韓国ドラマ キム秘書はいったいなぜ 4話 あらすじ 感想 後半
姉妹で焼き肉屋へ行くキム・ミソ(パク・ミニョン)
図書館のイベンドについて考え中のミソに「仕事中毒よ」と指摘する長姉のピナム。
これを否定して最後まで最善をつくしていると言うミソに「副会長の所有欲が凄いって聞いたわよ」 と言う次姉。
「副会長が引き留めるのは単なる所有欲ではなくて本当に自分を必要とするからじゃないかと思う。私がいなくなったら副会長がどうなるのかなと考えてる」
「彼を好きだって言ってんの?違うなら決めたように終わらせなさいよ。そうじゃないと一生キム・ミソではなくキム秘書として生きることになるわよ」
そう警告する長姉のピナムに「その事なら良く分かってる」 と答えるミソ。
その後トイレに行こうとして天井のホコリを蜘蛛だと思い怯えたミソは、それを取り除いてくれたピナムに、恐怖症は治るのかと尋ねた。
「頻繁に直面すれば徐々に症状は改善する。退職したら私の所へ来て。」 と勧めるピナムに、「いいえ、私じゃなくて…何でもない」と言うミソ。
(ヨンジュンのケーブルタイ恐怖症でしょう)
その頃「キム・秘書は何しているだろう…」と考えていたヨンジュンは、幼稚だとしながらミソの好きな本を読み始めた。
本の中の” 深刻で混乱した人生の中で寛いでいるときに、突然何をしているのかとその人を思い浮かべたり、自分以外で最も優先的にその人のことを考えたりするなら、それで充分に愛と呼べる。”を見たヨンジュンは、きっぱりと” 愛 ”を否定した。
「秘書に仕事を与えているから、何をしているか考えるのは当たり前だ。”愛”そんなわけないだろ…」
*
翌朝、共通の好きな作家モルペウスについてジアと話していたミソは「なぜモルペウスは顔を公けにしないのでしょう。もし彼が現れたらパニックで大きな話題になりますよね」と聞いてイベントのアイデアが閃いた。
そしてヨンジュンに、図書館のオープニングに有名作家を招いてのブックコンサートはどうかと提案した。
そして「もう少しお待ち下さい。失望はさせませんから」とモルペウスについて打ち明けず、頼んだ。
この時、建物にいると伝えるテキストをソンヨンから入手したヨンジュンは、椅子から飛び上がり「脳が一日のエネルギーの4分の1を使用していることを知ってるか?」 と尋ねた。
そして「スナックを準備する」 というミソに、次々と食べ物言いつけて買い物してくるように指示した。
「急がなくて大丈夫だ。エレベーターを使わず階段を使用しろ。今すぐ行って来い!!」 とミソをオフィスから追い払った。
*
「何の用だ。挨拶なら昨夜十分した」と言うヨンジュンに、ソンヨンは自分の新刊をカバンから出し「興味のないラブストーリーは読まないか?。恋愛して愛を知ってこそ世の中が判るようになるんだから読むべきだ。」 と話した。
だが「忙しいから出ていってくれないか?」 と冷たく言われてオフィスから出た後、玄関で買い物から帰ってきたミソと二度目の遭遇をした。
「運動靴の!こんな風に出くわすなんて嬉しいな」
「本当ですね~では」と行こうとするミソを引き留めて携帯を出し、断るミソに粘って番号を入れさせた。
これに適当な番号を入れて渡したミソは「なんてしつこいの?彼がモルペウスじゃない限り電話番号なんか教えないわよ」と独り言を呟いた後、急いでヨンジュンのオフィスまで走った。
だがソンヨンの訪問に動揺して「食べたくない。数秒前に気が変わった」 と言うヨンジュンに、ミソは何も訊かず買い物袋を下げて秘書席に戻った。
そして何が起こったのだろうと不思議に思った。
その後モルペウスのエージェンシーからの電話を受けてイベントへの参加を断られたミソは、ヨンジュンのランチへの誘いを断り、過去彼にインタビューをした記者を訪ねて行った。
そして対面ではなくメールでの質疑応答だったと知ったミソは「ボスのプライベートに触れて訴訟になる所を助けてあげたこと忘れてないですよね?親切な行為に報いるのが礼儀じゃありませんか?」と記者に圧力をかけて、彼のメールアドレスを取得した。
そうしてその夜、図書館のオープニングセレモニーの一環である” ブックコンサート ”の提案書をモルペウスに送った。
その頃バーで、ヨンジュンは図書館での停電についてユシクに打ち明けていた。
「ご苦労だったな。」 と言うユシクに「苦労?いや面白かったぞ。」 とミソの手を握って暗闇を歩いたことを思い浮かべて微笑んだ。
「アートセンターで再び停電したりはしないだろうな?」 と確認するヨンジュンに「二度とこんな事が起こらないように俺が確認するから。任せておけ!」 とユシクは胸を叩いた。
*
翌朝、ミソはヨンジュンの自宅で働いていた。
ミソから企画室からのオープニングセレモニーの提案書を見たヨンジュンは、新鮮な企画はないと顔を曇らせ、ブックコンサートについてミソに訊いた。
これに「調査中です。申し訳けありません」と答えたミソ(パク・ミニョン)は、その時ヨンジュン(パク・ソジュン)のネクタイが曲がっている事に気がついて近づき直し始めた。
だが急にドキドキする心臓に「今日自分でやる」 と言うヨンジュン。
そんな中、電話が入ったためにミソは部屋を去った。
その後胸を押さえて「突然心臓が!主治医に会わなくては…心臓がおかしいぞ」(笑)と慌てるヨンジュン。
*
会社でヨンジュンを夕食に誘い断られた母親は、カバンを秘書席にわざと置き忘れて、ヨンジュンに家に届けさせて欲しいとミソに頼んだ。
カバンをヨンジュンに渡したミソは、渋る彼に「理由は分かりませんが後で後悔するような事はしないほうがいい」 と諭した。
久しぶりに家族揃っての夕食に一言もしゃべらず食べるヨンジュンに、チェ女史は、ミソについて語りはじめ、最高の秘書で信頼できる唯一の人だと話した。
だがソンヨンが帰る前に夕食にミソを招待すると話し始めると、ヨンジュンは急にビジネスの話題に変えた。
その後アートセンターについて話し続ける家族に、今度はソンヨンが黙り込んだ。
*
夕食後、ヨンジュン(パク・ソジュン)の傍に座り「キム秘書に興味が湧くな。どうやってお前と9年も働く事ができるんだろうかと思うと…どんなタイプだ?」と尋ねるソンヨン(イ・テファン)
「お前が俺から隠して合わせないようにしているのは明らかだ。なぜだ?会ったら彼女をデートに誘うと恐れているからか?」
「出て行けよ」
「本当にわからない。俺が手を伸ばして努力していることに感謝するべきだろ?」
「なぜ僕が感謝しなくちゃならないんだ?」
「相変わらず利己的な奴だ。俺が許してやると言ってんだろ!過去何も起こらなかったな様に忘れてやると言ってんだ!」
「僕を許すつもりでいる人の態度には思えないな。20年以上も前のよく覚えてないことをわざわざ話して…」
「なぜそこまで俺を憎むんだ?」
「憎んでない。ただの軽蔑だ」
これに怒って立ち上がったソンヨンは「もしお前があんなことをしなければ、お前の立場に俺がいただろう」と声を荒げた。
「本当にそう思っているのか?兄さんは弱くて無能だ。そして自分を守るために他の人を拷問する。例えあの事件がなかったとしても、あなたには絶対にここまでにはできなかったさ」
これにソンヨンがヨンジュンを殴った。
立ち上がり殴リ返そうとした所へ両親が現れたのを見たヨンジュンは、止めて家を去った。
その後、部屋に戻ったソンヨンは、緊急に新刊の宣伝提案書を送ったので見てしてほしいと連絡され、コンピューターへ行った。そして未読の中にキム・ミソのメールを見つけた。
*
その後ヨンジュンはミソの家に行き、車から明かりが漏れている窓を見つめた。そして去りかけて買い物から戻ってきたミソに出くわした。
イヤフォンをつけ楽しそうにチャットを読んでいるミソを見て微笑んだヨンジュンは通り過ぎようとするミソに手を伸ばした。
「何を考えていたら、目の前の人に気ずかないだ?」
「副会長どうかされたんですか?玉子卵割れちゃった…。その顔どうされたんですか?」
「なんでもない。」
「家に帰られたんですよね?途中で何かあったのですか?」
「ああ、家からだ。これ以上聞くな。」
「消毒しないと、あとが残りますよ。」
と手を取ったミソは家の中にヨンジュンを入れるが、直ぐに家の外に押し出して1分待つように指示した。
そして走りまわって素早く家の中の乱れを整えると、再度ドアを開けた。
「少し汚れていますけど…」
「いや…かなり汚いな」
どうぞと言われて入ったが、チビスリッパに苦労して足を押し込むヨンジュン。
消毒セットを持ってきたミソ(パク・ミニョン)は、嫌がるヨンジュン(パク・ソジュン)に写真撮影に支障が出ると自分の責任になる、と説得して椅子に座らせた。
ベッドに座ったミソは、椅子に座ったヨンジュンにもっと近づくように言って、消毒を始めた。
そうしてミソが自分の唇を見つめて手当をする様子を、ヨンジュンはじっと見つめた。
その内に目と目があい、気まずくなった二人はパッと体を離した。
その後バンドエイドは顔に合わないと断ったヨンジュンは、ミソが「もしかして喧嘩でもしたんですか?」と尋ねると「さっき質問するなと言っただろ?」とぷいと横を向いた。
*
ヨンジョンに謝罪したあと「ラーメンは好きですか?元気がない時には辛いラーメンの一杯が本当に効き目があるんです。一つだけ割れていない玉子を副会長に付けてあげます!」 とニッコリするミソ(パク・ミニョン)。
そうしてミソがラーメンを作っている間、部屋の中をうろついていたヨンジュンは、” どんな時も君と ”を手にとって「ここにも幼稚な本がある」 と呟いた。
「副会長に何がわかるんですか?愛がなにかを知らないのに…」
「じゃキム秘書は知ってるのか?愛を?恋愛経験もないのに…」
「本をたくさん読んでますから」ミソが得意そうに言うと「すごいな」 と真面目くさった顔でヨンジュンが答えた。
ムッとしたミソは「あ~お湯が湧いたみたい」 と台所へ行った。
だがうつ伏せになっているぬいぐるみの牛を直そうとしているヨンジュンを見たミソは「ダメ!ダメですったら!」 と大慌てで汚れた下着を隠した場所に駆け寄った。
そして彼を押しのけようとした拍子に、一緒にベッドの上に落ちた。
驚いて起き上がろうとしたミソに、ヨンジュンは腕をまわして抱きしめ 「少しだけこのままでいてくれ。これから愛そうと思ってる。僕が君を…」 と告白した。
次回のお話は⇒キム秘書がなぜそうか5話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒ キム秘書がなぜそうか 3話あらすじ 感想
キム秘書がなぜそうかの放送情報は⇒ キャスト登場人物視聴率
韓国ドラマ キム秘書はいったいなぜ 4話 感想
ヨンジュンの兄ソンヨン ( イ・テファン ) が本格的に登場しました。
近寄りがたく冷たい雰囲気のあるヨンジュンに比ベ、人当たりが良く陽気な雰囲気を持つソンヨンですが、弟を過去虐めていた様ですし、明るいだけに余計に不気味な気もします。
キム・ミソに妙な関心を示しているのも気になりますね。
ヨンジュンの結束バンド( ケ-ブルタイ )恐怖症とソンヨンが絡んでいるのかないのか、幼い頃誘拐があったのかと興味深くなってきました。
ミソが探しているオッパはヨンジュンなのかソンヨンなのかも気になりますね。
呆れる程のナルシストぶりに笑わされ、繊細な所に同情し、それでいて男っぽいヨンジュンを、彼ならではの独特の演技で完璧にこなしているパク・ソジュンが素晴らしい。
そして漫画『キム秘書がなぜそうか』から抜け出たようにキム秘書になりきっているパク・ミニョンも、笑顔が明るくて可愛くて素晴らしい。
最初は少し助演が弱いかなと思ったりもしたのですが、そんな憂いは全く吹き飛んだ快進撃が続いています!
まだ4話までですが、2018年を代表する”どっぷりはまれるラブコメ”になるのではないかと思います。