ソ・イングク チョン・ソミン 韓国ドラマ 空から降る一億の星 5話6話 あらすじ 感想 後半
空から降る一億の星 6話 あらすじ 視聴率2.803%
ジンカンに可哀想と言われたムヨンは、その言葉を一日中考え抜いたあと、家の前でジンガンを待ち伏せした。
そして帰宅してきたジンガンに見つめられて「また、そんな”可哀想”光線で俺をみるんだな」と話しかけた。
だがそこへ、母親お手製の牛骨(コムタン※)スープを持って登場したチェロンが、ジンカンを夕食に連れて行った為に隠れた。
※(コムタン:長い時間かけて煮出すという意味の「膏飲(コウム)」という言葉が変化して「コム」。「タン(湯)」はスープの総称。)
その後、カルグクス食堂に入ったジンカンは、後ろにあるテーブルのムヨンが座るのを見て気分を害したが、チェロンには何も言わなかった。
そんな中、母親から”今夜彼女の手を握らなかったら、もう親子の縁を切るから!”とSNSで警告されるチェロン!(笑!)
そんな彼を見て、夕食を一緒にする為に母親が待っていると思いジンガンが気にすると「全くそういうことではない!食べましょう」とチェロンは言った。
*
食後の帰り道で、チェロン( クォン・スヒョン )は緊張しながらジンカン( チョン・ソミン )の手を握った。
その後汗をかいたからと手を離したチェロンは「汗が何?」と手を取るジンカンに「付き合おう。僕たち。曖昧な関係をやめて」と告白した。
ジンカンはこれを受け入れて、家に着くまでチェロンと仲良く手を繋いで歩いた。
その後、別れ際にキスをしようとしたチェロンを、足音をわざと立てて阻止したムヨンは、靴紐を結ぶ振りをしてチェロンが去るのを待った後ジンカンに近づいた。
「一日中どこに行ってもお前の”可哀想”が俺についてくるんだ。部屋に入っても”可哀想”がこだまするから参ったぜ。だから俺を”かわいそう”だと思う理由が知りたい。」
「そうだったの?聞きたくないこと私に言われたから付いて来たの?」
そう言って背中を向けたジンガンに、ムヨンは「そうじゃない。惨めだったんだ。言われたのは初めてじゃないし、誰に同じことを言っても気にしなかったのに…」と答えた。
「人は両親のいない僕を見て自分がそうじゃないと、腕の火傷の痕を見て自分にはないと、安堵ていたからだ。だが君の言葉は理解できない。君は本当に僕を哀れだと思って”可哀想”と言っただろ?なぜだ?」
「何でそんなこと訊くの?可愛そうだから可哀想と言ったんでしょ?そんな時間があれば、自分が人に何をしているか考えるべきよ!」とジンガンは怒って家に入った。
その夜、帰宅したジングクに、ジンガンはチェロンの母から貰ったコムタンスープが冷蔵庫にあると伝えた。
そして「チェロンを好きか?彼はいい男だよな?デートしたいか?」と知りたがるジングクに「関係ないでしょ!私の交際に口出ししないで!」と部屋に引っ込んだ。
これに「交際だって!!」と喜ぶジングク。
*
翌日、タク・ソジョン(チョン・ヨンナム)に会ったジングクは、ムヨンが犯行現場にいた事を証明する映像を発見したことを告げ、直接ムヨンに尋ねると言って唖然とさせた。
そして、スノーボール持ってを誰かを殺したかどうか尋ねに行った時のムヨンを思い出しながら、続けた。
「あいつは奇妙だ。何もしなかったように振り向いたが緊張していた。スノーボールについて尋ねたら、天使の隣に置くこと方が良いと答えた。始めは俺と遊んでいるのかと思ったが違ってた。あいつはゲームの中に身を置いてプレイしているんだ。」
その後、屋上でムヨンの帰りを待っていたジングクは、現れたムヨンに、ミヨンが殺害された9月12日に彼が何をしてたのかと尋ねた。
「本当に僕がミヨンを殺したと思っているのか?」
「そうだ。お前が殺人犯だと思ってる。その夜何をしていたんだ?」
「家に帰っていた」
「いいや、フュイットヴィラ(ミヨンの住んでいたマンション)に行ったんだ。道端で車から水しぶきを受けただろ?」
これに警戒した表情になったムヨンが、CCTVがなかったことを指摘すると、ジングクは同意し、見た目ではわからないCCTVが壊れているのをどうやって知ったのかと尋ねた。
これに「チョン・ミヨン、イム・ユリそして警備員だ」と答えて笑い「ただの推測だった。」と答えるムヨンに、ジングクは「チョン・ミヨンだったんだな。冗談の様にシながら、お前はいつも真実を言う。」と決めつけた。
「なぜ人を傷つけるために、お前の良い脳を使うんだ?」と尋ねるジングクに、ムヨンは「なぜ袋小路に入るために、あなたの良い足を使うんです?」と言い返してシャツを脱いだ。
そして肩の火傷のあとを食い入るように見ているジングクに「火傷を見たのは初めてか?」と指摘した。
これに謝罪したジングクは屋上から逃げ出して車に乗り込んだ。
ジンガンの言葉”ムヨンに厳しくしないでへサンから来たんだから”が頭によぎって、ジングクは激しく動揺した。
その後署の駐車場に戻ったジングクは、発見したイム・ユリのドラレコが入ったSDカードをチェロンに渡した。
これに重要な証拠ではないと反応するチェロンに、自分とジンガンに取っては重要だと言っている時、ムヨンがユリは嘘を付けないといった事を思い出し、慌てて話を打ち切って車を走らせた。
その後病院で、イム・ユリの血液検査を入手したジングクは、精神科医ギョンモの元へ向かい、ユリがジンガンを襲っているドラレコの映像を見せた。
映像の後、検査結果を渡したジングクが薬の成分について尋ねると、ギョンモは不眠症に使われる薬で適切な摂取量であれば問題はないと答えた。
これに「ユリが飲んだ6錠は普通ですか?彼女は麻薬中毒者ですか?」とジングクが質問すると、暫く考えた後ギョンモは、医者の守秘義務があるので話せないと答えた。
だがソファから立ち上がってデスクに歩いていくギョンモに、ジングクが「本を読んでいるので、”見えない少女”がユリだと分かっています」と言うとギクッと立ち止まった。
*
診療所を出たジングクは、どこかに走っていく人の群れを見て後に続いた。そして群衆の視線の先に建物から飛び降りようとしているイム・ユリを見つけて、屋上へ駆け上がった。
その後、説得するジングクを虚ろな目で見たあとユリは飛び降りた。
そして止めようとして手を掴んだジングクと一緒に屋上から落ちたが、幸いにも救助隊が設置した救命用のエアーベッドの上で大事には至らなかった。
その後ユリを警察に連れて行ったジングクは、泣いて謝罪するユリの傍に座り、ゆっくり書けばけば良いと調書を渡した。
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ヒジュン(ホンビン VIXX)から連絡を受けて酔い潰れているスンアの世話に来たムヨンは、スンアからの連絡で現れたジンガンとパブで鉢合わせた。
その後、ムヨンの運転でスンアの家へ連れ帰った。
その後玄関で、ジンガンに去るように言うムヨンに、ジンガンは「おばさんが怒るかもしれないから離れて!」と主張した。
だがジンガンを車から降ろしたムヨンは、一人でスンアの母親と対峙した。
その後スンアと車を渡した後、少し離れた所で待っていたジンガン(チョン・ソミン)の元へ戻ってきたムヨン(ソ・イングク)は「僕が叩かれるとでも思ったのか?」と笑みを浮かべた。
これにジンガンは「わざとしてるのよね?わからない人。良いことをしているのに、なぜ悪ぶるの?」
「こういうのを良いっことっていうのか?」
「違うの?じゃあ何?」
「どうして良いことなんだ?時にはしたくない事をしたり、時にはしなくちゃならないからするだけだろ?」
「それでも良いことでしょ」
その後タクシーを拾おうとして路上に踏み出したムヨンは、心配して服の裾を掴んで引っ張っるジンガンを「君のせいでタクシーを逃したじゃないか。捕まえるのが難しいのに…」と憎まれ口を叩きながら凝視した。
*
その夜ジングクは、ムヨンの肩に火傷のあとがあることをソジョンに打ち明けた。
これに「どうしてそんなに神経質なの?火傷なんて珍しいことじゃないでしょ。」と呆れるソジョンに、へサン出身で右肩と腕に火傷があるんだと伝えた。
「まさか…それでキム・ムヨンがあの時の…そんなことを思っているの?それでドラレコに写っていたムヨンについてチェロンに言わなかったの?」
「ああ。」
「ユ課長!しっかりしてあなた警官でしょ?パートナーを尊敬すべきよ。チョロンが簡単だと思ってるの?」
「違うんだ。間違っていたかも知れない。キム・ムヨンが事件に関係していることは確かだが…。彼に執着して他の多くのことを見逃していたかもしれない。イム・ユリも左ききなんだよ。」
その言葉にショックを受けるソジョン。
元カレのサンフンが不起訴となり再調査を始める強行3班
暗い雰囲気の中、キム・ムヨンのことを発表しようとするチェロンを、ジングクは止めた。
そしてやりたくない理由を訊くチェロンに「やりたくないのではなくてやり遂げられないと思っているからだ」と答えて公園に向かった。
そして母親から見られたり笑顔を向けられたことのなかったユリに「これから質問をするが、今答える必要はない。」と慎重に言い始めた。
「実は君は妹を車でひき殺そうとした記憶がないんだろ?後で車のドラレコを見るまで知らなかったんじゃないのか?それがあの時約束できないと言った理由だろ?」
これに泣きながら何をすべきかを尋ねるユリを元気づけようとしたジングクは「泣くのは、君にとって良いことだ。太陽の光も健康に良いので、ただ泣いたらいいんだ。」と慰めた。
*
ジンガンを呼び出したスンアは、ドラレコをつけて酔った日のジンガンとムヨンの車中の会話を聞かせた。
そしてジンガンを好きなのかと言う問いに、ムヨンが”好きだ”と答えた携帯を見せて「姉さんは?姉さんもムヨンさんが好きなの?いつから?」と追及した。
*
その後ジンガンは”どこ?すぐに出てきて”と電話してムヨンを呼び出した。
だが問い詰めようとしたジンガンに対して、ムヨンは「スンアのことはもう話したくない」と立ち上がると歩き始めた。
そして家まで戻ると、誕生日なので一緒にケーキを食べるべきだとジンガンを誘った。
そして「なぜあんな事スンアに言ったの?」と尋ねるジンガンに「君といると楽しいから。飽きないから、とても好きだ。」と平然と答えた。
「今まじめに話してるの?」
「もし気がかわったら来てくれ。キャンドルが燃え尽きるまでは歓迎するから。」
そう言って背を向けたムヨンに、ジンガンは「スンアに本当じゃないと言ってよ。冗談だったって!あなたには楽しいかもしれないけど、私はそうじゃない」と訴えた。
これに電話を出して「冗談だった。愛しているから、そう言えば君を忘れられると思ったんだ。」と書いたテキストを送ってジンガンを慌てさせた。
だがムヨン(ソ・ジングク)がスンア(ソ・ウンス)ではなく自分の携帯にテキストを送った事がわかると、ジンガンは怒った。
「今わかった。なぜあなたが可哀想な男であるかわかった。最初から心を持っていないからよ。」
だが「すまなかったな」と苦笑いしながら謝ったムヨンは「じゃあ君がなぜそんなに怒っているのか教えようか?僕がスンアに冗談を言ったんじゃないことを知っていたからだ」と言い返した。
「話せよ。僕のことを考えなかったことないか?」
「ないわ」
「僕に会いたかったことは?」
「ない。」
「僕と偶然出くわしてうれしかったことはないか?」
「ない」
「本当に僕に対して気持ちがないのか?」とジンガンに接近したムヨンは「ない。」答えるジンガンに「OK」と言うと離れて歩き始めた。
だが家に入る前に振り向いて「心がないのと自分の心を無視するのと、どちらが可哀想なんだ?僕なら、ない方がいい。」と言って去るムヨン。
その後家の前までもどったが、ムヨン言葉に心を動かされたジンガンは、ムヨンの元に走って行った。
次回のお話⇒ 空から降る一億の星 韓国版 7話8話 あらすじ 感想
前回のお話⇒ 空から降る一億の星 3話4話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 空から降る一億の星 6話 感想
ムヨンの素性が少し描かれました。
ラストでジングクが小さな木箱の中から取り出した行方不明のチラシの男の子はムヨンでしょう。
孤児院で育っている彼ですが、その前に病院で行方不明になった様です。
そしてムヨンが両親と二人の男の子の4人家族の絵を見ている姿も写りましたね。
火事で家族を失ったのか、何らかの事件に巻き込まれたのかは不明ですが、とにかくジングクが関わっているようです。
何かに悩まされていたので、彼は木箱に全てを入れて残していたのだと思われますが、一体何が25年まえに起こったのでしょうか?
不気味な雰囲気のする精神科医と何も覚えることができないユリの今後の動きがきになりますね。
今の所サスペンスが70%でロマンスが30%くらいでしょうか?
6話で少しワイルドなムヨンとそれに引き込まれるジンガンの姿が見られましが、今後分量が増えるのでしょうか…。(笑)
いずれにしても友達や家族全てから反対されそうな、前途多難なものになりそうです。
次回が楽しみです。