韓国ドラマ 怪しいパートナー 14話 あらすじ 後半 視聴率9.7%
バン係長( チャン・ヒョクジン )の復帰
「ウエルカム!」
ウニョクがクラッカーを鳴らして大声で叫んだ。
「おめでとうございま~す。」と、ボンヒも退院後初出勤するバン係長を歓迎し、クラッカ-を鳴らした。
その後ビョン代表も飛び込んで来て、クラッカー鳴らしに参加した。
ジウクは「誰がここを掃除するんだ?」と不平を言いながら現れたが、やはりクラッカーを鳴らし部屋へと逃げた。(素直じゃない笑)
「あなたが掃除してください!」バン係長は嬉しそうにジウクに叫んだ。
落ち着いた後、朝の会合が始まるが、暫くして又いつもの様に昔の体験談を語り始めるビョン代表。
米国にいた頃の彼の過去の話を長々と話し始める彼に「我慢しなきゃ、お父さんだから…」と呟くボンヒ。
その言葉に反応し「俺はお前の父じゃない!」と叫ぶビョン代表。
「私のお父さんだとは言ってませんよ!良い耳ですね」
「ここからこの子を連れ出せ!」と叫ぶビョン代表。すると怒りを爆発させるジウク。
「や~!どうしていつもこうなるんだ!一度くらいまともな会議をしないか!」
そこへ手を上げて発言の許可を求めるバン係長。皆が一斉に注目する中、何かが不足しているようだ、とバン係長はいたずらっぽく笑った。
そして意識不明の間に非常に興味深い夢を見ていたと言う。
目を覚ましたら全資産を譲ると約束したビョン代表に覚えていますよ、とニヤリとするバン係長。
そしてあみだくじで負けた時は罰を代わリに受けると約束したボンヒを見つめ、専用の秘書と運転手、事務所長を雇うと約束したウニョクを問い正すように見た。
バン係長の暴露に、返す言葉もなく目を反らすボンヒと頭を掻くビョン代表。そしてウニョクは創造的な夢だ、と言い逃れして笑った。
*
台所でボイスメモをしていたボンヒは「盗人(ナイフを盗んで置いた人)は誰なんだろう」と、ぶつぶつと独り言を言いながら歩いているジウクに、何の話だと訊いた。
焦ったジウクが「読んでいる探偵小説の犯人を発見しようとしている」と言い訳をすると「現時点で現れる人が盗人よ!」と母親の言葉を引用しボンヒが指差した。
するとその先に現れるエプロン姿のビョン代表。
その後ジウクは、落ち着きなく皿洗いに立つビョン代表に疑惑の目を向けた。
病院で意識のないバン係長に話しかけていた時に、背後のソファで眠っていると思っていたビョン代表が、全てを盗み聞きした可能性を探った。
その時ジウクは、盗んだナイフでの偽装工作をしない事を決めたと話し、正しい判断かどうかはわからないが法律に従うと告白していたのだった。
そしてビョン代表の方も、ジウクの机からナイフを盗みヒョンスの家ヘ忍び込んだ事がばれやしないかと内心びくびくし、ジウクの様子を盗み見た。
ビョン代表は、法律家としては恥ずべき行為だが、時には法よりもむしろ自分の握りこぶしを使わないとならないものだと寝たきりのヒョンスに語っていた。
*
放火罪で逮捕された男は、ユジュン(ナラ)の尋問に対して2年前のドボン洞火災について話し始めた。間違った人が逮捕され罪悪感に苦しんでいたと彼は告白した。
二年前その事件で有罪判決を受けた男の弁護をしたのは、ウニョク(チェ・テジュン)だった。
*
第二次公判の弁護をカンソンイルから再び依頼されたウニョクは、事件を弁護チームに持ち込み、当時検察側が依頼人を復讐劇の放火犯として逮捕したと説明した。
ソンイルの娘は車にはねられ火の中で死んだが、その男は酔っていて運転免許証を持っていなかった。
心身の病気を理由に意図的に犯罪を犯したわけではないとして処罰されないままその男は解放されたと言う。
ウニョクはソンイルの第一次公判に敗訴したことから自信がないとし、弁護チームに助けを求めた。だがきっぱりと拒否するジウク(チ・チャンウク)。
”助けを欲しがらない時に助ける”遊びをジウクがまた仕掛けたと思い、ウニョクはわざと「助けなくていい!」と言った。それでもジウクは手助けするのを拒んだ。
そうして言い争う二人に「IQそんなに高くないですね」とボンヒ(ナム・ジヒョン)はからかいバン係長と笑った。
溜息を着いた後、ソンイルが無罪だと主張するウニョクに、ジウクはヒョンスもそうだったと指摘した後、真面目な顔で放火事件では働きたくないと本当の理由を告げた。
途端に、ジウクの過去の悲劇を思い出し謝まるウニョク。そしてバン係長(チャン・ヒョクジン)は、ボンヒにこの事件の担当する様に提案した。
だが、ボンヒ(ナム・ジヒョン)も父親が火事で死亡している事を告げ、気が進まないと断った。だが考んがえてみると約束はした。
*
今回の放火とドボン洞放火事件の類似性について考えている内に、地区検事長は昔の放火事件を思い出していた。
「この男がお前の父さんと母さんを殺した男だ」と、幼いジウクにボンヒの父親の写真を見せた過去の事件を…。
*
翌朝、ベッドの傍に立っているボンヒを目を覚まして見つけ驚くジウク。
「さあ起きて、シャワーをして下さい。準備しなきゃ。」
「何の?」
「今日、デートしましょ!」
ジウクは、がばっと上体を起こし「デート?」と呟いた。
その後そいそと身支度をして、買っておいた宝石箱を引き出しから取り出すジウク。
蓋を開けてリング状のネックレスを見て今日こそボンヒに渡そうと決意した。
*
だがボンヒは、ロマンティックな雰囲気とは程遠いゲームセンターに彼を連れて行った。
そして対戦した全てのゲームに負けてしまう情けないジウク。
UFOキャッチャー、シューティングゲーム、さらにはバスケットボールの試合で打ち負かされてジウクは萎んだ。
そしてボンヒに見えない所で胸のポケッから宝石箱を取り出して「クソ、台なしだ」と密かにぼやいた。
*
不機嫌そうにさっさと歩き出すジウクをボンヒは追いかけた。
「どうしてゲームなんかで、すねたりするんです?」
「すねたりするもんか!」と、怒りながら否定するジウク。
「ノ弁護士サン、いえっダーリンが!下手なのではなくて、私が上手すぎるんです。次は勝たせてあげるから…」と、ボンヒはジウクを慰めようとした。
だが「ダメだ!そんな事は絶対にするな!」とジウクは叫んだ。
正々堂々と戦いたいと言うジウクに、ボンヒがもう一度プレーすることに同意し、ハイタッチをする二人。そしてそのままボンヒの手を握りしめ機嫌が治るジウク。(笑!)
*
歩いている途中で携帯のリマインダーが鳴り、バン係長の薬を買いに薬局に入るボンヒ。
ちょうどその時母親に出くわしたジウクは、何をしているのかと訊かれ、ガールフレンドと一緒にいると恥ずかしそうに白状した。
薬局を出ようとしていたボンヒは、母親の嫌な上司にジウクが”母さん”と呼んでいるのを店のガラス越しに見て驚愕した。
慌てて出るのを止め店内に引っ込むと、そうとは知らず今まで自分がしてきた態度を思い返し、どうすべきかボンヒは悩んだ。
ジウクが母親に会わせようと薬局に来ると、ボンヒはガラスのドア越しにダメだ、とジウクに懇願した。そうして入り口のドアの引き合いになる二人。(笑)
結局ジウクがドアを開けると、ボンヒは顔を隠して店から飛び出し通りに逃げ出した。
「なんで逃げるの?」と呆気に取られるジウクとジウクの母親。
*
ボンヒの母親ヨンスン(ユン・ボクイン)は、自家製の食事を持ちその日初めてボンヒ(ナム・ジヒョン)の職場を訪れていた。
ボンヒが不在のため相手をするバン係長(チャン・ヒョクジン)とウニョク(チェ・テジョン)。
「頭上に光の輪がありますね。パシャパシャ!」とウニョクに言い、ボンヒが恋に落ちた相手が彼だと勘違いするヨンスン。
そこへジウクが帰ってくると、彼の頭上にも光の輪が見え混乱するヨンスン!
「この二人の内どちら?」ヨンスンの質問に、ウニョクとジウクは意味がわからず顔を見合わせた。
ボンヒの母親だと知り「お母さん、ご挨拶させていただきます。ノ・ジウクです。」ジウクがそう挨拶をしている所へ「アジュマ?」と登場するジウクの母ボクジャ(ナム・ギエ)。
その後、自分たちの子供が同じ事務所で働いていると知り驚愕し、二人の母親はガミガミと言い合いを始めた。
「まさか、あの女の娘とつきあったりしないわよね?」ボクジャが腹正しくジウクに尋ねると「子供たちは子供たちに任せて出かけませんか?」と一旦はその場を抑えようとするヨンスン。
だが「娘の親なのに大きな自信よね。私が二人の関係を認めなかったどうするの?」と挑戦的に言い放つボクジャに「私も認めないわ!」ヨンスンも気色ばんだ。
その間、三人の男たちは何をすべきか分からずにお互いを見回している、そんな悪夢の真っ只中に入ってくるボンヒ。
途端に又逃げだそうとするボンヒ( ナム・ジヒョン )をジウク( チ・チャンウク )は素早く掴み「僕たち付き合っているんだ!」と母親たちに宣言した。
バン係長にびっくりして驚くようにウニョクが囁き、二人は大げさなりアクションを示した。泣きたい気持ちを隠して無理やり笑うボンヒ。
*
ボンヒの父親の写真が入った古い事件ファイルを見ているチャン地区検事長。
彼はボンヒの父親が裁判所の廊下で話しかけて来た日のことを覚えていた。ボンヒの父親は無実だと主張し、顧客と喧嘩をしたのは別のタクシー運転手だと言った。
ボンヒの父親だと証言した犠牲者は酔っていて、別の運転手と勘違いしていると説明し助けを求めて跪いた。
だが地区検事長は気に留めず、ボンヒの父の訴えを無視していた。今一度、自分は間違っていなかった、と呟いてファイルを閉じるチャン地区検事長。
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「父さん、彼の両親に嫌われてしまったの。どうすればいいの?」父親の写真に向かい、ボンヒはため息混じりに呟いた。
そして気分転換に先ず洗濯をすることに決め準備をした。その時リビングルームで、どうやってネックレスをあげるかを練習しているジウク。(笑)
そこへボンヒが出てきて、ジウクは慌てて宝石箱をポケットに隠した。コインランドリーに行くとボンヒが言うと、カゴを取り上げ一緒に行こうとジウクは言った。
*
洗濯を待っている間、ランドリーテーブルに座って話をする二人。
ジウクは「母とビョン代表はあまり気にしないように」とボンヒに告げた。だがボンヒは「そんなの無理です ! 」と顔を曇らせた。
説得するからとし、次回は父親に会いに行こうと提案するジウクに、やっと笑顔を取り戻すボンヒ。
「ところで、いつくれるの?」と、ボンヒはジウクの胸のポケット辺りに視線を這わせた。
「えっ!」
「一日中、渡そうとしてしている物があるでしょ?」
「ここでか?」ジウクが周りを見回して躊躇すると、ボンヒは笑みを浮べた。「ええ、ここで...」
ジウクがネックレスを取り出して見せると「可愛いわ~」と笑顔になるボンヒ。
そしてジウクが首につけてくれたネックレスを、ボンヒは嬉しそうに指で触り、ジウクの肩に頭を乗せ腕に抱きついた。
*
バン係長は、まだ昏睡状態のヒョンスを訪れ、彼の顔の下半分を手で塞いでマスクをした犯人の目と確認した。
二度と目を覚ますな、と言い捨てその場を去った。だがそのドアが閉まった瞬間、ピクリと動くヒョンスの瞼。
*
コインランドリーから帰宅した後、洗濯用バスケットを受け取ろうとするボンヒを見つめたまま、手を放さずに立っているジウク。
「おやすみなさい」ボンヒがそう言うとジウクは体を傾け軽くキスをし、それぞれの部屋に行くために二人は体を回した。
だが同時に振り向くと戻って来て、長くて熱いキスを交わす二人。ボンヒは手に持っていたバスケットを落とし、ジウクの首に腕をしっかりと巻きつけてキスに答えた。
そうして、キスを繰り返しながらボンヒの部屋に向かい、服をむしり取るように脱いで抱き合ったままベッドに倒れ込んだ。
*
朝、先に目覚めたジウクは気だるそうに上体を起こし、ボンヒの目を覚まそうとして髪や背中にキスを繰り返した。
そうしてふとナイトテーブルの上にを見たジウクは、写真に目を奪われ凍りついた。それは幼いボンヒと父親、つまり両親を殺したと言われた男の写真だった。
彼の記憶の中で、瀕死の状態になっているジウクの父親に向かって火の中を歩いていく男だったのだ。
ボンヒが目を覚まし、笑顔を浮かべてジウクを見上げた。ぬくもりを求めてジウクの胸にくっつくボンヒ。そんな彼女を抱きしめながら、ボンヒの父の写真を凝視するジウク。
韓国ドラマ 怪しいパートナー 14話 感想
ジウクの言葉”一緒にやりぬこう”の通り様々な困難を乗りこ終えた後、二人の関係が成熟し完璧なタイミングで結ばれたように思います。
お互いに励ましあってここまで来た二人がこんな風に幸せになり、こちらにも幸せ気分を分けてもらったようです(笑!)
そして「チャギヤー(ハニーの意)」の呼びあい、ゲーセンデート、コインランドリーデートと胸キュンシーンも沢山ありましたね。
二人とも微笑ましくてかわい!演技力の賜物なのか、本当に自然な二人です。
ジウクとボンヒの人生を変えた火災について、少しづつ事実が明らかになり、あの地区検事長が絡んでいる事が判明しました!
彼はボンヒの時に偽装工作した様に、多分間違った持論を幼いジウクに吹き込んだのではないかと推測していますが…。
現在、両親の死の責任がボンヒの父親にあるとジウクが信じているのが気になりますが、彼はきっとボンヒに隠すでしょう。
ボンヒが知れば、前のようにきっとジウクを押し出そうとするだろうし…。
”一緒にやり抜こう”の精神でヒョンスを乗り越えつつあるように(未だ解決してない)、過去の火災事件についても別れずに解決に向けて頑張ってくれれば良いなと思います。
バン係長は幸いにして脳障害なしで生き返りましたが(良かったです~)、ヒョンスの方は記憶喪失者となるのでしょうか?
チ・チャンウク出演作⇒[あなたが願いが言えば][アンナラスマナラ魔法の旋律][都会の男女の恋愛法][コンビニのセッピョル][僕を溶かしくれ]
ナム・ジヒョン出演作⇒[100日の郎君様]
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キム・イェウォン出演作⇒[君は私の春][明日君と]
チャン・ヒョクジン出演作⇒[美男堂の事件手帳][浪漫ドクターキムサブ2][100日の郎君様]