怪しいパートナー 9話 あらすじ 後半 視聴率10.2%
事務所に戻ったジウクは、バン係長にチャンホの場所で得るものはあまりなかったと伝えた。
そしてジウクが写真を見せると、バン係長は他の二人についてできるだけ調べてみると約束した。
その時コーヒーを持って通り過ぎるボンヒに甘い視線を送るジウクに気づき、ニヤリとするバン係長。
ヒョンスへの疑惑をボンヒに話すつもりなのかと尋ねられたジウクは、調べて確かめてからにすると答えた。
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ユジュン(ナラ)とジヘ(キム・イエウォン)を部屋に呼んだ地区検事長は、ヒジュン殺害の事件ファイルを渡した。
ボンヒの無罪放免を決して受け入れられないとして、二人に再調査を依頼した。
この殺人が復讐によるものだと何年も考えて過ごし、考えれば考えるほどボンヒが殺したのだと思えてならないと二人に話した。
ボンヒのアパートに第一のナイフを置いたことを彼が認めると、草むらで見つかった第二のナイフは、ボンヒを解放するためにジウクが偽装したのではないかとジへは推測した。
ジウクはそんなことはしないと反論するユジュンに、どうにかして新たな証拠を見つけ出すように指示する地区検事長。
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誰にも相手にされないビョン代表に同情し、”証拠不十分”と呼ぶのを止めたら飲酒運転事件の弁護を引き受けても良いと申し出るボンヒ。
それに喜んで、”ウン弁護士”と初めて正式な呼称をボンヒに使うビョン代表。
その後、雑用当番を決めるはしごゲームで負けたボンヒが視線を送ると、今週の当番を代わりに引き受けると申し出た。
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ボンヒに優しくなりコーヒーを運ぶビョン代表、コップを片付けてあげるバン係長、チョコレートを渡し雑談するウニョク。
皆に可愛がられているボンヒを見て嫉妬したジウクは、何気なく机に向かった。
るふりをしてわざと彼女に接近し、低音で喋ってボンヒを悩ませた。
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昼食に行ったボンヒは、新しい仕事特に同僚がとても気に入っているが、この幸せを失うかもと恐れていると母親に打ち明けた。
そんなボンヒに今まで何もなくて育ったからかも知れないがと理解を示し、人は誰かの幸せを奪ったりはしないものだと母親は励ました。
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ヒョンスは、家の近所でうろうろしているバン係長を見て壁に隠れ、付近のCCTVや車を調べ情報を集めている彼の様子を観察した。
その後行きつけのバーで、弁護士に何度か質問されたとオーナーから聞くと、ジウクが自分とボンヒを追いかけて来た姿も思い出した。
疑われていることに気づくヒョンス。
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その夜、ヒョンスが誰かを刺したか刺されたかはっきりしない悪夢を見てジウクはうなされた。
その声を聞き二階にチェックに来たボンヒの前で、パニック状態で目を覚ますジウク。
ボンヒを抱きしめ無事を何度も確かめた後、落ち着きを取り戻し腕を放すジウク。
謝罪する彼に頷いた後去りかけたボンヒだが、喪失状態のジウクを見て放っておけず、眠るまで5分間傍にいると言った。
ソファの上で、できるだけボンヒにの傍に寄り凝視するジウク。
そうして直ぐに寝入ってしまうジウクに、どんなに寝ている姿が可愛くても揺れたりしないと呟くボンヒ。
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ビョン代表の飲酒運転の裁判当日。
聴聞席に座っているジウクの横に、ボンヒを見に来たのか?と囁いて傍に座るウニョク。
「ビョン代表は、父親代わりだからな」と強がりを言うジウクに対し、「彼女がどんなに上手くやるかを見に来た」 とウニョクは答えた。
裁判が進み、検事は証言を裏付ける証拠がないとして有罪を主張した。それを聞き、嫌な予感がすると呟く二人。
最後に発言を許されたビョン代表は、女性を救うために数メートルしか運転していないとし寛容な処置を求めた。
だが、裁判官は結局有罪判決をビョン代表に宣告した。
罰金を支払うことを命じられ、何だと~!と怒声を上げるビョン代表。
法廷から出た後「おい、証拠不十分!奴隷のように働かせておいて敗北だと!」 と大声を上げボンヒを追いかけ回すビョン代表。
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その夜、ジへと飲みに出かけていたユジュンは、ジウクとウニョクと共に楽しそうに通りを歩いているボンヒをレストランの窓から目撃した。
かって自分がいた位置にいるボンヒを見て憤るユジュンを、ジヘが止めるが振り切って出ていくユジュン。
「ちょっと!あなた達!」 と呼ぶ声に一旦は振り返るが、直ぐにまた歩き始める二人。
その後姿を泣きながら見つめるユジュン。
その後したたかに飲み続けた後、家路に向かってゆっくりと少しふらつきながら帰るユジュン。
そして通りを挟んだ向こう側の道をユジュンを見守りながら歩くウニョク。
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その夜、川岸で血の付いたナイフと共にチャンホの車が発見された。
それはチャンホが死んでいると確信し全ての罪をなすりつける事にしたヒョンスの仕業だった。
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バン係長はジウクに、姿を消した日以降チャンホがどこに行るか知ることができなかった事と、写真の中の他の二人については未だ調査中だと報告した。
ジウクは、誰が靴を買ったかを知っているとチャンホが話したことを踏まえて、それは写真の中の誰かかヒョンスではないかと疑っていた。
そこへ「ニュース速報だ。シェフ殺しに使われたナイフが車の中で発見された。」とウニョクに呼ばれる二人。
”驚くべきことに殺人容疑者のコ・チャンホは、鑑識でこの事件を担当する捜査官!逃走した容疑者の発見に警察は全力を尽くしている”
と言うニュースを店のTVで見てヒョンスはニヤリとした。
そこへボンヒが現れ、笑顔で振り向くヒョンス。
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公園のベンチに座った後「実はウン弁護士さんに嘘をついたんです」とヒョンス(ドンハ)は口を開いた。
シェフ殺しの日何をどこでしたか本当は覚えていなかったが、その日の詳細なアリバイを説明しなければ無実を信じてもらえないと思って嘘をついたと打ち明けた。
今告白した理由をボンヒが尋ねると「信じてくれた唯一の人だから正直でいたいと思った」と答えた。
そして謝罪するヒョンスを見て、ジウクが何か変なことがあると言っていた事を思い出すボンヒ。
だが心を隠し「正直に打ち明けてくれてありがとう」とボンヒは笑顔を浮かべた。
その後二人でパーキングへ戻る途中、ジウクから電話を受けるボンヒ。
ボンヒがヒョンスと一緒にいると告げると「真犯人も見つかった事だしヒョンスを夕食に招待したい、途中どこにも寄らず真っ直ぐに来るように」と指示するジウク。
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ジヒは、ヘジュンの殺害前にもジウクとボンヒの間に何かがあるような感じだったとし、彼が証拠のナイフを偽装したという地区検事長の理論は妥当だとユジュンに話していた。
事件ファイルの前でその事を暫く考えてから、事務所を飛び出すユジョン。
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ヒョンスとボンヒが到着すると、ジウクは巨大なナイフを手に持ったまま皮肉な笑いを浮べてヒョンスに挨拶した。
ボンヒは直ぐにジウクを二階に引き連れて行き、なぜヒョンスの偽りのアリバイについて話さなかったのかと問い詰めた。
「具体的な証拠が何もないから」とジウクが言い訳すると「私が知るべきことを隠し続けながら、私のためだったとでも言うつもりですか?」と非難した。
謝罪するジウクに「ヒョンスがアリバイについて嘘をついたと打ち明けた。もう分からなくなった。彼を疑う理由があると思うと不安だ」とボンスは言った。
ジウクが隠している事を探ろうとボンヒの後を付いて来ていたウニョクも、その話を聞いていた。
ボンヒが下に降りた後、援助を申し出るウニョクに食事を並べてくれと頼むジウク。(笑)
*
階段を降りてきた二人は、玄関に立っているユジョン(ナラ)を見て驚いた。
仕事で来た、と言うユジョンを食事に誘ったジウクは、普段と違いにこやかにユジョンに話しかけた。
そうしてお喋りで雰囲気が和らいだ頃、ジウクはチャンホがシェフ殺しで疑われている事実を慎重に切り出した。
捜査官が殺人容疑者であることに驚いているが、個人的には彼を知らないと答えるヒョンス。
「おめでとう!」とユジョンはヒョンスを祝った。
そして「他の容疑者がいなければ証拠不十分で自由の身になっても世間の人から有罪と思われるから」とボンヒに聞かせるように話した。
それに対してボンヒは直ぐに「検察が仕事を怠っているため殺人犯が徘徊したままだ」と叱責し「真犯人を私が見つけてお渡ししますから!」と切り返した。
その答えに深呼吸をした後、ユジュンはここに来た理由を話したいと口を開いた。
「チャン・ヒジュン殺人事件の再調査を私が担当することになった。新事実が出るかどうかは分からないが探り当てるつもりでいる。殺人者は今この家にいるかもしれない」
と自分がどれほど真実に近づいているとは知らず、最後にそう付け加えた。
何のリアクションも見せないヒョンス。
彼に貼り付けた笑顔を見せているが不安を隠しきれずにいるボンヒ。
笑みを浮かべながら、ヒョンスに疑惑の目を向けるジウク。
誰も言葉を発っせずその場に緊張した雰囲気が流れていた。
韓国ドラマ 怪しいパートナー 9話 感想
ヒョンスの復讐計画の7人の中にチャンホも入っていた!
ヒョンスが殺してチャンホが鑑識捜査官のテクで証拠を消して手助けしているだけの関係ではなく、過去チャンホが犯罪(女性がらみ?)を起こしているようですね。
チャンホが死んだと思った時、復讐が出来たはずなのに嬉しがらずショックを受けていたヒョンスにも注目。
この殺人デュオの関係は深く長い…。全貌が明らかにされるのは、まだこれからのようです。
もう二人のジウクとボンヒ。 ジウクが気持ちを告白をしたけれど、もう傷つきたくないボンヒが拒否した状態になりました。
やっと諦めかけた所だったのでその気持にも頷けますよね。
ボンヒの気持ちを尊重するジウクの気高さ(笑!)もわかりますが…、あまりこの気を使った状態を長引かせないことを祈るばかり…。
それに何かと逞しいボンヒよりも、過去のトラウマに苦しんで不眠症や悪夢を見ているジウクの方が生きていくのに相手を必要としているのでは?
ボンヒにちょっかいを出すジウクのおちゃめで楽しそうなシーンが出ましたが、二人で楽しそうにするシーンが早く見たいものですね。
チ・チャンウク出演作⇒[あなたが願いが言えば][アンナラスマナラ魔法の旋律][都会の男女の恋愛法][コンビニのセッピョル][僕を溶かしくれ]
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