韓国ドラマ 怪しいパートナー 7話 あらすじ 感想 後半
酔いつぶれたボンヒを家に連れ帰るジヌク(チ・チャンウク)
一緒に飲みに出かけ、かなり酔ってしまったボンヒとウニョクそしてバン(チャン・ヒョクジン)係長。
ボンヒとウニョクはお互いがタイプだったら楽だったのに...。二人ともこんな風に片思いに苦しむことはなかったと慰めあってお酒を飲んだのだった。
そこへ現れお説教をしようとしたジウクは、完全に酔っ払っている三人を見て諦めた。
代車を頼みウニョクを送らせた後、幸せそうに猿のように自分にぶら下がっているボンヒを連れて家に帰るジウク。
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ベッドの上で寝ているボンヒ(ナム・ジュン・パイク)の頭の下に枕を置いた後、傍に座り頬に触れようとするジウク(チ・チャンウク)。
だがボンヒはまるでそれを拒否するかのように寝返りを打った。
車が停車したはずみに目を覚まし、間違った住所を渡した事に気づくウニョク。
運転手に謝り自宅へと車が走り出した時、ウニョクは帰宅するユジュンの姿を見つけサイドミラーからじっと見つめた。
*
翌朝、昨晩酔っ払っていた三人に怒りをぶつけるジウク。
時間がないと言いながら飲みに行く時間はあるんだなとバン係長に嫌味を飛ばした後、消失したままの肖像画を何としても見つけ出せと命令した。
ヤン氏のレストランへウニョクを派遣し、ボンヒにはCCTVをくまなく見て探せと指示を与えた。
「何をです?」とおそるおそるボンヒが言うと、何かを見つけ出せ!見つかるまで見続けろ!とジウクは叫び声を上げた。
続けてこの事件はボンヒが依頼されたとし、もっと責任を持つようにと釘をさすジウク。
*
その後、精力的にボンヒたちは行動を始めた。
その日からウニョクは何度となくレストランを訪れ、ごみ捨てを手伝い笑顔を振りまいて協力を拒んでいた店員から話を聞き出した。
そして死んだシェフがかなりの悪党だったことを発見した。
ウニョクがシェフの不始末を片付けていたのは彼の妹だと告げると、死体の発見者がその妹のヤン・ジヨンだったと思い出すボンヒたち。
その後CCTVの映像を見ていたボンヒは、ジヨンの車のナンバーを見つけてジウクを呼んだ。
その発見に喜んで、ついボンヒの頭を撫ぜてしまいぎこちなく手を降ろすと、よくやったと肩を叩いた。
ヒョンスの第二次公判の日、ジヘ(キム・イエウォン)は、殺人現場で見つかったボタン・指紋・足跡の証拠が全てヒョンス(ドンハ)の物だとが提示した。
それに対してジウクは、ボタンはヒョンスが家に宅配した時にソファを動かしているヤン氏を手伝った殺人の前日に落ちたのだと主張した。
ジヘが単なる憶測だと異論を唱えると、殺した時に落ちたと言うのも憶測ではないかとジウクは反論した。
次に隣人が証人席に呼ばれた。
初老の女性は、殺害時刻頃シェフの家から去っていくヒョンスを窓からみたと証言し、ヒョンスを指差した。
ジウクがその日の被告人の服を描写するように頼むと、証人は黒い服と帽子そして暑い日だったのに手袋をつけていたが、鞄は持っていなかったと答えた。
ジウクがその日被告人は着ぶくれしていなかったかと訊くと、証人は今と同じように痩せていたと答えた。
「ではどうやって被告人は盗品を運んだのでしょう?」
と言うと「ラップトップ、金の延べ棒、トロフィー…、そして大きな肖像画が盗難されたと報告されています」とリストを見ながら言った。
そして見つからない肖像画以外の盗品とほぼ同じ物を入れた青い鞄をボンヒが出した。
それを見せた後「証人は被告人が鞄を持っていなかったと証言し、盗品を服の中に隠し持ち太って見えたとも言わなかった」とジウクは指摘した。
ジヘが立ち上がり、戻ってきて盗んだ可能性を指摘すると「もし戻ってきたなら足跡があるはずだが現場には見つかっていないですよ」とジウクは反論した。
*
次に被害者の妹のヤン・ジヨンが証人席に座った。
殺されたヤン氏の死体を翌日午後一時頃発見して直ぐに警察に届けたとジヨンは証言した。
だが、ジウクは通報二時間前の午前11時13分にジヨンの車が映っているCCTVの映像を証拠として見せた。
ジウクが、11時か13時か死体を発見したのは何時かと尋ねると、証人は覚えていないと答えた。
その後ジウク(チ・チャンウク)は、ジヨンから真実を引き出すために誘導尋問をした。
「ヤン・ジヨン氏、あなたが被害者を殺したのではないのですか?」
続けてジウクは「淫らな兄の女性関係の始末をさせられ証人が疲れていたとし、その為に殺したのではないか?」とジヨンを尋問した。
そうして遂に泣きながら「兄の” 怪物行為 ”を隠そうとしただけだ」と白状するジヨン。
続けて「家に入ると兄の死体があり、彼が複数の女性にした”怪物行為”のビデオが流れていた。だから家族と兄の名声を守るために証拠を隠滅して強盗が入ったように見せかけた」と証言した。
「では、あなたの兄によって汚された女性たちの評判はどうなるのでしょう?」
冷やかにそう証人に尋ねた後「偽装証言により無実の人間が殺人容疑にはめられた。彼の権利は誰が守るのでしょうか?」と証人尋問を終えるジウク。
*
帰宅すると、ぼーっとしたまま二階に上がっていくジウク。
暫くして尋ねることがあって上がったボンヒ(ナム・ジヒョン)は、座ったままで寝ているジウクを見つけて近づいた。
上着を脱いだそのままの姿で寝ているジウクのネクタイを緩めようと決めるボンヒ。
そしてひざをついてネクタイをちょうど外し終えた時に、ジウクが目を開けた。
「心地よくなってもらおうとしてネクタイを外した」と説明するボンヒを凝視したままのジウク。
立ち上がってもう一度、ネクタイを外そうとしただけですからと去ろうとするボンヒの手首をジウクは掴み「五分だけいてくれないか?」と頼んだ。
ボンヒが頷いて足元に座ると、また目を閉じて眠りに戻るジウク。
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二階に上がってきたバン係長は、ジウク(チ・チャンウク)の膝の上で寝ているボンヒ(ナム・ジヒョン)を見て、直ぐに階段を下りて行った。
そして階段を上がろうとするウニョクとビョン代表を阻止して眠っている二人を邪魔させないようにした。
*
法的証拠に照らし合わせた結果、証拠不十分としてヒョンスは無罪を宣告された。
ヒョンスを疑っているジウク以外の弁護団は狂喜し、裁判の様子を聴聞していた捜査官のチョンホも安堵していた。
*
新しい事務所の初勝利を祝ってヒョンスと共に飲んでいる弁護団。
ボンヒを始め皆が浮かれている中、乾杯後ジウクが出ていくのを見てバン係長は追いかけた。
出てきた彼に真犯人はまだ捕まっていないとし、この事件は始まりであって終わりではないと不安を告げるジウク。
だがバン係長は、それは我々弁護士ではなく検察の仕事だと彼に思い出させた。
その頃、ボンヒが残したメモをバーのピンボードで見た誕生日パーティのカップルからの電話を受けるジウク。
歌っている最中のボンヒが電話に出ないため代わりにジウクに連絡してきたのだ。そして彼らに会いにバーに行くジウク。
*
一人で飲んでいる客は珍しいから、その夜の男を覚えていると二人は言った。だが彼が撮ったビデオを見るとそれに映っているのはヒョンスではなかった。
混乱した頭でバーの中を見回した後、ピンボードに誕生日の写真を戻した時に他の客のメモを読み、凍りつくジウク。
” 天気の良い日に公園で散歩をした。少女が風船で走り回っていた。誕生日パーテイがあった。映画「普通の容疑者」のポスター...”
ヒョンスの証言そのままのメモがピンボードに並んでいたからだった。
そうしてヒョンスの行動を頭の中で推測するジウク。
殺人事件の数日後、ヒョンスはここに来て偶然にメモと写真を見てそれを上手に混ぜて詳細なアリバイを作り上げた。
そして確認できないように、人混みの中に自分を紛れ込ませた。
だからユジョンの取調べに対し詳細なアリバイを言うことができた。だが、こんな嘘をついて何を隠そうとしているだろう…。
*
ボンヒの歌声を聞いて、音程についてあーだこーだと話し合う酔っぱらった弁護団。
そんな彼らを、一つさえ分かれば良いんですと遮り、殺人の夜聞いた口笛をボンヒはフィーフィーと再現した。
そのメロディーと共にフラッシュバックするヒョンスの記憶。
無罪放免になり記者たちに取り囲まれてるボンヒの傍を口笛を吹きながら通り過ぎてくヒョンス。
店のウインドウから靴を賞賛するボンヒを見て、それを買いオフィスに置くヒョンス。
ボンヒに追いかけられて通りの人混みに紛れ込むヒョンス。
チョンホが死んだシェフの死体の傍でナイフを握っていた時、同じ家の中にいるヒョンス。
✳︎
ボンヒの歌が分かる人は天才だなと笑うバン係長を、キッと睨んだ後ビールを飲み干すボンヒ。
そして、きっと真犯人を見つけてみせますと宣言するボンヒを傍で見つめるヒョンス。
ー犯罪者を無罪放免する裁判官は有罪だと言われるが、裁判官、検察官、弁護士全てが有罪だ…。
とヒョンスを自由にする手助けをしてしまったと思いながら皆が飲んでいるバーへ戻ってきているジウク。
その途中の無人の地下道で目の前に立っているヒョンスに出会い心のなかで思うジウク。
ー俺は犯人を無罪放免にするのを手伝ったのか?チョン・ヒョンス、お前を…。
チチャンウク 日本公式FC
チチャンウク 韓国ドラマ 怪しいパートナー 7話 視聴率7.4% 感想
告白を拒否していながら、もう一度だけとお願いされてボンヒを抱きしめるジウク...。
後悔するかどうか心のなかで自問自答していましたね。
平和な内は付かず離れずの関係が続き、真犯人を探しているボンヒに危険が及んだ時に、ジウクが覚醒して全力で守る体勢に入る予感がします。
ソファで眠るシーンは、二人の抜群のケミとビジュアルでこのドラマの名場面の一つになったかなと思います。
真犯人が出てきましたね。記憶喪失の設定なのに鑑識の捜査官チョンホがそう見えなかったので、不気味な笑いを浮かべるヒョンスの方が怪しいと思っていたらやはり、そうでしたか...。
依頼人が自由になり喜ぶボンヒと真犯人を自由にしたことに気づくジウクとの葛藤が始まりそうです。
ジウクとなんとか上手くやっていっている現在のウニョク。
自分の苦しい状態は隠してジウクにふられて落ち込んでいるボンヒを慰めている彼は、結構良い人ですよね。
大きな展開があって一気に見終えた7話。視聴率も10%近くになったので、このまま上昇すれは良いですね...。
チ・チャンウク出演作⇒[あなたが願いが言えば][アンナラスマナラ魔法の旋律][都会の男女の恋愛法][コンビニのセッピョル][僕を溶かしくれ]
ナム・ジヒョン出演作⇒[100日の郎君様]
クォン・ナラ出演作⇒[不可殺~永遠を生きる者][暗行御史:朝鮮秘密捜査団][梨泰院クラス]
チャン・ヒョクジン出演作⇒[美男堂の事件手帳][浪漫ドクターキムサブ2][100日の郎君様]