韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 11話 あらすじ 感想ネタバレ キム・スヒョン ソ・イエジ 視聴率5.7%
患者パク・オンナンが脱走し、ムニョンの邸宅へ急ぐガンテ!間に合うでしょうか?
それでは 韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 11話 あらすじ 感想ネタバレ キム・スヒョン ソイエジ オジョンセ 【 みにくいアヒルの子 】をセリフつきでご紹介します。
主な登場人物
ムン・ガンテ役 ( キムスヒョン )
コ・ムニョン役 ( ソイエジ )
ムン・サンテ役 ( オ・ジョンセ )
ナム・ジュリ役 ( パク・ギュヨン )
イ・サンイン役 ( キム・ジュホン )
キャストと日本放送の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ tvN公式サイト
Youtube動画⇒TVN
韓流ドラマ サイコだけど大丈夫 11話 あらすじ 視聴率5.7% < みにくいアヒルの子 >
ガンテがくれた花を花瓶に入れたムニョンは、サンテが投げ捨てたキャンピングカーの絵を見つめながら「僕は兄さんだけでもう十分だ。 だから、僕のひどい人生から消えてくれ ! 」というガンテの言葉を思い出して涙を流した。
そんな中、ドアを叩く音がして正面玄関を開けたムニョン( ソ・イエジ )は、クラッカーを鳴らしたあと「♫ハッピーバースデートゥーユー♫」と歌うパク・オンナン(カン・ジウン)を見て凍りついた。
その後オンナンを家に入れてお茶を用意していたムニョンは「お茶を飲むためだけに来たとは思えませんけれど、要件は何ですか?」と尋ねた。そして急にいなくなったオンナンを捜した。
その後、勝手に書斎ヘ入り込んでいたオンナンが「枯れているわね。 死んだものは捨てないと...。 」とガンテの花に触れると「触らないで!」と奪って花瓶に戻し、再度来た理由を尋ねた。
これにオンナンは「先生が寂しいだろうと思って...。 今日あなたのお父さんに殺されそうになった。 ”怪物はすべて殺す。ムニョンも一緒に殺す”と言って大騒ぎになった。 父親が娘の誕生日に”殺す”と言ったので、あなたを慰めるために来たのよ。 誕生日に1人でいるなんて寂しいでしょ?」と答えた。
そしてト・ヘジャ作家のファンだと打ち明けながら、ムニョンの机からアンティークつけペンを取ったオンナンは、ムニョン( ソ・イエジ )が「言ったでしょ!私の物には触るなと!」と掴んだ瞬間、それを引っ張ってムニョンの手をカットした。
*
一方、病院から逃げたオンナンがムニョンの家に向かったと確信して慌てて駆けつけてきたガンテは、書斎に飛び散った血痕を見て階段を駆け上がった。
そして寝室から出てきたムニョンを「良かった。 本当に良かった。 」と言いながら抱擁した。
その後、オンナンの行方を尋ねたガンテは、ムニョンから「さっき去った。 」と聞くと、あとを追いかけようとした。
しかし、そんなガンテの腕をつかんだムニョンは「逃げた患者を捕まえに来たの?私に会うためじゃなくて?サンテさんにも患者にも負けた。 私は3番手なのね ! 」と怒って、寝室に向かった。
そして、オンナンを思い出すと「我慢せず刺してやればよかった...。 」と後悔した。
その後部屋に入ってきたガンテがハンカチで怪我をした手を包むと、ムニョンは「手なんか痛くないわ。 ”僕たちは悪縁だ。 人生から消えてくれ ! ”そんなあなたの言葉の方にもっと傷ついた。 私は空き缶じゃない。 どうして私を空き缶扱いするの?今日は大事な日だって言ったのに!」と叫んだ。
これにガンテ( キム・スヒョン )はムニョンの肩をつかんで「自分をコントロールできないときは、3つまで数えて。 」と言う。そして「1...2...」と数え始めるムニョンと同時に3を数えてキスをした。
ムニョンの危険を感じて車を飛ばしながら、どんなにひどい言葉を吐いても、ムニョンを心から押し出せないことを悟ったガンテは、今まで我慢していた分をぶつけるかのように、ムニョンにキスを続けた。
その後「誕生日おめでとう。 会いたかったよ。 」と正直に気持ちを伝えるガンテに、ムニョンは幸せな笑顔を浮かべた。
*
ガンテから熱があると聞いたムニョンは「お風呂に氷水を入れたわ。 熱を下げると映画で見たの。 さあ早く入って ! 花ビラでも入れましょうか?」と尋ねた。
これにガンテは笑い、濡れタオルをくれるよう頼んだ。
その後、傍で看護してくれるムニョンに、ガンテは「いい気分だ。 病気のとき、看病してもらうのは初めてだ。 」と呟いて目を閉じた。そんなガンテに、ムニョンは添い寝した。
翌朝 1人で目覚めて飛び起きたムニョンは、ガンテが去ったと思い怒った。
そして、そこへ現れたガンテから熱が下がったことを聞くと「1日で?仮病じゃないの?」と疑いの目を向けた。
これに「いいや、恋わずらいだよ。 」と冗談をいうガンテに、くすくす笑った。
その後、ガンテはサンテ( オジョンセ )の蝶のトラウマについてムニョンに打ち明けた。
「僕たちの母さんは殺された。 唯一の目撃者が兄さんだ。その時から、蝶が飛び交う春になると、兄さんは母さんが亡くなった夜の悪夢を見る。 蝶が殺しに来るので他所へ逃げなければならないと、もう20年近く苦しんでいる。 だから僕が兄さんの傍にいないと...。 でも君と遊びたい。 僕には君が必要だ。 僕は兄さんの傍にいるから、君は僕のそばにいてくれ。 」
その言葉を聞いたムニョンは、目に涙を溢れさせながら「いいわよ。 」と微笑んだ。
その帰り道、サンテに電話をしたガンテは、犯人を見つけたかどうかを気にするサンテに「犯罪者ではなく患者だよ。 直に見つかるから心配するな。 」と伝えた。
そして「今夜は夕食を食べずに待ってろ。 」と言って電話を切ると、車の窓を開けて心地よい風を感じながらOK病院へ向かった。
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脱走したパク・オンナンの私物を整理を指示されたガンテは、ト・ヒジェ作家の『西の魔女殺人事件』の中に奇怪なメモを発見すると、それを読もうと試みた。
そんな中、背後から忍び寄ってきたオ・ジワン( キム・チャンワン )病院長から「昨夜どこで寝たんだ?死にそうな顔をしていたのに、一晩で明るくなったな。 患者を探すために外出したと言ってたが、イチャイチャしてたんじゃないのかね?」と探られると、しどろもどろになりながらもムニョンとの関係を隠した。
そしてオンナンが誕生祝いのためだけに脱走するとは思えないと考え込んでいるオ病院長に「誕生祝いだけが目的であってほしいです。 もう何も起こらないでほしいと望んでいます。 」と話した。
その後、オ病院長はサンテの蝶のトラウマを告白したガンテを壁画の前へ連れて行くと「蝶は絶対に描かないと言われた時、何かあると思っていた。 しかしそんな背景があるとは知らなかった。 どうして今になって相談したのかね?」とガンテに尋ねた。
そして「先生がトラウマに直面すべきだとおっしゃったからです。 兄さんを助けてください。 」頼むガンテに「いいのかね?ヤブ医者だと噂されている人間なのに...。 」と冗談を言いながら快く引き受けた。
*
一方、サンテがバイトに復帰したジェスのピザの店へ向かったムニョンは、ジェス( カン・ギドゥン )に大量のピザを注文し、サンテと話をさせてほしいと頼んだ。
そして、サンテにキャンピングカーの絵から新作のアイデアが閃いたことを打ち明けて、イラストの仕事に戻るよう説得した。
しかしサンテが「それは捨てた絵だ。 」と断ると、ムニョンは契約書を見せて「契約金の3倍を支払って。私の家で、タダで寝泊まりしたでしょ?その分を3倍にして返すか、イラストを描くか選んで。 ああ、ガンテの分もあるから6倍ね。 」と圧力をかけたが、失敗した。
その後去ろうとするサンテを、ムニョンはピザを両手で運びながら追いかけ「約束はそう簡単に破っていいものじゃないの。 」と説得を続けた。
しかし「ガンテは絶対にあげない。弟は先生のものじゃない。 僕のものだ。 」と主張するサンテに「ムン・ガンテはムン・ガンテのものよ。 」と対抗した。
それでも「僕は兄さんなんだぞ。 先生は他人じゃないか ! 」と線を引いて去るサンテに「兄、兄、兄さんがなによ?!」とムニョンは怒った。
その後、頼みを断られプンプンして病院に現れたムニョンから、最善を尽くしたと愚痴られたガンテは「どうせ脅迫したんだろ?想像がつく。 」と淡々と対応した。
そして「兄さんの許しがないと一緒に暮らせないよ。 ジェスは兄さんと仲良くなるのに10年かかった。 」とムニョンを驚かせたあと、ピザをナースセンターに運んで行った。
その後、庭にムニョンを連れ出したガンテ( キム・スヒョン )は、10年も待てないと怒るムニョンをベンチに座らせた。
そして「兄さんにとって、僕は唯一の家族だ。 そんな僕を君が連れ去ると恐れているんだよ。 だから信頼を得よう。 他人じゃなくて仲間だと...。 できるか?」と尋ねた。
これに「やってみるわ。 」と頷くムニョンの髪を撫ぜると「いい子だ。 」と微笑んだ。
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その夜、サンテ( オジョンセ )と一緒にアニメ<赤ちゃん恐竜ドゥーリー※> を見ていたガンテは「コ・ギルトンはどうして面倒な奴らの世話を?本当の家族でもないのに...。 」とさり気なく問いかけた。
「彼は保護者だし、大人だから。 名字が異なり、血もつながってない。 戸籍にも載っていないから他人だ。 」と答えるサンテに「兄さんも大人だろ?」と確認した。
そして「ムンサンテ、35歳、84年生まれ。 若く見えるけど子供じゃない。 」と 答えるサンテにうなづき「そう、大人だ。 他人とも家族になれるよな?コ・ギルトンのように...。 兄さん知ってるか?僕も大人になろうと努力してることを...。 」と打ち明けた。
これに「弟も努力すれば大人になれる。 努力が大事。 」と励ますサンテをじっと見つめた。
(ちゃんと頭ではわかっているサンテ。でも心が受けつけないですよね。)
赤ちゃん恐竜ドゥーリー※ 韓国オリジナルのまんが&アニメ作品。 UFOに連れ去られて恐竜時代からタイムスリップしたわんぱく盛りな緑色の恐竜の赤ん坊のお話。
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しかし、翌日オ病院長から、蝶がいない未完成の絵にお金は払わないと宣告されたサンテが家でふて寝してしまうと、ガンテ( キム・スヒョン )は「起きて理由を説明しろよ。 大人なんだろ?」と怒り、3つ数えた。
そして、3で起き上がった途端「院長先生は大うそつきだ!電話詐欺よりも悪い!絵の報酬を払うと約束したのに払わない!」と叫んでビニールタンスに逃げ込もうとうするサンテとつかみ合いになった。
今までのようにサンテに合わせるのを止めたガンテは「僕が殴られて楽しいとでも?もう我慢なんかできない!」と叫び、枕で叩きつけたり、物を投げたりするサンテに対抗した。
その後「サイコウィルスの威力はほんとうに凄いぜ。 まるで別人だ。 」と驚くジェスに、ガンテは「殴り返してスッキリした。 僕は...こういうヤツだよ。 ムンガンテはムンガンテのもの。 」と笑い、清々しい顔で平床(ピョンサン)※の上で仰向けに寝っ転がった。
そして「僕たちはあまりにも孤独な兄弟だった。 これからは人と関わって生きたい。 コムニョンは僕が知る最も孤独な人だから、先ず彼女と...。 」とジェスに話した。
平床(ピョンサン)※韓国の庭によく設置してある日本の縁台のような大きな木のテーブル
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その夜、サンテが眠ったあと、ムニョン( ソ・イエジ )から" 退屈。お腹空いた。 "というメッセージを受けとったガンテは、ムニョンを夜食デートへ連れて行った。
そして顔の傷を見て「誰と戦ったの?復讐してやる。 」と言い出すムニョンにサンテとケンカしたことを打ち明けた。
「信頼を得ようと言っていた人がケンカだなんて!どうする気?”考えて行動しろ”と言ったのに!」と驚くムニョンに「君は”本能に忠実になれ”と言ったよな?」と言い返した。
そして「告白して。”コ・ムニョンが好きだ。彼女が必要だ。”と。シンプルでしょ?」と提案するムニョンに「僕が”コ・ムニョンが好きだ。 ”と言ったら、兄さんは何て言うかな...。 」と目を伏せた。
そんなガンテに、ムニョンは「いつになったら自分を大切にできるの?夢とかやりたいことはなかったの?」と尋ねた。
これにガンテは「3つあるけど、2つはすでに実現した。 引っ越しではなく旅行すること。 兄さんとケンカすること。 くだらない?でもとても幸せだった。 人並みの生活をしているようで...。 」と本音を打ち明けた。
そして、3つ目の夢を叶えてあげるというムニョンに「もう手遅れだ。 制服で登校することだから。 」と告げ、サンドウィッチを食べている高校生たちを見つめた。
その夜遅く、ガンテは、制服姿の普通の高校生の自分が、自閉症のない普通のサラリーマンのサンテに応援され、同じ高校のムニョンに告白するという幸せな夢を見た。
一方、「僕は、君が好きだ。 」というガンテの寝言で目を覚ましたサンテは、起き上がってガンテの顔と感情チャートを見比べた。
そしてガンテの気持ちを理解すると「ガンテは今幸せ。 こんな顔を見るのは初めてだ。 」とつぶやいて、ガンテの寝顔を見つめ続けた。
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翌日、ガンテに電話をしたサンテは、緊急患者が入って食事を飛ばしたというガンテに「6時に” We are Family ”レストランへ来い!」と命令口調で言って電話を切った。
その後、予約しておいた眺めの良い席へガンテを座らせると、トンカツを切り分けて渡したり、お手拭きで手を拭くように言ったり、ガンテのお皿に自分の肉や漬物を与えたりと兄の役割をした。
( とてもかわいくて感動的なシーンでしたね。 )
「それは小遣い。 客がくれるのはチップ。 ボスが与えるのはボーナス。 兄さんがあげるのは小遣い。 無駄使いはするな。 足りない場合は、兄さんがまたやるぞ。 」
そう言ってサンテが貯金箱から出して渡したお金を、ガンテは、目に涙をあふれさせながら「ありがとう。 大事に使うよ。 」と受け取った。
その後、レジに支払いに向かったサンテに、ガンテから場所を聞いてこっそりと1人で食べていたムニョンは「私にもおごって ! 」と請求書を渡した。そして、無視してレストランを出てしまうサンテを追いかけた。
それを見ていたガンテはため息をつきながら、ムニョンの食事代を支払った。
その後、サンテに追いついて手腕をつかんだムニョンは「じゃあ、お小遣いをちょうだい。 私には一緒に食事をする家族もお小遣いをくれる家族もいない。 本当に独りぼっちなの。 」と訴えた。
それでも手を振り払って歩き出すサンテの背に向かって「私も兄さんが欲しいの!」と叫んだ。
すると歩を止めて振り返ったサンテは、一歩遅れて現れたガンテに「ムン・ガンテ!早く来い!」と叫んで数歩進んだあと、もう一度振り向いて「コ・ムニョン早く来い!」とムニョンを受け入れた。
やっとサンテに心が通じて嬉しそうに微笑むムニョンに、ガンテ(キム・スヒョン)も安堵の笑みを浮かべた。
( このシーンも感動モノ♪)
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その夜、ガンテと共にムニョンの邸宅へ戻ったサンテは、マンテをムニョンに与えた。ムニョンはマンテを手に握って眠り、サンテはブラキオサウルス( ドゥーリーのママ )を抱えてベッドに入った。
その後、みにくいアヒルの子の話を思い出したガンテは、大人が愛してくれれば白鳥でもアヒルでも一緒に暮らせたのにと思いながら「兄さん、他人とも家族になれるよな?」と尋ねた。
そして「ウン、僕は大人だから...。コ・ギルトンみたいな大人の人」と呟くガンテをじっと見つめた。
その夜遅く、ムニョンの鏡台から蝶のブローチを引き出した謎の女性は、それを眠っているムニョンとガンテの上でヒラヒラと飛ばした。
次回のお話は⇒ サイコだけど大丈夫 12話 あらすじ 感想ネタバレ
前回のお話は⇒ サイコだけど大丈夫 10話 あらすじ 感想ネタバレ
韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 11話 感想ネタバレ
ガンテの爆発キス・兄サンテの食事会・ムニョンの本気の叫び等々、素敵なシーン満載のお話でした。
アニメ”赤ちゃん恐竜ドゥーリー”のコ・ギルトンと家族のストーリーをうまく引用し、最後は感動的にムニョンとサンテの和解を導いていましたね。
通りを並んで歩く3人の笑顔が本当に愛らしかったです。
それにしても脱走したパク・オンナンはどこにいるのでしょうか?ラストにムニョンの邸宅に侵入していたのはオンナン?
サンテの過去の記憶がフラッシュバックされたシーンに映っていた犯人もオンナンに見えるのですが...そうなのでしょうか?
ムニョンの母ト・ヒジェのファンと言っていたオンナンですが、ムン兄弟とも何らかの繋がりがあるのかも知れません。
サイコだけど大丈夫12話の予告
努力が実ってやっとムン兄弟が邸宅に帰り、笑顔が戻ってくるムニョン!
今度は「戸籍は重要じゃない。家族写真を撮れば家族よ!」と相変わらず強気な発言でサンテを説得し、家族写真を撮ろうと目論んでいるようです♪
そんな3人の幸せな姿と蝶の入った謎の封筒が届いたり、ガンテが「平凡な生活を送りたかったのに」と嘆いたりする場面があり、続きが気になりますね。
それでは、次回まで...♪ (*^^*)