韓国ドラマ 怪しいパートナー 6話 あらすじ 後半
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ヒョンス(ドンハ)と面会するジウク(チ・チャンウク)とボンヒ(ナム・ジヒョン)。
「 多くの成功している弁護士の中で自分を選んだ理由は分からないが、もし証拠不足で殺人容疑から逃れるつもりかなら...」
と警告するボンヒを前にヒョンスは急に笑いだし、唇を震わせながら「私が彼を殺した」と言った。
ボンヒとジウクが凝視する中、続けてヒョンスは「それが聞きたい答えですか?有罪を認め交渉する以外に選択肢はないのですか?」と尋ねた。
「あなたが、最後の希望の綱です」
そう訴えるヒョンスに、留置場での自分の姿とダブって見えるボンヒ。
ヒョンスは、宅配業者としてシェフの家に何度も訪れていて顔が知られているのは当然だが、なぜそれが証拠となり殺害犯人とされるのか理解できないと話した。
ここに座っている理由もわからず孤独で怖いと涙ぐんだ後、誰かに頼りたかっただけだとボンヒに告げた。
ヒョンスの言葉はジウクに言った自分の言葉と同じだ、と心を動かされるボンヒ。その様子を傍で見つめるジウク。
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殺人当日のアリバイを二人に話すヒョンス。
天気が良かったので公園に散歩に行き、その後映画館に行ったが、見るつもりだった映画の上映時間が合わず気が変わった。
昼食はトッポギととホイップクリームのモカコーヒーを通りに座って済ませた。そして数回行ったことがあるバーを訪れた。
そこでは誕生日パーティーが開かれていたと付け加えた。
証言の間ヒョンスの様子を観察していたジウクは、彼のソフトで優しい話し方が妙に気にかかった。
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二人と離れた後、ジへの元へ行きボンヒについて尋ねるユジョン。
ボンヒが殺人犯だとは思えないというユジョンに「 多くの殺人犯に会りましたが、最終的に誰でも殺害はできるというのが私の結論です」と答えるジヘ。
「 ボンヒがヒジュンを殺したんです。いつかきっと彼女を捕まえてみせます」
「 あなたの言葉は私に言い訳のアイデアを与えてくれたわ」と謎の言葉を吐くユジョン。
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面会を終えた後、ヒョンスについて話ながら駐車場へ向かう二人。
ヒョンスのアリバイを裏付ける証拠はないし共感しすぎだと指摘するジウクに「停電のために自身にも証拠はなかったし、依頼人を信じるのが弁護士だ」と主張するボンヒ。
それが弁護士を嫌う理由だと不平を言うジウクに、ではなぜ弁護士になったのかと尋ねるボンヒ。
「 君のせいだろ?」
とつい口がすべるジウクに顔を引きつらせた後、間違って告発された人々に共感するだけだと言うボンヒ。
「 君のせいで弁護士がさらに嫌に…」
「 なぜ私のせいなんです?それはノ弁護士さん自身のせいでしょ?」
そうやって大声で口論しながらパーキングに戻る二人。
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マンション前でウニョク(チェ・テジュン)を待ち伏せているユジョン(ナラ)。
ウニョクが現れると、二人が自分を無視していると涙を浮かべてくってかかった後、さらに不満をぶつけた。
「 二人が嫌っても仕方がない。私が悪いんだから...。でもあなたも同罪でしょ?それより、ジウクはなぜ殺人容疑者なんかと関わっているの?」
だがユジョンの問いに答えることなく「 行けよ。これからは偶然会うだけにしよう」と静かに告げて去るウニョク。
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その夜、地区検事長はヒジュンの誕生日ケーキを買いにケーキ屋に寄っていた。
だがその店の窓から、にこやかに携帯でメッセージをするボンヒを見かけその後を人気がなくなるまで追いかけた。
「 今日が何の日か知っているのか?息子が生きていたら今頃は蝋燭に火を灯していた筈だなぜ笑っている!目には目を、歯には歯を。出来ることならお前を切り刻んでやる!」
そう脅迫しながら首を絞める地区検事長に、最後まで無罪を主張するボンヒ。
「 私は本当にやらなかった。信じて頂けないならどうしようもないですが…どんなに脅迫されても、してないことは認めません」
「 では証明しろ!真犯人を見つけ出せ。それまではお前が犯人だ!」と言い捨てる地区検事長。
彼が去った後その場に崩れ落ち嗚咽するボンヒ。
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首の痣をスカーフで隠し何事もなかったかのように部屋に入りジウク(チ・チャンウク)に携帯を差し出すボンヒ(ナム・ジヒョン)
そしてヒョンスが話したバーで、殺人当日に開かれた誕生日パーティの写真をピンボードで見つけたと嬉しそうに見せた。
ジウクはヒョンスのアリバイを証明する証拠にはならないと言うが、ボンヒは彼の話を信じる充分な理由にはなると喜んだ。
その後背を向けたボンヒの態度に何か不自然なものを感じ追いかけたジウクは、部屋に戻り首の痣を鏡で確かめているボンヒを見て近づいた。
首を隠すボンヒの手を払い痣を覗き込むと問い詰めるジウク。
「 何があった?言ってみろ」
と穏やかに尋ねるジウクに首を振るボンヒ。そして言いたくないと言うボンヒを追求はせず、大丈夫ならいいと部屋を出るジウク。
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翌日、ヒョンス事件を話しあう弁護団。
その結果、殺人現場から去るヒョンスを窓から目撃したという高齢の女性の証言を検証することに決めるジウク。
ベースボールキャップを被ったボンヒに行ったり来たりさせながら、視力の弱い老女が顔を見分けられるかどうか調べるジウクとウニョク。
ジウクは、高齢の女性が隣人の家を見ている理由を疑問に思うが、孤独だから他人と繋がりたいと思う気持ちなら分かると告げるウニョク。
この事件に奇妙な何かを感じるジウク。
問題が何かははっきりとしないが、なぜ泥棒が何度も被害者を刺したのかと疑問を口にした。
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レストランに行きヒョンスの証言を確かめようとするジウクとボンヒ。だが奇妙なことに協力を拒むスタッフ。
その後車に戻ろうとするが、この界隈の迷路のように入り組んだ街路に迷い、車を探している内ににわか雨に遭う二人。
ボンヒ(ナム・ジヒョン)の手を取って走るジウク(チ・チャンウク)。そうして地下道内で二人は雨宿りをした。
雨が止むのを座って待ちながら穏やかな瞬間を楽しむ二人。
手を伸ばして雨粒に触るボンヒを愛しそうにじっと見つめるジウク。そんな彼の視線に、気づいていないボンヒ。
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ヒョンス(ドンハ)の第一次公判当日
裁判所の玄関で地区検事長に出くわすボンヒとジウク。
ジウクは喉を押さえるボンヒの仕草を見逃さず、瞬時に真相を知った。地区検事長を睨むと、ボンヒの手を喉から外し握ったまま中に連れて入るジウク。
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公判の前、体調の悪そうなユジュンを見たジヘは休むように勧めた。だが、無理を押して公判に同席するユジョン。
強盗殺人でヒョンスを起訴するジへに対し、ジウクは無罪を主張した。
被告人には殺人を犯す動機も理由もないとジウクが弁護すると、強盗殺人においては動機も理由も必要ないとジヘは主張した。
だが、強盗殺人として有罪判決を受けるには被告人が強盗をした事が証明されなければならないが、被告人の周りで紛失物は発見されず売買した形跡はどこにもない。
続けて判例338条を上げ、強盗が証明されず被告人が殺人をした証拠がない以上、強盗殺人罪は成立しないと対抗した。
公判中一言も発せずジウクを見つめているユジョン。それに気づいたボンヒは、最先の良いスタートだったにも関わらず不安な気分に陥った。
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公判後、話しながら駐車場へ向かうジウクとボンヒ。
そこで青白い顔で車に乗り込もうとするユジョンを見たジウクは、助手席に彼女を乗せ車を走らせた。
その様子を側道で見てジウクの代わりにボンヒを家に送るウニョク。
「 子供っぽいですが、病気の女の子が羨ましい。私めったに病気しないんです」
そうボンヒがポツリと呟くと無理に笑うウニョク。だが家にもどると、静かにウニョクは涙を流した。
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建物までユジョンを送ったジウクは、中には入らずそのまま行こうとした。だが腕を掴み家に招待するユジョン。
静かに腕をはずし拒否するジウク。そんなジウクに告白するユジョン。
「 あなたを愛し過ぎていた。だから私へのあなたの愛が物足りなくてもっと望んだ。でも別れてからは、例えそうだとしても価値があると分かったの。だからあなたの傍にいたい」
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夕方に戻っていたボンヒは、ジウクがいない家で不安な時間を過ごしていた。
時間が経つに連れじっとしていられなくなり、遂には家を出てウロウロしながら帰りを待っていた。
そして彼の姿が見えた時、ジウクの胸に飛びつくボンヒ。
「 帰ってこないかもしれないと思って怖かった…。あなたが好きです」
これにジウクはボンヒを抱き寄せようとして腕を上げたが、最後の瞬間に降ろした「俺を好きになるな」と言った。
チチャンウク 韓国ドラマ 怪しいパートナー 6話 視聴率6.95% 感想
せっかく頑張って告白したのに拒絶されたボンヒ、残念…。
でも元カノの裏切りで深く傷ついているジウクが、二度とゴメンだという気持ちも分かる気がします。
もう少し待ちましょう(笑…) どんなに気持ちを否定しても、ボンヒに対する彼の気持ちは周囲には明らかで…。
拒否したことをあとで後悔するのでは…? ボンヒが上手く隠したにも関わらず喉の腫れに気づくジウク。
心配していながら、話したがらないボンヒに無理強いしないジウクがソフトで優しくて…。チャン君の良いシーンでした。
女性のことがわからない筈のジウクなのに、ボンヒの事となるとピ~と直感力がよく働くようですね。
チ・チャンウク出演作⇒[あなたが願いが言えば][アンナラスマナラ魔法の旋律][都会の男女の恋愛法][コンビニのセッピョル][僕を溶かしくれ]
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チャン・ヒョクジン出演作⇒[美男堂の事件手帳][浪漫ドクターキムサブ2][100日の郎君様]