か言ったと思っているのか?あの子に何も言わなかった。お前の妹だと知った途端、食欲がなくなった」と話して去った。
その話を聞いていたタク・ソジョン( チョン・ヨンナム )は「忘れなさいよ。もう25年前よ。それだけ月日が経ったんだから気に留めることないわ。ジンカンはかわいい娘。あなたが育てたんじゃないの」と居酒屋で彼を慰めた。
(25年前に一体何が?)
*
チョロンと別れた後スンアを迎えに行ったジンカンは、漢江で待っていたムヨンと合流していた。
そして7時30分にここで会いましょうと話して二人と別れた後、一人で海岸通りを散歩し公園のベンチで幼い頃の写真を見たり、カフェに入ったりしてのんびりと過ごした。
*
その後待ち合わせ場所に戻ったジンカン( チョン・ソミン )は、自撮りした写真とメッセージを書いてジングク(パク・ソンウン)に送った。
そして仲良く手を繋いで近づいてくるスンアとムヨンを見て立ち上がった。
そんな中、部下の連絡を受けて現れたスンアの母は「お前のせいよ!」といきなりジンカンの頬をぶって、スンアを無理やり車に押し込んで連れ去った。
惨めになったジンカンは「何て怖いおばさんだ。平手打ちされたのは初めてか?何か食べたい?こんな時は一人で食べるべきじゃない。」と話しながら付いていくるムヨンに、イライラと叫んだ。
「もう十分楽しんだでしょ?あなたと食事なんてしたくない。全部あなたのせいでしょ?娘があなたみたいな人に会って喜ぶ母親がいると思ってんの?お願いだから行って!」とムヨンに当たった。
*
翌日会社に現れて「二度こんな事は起こらないようにします」と跪いて謝罪するスンアの母に、ウサンは「スンアが取引したいと言ったので考えている。時が来たら連絡する」と告げて冷たく追い払った。
同じ頃家政婦の携帯でスンアから、ムヨンに伝えてくれとメッセージを託されたジンカンは、考え抜いたあとムヨンに連絡を取った。
その後スンアからのメッセージを見せるジンカンに「それだけか?そんなの送ればいいだろ」と見つめるムヨン。
これにジンカンは「謝りたかった。あなたのせいじゃないのに言い過ぎた。」と正直に気持ちを打ち明けて謝罪した。
そして急に自転車に乗り「謝るだけじゃ十分じゃない。食事くらいおごれよ」と逃げるムヨンを追いかけていき、レストランへ入った。
その後ムヨンは、スンアからのメッセージ” これから私は少し賢くてなって、私たちが永遠に一緒にいることができる方法を見つけるわ。私の心は絶対に変わらないから少しだけ待って "を読んだ。
そして「順番がおかしくないか?君にまったく謝っていない。あのおばさんと同じだろ?まず娘を殴るべきだった。次に娘と付き合っている恋人だろ?」とスンアと母親を非難するムヨン。
これにジンカンは「それだけ娘が大事だからよ」とスンアの為に言い訳をした。
そして「じゃあ、君は価値がないのか?」と反論するムヨンに、ジンカンは「悲しくて惨めになるから話すのを止めて。叩かれたりして兄さんに申し訳ないから…」と言った。
*
追加した肉が運ばれてくると、ジンカン( チョン・ソミン )は食べるように勧めて「きっとあなたの母さんだって同じことをしたわよ。母親ってそういうものでしょ?」と尋ねた。
「わからないな。母親がいなかったから」
「じゃあお父さんは?」
「父親もいない。」
「いつから?」
「小さい頃から…。」
「そんなことでお互い同情しないようにしよう。すぐに30でしょ?私も両親はいないわ。」
「知っている」
「スンアが言ったの?」
「最初から分かっていたと思う。」
「明らかだった??両親がいないことが?でも誰に育てられたの?」
「孤児院...お互いに同情しないと言ったよな。」
「誰が誰に同情してるって?」
「もう直ぐ30だって?僕はもう30だよ。オッパと呼んでみろ」とニヤリとするムヨンに、ジンカンは「オッパ、変な男が絡んでくる」と笑い返した。
その後ジンガンは「両親がなくなった後、姉が韓国を去り兄に育てられたの。両親がいなくて腕に火傷のあとがある子が傷つくのはお決まりよね。あなたは私に戦争みたいだった小学校時代を思い出させるわ」と子供の頃の話を打ち明けた。
「沢山食べろよ。苦しい時を過ごしてきたんだからな。」
これに笑うジンガン。
そんな二人の会話を少し離れた席で背を向けて座り、全て盗み聞きして腹を立てるユリ。
その後、ジンカンからへサンで育ったと聞いたムヨンは、驚いてへサンの孤児院出身だと打ち明けた。
これに、子供って残酷よねと過去を思い出して言うジンカンに、ムヨンは大人の方が酷いと言った後、自転車を渡した。
別れ際に猫の名前は何?と尋ねるジンカンに「カ(ン)ニだ。姓はジンだから、ジン・カン(ニ)だよ」と笑った。
「訊いた私が馬鹿だったわ…」と呆れたジンカンは、名前がないと言うムヨンに名前を付けるべきだと主張した。
だがムヨンは「気にしない。元々僕のものでもないし毎日猫に去るように言ってるんだ。」と答えて笑いながら歩き始めた。
そんな二人を物陰から凝視しているユリ。
*
翌日、イム・ユリは 小児科精神科医ヤン・ギョンモ( ユ・ジェミョン )を訪ねた。
その後を尾行していたジングクは、診療所の外でギョンモについてネットで調べて、彼の書籍を買いに行った。
イム・ユリは「3日間眠れなかった。あなたとあの女が私の人生を台なしにした。あなたとあの女を殺す。そしてあいつも」と自転車に乗ったムヨンを思い浮かべた。
そして「お母さんは君に最高のことをしたいと思っているのです。あいつ…」というギョンモを遮った。
「あの女をお母さんと呼ぶな。あいつと呼ぶな。あの人のあんな顔を見たことはなかった。私にあんな話は一度もしなかった」
「その人が好きなのか?」とギョンモが訊くと「好きじゃない。なぜ皆、好きなのかと言うの?先生は、又私の話を本に書いてお金を稼ぐつもりなんでしょ?先生、薬ちょうだい。薬、ちょうだい。与えろって言ってるだろ!」と叫んだ。
その頃ムヨンは、屋上で「カナ〜ジンカナ!」と餌を持って猫を探していた。
そして猫の鳴き声を聞いてホッと笑顔を浮かべたが、その時アイスボックスの中にミヨンの殺人に使われたトロフィーを発見して凍りついた。
同じ頃チェロンから、今夜はチームの食事会だったとテキストを受け取ったジンカンは、雨が降っているのを見て、ジングクに電話をして傘を持ってバス停で待っていると告げた。
その後ジンカンを脅かそうとして先に隠れて待っていたジングクは、スピードを上げてジンカンに向かって走ってくる赤い車を見て、体ごと飛び込んでジンカンを救った。
そして誰も見えない車のドアをジングクが開けると、腕の中に落ちてくる意識不明のユリ!!
次回のお話⇒ 空から降る一億の星 5話6話 あらすじ 感想へ続く…
前回のお話⇒ 空から降る一億の星 1話2話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 空から降る一億の星 4話 感想
ジングクが読んでいたギョンモの本『トラウマと共に』の目次
プロローグ:トラウマと一緒に暮らす
第1章:殺人犯の息子 - 殺人犯の家族として生きる
第2章:記憶を失った少年 - 過去を想像しなければならなかった
第3章:傷つかない子供 - 2つの里親の家に何が残ったか
第4章:犬を殴った理由 - 虐待のサイクル
第5章:子供の生き残り - 大参事で生き残った後
第6章:暗闇の52時間 - 誘拐の経験52時間
第7章:目に見えない少女 - 裕福な家族の醜いアヒルの子
エピローグ:愛、共感、そして時間
この悲惨な目次が誰かの過去のように思えますが…誰でしょうか?
本に書かれたと怒っていたイム・ユリ?
この先が楽しみでもあり、恐ろしい気もします。
今の所ユリがミヨンを殺して、ムヨンは彼女のためにそれを隠したのではないか?
その後ジンガンと仲良くするのを見て嫉妬したユリが、トロフィーをムヨンのアパートにおいたのではないか?
そんな推測をしています。
未だ4話ですが、緊張した場面とロマンスが上手く混ざっていて面白く視聴中です。