韓国ドラマ 彼女の私生活 12話 あらすじ 後半
孤児院での美術教育サービス
ドクミたちが教室の準備をしている間、キム・ヨソプ( チョン・ウォンチャン )と子どもたちを外へ連れ出したライアンは、無邪気に遊ぶ姿を見て孤児院にいた時の過去を回想した。
その内に子供たちの明るい笑顔に誘われて、運動場で一緒に遊んだ。
( 記憶の中で遊んでいた2人は誰でしょう... )
*
美術教育の時間になると、U字型に並べられた机の前面に座ったモデルのドクミは、子どもたちがクレヨンで一斉に描き始める中ライアンの様子を観察した。
そして勇気を出して参加したライアンが渡されたスケッチブックを隣の椅子に置いたり、少女にせがまれてモデルになったりする姿を心配そうに観察した。
その後外での写真撮影が始まり教室二人っきりになると、スケッチブックの上に手を置いたドクミは、描くのではなくなぞってほしいとライアンに頼んだ。
ライアンが描けない事実に気づいたドクミの小さな試みだった。
「 僕はライアン・ゴールドだ ! 」
そう戸惑いながらも色鉛筆を握るライアンだが、トラウマのためにどうしても描けなかった。そんなライアンを見たドクミは彼の手を握った。
そして明る家顔を浮かべてお喋りしながら、一緒に手をなぞった。
*
ボランティア活動の後、2人は手を繋いて川沿いを散策した。
孤児院の少女に韓国名を聞かれて答えなかったライアンを見ていたドクミは、韓国名を覚えているかどうかを尋ねた。
「 好きではなかった。誰か他の人の名前のように聞こえるから...。」
そう言ったあとホ・ユンジェだと教えるライアンに「 私はその名前を好きになる。私が好きな人の名前だから...。こんにちは、ホ・ユンジェ 」と微笑んだ。
小麦粉キス
一日中一緒に過ごしたあと家に帰っても手が離せなかったドクミは、完璧手作りのご飯を食べようとライアンを誘った。
そして小麦粉でふざけたりキスしたりしながら一緒に料理したすいとんを、2人で楽しく食べた。
( かわいいですね~ )
その夜ライアンの写真を補正していたドクミは、孤児院での光景がおぼろげに蘇り、戸惑いに包まれた。
だがその時ライアンから” おやすみ、ドンミや ”とテキストが来たので、それ以上考えず” おやすみ、ユンジェや ”と返事を返した。
そして「 ホ・ユンジェってきれいな名前ね 」と言いながら、ネットで” ホ・ユンジェ”をサーチした。
( ライアンと同じ記憶ですね… )
チェ・ダイン( ホン・ソヨン )と飲むナム・ウンギ( アン・ボヒョン )
その夜「 短い髪の人が酔っている 」という電話を受けたウンギはソンジュだと思い出かけていき、ダインをバーで見つけた。
ダインから「 あなたのファンのバーテンダーが知り合いだと言っても信じないから呼び出した 」と説明され、彼からサインを求められたウンギは「 サインの代わりに投げるのはどうだ?」と皮肉を言った。
これに焦りながらサインだけを求めて手帳を出す彼に、ウンギは署名した。
ダインは「 私には友人がいない。一人だけいるが、いや友達のふりをする必要がある友人がいる。だが今友人のふりをして会うのが難しい 」と心境を吐露した。
これにウンギは「 今日だけだ ! 」と言って隣りに座り、同じ境遇のダインと片思いの話をしながら酒を飲んだ。
「 ライアンのあんな表情を今まで見たことなかった。本当に好きなんだと言うことがすぐわかる。だから私にできることは一つ、諦めること。ライアンと友でいたいから...」
ダインの素直な打ち明け話に、考え込むウンギ。
翌日、ウンギのテントの中で目覚めたダインは、昨夜の酔った上での失態に後悔し、こっそりと道場を出た。
そしてカバンに貼られていた” 時々は酒飲みの友人になってやる ”というウンギのメモに笑った。
( 新しい恋の始まり?)
シンディ( キム・ボラ )の反抗
イ・ソル作家の絵の修復が終わったという連絡を受けたドクミから、知らせを聞いたライアンは微笑んだ。
だがその直後現れたオム・ソヒョ( キム・ソニョン )は、TK文化財団の理事長になったという知らせと共に、特別展のセレブコレクションの中止をライアンに指示した。
そんな中、自分が企画したミニチュアアート商品を持って入ってきたシンディを「 あなたはそんな物を作る人ではない ! 」とソヒョは無視した。
これに涙を浮かべたシンディは「 あなたの娘です。でもお母さんはどうして私に興味がないの?あなたの娘について何も知らないでしょ?私はこの仕事がしたい。チャ・シアンのためではなく私が好きなことだから ! 」と主張した。
そして車の鍵とクレジットカードを置くと「 この商品を作りたい。もし特別展をキャンセルするなら私も含めて誰もお母さんの傍にはいないでしょう。」と宣言した。
*
修復が終わったイ・ソルの絵が届くと、ドクミは倉庫ではなくライアンのオフィスに運ばせた。
その後ライアンの傍に座り、イ・ソル作家の絵を最初に見たのはいつなのかを尋ねるドクミに、ライアンは「 三年前イ・ソルの絵を最初に見た。その時から絵をかけなくなった 」と打ち明けた。
「 イ・ソルのせいで始まったので全部集めれば変わると思った。だが3年前じゃなかった。ライアンである前ホ・ユンジェだった時、絵を描いているイ・ソルを見たことがある。イ・ソル作家はおそらく僕の母 」
そう打ち明けるライアンに、ドクミは衝撃を受けた。
そして大丈夫だと続けるライアンに「 それが理由です。いくらあなたが大丈夫だと言っても、あなたの心がそうではないので大丈夫じゃないんです 」とライアンの胸を押さえた。
そう言ってドクミは、涙を浮かべているライアンを抱いて慰めた。
同じ頃、こっそりやってきた母と再会を喜んだあと「 中に入っても驚かないで。展示会のために絵を集めているんだ。お母さんの絵、イ・ソルの作品を...」と自宅前で告げているシアン ! !
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韓国ドラマ 彼女の私生活 12話 感想
ライアンとドクミの小麦粉キスが、カジュアルで素敵でした。
そして遂にイ・ソルの正体が明らかになりました。やはりライアンとシアンは異父兄弟みたいです。
これまでの所ライアンが絵を集めていたのは、トラウマやイ・ソルが母だからだと分かっていました。
ですが、シアンが絵を集めていたのは、もしかして兄を捜しているから?と思えてきました。
さらに既にライアンだと気づいて、” ヒョン ”と呼び始めたのかも...どうでしょうか。
そして、今回ドクミにもライアンと同じ孤児院の記憶がでてきたので、ドクミも同じ孤児院で育っていて一緒に遊んでいたのかもしれません。
あと残す所4回、どんな展開が待っているでしょうか?
残念ながら12話の終わりに予告はありませんでしたね。
それでは次回まで...(*^^*)
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