韓国ドラマ 彼女の私生活 14話 あらすじ 後半
その夜ドクミを家の前に呼び出したナム・ウンギ( アン・ボヒョン )は「 お前にプレゼントがある。俺だ!帰ってきたソン・ドンミの33年の親友ナム・ホンギ ! 」と宣言して片思いと決別した。
「 俺は笑っているお前が好きだ。お前の傍にいるのが俺じゃなくて、オタクでも別の人がいても、お前が幸せで笑っているなら、それが一番だとわかった。これで家族だな?不愉快にさせて悪かったな 」
そう告げるウンギに、ドクミは「 ありがとう。戻ってきてくれて 」と微笑んだ。
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翌朝、ドクミは「 館長さん、住所を送りますのでそこへ行って下さい。イ・ソル作家の絵を所持している人が見せたいと連絡をくれました。最後の絵ですよ。待ってますから...」と連絡した。
シアンから「 最後の絵を誰が持っているかを知っている。兄さんにどうしても見せたいから説得してほしい 」と昨晩、頼まれたからだった。
その後、大聖堂に現れたライアンがウニョンを見て気まずそうにすると、シアンは「姉さんは悪くない。僕が連れてきてと頼んだんだ。母さんも兄さんが来るとは知らなかった 」と説明した。
ドクミは「ホ・ユンジェとして難しくても、館長として特別展の事をお考え下さい。もし展示するおつもりなら見なくては 」と説得した。
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その後ウニョン( イ・イルファ )は「この子を守ってほしいと願ってここに残しました。覚えてないでしょ?」と最後の作品” ユンジェ ”を紹介した。
笑いながらシャボン玉を吹く自分の姿が描かれた絵を見たライアンは「 笑っていた。二人とも、とても幸せそうに...」と涙を浮かべた。
彼の脳裏には忘れていた記憶が、シャボン玉を吹いている間そばで微笑んでいる母の姿が、はっきりと蘇っていた。
その後2人っきりで散歩に行かせたドクミは、シアンと聖堂の中で話をした。
シアンは「 長い間この瞬間を待っていたんです。母さんの絵を全部みつけた。母さんが失くした子供も見つけた。姉さんのおかげだ。ありがとう」と話した。
そして言いにくそうに「 あの...もしかして...僕のファンですか?」と尋ねるシアンに「 ファン? ! 」とドクミは焦った。
だが「 ホワイトオーシャンの音楽は好きですよ。音楽が好きならファンですね? ハハハ ! 」と笑いと嘘で、何とかごまかした。
そして戻ってきたライアン( キムジェウク )とウニョンが両手を取り合っている姿を見て、ドクミとシアンは微笑んだ。
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数日後、ドクミとイ・ソンジュ( パク・ジンジュ )の通話を聞いていたウンギは”ホ・ユンジェ”という名前を聞いて耳を疑った。
そして通話後にソンジュから、ライアンの韓国名がホ・ユンジェだと聞いたウンギは「 飲みに行けなくなった。次回に3ラウンドまでつきあう ! 」とチェ・ダイン( ホン・ソヨン )に断って、慌てて家に戻った。
その後食卓でウンギに「 母さん、あの子だけど...彼の名前なんだったけ?」と聞かれたコ・ヨンソク( キム・ミンギョン )は、顔色を変えて黙り込んだ。
( ウンギはユンジェの名を覚えているようですね )
その後部屋の中で古い写真を取り出したヨンソクは、遊び場でドクミと写っている”ホ・ユンジェ”の写真を見つめてため息をついた。
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その夜の食事会で、ヒョジンが注文したケーキがデリバリーされると、全員でドクミの誕生日を祝った。
乾杯後ビールを飲もうとするライアンを止めたドクミは「 今夜はすることがあるの。私と一緒に...」と意味深に言った。
これにヒョジンは「もう本当に、TMI(ティエマイ)※!」と不平を言った。
(TMI(ティエマイ)※最近韓国ではやっている" TMI "; Too much information( 多すぎる情報 )の略語で、" どうでもいい、知らなくてもいい情報 "のこと
これに微笑んだあと、スタッフに自分のカードを渡したライアンは、ドクミと一緒に店を去った。
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ライアンの家に入った後、快適な服に着替えるように言ったドクミは、アトリエに入ってスケッチの準備をした。
その後ライアンをアトリエに引き入れて「 明日誕生日でしょ?だから誕生日プレゼントがほしいの。私を描いて 」と頼んだ。
そして「 もう描けない...」とためらうライアンを「 できるわ ! 手をなぞった時と同じ ! 」と応援して椅子に座ったドクミは、髪を上げてかんざしで止めた。
キャンバスに写った自分の影を確認して「 どう?描いてみたくなった?ただなぞるだけよ 」と心配そうにライアンを見つめた。
その後暫くためらったと、ライアンはゆっくりとドクミの影を描き始めた。
*
完成したなぞり絵を見たドクミは「 きれいね。ライアン・ゴールド作家(様) 」と囁いた。
トラウマを告白して描いたライアンは「 愛してる 」とドクミに告白し、ドクミも揺れる瞳で「 愛してる 」と答えた。
告白の後交わしたキスは切なく、ドクミの頬には一筋の涙が流れていた。
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韓国ドラマ 彼女の私生活 14話 感想
ヨンソク、ユンジェ、ドクミの三人は、孤児院ではなくライアンが置き去りにされた遊び場で出くわして、一緒に遊んでいたのではないでしょうか?
ウンギは名前を覚えているようですが、ラストシーンで以下の夢を見たドクミも、もしかしたら何かを思い出すかもしれません。
tvN 画面キャプチャー
「キム秘書はいったいなぜ?」とか多くの韓ドラのラブストーリーの様に、子供時代に将来に繋がるような運命的な出会いをしていたわけではなかったようです。
多分、既にドクミとウンギを育てていたヨンソクには、経済的にそれ以上の子供はむりだったので孤児院へ連れて行ったのでしょう。
ですが孤児院の前に泣き叫んでいた彼を置いてきたので、行く末を気にしたり、引き取れなかったことを後悔したりしながら、ヨンスクは生きていたのかもしれないですね。
一方、孤児院に捨てられて、ライアンにとっては悪いことではありますが、ヨンソクが捨てたとしてもドクミと血縁関係ではないので、良いことではないでしょうか?
この問題が原因で、今後大きな嵐が襲ってきそうな感じもしますが、ライアンとドクミなら耐えてくれますよね。
それでは次回まで...(*^^*)
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