空から降る一億の星 韓国版 10話 あらすじ 感想 後半
韓ドラ 空から降る一億の星 10話 あらすじ
帰宅したジンカンは、海苔巻きを作って寺へ行く準備をしていたジングクに、来週プレゼンテーションをするので準備があると嘘をついた。
そしてヘサンへ向かうバスの中で「 簡単に嘘ついちゃった。あなたの影響かしら?」 とジョークを言ったりしながらジングクの作った海苔巻きをムヨンと一緒に頬張った。
そんな中、11月1日に寺に行く理由を訊かれたジンガンは「何でだろ?今まで年に一度の兄さんと私の超クールなイベントだとしか考えたことがなかった。学校の遠足よりも楽しみに待ってた。」と答えた。
その後ジンカンから、ジングクがへサン(恵山)でも刑事だったと聞いたムヨンは、ヘサンの警官を知らないと答えていたジングクが頭の中に蘇り考え込んだ。
だがジンカンが笑顔を浮かべて覗き込むと、ハッと我に返り「何でもない」 と微笑んだ。
仏教寺院でのソジョン( チャン・ヨンナム )とジングク( パク・ソンウン )
ジンガンから、仕事で寺院へ行けなくなったと連絡を受けたソジョンは、ジングクに合流して一緒に祈った。
その後、ソジョンは「 ユ課長の代わりにジンガンの学校行事に行って以来17年ぶりだわ」 と懐かしそうに言いながらジングクの海苔巻きを食べた。
そして「 ジンガンは毎年ここに来ている理由を知らない。永遠に知るべきじゃない」と目を伏せるジングクに「 あの人は恵まれているわよ。ユ課長のおかげで、毎年娘が育つのを見てこれたんだから」とジングクを慰めた。
( ジンガンは実妹ではない? )
ムヨン( ソ・イングク )が育った孤児院で...
その頃、ムヨンとジンカンは手をつないで仲良く話しながら孤児院に向かった。
そして二人で暫く子供たちが遊んでいる様子を見たり、教会の中で歌のレッスンをする様子を見守った。
その後「 どういう人が良い人なんです?」と言う問いに、シスターが「沢山を愛を持っている人」と答えると、ムヨンは「 じゃあ俺とは違う」と呟くように言って微笑んだ。
これに笑うシスターに、ムヨンは訊きたい事がある、と話し始めた。
「 過去、ヘサン警察の刑事が肩に火傷がある男の子を探しに来ましたよね?」
「 でもその少年は…」
「 分かってる。俺がここに来る1年前だったから、その男の子ではないと思ったし、見つかったと聞いたから。けれど8歳の時に警察に確認に行ったんだ。その人が父さんじゃないかと思ったから…」
その言葉を聞いて心配そうにムヨンを見つめたあと俯くシスター。
( 何か秘密を知っていそうな感じ… )
*
その後孤児院の後ろの湖への遊歩道をムヨン( ソ・イングク )の腕を取って歩きながら、ジンガン( チョン・ソミン )は「 子供の頃、孤児院について良く考えていた。あそこで育つってどうなんだろって」 と話し始めた。
「 中学生の時に、散らばっていたパズルが完成したの。なぜ私の赤ちゃんの時の写真がないのか。なぜ私が90年に生まれたのか、父が亡くなったのは88年なのに…。なぜアメリカに行った姉が出る前にあんなことを言ったか。」
「 何を言ったんだ?」
「 兄さんに、”あなたの妹はあの娘じゃなくて私よ”って言ったの。私は兄さんの本当の妹じゃない。変な気分、死ぬまで私は誰にも話せないと思ってたから。兄さんに悪くって」
「 たくさん訊きたいことがあるんだろうな。でも彼に悪くて訊けなかったか?」
「 うん、捨てられた子供なのか失われた子供なのか考えて、いつも捨てられたと思ってた。なぜ捨てたんだろう?今の私より若かったのに、なぜ兄さんは私を引き取って育てたんだろう?一番悲しいのは、兄さんに感謝の言葉が言えないこと。何もない私を育ててくれてと…。」
そう言って涙ぐむジンガンを、ムヨンは抱擁し「凄い男だな…」 と呟いた。
その後二人は、孤児院にいた頃のムヨンの石の上に一緒に座り、夕焼けを見つめた。
そして「 お前と寝たい」 と言うムヨンに「 私も」 と答えるジンガン。
*
その頃、寺を出たジングクは、ソジョンと鍋を食べながらマッコリ( 白濁酒 )を飲み「 今日は飲みましょう!明日仕事を休めばいい!」 と豪語して楽しい時を過ごしていた。
そんな中、酔ったソジョンが「 私はユ課長を尊敬しているの。あなたのせいじゃないのに、すまないと思っているあなたがとっても好きよ。でもいつかここに来る事を忘れたら良いのにと願っている」と本音を言った。
すると「 そんな日は来ない」 と首を降ったジングクは「 老人になって認知症になる以外に忘れることはない。」 と断言して、ソジョンを驚かせた。
「 イム・ユリに自白させたかったのは、俺の様になることを心配したからだ。自殺も考えたが家族の生活を思うとできなかった。あの時未だ24歳だった。刑務所に行かず償っていない事が俺を苦しめたんだ。」
これに「 なぜ刑務所へ行くの?あなたのせいじゃないでしょ!」 と反論するソジョンに、ジングクは「 自殺でも追い詰められて崖から墜落したのでもない。俺が銃で撃ったんだ」 と真実を告白した。
その頃、川辺りのホテルで幸せそうにキスをして二人だけの夜を過ごしているムヨンとジンカン。
次回のお話⇒ 空から降る一億の星 11話 あらすじ 感想へ続く…
前回のお話⇒ 空から降る一億の星 9話 あらすじ 感想
全話一覧は⇒韓ドラ 空から降る一億の星
チョン・ソミン ソ・イングク 空から降る一億の星韓国版 10話 感想
エンディングは、これまですれ違っていたジンガンとムヨンが秘密を共有し、お互いを完璧だと思いながらベッドに入る美しいシーンでした。
ですが純粋であればあるほど、後で真実を知ると( もしかして二人は兄妹?違うといいですが… )とても最悪な気分になる様な気がします。
ムヨンの描いた絵では弟のように見えますし、未だ確実ではありませんが…。
でももしそうならジングクの猛反対とソジョンの心配も頷けるし、ドラマの中に散りばめられた欠片が合致しますよね。
火傷が同じところにあることや同時期に孤児になっていること。ムヨンに兄弟(妹)がいること。彼に5歳前の記憶がないこと。父親が撃たれて死んだこと。
ジンガンがジングクの本当の妹ではないこと。ジングクが人を殺したこと等々…。
悲劇的な匂いがどんどんと強くなっている中、ドラマの冒頭で精神科医がテレビのインタビューに答えていた時の写真の湖が出てきましたね。
この場所にどういう意味があるのか、彼がどういう役割をはたしているのか、気になります。
チョン・ソミンのカメオ出演作 ⇒ キム秘書がなぜそうか
ソ・ウンスの初期作 ⇒ 浪漫ドクターキムサブ
チャン・ヨンナムの時代劇 ⇒ 王は愛する
ユ・ジェミンのラブコメ ⇒ 力の強い女ト・ボンスン