空から降る一億の星韓国版 12話 あらすじ 感想 後半
再会するムヨン(ソ・イングク)とジンガン(チョン・ソミン)
翌日家に戻ったムヨンは、清潔に保たれた部屋や綺麗に咲いている小菊の鉢を見て、飲み物を取りに冷蔵庫に行き、子猫のぬいぐるみのポケットの中のジンガンのメモを発見した。
” ごめんなさい。私のオッパ( 兄さん )を許して。”
その後外へ出たムヨン ( ソ・イングク )は、逃げた子猫を通りで発見して追いかけて来たジンガン ( チョン・ソミン )を見つけて、後ろから近づいた。
嬉しそうに猫を抱き上げたジンガンは「 どこに行ってたの?兄さんが心配して探してたのよ 」と撫ぜながら話しかけていた。
そしてムヨンの気配を感じて立ち上がリ、振り返って猫を渡した。
「 お前か。どこに行ってたんだ?外は楽しかったのか?大丈夫だ。お前が行きたいなら、どこへ行ってもいい。でも戻って来たかったらいつでも戻って来い 」
と猫にそう言い聞かせて地面に放すムヨンに、ジンガンは涙を浮かべた。
その後髪を少し直して「 これでいい。行けよ。」と言うムヨンに「 どこへ?どこへ私を行かせたいの?」 とジンガンは見上げた。
*
「 次に私が去ろうとしたら、行くなと抱きしめると言ったでしょ!私はどこにも行かない。行っても無駄だから。どうせまた戻ってくるんだから。」
そう告白するジンガン ( チョン・ソミン )の顔を両手で挟んで、ムヨン ( ソ・イングク )はキスをした。そうして二人はお互いの唇を求めあった。
その後ピョンサン( 平床 )の上でピッタリとくっついて話をする二人…。
「 別れたいんだと思ったよ 」
「 別れるって兄さんに言ったわ。もう会わないって嘘をついた。別れられるなら別れてたわ。でもそんなの無駄だって分かってるから、あなたが私を嫌いにならない限りどこにも行かない。」
「 僕が言ってもどこにも行くな。何があっても行くな。もし好きじゃないと言ってもだ。それは嘘かも…」
( 甘い言葉に聞こえますが、何かの前兆のような…汗! )
「 じゃあ、何でそんな嘘つくの?」
「 しないよ…。」
「 そんなことしないで。」
「 しないって。絶対に。」
「 これからは本当に隠れて会うしかないわ。兄さんが壊れるのを見ていられないから。」
「 僕は秘密にできる自信がある。」
「 私も!」
そうして二人が手を繋いで幸せそうに微笑み合っている頃、ギョンモから行方不明の少年カン・ソンホがムヨンだと教えられたジングクの方は、恐れていた現実に愕然としていた。
*
「秘密にするって言ったでしょ?テキストを書くからね」と去りかけたジンガン( チョン・ソミン )に、ムヨン( ソ・イングク )は「 暫く仕事を休むから。調べたいことがあるんだ。」と話した。
「 ヤン先生が僕の過去について知っているみたいだ。だけど教えてくれない。」
「 どうして?」
「 さあ。多分僕の過去が良くないからだと思う。」
「 どういう意味?」
「 もし本当に悪い場合は、どうしたらいいんだ。」
「 知らない方がいい悪い...過去…って」と不安そうな顔になるジンガンを「 考えないで。」とムヨンは抱きしめた。
「緊張したり不安になったりするな。俺のことだから、君は考えなくていい。」
「 でも本当に何か悪い場合は真実を知らない方がいいと思う。でもあなたの心に従って。」
「 僕が知らないことがあるかも知れない。」
「 大丈夫よ。私があなたの心をギューっと掴んでいるから。でも約束してね。私に何も言わずに消えないで。携帯をどこにでも持って行って。それから決して怪我をしないで。」
「 約束するよ。」と言ってムヨンはまたジンガンを抱きしめた。
「 遅いわ。兄さんが帰る前に家に戻らないと…。バイバイ」
そう言いながらも抱き合っている二人。
その後通りに出たジンガンは、屋上で見送っているムヨンに向かって楽しそうに波を描いて去った。
*
本名はガン・スンホ
翌日ギョンモに会いに行ったムヨンは、過去について話して欲しいと頼んだ。
だがいつも見ている悪夢から「僕の父は殺されたんでしょ?銃で…」と尋ねるムヨンに、ギョンモは「 違う。君の父親は自殺だと看護婦の噂話で聞いた。銃のことは知らない」と答えた。
これにムヨンは「 もし先生が僕の立場だったら止めますか?僕は何かをやろうと決めたら絶対に止めないんだ。」と宣言して去った。
その後バスの中で「 君はクムア山の崖から落ちて自殺した男の息子だ 」というギョンモの言葉を思い出したムヨンは、忘れない内に山の場所をネットで検索して保存した。
そこへジンガンから" 起きた?今日会社に辞表だすの? "とメールが入ると" ヤン先生に会って戻って来た所だ。家に寄って後で会社に行く "と返事を送った。
その後バスから降りたムヨンは通りを歩きながら、" 僕の名前知りたくないか? "とジンガンに尋ねた。
" 名前? "
" ああ、僕の本名だよ。"
" うわー、何だか緊張する。名前なに?"
"ソノ(スンホ)。僕の名前、ガン・ソンホ!"
と嬉しそうに返事を書いて送ったあと花屋の前でふと振り返り、別の通りから現れたジングクと目があうムヨン!!
次回のお話⇒ 空から降る一億の星 13話
前回のお話⇒ 空から降る一億の星 11話
ソ・イングク 韓国ドラマ 空から降る一億の星 12話 感想
遂にムヨンが25年前に行方不明になった少年ガン・スンホだと判明しました。
『君は崖から落ちて自殺した男の息子だ』とギョンモは教えましたが、それだと記憶を失う方がいい程残酷ではないので、ムヨンはやはり『犯罪者の息子』ではないでしょうか。
実は11話と12話のタク・ソジョンの発言から、二人は兄妹ではないと思えてきました。
ジングクが撃ち殺した犯人とジンガンの父は別人で、もしかしたら加害者と被害者の関係かも知れません。
それだと反対されたり悲劇的ではありますが、二人の交際に僅かながら幸せの光!が見えますね…、どうでしょうか?
ギョンモの本の第6章⇓の『暗闇の52時間』がジンガンで、誘拐されていてムヨンの男の服を着ていたとしたら、あの兄弟(妹)の絵の謎が解決される気もします。
全く見当違いかも知れないですが…。(笑!)
暗い表情だったムヨンに笑顔が浮かぶようになりましたが、セランや交際に気づいたあとのジングクも怖いですね。
次回過去を探し求めてクムア山に入ったムヨンが、何を発見するのかも気になります。
プロローグ:トラウマと共に暮らす
第1章: 殺人犯の息子 – 殺人犯の家族として生きる
第2章: 記憶を失った少年 – 過去を想像しなければならなかった
第3章: 傷つかない子供 – 2つの里親の家に何が残ったか
第4章: 犬を殴った理由 – 虐待のサイクル
第5章: 子供の生き残り – 大参事で生き残った後
第6章: 暗闇の52時間 – 誘拐の経験52時間
第7章: 目に見えない少女 – 裕福な家族の醜いアヒルの子
エピローグ: 愛、共感、そして時間
チョン・ソミンのカメオ出演作 ⇒ キム秘書がなぜそうか
ソ・ウンスの初期作 ⇒ 浪漫ドクターキムサブ
チャン・ヨンナムの時代劇 ⇒ 王は愛する
ユ・ジェミンのラブコメ ⇒ 力の強い女ト・ボンスン