韓国ドラマ 怪しいパートナー 13話 あらすじ 後半 視聴率10.5%
逮捕されるジウク( チ・チャンウク )とヒョンス( ドンハ )
ジウクとヒョンスを逮捕したと連絡があり、ウニョク( チェ・テジュン )とボンヒ( ナム・ジヒョン )は、警察署ヘ向かった。
ジウクが唇の小さなキズを反抗的に示し示談に応じないと言うと、ヒョンスもしないと続けた。
担当刑事は、面倒くさそうに頭を冷やせばいいとし、二人をさっさと留置場に入れた。
*
その晩ウニョクは、悪いことをするのを手助けしてくれるかと意味深に尋ねて、ボンヒをヒョンスのアパートへ連れて行った。
その前に、密かに留置場を訪れていたウニョクは、ジウクから何でもいいから見つけるように指示され、ヒョンスの所持品からアパートの鍵を手に入れていた。
ヒョンスのアパートに入ったウニョクとボンヒは、証拠と手ががりを慎重に探した。だが何も見つからず、ジウクからの指示を思い出すウニョク。
ジウクはヒョンスの指紋を付けた犯行凶器を捏造しなければならないと言ったのだった。
そうして、ウニョクは大きな包丁をキッチンから盗み袋に入れると、ボンヒに見つからないようにポケットに隠し持ち帰った。
*
病院では、ビョン代表が無意識のままのバン係長に未だに話しかけていた。皆がお前を刺した犯人を捕まえようと奔走していると伝え、目を覚ますように頼んだ。
*
翌朝、ジウク( チ・チャンウク )とヒョンス( ドンハ )は示談に応じ解放された。しばらくの間お互いを睨みつけた後、別の道を行くジウクとヒョンス。
事務所に戻ると、ウニョクはヒョンスの家から盗み指紋を付けたナイフとバン係長とジェホの血が着いた服の両方をジウクに見せた。
ウニョクはこれを合成させればヒョンスを殺人者とする確固たる証拠となるが、違法だとジウクに思いださせた。
捕まれば偽証罪で罰金か投獄される可能性があり、弁護士資格が剥奪されるかもしれないとウニョクが警告するが、それでもやると主張するジウク。
すると、道徳的な検察官として知られたジウクには似合わないと言い出すウニョク。
「捏造は僕がする」とウニョクが主張し、ジウクも「僕が頼んだんだから、僕がする」と二人が言い合いをしている中「では、私がすべきです。」と現れるボンヒ。
ボンヒは「既に刑務所に行ったことはあるし2度目はどうということはない。ヒョンスを引き込んだのは私だから、全て私のせいですから…」と付け加えた。
だがパン係長が殺害されかけたことに対して罪悪感を抱いていたのは、ジウクとボンヒだけではなかった。
ビョン代表はバン係長と飲みに出かける計画をキャンセルせず、彼に調査に行く時間を与えていなかったなら…と。
ウニョクは、バン係長がジェホの身元について誰かと話すのを聞いた時、止めていたら…と。
その後バン係長の机を見ていたボンヒは、たまらなくなり床に座って涙を流した。
落ち込んでいるボンヒ( ナム・ジヒョン )の傍に座り、ジウクは「お互いや自分自身を責めたりするのを止めよう」と優しく語りかけた。
ボンヒは、後悔でいっぱいなのは私だけじゃない。打ちのめされているのは私だけじゃない…と気分を落ち着かせた。
*
音楽を聴きながら散歩するヒョンス。学校近くの石の観覧席に座る。
振り返ると、公園で見た10代の少女が制服をきて幸せそうに彼に向かって笑っている。
悲痛な顔で笑い返すヒョンス。ヒュンスを一人残し一瞬の内に消え去る少女。
泣き始め、美しい紫色のバラを残して去るヒョンス。
*
家に帰ったヒョンスは、すぐに彼の所持品の位置が変わったことにきづいた。彼のコピー能力はほんの僅かな違いに気づくほど際立っていたのだ。
ヒョンスは、ジウクが闘いを仕掛け留置所に滞在した理由を悟り「これは楽しい」と呟いた。
*
ボンヒは、バン係長が襲われた日のヒョンスのアリバイを確かめたことをチームとユジュン( ナラ )に伝えた。
デリバリーを受けた女性は、運転手がヘルメットを外したり話したりしなかったと伝え、ヒョンスが身代わりを使ったに違いないと結論付けた。
ユジョンは、それでもCCTVの映像証拠とヒョンスの携帯電話の位置通信は完璧なアリバイになると主張した。
ジウクが水槽から出た2体目の解剖結果を尋ねたが、ユジョンは体の腐敗が激しくヒョンスと繋がる証拠は見つけられなかったと言う。
ボンヒがチャンホと関連した名前と住所のリストをバン係長の机で見つけたので調査すると言うと、ユジョンは民間人であると指摘し情報を検察に渡すように伝えた。
「確かな証拠が何か見つかるかしら…。突然凶器が現れたら良いのに…」
ユジュンの呟きを聞き、ボンヒとウニョク、ジウクは互いに目線を交わした。
*
バン係長( チャン・ヒョクジン )の病室で、見知らぬ番号からのメッセ-ジを受け取るジウク。
それは、病院のベッドに寝ているバン係長と遠くから撮影されたボンヒの一連の写真。(脅し!)
激怒し病院を飛び出すジウクに、声をかけるヒョンス。
その後二人っきりになり、ジウクに壁に叩きつけられると「弁護士さんなのに暴力的ですね。放せよ」と笑うヒョンス。
一旦は彼を離したがすぐにまた彼の首を叩きつけ「お互いに干渉しないと同意した筈だ」とジウクが問い詰めると、ヒョンスは「家を捜査したからだ」と笑った。
ヒョンスはなぜジウクが彼に挑戦するのかと尋ね、ジウクが最初から適切に仕事をしていれば、ここまで酷くならなかっただろうと付け加えた。
弁護士が無実の者を縛りつけず真犯人を自由にしなければ、決してこのようにはならなかったと言った。
ヒョンスは「正しいことをしている、しなければならないことをしている」ジウクに真剣に訴えた。
*
バン係長の名前のリスト
ウニョクとボンヒはバン係長の名前のリストの人々を訪れていた。ボンヒが会ったリストの二番目の男はシェフヤンを知っていた。
そして韓国で問題を起こして海外の高校へ行ったと言う噂があるとボンヒに話した。だが噂だけで詳細は知らないと言う。
ウニョクが会ったリストの一番目の男はチャンホを知っているだけだった。そして三番目の男は誰も知らないと答え、なぜ誰もが突然過去について調べているのかと尋ねた。
なぜか彼を怪しいと感じるウニョク。
*
ウニョクがヒョンスの部屋から盗んできたナイフをじっと見つめているジウク。
彼は、チェン地区検察官がボンヒを確実に捕らようとして、ボンヒの家に血のついたナイフを置いたことを思い出した。ヒョンスが以前の暴力罪での逮捕について言ったことも。
ヒョンスは罪を犯した人間に正義を伝えるのは正しいことだ、と確信して相手を鉄の棒で叩きのめしていた。
「 盗んだナイフを処分することに決めた 」
と、宣言し机の引き出しにナイフを投げ込み、正直にしなければ犯罪者となんら変わりはないと言うジウクに、同意するウニョクとボンヒ。
そして、ヒョンスの復讐計画の次なるターゲットについての話になり、ジウクは、重いか軽いか、とにかく裁かれていない犯罪者の誰かだと推測した。
ウニョクは、バン係長のリストから話を聞いたリストの三番目の男が気になると言った。
「チャ検事に連絡を取ろう。バン係長に起こったことを忘れるな。気をつけるんだ」
*
その後、頭を垂れて座っているジウクを見つけボンヒは近づいた。ジウクの手を取って正しい判断をしたと伝え、誇りに思っていると言った。
ジウクはボンヒの差し出した手を取って、その上に彼の頬を置いた。
*
ジウクの机の引き出しからナイフを取り出す手袋の手。顔の見えないその男は、ヒョンスのアパートに入り血まみれのナイフを包丁立てに戻した。
その後匿名のメッセージを受け取ったユジュンは、すぐに令状を貰うために上司の元へ走った。証拠なしで令状を発行することはできないと言う上司。
ユジュンから連絡を受けたジウクは、自分のデスクに走った。そして引き出しを全て開けるが、盗んだナイフは消えていた。
ヒョンス( ドンハ )逃亡
何とか令状を手に入れたユジュン( ナラ )は、ヒョンス( ドンハ )のアパートに向かった。
土足で部屋の中に踏み込んで部屋の中を荒らす役人たちに怒りうんざりするヒョンス。
そしてユジュンが包丁立てから血の付いたナイフを引っ張リ出すと、ヒョンスは笑いジウクの名前を呟いた。
隙を突いて部屋から逃げ出したヒョンスは、オートバイに飛び乗って逃走した。
ユジュンはパトカーに乗り込み、様子を見に来ていたジウクは、Uターンしてその後を追いかけた。
そしてその後ろを3台目の車、ヒョンスが次のターゲットに決め尾行していた男の車が続いた。
その後ヒョンスは、路上でジグザグ運転をし車の間を抜ける危険走行で逃走を始めた。
そして追ってくる背後の車に気を取られ交差点で近づいてくる車にきづかず、最高速度で車と衝突し、車のフロントガラスにぶつかった。
路上に倒れたまま動かないヒョンスを、ジウクは車から飛び出し呆然として見つめた。
韓国ドラマ 怪しいパートナー 13話 感想
初めて犯行シーンでヒョンスの顔がはっきり映り、本人の自白シーンもありました。
これで少なくとも犯人だけは明らかになりましたが、それ以外の犠牲者の繋がりと事件の背景はまだまだ謎だらけ…。
ラブコメの" コメ "よりサスペンス部分のドラマへの比重がドンドン増えてますが(笑)ラブリーなシーン♡はちゃんとあるので充分楽しめます。
悪人とは言え、喪失した女の子を悲しみ苦しんでいるヒョンス。
彼女は誰?ガールフレンドか姉妹かを推測していますが、彼女に何が起こったのか?
ヒョンスは無差別殺人をしている訳ではなく、動機が悲哀に満ちていて、殺人そのものは悪ですが彼自体を完全に否定するのは難しい。
ジウクは、ウニョクとの過去を捨てられたようです。
彼を最終的に受け入れ一緒に働きはじめた彼、冷たくなりきれない優しい人ですよね。
そして、自ら留置場に入りウニョクに証拠の捏造を頼む所は、二人の信頼度を明らかにしてくれた良いシーンでした。
バン係長手術が成功しほっと一安心、後は目覚めるを待つだけですね。
チ・チャンウク出演作⇒[あなたが願いが言えば][アンナラスマナラ魔法の旋律][都会の男女の恋愛法][コンビニのセッピョル][僕を溶かしくれ]
ナム・ジヒョン出演作⇒[100日の郎君様]
クォン・ナラ出演作⇒[不可殺~永遠を生きる者][暗行御史:朝鮮秘密捜査団][梨泰院クラス]
キム・イェウォン出演作⇒[君は私の春][明日君と]
チャン・ヒョクジン出演作⇒[美男堂の事件手帳][浪漫ドクターキムサブ2][100日の郎君様]