韓国ドラマ キム秘書はいったいなぜ 最終回16話 あらすじ 後半
居酒屋で、ボン・セラ(ファン・ボラ)はカレと喧嘩をしたので、二人と話したくて電話したと打ち明けた。
元カレと一緒に行った事がある豚肉レストランへヤンチョルを連れて行って、元カレに出くわしてしまい、ヤンチョルが激怒したという。
これに「そんなに怒ることなの?全部過去じゃない?」とミソは共感するが、ジアは「怒る気持ちもわかります。いくら過去だとしてもカレを傷つけたんなら悪いんじゃないです?」と尋ねた。
これに考え込むミソ。
その後、テーブルに運ばれたコバロウ (酢豚)を見て、誕生日に一緒に食べようと言ったコ・グィナム (2PM チャンソン)を思い出し悲しくなるジア。
その後、帰宅して屋上のグィナムに会い、コバロウ (酢豚)を渡したジアは、一言言いたいことがあると話し始めた。
「女性を愛するのはコ代理の夢を達成するまで遅らせることはできると思う。でも自分自身を愛することをやめないでください。」
「何?」
「Tシャツだけ着たりせずに、素敵な服を購入したり健康を考えてきちんと食事をして下さい。将来のために今の自分を犠牲にしないで欲しいんです。自身を大事にして今を幸せに生きて下さい。そうじゃないと心配だから。」
そう言って去るジアにジーンとするグィナム。
*
喧嘩別れして以来連絡をしてこないミソを配して、迎えにいくべきかと考えて立ち上がるヨンジュンだが「今回間違いを犯したのはキム・ミソだ」と又座り直した。
その頃、バス亭に座っていたミソは、自分が間違っていたと反省していた。
「カフェに連れて行くべきじゃなかったのに…。試着をすっぽかすべきじゃなかったのに…結婚するのは副会長だけじゃないのに…」
ウエディングドレスで現れるミソ(パク・ミニョン)
ベッドの上で悶々としていたヨンジュンは、ミソのテキスト”副会長、リビングに出てきて下さい”を読んで「リビングルーム?僕の家?」とベッドから飛び降りた。
そしてリビングで、ウエディングドレスを着て女神のような微笑みを浮かべて近づいてくるミソに驚愕した。
「どうしたんだ?」
「今日はフィッティングの日でした。その約束を守りたかったのです。ドレスを借りるためにお店に走って、髪をセットしてもらって最善を尽くしました。申し訳なかったので…。だから機嫌を直してくれませんか?」
「君を見た瞬間に直っていたよ。想像していたよりも5兆倍綺麗だ。だがこれからはもっと気をつけてくれ。僕は記憶力がいいから、あの辺りを行く度にあの光景を思い出すから。10年、20年、死ぬまでいや死後も覚えているよ。」
「では、死ぬ日までこれも覚えていて…。」とヨンジュンに近づいてミソはキスをした。
「それからこれも覚えていて下さい。嫉妬で怒っているあなたさえ私がとても愛していることを…」
そんなミソをハグするヨンジュン。
「一生僕の傍から去らせない。たとえミソの気持ちが変わったとしても行かせない。覚悟しろよ」
「はい、覚悟してます。」
*
非常階段でヤンチョルと会い謝罪していたセラは、チョン (イ・ユジュン)部長とパク (キム・ジョンウン)代理が階段から降りてくるのを見て、慌ててヤンチョルを壁に押し付けた。
その後腕が脱臼していないかどうか尋ねるセラに、ヤンチョルは「腕は問題ないが何かが壊れた。ボン課長が本当に俺を好きなのか分からなくなった。」と打ち明けた。
そして「元カレと行った場所に俺を連れて行ったり、会社でも秘密にしようとするのは、俺と真剣につきあっているわけじゃないということだ。」と非難して去った。
だが「じゃあ公開しましょうよ」とセラから言われたヤンチョルは、すぐに戻って来て付属室へ向かった。
そうして手を繋いで、付き合っていることを発表する二人に「知ってる」とチョン部長。
「もうみんな知ってますよ」とイ・ヨンオク、「だから何も心配せず幸せに」とグィナム、「緊急階段での奇妙な行為をやめて下さい」とパク代理。
そう口々に声を掛けた後、皆が仕事に戻る中、二人だけの世界に入り見つめあうヤンチョルとセラ。
結婚式までのカウントダウン(D-Day)
結婚式の期日を設定以来カレンダ-にバツ印を入れ”妻帯者になる日”が待ちきれず「時間よ早く過ぎろ!」と叫ぶヨンジュン。(D-13)
朝起きて、隣に寝ている”(スグエッソ)ご苦労牛”を拾い上げ「私の隣に眠る日はもう数日しか残ってないわね」と呟くミソ(D-12)。
家で「ミソに朝食を作る為に練習しなくちゃな」と言いながらスクランブルエッグを作るヨンジュン(D-11 )
一週間前、結婚式の招待状を持って現れたミソ(驚き!?)を取り囲んで、周りでお祝いのダンスをして祝福する所属室の秘書達。
結婚式前日、ミソの携帯の自分の番号を見て「 "副会長"が気に入らない」と言ったあと”夫♡”に変えてしまうヨンジュン。
継続中のプロジェクトの概要と責任者のリストを渡すミソに「自分の結婚式の前日なのにどうしてそんなに働くんですか?」と驚くチョン部長と「ハネムーン中でも働きそうでうね」と危惧するグィナム。
これにチョン部長は「何が起きても、新婚旅行中のキム秘書に電話するんじゃない」と部下に警告し、心おきなく新婚旅行を楽しんで下さい」とミソを送り出した。
そうして同僚たちに冷やかされながら所属室を去るミソ。
*
結婚前夜、ミソは家族水入らずの時を過ごした。
「末っ子が結婚なんて信じられない。母さんがここにいたらどんなにいいか…ミソにとって大事なイベントがある度に、母さんがいないのが不憫…。末っ子のミソに母さんがいないのがとても悲しい。」
そう涙を浮かべるピルナムに「姉さんが私の母さんだった。幼い時からずっと食べさせて、お風呂に入れて、弁当箱を用意してくれていた。私が悲しくならない様にしてくれていたのをわかっています。ありがとう」とミソは感謝した。
マルヒは「幸せになるのよ。」と声をかけて涙をながした。
そこへ短髪で現れたヨンマンは「ミソの結婚式だから、お前を困らせるようなことはしたくなかったんだ」と言いながら座った。
「ロングヘアはロッカーの誇りだから決して短くしないと言ってたでしょ?」と驚くミソに「それはそうだが、お前が俺の誇りだ。髪は直ぐに伸びるさ。」と思いやり溢れる言葉をかけるヨンマン。
*
知り合いの会長夫人からミソ宛に送られてきた宝石への御礼の電話をかけ感謝するチェ女史。
出張中で結婚式に参加できないとして代わりに送ってきた祝福のプレゼントだった。
これに「ミソには負担じゃないか?」というイ会長に「そう思います。仕方ないから私が付けなければ…。ああ、とても素敵だわ」と喜ぶチェ女史。
そこへ現れたヨンジュンは、結婚前に家族と夜を過ごすべきだと聞いたので、挨拶に来ましたと座った。
そして、今まで育ててくれたことに心から感謝すると続けるヨンジュンに「良い嫁のおかげで無愛想な息子が挨拶をしにきたぞ。」と喜ぶイ会長とチェ女史。
その後、ソンヨンから気の向くままに移動して自分探しの旅をすると聞いたヨンジュンは「新作を持って帰ってくるつもりで?なら期待しているよ」と話した。
これに「お前から何かを期待されるのは初めてだ。まあ頑張ってみるよ。」と答えた後「両親が未だ知らないようだから花輪を受け取らないように言っておいた」とソンヨンは教えた。
こうしてミソが花アレルギーだと初めて知ったヨンジョンは、”明日の花を全て造花に変えさせた。アレルギーのことを知らなくてすまない。これからもっとミソについて知りたいと思ってる”とミソにメッセージを送った。
”ありがとう。私ももっとあなたについて知りたいと思ってるわ。夫さん♡”と返事を送るミソ。
”夫さん”が嬉しくてたまらず、別のテキストを書くヨンジュン。
「真夜中を過ぎた。恋人同士の終わりで結婚生活が始まりだな。僕を完売してくれてありがとう。ミソよ」
ミソ(パク・ミニョン)とヨンジュン(パク・ソジュン)の結婚式当日
「さっぱりとしたかったので切ってもらいました」と短髪で現れるヨンマンに、驚くチェ女史とイ会長。
そして「一晩中飲んでいたのに今日目が覚めたことに驚いているんです」と続けるヨンマンを小突いて「余計な話をしないで」と遮るピルナム。
これににこやかに笑うヨンジュンの両親。
よりを戻したソジンと一緒に式に参加するユシク。
一緒にいる二人を玄関で見かけ、チョコのミスについて謝ろとするソル秘書を慌てて止めたユシクは「今超幸せだ。だから今日の分の失敗を明日に伸ばせないか?」と言って会場に入った。
新しい服で現れたグウィナムから、今日最初のデートをするんだと言われたジアは、ショックを受けた。
だが「もしキム・ジアさんの気持ちが有効ならば…。今日デートに行きましょう。」と続ける彼に「まだ好きです。とても好きです。」とぱっと顔を輝かせた。
そうして仲良く手を繋いで会場へ入る二人。
緊張して体の震えが止まらなくなるヨンジュン
ミソから緊張しているように見えると言われたヨンジュンは「僕は何千人もの人々の前で演説をしているんだ。一億円の契約にも緊張したことはないんだ。」と虚勢を張った。
そして「ミソが緊張しているなら手を握ってあげるよ」と傍に座り、ミソの手を握った。
「姉さんが安定剤をもたせてくれたんだけど、飲んで見る?」
「必要ないと思うが、君がどうしてもと言うなら…飲もうか…」
「カバンの中よ。ゆっくり飲んで」
だがそれを一気に飲み干して「落ち着こう」と自身に言い聞かせるヨンジュン。
*
会場に入ってきたスーパーモデルのオ・ジラン (ヨンジュンの元カノ)を発見して、隣の席に案内したチョン部長は、大ファンだと言って一緒に写真を撮った。
だが「ミソ姉さんに復讐するためにここに来たの。だからわざとタブーの白い服を着て来た」と言うジランに顔を見合わせる所属室の面々。
だがジランの隣に座ったソル秘書が、興奮して服の上にジュースをこぼしてしまうと「もう!復讐が台無しよ!」とジランは退席した。
ミソ(パク・ミニョン)とヨンジュン(パク・ソジュン)のウエディング
「只今より、新郎イ・ヨンジュンと新婦キム・ミソの挙式を始めます」とアナウンスする司会のユシク。
会場に出る直前に緊張するミソに、ヨンジュンは腕を曲げて見つめた。
「これから一生君を守ると、約束するよ。」
これにくすっと笑うミソに、ヨンジュンは尋ねた。
「何だ?約束を守れないと思ってるのか?」
「いいえ、あなたが他の誰よりも約束を守るとわかってるわ。幼い時にした私への約束を全て守ってくれましたから。」
ユシクの新郎新婦入場のアナウンスが入り、お互いを見直して会場に入った二人は、招待客の歓声を浴びながらヴァージンロードをゆっくりと進みステージに上った。
そして二人は近いのキスを交わした。
” 君は僕の世界で全ての瞬間だ。僕の全ての瞬間に君がいた。”
了
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キム秘書がなぜそうかの放送情報は⇒ キャスト登場人物視聴率
前回のお話は⇒ キム秘書がなぜそうか 15話あらすじ 感想
韓国ドラマ キム秘書がなぜそうか 最終回16話 感想
結末についての感想
本当に美しい最終回でした。
ため息が出るほど美しいウエディングドレスとそれを完璧に着こなした女神のようなパク・ミニョンでした。
とにかく、こんなにゴージャスな新婦と新郎なんて見たことがないです。
そしてセラ&ヤンチョルだけではなく、無理かなと思っていたジア&グィナムがくっついて、ソル秘書の失敗でユシク&ソジンまで結ばれてしまう完璧なハッピーエンドでした。
作品についての感想
主演の二人を信じて視聴を決めましたが、二人の演技力に支えられて1話から最終回まで、一度も中だるみなく全話素晴らしい内容が最終話まで続きました。
2018年の秀逸のドラマだと言えると思います。
これから< 星から来たあなた >< コーヒープリンス一号店 >< 私の名前はキム・サムソン >等々の名作の仲間入りをして、末永く人気を博していくのではないでしょうか。
出演者についての感想
パク・ソジュンとパク・ミニョンというキャスティングに惹かれて視聴を決めましたが、二人の安定した演技力に支えられて1話から最終回までとても楽しく聴できました。
ソジュンの独特の演技の癖とナルシストのヨンジュンがぴったりハマっていたし、ダイエットをしてこの役に挑んだラブコメ初挑戦のミニョンは、秘書役を完璧に演じてくれました。
『成均館スキャンダル』から人気者になって、今や時代劇、メロー、ラブコメオールマイティの売れっ子女優さんに成長しましたね。
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