韓国ドラマ 怪しいパートナー 最終回20話 あらすじ 後半 視聴率 9.5%
ジウク(チ・チャンウク)のプロポーズ
ある日、裁判所近くの公園でユジョン(ナラ)にぶつかるウニョク(チェ・テジュン)。
キスをしたことが気まずくて忙しいと去りかけたユジョンを引き止め、話をしようと引き止めるウニョク。
「酔って心神喪失だったのよ。それで間違った事をしたわ」と謝罪するユジョンに、気持を告白するウニョク。
「僕は本気だった。長いことずっと大学時代からそうだから。止めようと努力したけど、まだこうやって君を見ている。だから好きになってくれないか?ユジョン」
「友人としてとても好きだけど、男性として好きかどうかはわからない」とすまなそうに答えるユジョンに「今は、それで十分だ」と穏やかな声で答えるウニョク。
*
この日ボンヒの所へ来た新たな依頼は、浮気をした夫の頭を野球のバットで殴った女性からだった。
依頼人に同行してオフィスを訪れたボンヒに、1年から10年の刑期を意味する重罪だと答えるジウク。
それを不服として「夫が既に回復していて妻が処罰されるのを望まないと声明文を出しているから執行猶予でしょ?」
そう主張するボンヒに「それは私の決断だ」と淡々と言うジウク。
外に出てこの事件、特に原因である浮気が30年前であることについて議論する二人。
ジウクがあの依頼人は夫と離婚するなりして状況に対処すべきだったんだと言うと、財政的な理由や子供のためではないかと反論するボンヒ。
30年間に及ぶ依頼人の怒りと傷心に同情するボンヒと、恨みを抱き続けるべきじゃないと主張するジウクとの間で激化する論争。
最後に、この議論は恨みを抱いていない僕らとは何の関係もないと言うジウクに、それは真実じゃないと告げるボンヒ。
そして、以前モーニングキスを拒否したジウクの事を思い出させ、あの時の彼の気持ちを理解しているが未だに思いだすとイライラすると言った。
そして、これから30年間頭に気をつけた方がいいとジウクに警告するボンヒ。
*
散歩する四人。落ち込んでいるジウクを見て、すぐにボンヒと喧嘩したに違いないと推測するウニョク達。
ビョン代表が何を間違えたのかと訊くと「何をしたのかは分かっているが理解できない」と答えるジウク。
するとビョン代表は、30年以上結婚している女性と一緒に暮らす専門家だとし、女性の機嫌が悪い時は意見に同意して謝罪することだと助言した。
だがこの戦術を使い、ジウクの母親に対して惨めに敗退するビョン代表。
その日ジウクの母と会ったビョン代表は怒りだした彼女に謝るが、何に対してだ?と問い詰められて言葉に詰まり状況を悪化させた。
ジウクの母は「ただ謝れば解決するとでも思っているのか!」と叫び、ジウクが刺された事を教えなかったと彼を叱った。
*
その夜、ジウクとの最初の喧嘩(最初?)についてジへ(キム・イエウォン)とユジョンに愚痴るボンヒ。
「一緒に苦境を乗り切った後で、なぜこんな馬鹿げたことで言い争うのか自分でも理解できない」と呟くボンヒに「慣れとは恐ろしい…」と呟くジへ。
「苦難はカップルを結びつけるもの。でも問題が消えて正常に戻ったら相手の欠点に気づき合わないと思ったり飽きたりする。それがあなた達の未来よ~」
と最もらしく言うジへにムッとして、クッションを投げつけるボンヒ。
*
翌朝、玄関前で萎縮しながらもモーニングキスを交わした後、無意識のうちにブリーフケースで身を守りながらジウクは「僕が悪かった」と謝った。
だが「何についてでしょう?」とボンヒに鋭い視線を向けられ「とにかく全てに謝っておくよ」とそそくさと立ち去るジウク。(笑!)
*
数日後、スーツケースを持って現れたボンヒ見ると、自分を恋しがって戻ってきたと勘違いをし興奮して迎えに出るジウク。
だが、無罪が証明された経緯へのインタビューを後で受けるから服を持って来ただけだと説明するボンヒ。
そうしてボンヒの衣装選びに付き合わされるジウク。
ボンヒは自分が着る全ての服装に可愛いと言うジウクの嘘を見破り「正直に言ってくださいよ!」と腹を立てた。
そこで次の服装について「真ん中のリボンがしっくりこない、ストライプも気が散るな」と批評すると「私のお気に入りなのに…」とブスッとするボンヒ。
心の休まる時がないジウク…。
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それから一年後…。
ジウクは今年も「最悪の検事」に選出され、山積みの事件ファイルに埋もれていた。
この日も又残業せざるを得ない状況になり、ボンヒにメッセ-ジを送るジウク。
” ボンヒ、今夜は夕食を一緒にできそうもない。どうしたらいい? ”
それを見て「なによ!どうせ私より仕事を優先するくせに…」と腹たち紛れに電話をバシっとテーブルに置くボンヒ。
だが、ボンヒも新たな依頼を数件抱え、弁護士として忙しい日々を過ごしていた。
そしてその後電話やメッセージを何もしてこないボンヒに、欲求不満が爆発するジウク。
「全くどういうことなんだ!この三日間、電話さえして来ないじゃないか!」
「何ですか?喧嘩したんですか」と尋ねるバン係長に「喧嘩じゃない。何が間違っているかを言わないんだから、僕は被害者だ!」と愚痴るジウク。
だがそこへ「ジャジャー麺を食べに来ました~」とにこやかに現れるボンヒに、態度をころっと変えて笑顔を浮べてジウクは、ジャジャー麺のデリバリーを注文した。
そんな調子で喧嘩をしたり、仲直りしたりの二人の平穏な日々は、まるで過去に何事もなかったかのように続いた。
*
昼食を食べているウニョクを、ユジョンは食事もせず睨みつけた。
「昨夜、飲みに行って電話もしてこないし、自分の電話も受けなかった」となじるユジョンに「ビジネスディナーで遅くなったから、もう寝ていると思ったよ。」
そう説明し謝罪するウニョクに「二度としないでね」と言いながらも機嫌が直るユジョン。そんな二人の様子を隣の席で苦々しく見ているジへ。
その夜ジヘは、まだジウクにときめいたりするのかとボンヒに尋ね「うん、時々」と聞くと深いため息をついた。
*
ある日、ジウクとボンヒは、露出狂の男を巡って弁護士と検察官として法廷で対面した。
ボンヒは説得力のある弁護を続けていたが、被告人が法廷で服を剥ぎ取ろうとしたことで、その努力は全て水の泡になる。
その後法廷の外で、この事件を巡って言い争うボンヒとジウク。
「あいつは変態だから依頼を受けるなと忠告しただろ?」
「でもこの依頼を受けたのは、あなたのお父さんのビョン代表なんです」
そして法廷で厳しい態度を取り過ぎるとお互いを非難し合い、最後に「別れましょう」と言うボンヒに怒リ始めるジウク。
「なぜ裁判の後それを言うんだ!いつもそうだろ」
「いつも?いつ私がそんなことを言ったんです?大げさですよ!」
と指差すボンヒに、ジウクは笑いだし夕食に誘った。
こんな平凡な日々が続くといい…、とジウクはボンヒの手を取って歩きながら顔をほころばせた。
*
新しい弁護士を雇う事について議論するつもりで会議を始めるウニョク
候補者の第一次選考をすると挙手するボンヒに「お前は見た目で選ぶからダメだ!」と却下するビョン代表。
若くてハンサムな弁護士を新メンバーに入れようとボンヒが話した事を彼から聞いた途端に、咎めるような視線をボンヒに送るジウク。
「私がしましょうか?」とそこで手を上げるユジョンに、疑問を口にするウニョク。
「なぜ事務所と関係のないジウクとユジョン、バン係長が会議に参加しているんだ?」
だが誰もが皆、目をそらして答えようとはしなかい。
その後いつもの様に会議を中断したビョン代表が、退屈な話をし始めると、バン係長以外の人たちは全て部屋から逃げ出した。
*
誰もいない夜の公園の並木道を手を握って歩いているジウクとボンヒ。
そしてボンヒが別れを告げた同じ場所で、今度はずっと幸せな言葉を告げるジウク。
ジウクは「ボンヒ、愛しているよ」と言うとボンヒの手を取って、薬指に小さなダイヤモンドのリングを滑り込ませた。
「君のこと一生愛するよ」
「これってプロポーズなの?歌は?歌う歌はないの?」と尋ねた後、戸惑うジウクに甘い小さなキスをするボンヒ。
そして「歌がなくても、私の答えはイエスよ」と言うボンヒに安堵して、小さな勝利の拳を出すジウク。
ボンヒもまた「私も一生愛するから」と伝えた。手を携えて歩き始めると、歌を歌うジウク。
「私はあなたに会えて良かった。あなた、私の愛。」
了
前回のお話は⇒ 怪しいパートナー 19話 あらすじ
韓国ドラマ 怪しいパートナー 最終回20話 感想
*怪しいパートナー の結末について
ヒョンスと地区検事長に判決が下った後、全てがあるべき姿に戻りましたね。
検事に戻ったジウクと弁護士のボンヒの日常から綺麗なプロポーズまでが描かれて、未来へ繋がるハッピーエンドとなりました。
ジへとユジョンとボンヒ、三人での女子会が微笑ましかったです。
微妙な関係で敵対していたのに、それを乗り越えたような友情が出来ている3人。
こだわらず良いおつきあいができそうな3人組の姿でした。
ウニョクのエンディングも、ジウクと和解しユジョンと恋仲になったので、長年の努力が実ったパーフェクトなものでした。
長年傍にいた存在の価値にやっと気づいたユジョンでしたね。
弁護士事務所での会議、笑えました。ウニョクがジウクの役を引き継ぎ(メガネまで…)爆発までして…。
もちろんジウクの家ですから、こんな風に見学に来るのも変じゃない…。(笑!)
*怪しいパートナー キャスト (出演者)について
チ・チャンウク、ナム・ジヒョン、チェ・テジョン、ドンハこの四人が素晴らしかった。
ナム・ジヒョンとチェ・テジョンは、演技しているとは思えないほど自然で見ていてほっとする感じで、ドンハとチ・チャンウクは凄いカリスマ!でした。
タイプが違う俳優さんの素晴らしい融合が「怪しいパートナー」の原動力だったのではないかと思います。
*怪しいバ-トナー のドラマ全体について
ラブコメと言いながら、かなり色々な分野が混在するドラマだった様に思います。
胸キュン台詞に、ラブシ~ン、緊張感のあるスリラー、すり替えられた記憶、友情、家族そしてコメディが上手くブレンドして飽きさせない優秀な作品でした。
チ・チャンウク出演作⇒[あなたが願いが言えば][アンナラスマナラ魔法の旋律][都会の男女の恋愛法][コンビニのセッピョル][僕を溶かしくれ]
ナム・ジヒョン出演作⇒[100日の郎君様]
クォン・ナラ出演作⇒[不可殺~永遠を生きる者][暗行御史:朝鮮秘密捜査団][梨泰院クラス]
キム・イェウォン出演作⇒[君は私の春][明日君と]
チャン・ヒョクジン出演作⇒[美男堂の事件手帳][浪漫ドクターキムサブ2][100日の郎君様]