韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 8話 あらすじ 感想ネタバレ キム・スヒョン ソ・イエジ 視聴率5.6%
母親に強制されていた長い髪をカットして、呪縛から解放されるムニョン!ガンテに遭って癒やされたのか、ステキな笑顔が増えてきましたね。
それでは 韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 8話 あらすじ 感想ネタバレ キム・スヒョン ソ・イエジ オ・ジョンセ < 美女と野獣 >をセリフつきでご紹介します。
主な登場人物
ムン・ガンテ役 ( キムスヒョン )
コ・ムニョン役 ( ソイエジ )
ムン・サンテ役 ( オ・ジョンセ )
ナム・ジュリ役 ( パク・ギュヨン )
イ・サンイン役 ( キム・ジュホン )
キャストと日本放送の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ tvN公式サイト
Youtube動画⇒TVN
韓流ドラマ サイコだけど大丈夫 8話 あらすじ 視聴率5.6% < 美女と野獣 >
ムニョンを椅子に座らせて髪をカットして揃えたガンテは、鏡の中の新しい自分を見て感動するムニョンを見守った。
そして「私、どう?」と微笑みながら涙を流しているムニョンに魅了されながら「きれいだ。 」と答えて笑みを浮かべた。!
その後「首のひもを切ったから、母さんから解放されるわ。これで自由よ。 」と嬉しそうに告げるムニョンを祝福し、ムニョンが突き出した頭を「偉いね。 感心したよ。 」と言いながら撫ぜた。
そして「山や野原、どこかに行って遊びたいわ。 」と明るい笑顔を浮かべるムニョン( ソイエジ )に「春の犬のように?」と答えて微笑んだ。
(何だかと~っても仲良しなんですけど…笑!)
*
翌朝「長い髪はどこに行ったんですか?」と驚いているサンテに、ムニョンは「切ったの。 どう?」と尋ねた。
すると「長い方がいい。 イヤイヤイヤ!腰まで長いサラサラの黒髪の方が100倍、1000倍、12000倍いい。 どうして切ったのかな?」とズケズケ言うサンテに不機嫌になった。
これに慌てたガンテが他の話題に変えようとするが、サンテはムニョンを見て「サラサラの長い髪の方が良かったのに、どうして切ったのかな?」と短い髪を嫌う様子を見せた。
その後、出勤するガンテに車の鍵を投げたムニョンは「仕事が終わったらまっすぐ帰ってきて、私と遊んで!これからも私の髪を切ってね。 サンテさんと同じで他の人に触られたくないの。 あなただけが例外。 」と告げた。
そして、車に乗ろうとしたガンテ( キムスヒョン )を引きとめると「本当にきれい?」と確認した。 これにガンテが「ああ、きれいだ。 」と答えると「私もきれいだと思う。 」と安堵の笑みを浮かべた。
そんなムニョンに苦笑いしたガンテは、サンテと喧嘩しないよう念を押して出勤した。
その後、休憩中に「私、どう?」と尋ねるムニョンに魅了された自分を思い出したガンテは、どうかしていると自分を戒めた。
*
一方、ネット上で、毎日続く自分への悪質な書き込みに腹を立てたムニョンは「ハエどもを集めて殺虫剤をまかないと!ムカつく~!私のファンはどこよ?」とパソコンを閉じた。
そして、目の前でスケッチをしているサンテに向かって「ここに私のファンがいた。どうして私の本が好きなの?」と尋ねた。
しかし「コ・ムニョン先生が書いたから...。 きれいだから...。 サラサラの長い黒髪がきれいだったのに、どうして切ったのかな?切るべきじゃなかったのに...。 」と短い髪を話題にするサンテに「ミーティング終了!」と怒った。
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昨晩発作を起こしたコ・デファンが映っているCCTVの映像を確認していたオ( キム・チャンワン )病院長は、中に映っていたパク・オンナンを院長室へ連れてくるよう指示を出した。
その後、ガンテがオンナン( カン・ジウン )を連れてくると、昨日の真夜中頃、廊下でコ・デファン( イ・オル )を見たかどうかを尋ねた。
これに「トイレに行きましたが彼には会いませんでした。 」と答えるオンナンに「トイレに行く時に歌を歌いませんでしたか?」と尋ねてクレメンタインの歌を歌い始めた。
しかし、オンナンが「夜になると幽霊が歌ってるって聞いたけど ...、私は幽霊じゃないわ。 歌なんか歌ってません。 」と強く否定したため、追及せず退出させた。
その後、オンナンの映像を見て読唇し、彼女がクレメンタインを歌っていることを確認したオ病院長は、ガンテを呼び出すと「しばらく2人だけの秘密にしてパク・オンナンさんを注意深く観察してくれないか?」と提案した。
さらに「望みは何だ?」と聞かれたガンテは、文芸クラスへのムニョンの復帰を条件にして密偵役を引き受けた。
*
その日の午後、サンテがガンテとチャンポンを食べに行くことを知ったムニョンは、一緒について行き、みすぼらしい中華料理店へ入った。
始めは自分の好みに合わない店を嫌がっていたムニョンだが、ガンテから「母さんとよく来た。 ここのチャンポンがとても好きなんだ。 」と聞くと「どおりで、歴史のある名店の雰囲気がすると思った。 」と言い逃れた。
久しぶりにチャンポンを食べて、母親と一緒に来た頃を思い出して涙ぐんでいたガンテは、あまりの辛さにチャンポンを吐き出したムニョンが「くそったれ!」と毒づくのを見て笑った。
さらにサンテ( オジョンセ )が「カプサイシン※は中毒になる。食べるとストレスを取り除くけど、翌日には赤い便が出る。 肛門がすごく痛い。 」と解説すると、声を立てて笑い始めた。
※カプサシン:唐辛子の辛味成分
食後、大雨に喜んだサンテが外に飛び出すと、ガンテは慌ててサンテを追いかけて傘を差し出した。
これに「待ってよ!」と駆け寄って隣に並んだムニョンは、濡れているガンテの上に傘を立てた。 こうして3人は、どしゃぶりの雨の中をバス停まで歩いた。
その後、ピザ屋のバイトへ行くためにバスに乗ったサンテは、腕を組んで去っていくガンテとムニョンを不安な様子で見えなくなるまで見つめた。
*
サンテを見送った後、ムニョンは「コーヒーを飲もう。 10分くらいならいいでしょ?」と言ってガンテとカフェへ入った。
そこで、長年のファンだと明らかにして挨拶をするダニエル( チェ・ダニエル )を、気軽に同席させ「ただの知り合いです」と自分を紹介するムニョンに、ガンテは呆れた。
さらに、去年の夏にアートイベントを主催した会社のCEOだと説明する彼に微笑んで「運命ね。 」と続けるムニョンに、ガンテは目を丸めた。
「今度時間がある時に食事でもしませんか?」とダニエルから手帳とペンを渡されると”ダニエル兄さん、牛肉を食べに連れて行って下さいね♪連絡を待ってま~す♪”とメッセージを書くムニョンに、ガンテは呆れかえった。
その後、腰に手を回したダニエルとムニョンが笑ってポーズをしている写真を撮らされたガンテは、カフェから外に出ると「ファンサービスか?」と怒った。
そして「私が笑うたびに本が売れるって、イ代表に言われた。 」と答えるムニョンに「作家は営業なんかしなくていい。 よく知らない人に個人情報を与えるな ! 」と怒った。
これに「ペン( 万年筆 )が素敵だったから...。」とムニョンがダニエルのペンのことを言うが、ペンをファンだと思ったガンテは「ステキ...?!」とため息をついた。
そうとも知らず「まさか嫉妬を?」と見つめるムニョンに「ちがうよ。 君のせいで仕事に遅れているんだ!」と背を向けたガンテは「あんなキザなファン(ペン)のどこがステキなんだよ。 」と毒づいて去った。
( ペンとファンの韓国語の発音はとても似ています...笑!)
その後、病院の駐車場でサンインに出くわしたガンテは「ファンに笑いかけるたびに本が売れると言ったとか!なぜ強制的にファンサービスを?代表のせいで彼女は誰にでもステキだと言ったり、ハートを飛ばしたり、腰に手を置かせたり、さらに食事の約束まで!真面目に仕事をしろ!」と怒りを爆発させた。
一方、ジュリが気に入ったイ・サンインから、倒産してお金がないとか近くに知り合いもいないとか言って泣きつかれたスンドクは、サンテの会社の代表という点を考慮して部屋を貸すことに決めた。
それを知り、屋根裏部屋を貸すつもりだと思い抗議したジュリは「決めるのは家主の私よ。 あなたとジェスの所に入れてあげてね。 」と相部屋を要請し、ニッコリと笑うスンドクに絶句した。
その知らせを受けたジェスの方も「ハーフ&ハーフのピザじゃあまいし、お金に目がくらんだ家主のパワハラだ!コ・ムニョンに関わる奴は、人の迷惑などはいっこうお構いなし!」と怒り狂った。
*
バイトから帰宅したサンテは、部屋に入ってきたムニョンが手にしている悪夢人形マンテを見て「マンテ!それは僕の物だ。 」と指差した。
そして「いいえ、私の物。カンテが私にくれた。」と答えるムニョンに「違う。2007年の5月、ガンテが僕にそれを作ってくれた。マンテは僕の悪夢を食べてくれるんだ。」と所有権を主張した。
これにムニョンは「 2020年6月から私の養子に...。 だから今は私のもの ! 」と反論し「養子に出してないから、ありえない。 僕のものだ。 」と繰り返してマンテを奪おうとするサンテとつかみあいのケンカになった。
そんな中、退勤して帰ってきたガンテ( キムスヒョン )は、怒鳴り合いながら枕で叩き合いをしている2人を発見し「うるさい!」と声を上げた。
マンテを渡すようにいうガンテに、サンテはマンテの胴体を渡して洋服ダンスに入り込み、ムニョンは「私にくれたのに、又奪うの!」と怒鳴ってマンテの頭部分を投げつけて部屋を出た。
その後ガンテは「マンテは蝶を捕まえられない。 だからコ作家にあげたんだけど、兄さんの許可を得ずにしてゴメン。 でも必要としない人が必要とする人に譲ることは良いことだろ?」とサンテに尋ねた。
そして「譲る?でも必要な人にすべてを与えたら僕に何が残る?」と聞き返すサンテに「兄さんには僕がいる。 マンテじゃなくガンテが ! 」と説得した。
これにサンテは「コ・ムニョン作家は独りなので、マンテが必要だな。 それなら大丈夫。 ガンテじゃなくマンテだけを...。 」と納得した。
その後、真っ二つになったマンテを縫い合わせていたガンテは、傍に来て「腹が立って眠れない。 私は悪くない。 」と文句を言うムニョンに、サンテが譲歩したことを話し、彼と戦わず我慢するよう頼んだ。
そして「どうやって我慢すればいいの?あなたは専門家でしょ?どうやって我慢を?」と尋ねるムニョンに「僕が耐えれば事が収まる。 後先を考えずに感情を爆発させたら、兄さんとは一緒には暮らせない。 我慢が兄さんを守る唯一の方法だ。 」と説明した。
これにムニョンは「私たちは運命みたいね。 我慢強いあなたとすぐ爆発する私。 安全ピンと爆弾。 私たちはセットよ。 運命の相手♪」と明るく笑った。
そして「運命の相手が多いな。 ステキなファンもだろ?」と皮肉るガンテに、ムニョンはペンを見ながら「ああ、ペン?どう、ステキでしょ?でもペンよりあなたの方が断然ステキよ!だから嫉妬しないで。 」とガンテの膝を枕にして横たわった。
その後寝入ったムニョンの手に、ガンテはそっとマンテを握らせ、毛布をかけてみつめた。
*
翌朝文芸クラスのために、ガンテ、サンテと共に病院へ向かったムニョンは、駐車場で出くわしたスンドクから髪型について褒められると、ジュリ( パク・ギュヨン )の前でこれみよがしにガンテと腕を組んだ。そして、ガンテがカットしてくれたことを自慢そうに伝えた。
しかし、ガンテがすぐに腕を外し、サンテが「お前がカットを?長い髪の方がきれいだったのに...。 」と言うと、たちまち不機嫌になった。
ジュリたちが去った後、ムニョンは「猫かぶり女が好きなの?それとも家主が好き?腕を組んで!私たちセットでしょ?」と強引にガンテに腕を絡ませて歩き始めた。
それが気に入らなかったサンテは、すぐに2人の間に割り込んで邪魔をした。
一方、アルコール中毒患者チュ・ジョンテ( チョン・ジェグァン )は、ガンテに合図して庭に出ると、イ・アルム( チ・ヘウォン )との恋愛を黙っていてくれるガンテに感謝した。
「俺とアルムさんは頑張って耐えることにした。 病院を去ってから思いっきり恋愛をするよ。 でも正直言うとつらい。 俺は兄さんみたいに忍耐強くないから...。 会えば触りたくなるし、他の男と笑っていると腹がたつ。 」と本音を吐露した。
その話を聞きながら、ガンテは、自分の心がムニョンに向かっていることを感じた。
その後、<美女と野獣>についての講義をしているムニョンを眺めてたいガンテは「ダメだと分かっていても目で追ってしまう。 引きつけられてしまって、どうにかなりそうだ。 」というジョンテの言葉が頭によぎり、当惑した。
その後、トイレで顔を洗ったガンテは、鏡に貼っていあった”思い通りに心をコントロールできなくても大丈夫”というオ病院長( キム・チャンワン )のメモをじっと見つめた。
一方、美女と野獣について「ストックホルム症候群※を扱った童話です。 呪いのせいで城に孤独に住んでいた野獣がベルと呼ばれる人質の女性をてなずける物語です。 」と説明した。
しかし、崇高な愛の物語だと信じるアルムは「いいえ!野獣が王に戻る事ができたのは、真実の愛のおかげ!ベルの愛が乱暴な野獣を変えたんです!愛は、傷ついた魂を包み込んでくれる。 」と応酬した。
その言葉にムニョンは「愛?」と、悪夢を見た自分を腕の中に包んで眠らせてくれたガンテを思い出した。
ストックホルム症候群※誘拐事件や監禁事件などの被害者が、犯人と長い時間を共にすることにより、犯人に過度の連帯感や好意的な感情を抱く現象。
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クラスを終えた後、庭のベンチでタバコを吸っていたムニョンは、アルムから「もうだまされない。 好きな人ができたから、ここを出たら彼と一緒に暮らす!」と聞いて逆上し乱暴しようとする元夫(クォン・ドンホ)に、缶を投げつけた。
その後「ソーリー♪ゴミ箱だと思った。 」と近づいてアルムの前に立ち「あなたも入院を?クズ野郎 ! 」と罵り、アルムの元夫に頬を殴られて地面に崩れた。
その光景を目撃して走ってきたガンテ( キムスヒョン )は、元夫に拳を飛ばし馬乗りになると再度拳を上げたが、周囲から静止され怒りをしずめた。
その後、地面に座ったままのムニョンを助け起こしたガンテは、大丈夫かどうかを確かめた。これに「ううん、痛い。 」と答えるムニョンの赤くなった頬を手で包みこんだ。
この騒動で保護士としての責任を問われ停職処分になったガンテだったが、廊下で「逃げたいという顔をした時にさらってあげる。」と言うムニョンの言葉が頭をよぎり、とても幸せそうに走り出した。
そして、庭のベンチで待っていたムニョンの前に立つと「停職処分をくらった。 給料は出ないし、告訴されるかもしれない。 もうめちゃくちゃだ。 言ってたよな?いつでも僕をさらってくれるって...。 君と遊びに行きたい。 今から ! 」と言って笑顔で手を差し出した。
そんなガンテの手を握り立ち上がったムニョン( ソイエジ )は、ガンテの瞳を覗き込んで明るい笑顔を浮かべた !!
次回のお話は⇒ サイコだけど大丈夫 9話 あらすじ 感想ネタバレ
前回のお話は⇒ サイコだけど大丈夫 7話 あらすじ 感想ネタバレ
韓国ドラマ サイコだけど大丈夫 8話 感想ネタバレ
孤独に呪われた城で住んでいたムニョンは、実は < 美女と野獣 >の彼女の持論通り、ガンテを城に引き込んで手なづけるつもりだったのではないでしょうか?
しかし、今はアルムが言ったように、ガンテの愛で傷が癒やされて変わり、口先ではなくガンテを本当に愛するようになっている感じですね。
ガンテの方も、自分がナイフで怪我をした時、書店でサンテが髪をつかまれた時は我慢できたのに、ムニョンが!殴られることだけは耐えられませんでした。
考えてみると、ムニョンは、過去ガンテの命を救い、サンテに仕事を与え、ウンジャを妄想から目覚めさせ、元夫の暴力からアルムを守る...等々周囲の人を守っています。
冷たい態度に隠されたそんなムニョンの本当の姿に気づいて、ガンテはムニョンへ惹かれていった...そんな感じがします。
オ病院長の”思い通りに心をコントロールできなくても大丈夫”という言葉で励まされたのか、安全ピンを抜いてしまったガンテが本当に幸せそうでした♪
サイコだけど大丈夫9話の予告
2人が一緒に過ごす一日が描かれる来週が待ち遠しい♪サンテが嫉妬する様子を見せている点が少し気がかりですね。
それでは、次回まで...♪ (*^^*)