韓国ドラマ キム秘書はいったいなぜ15話 あらすじ 感想 チャンソン2PM パク・ソジュン パク・ミニョン (視聴率7.1%)
結婚に異議あり!と突然現れる父に、驚くミソとヨンジュン。ミソの父の考えはいかに?
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主な登場人物
イ・ヨンジュン (パクソジュン)
キム・ミソ (パクミニョン)秘書
イ・ソンヨン (イ・テファン)作家
コ・グィナム (2PM チャンソン)
その他の登場人物については⇒ キャスト・相関図・視聴率へ
ハイライト画像は⇒ tvN キム秘書がなぜそうか 15話
写真は⇒ tvN
韓国ドラマ キム秘書はいったいなぜ15話 あらすじ
なぜこんなに幸せな気分なんだろうと言いながらヨンジュンの傍に座ったミソ( パク・ミニョン )は、しみじみと話し始めた。
「実は、仕事から帰って家に戻り、夫に料理を作って食べて、一緒に夜を過ごすのが夢だったんです」
そう言ってフフッと笑ったあと我に返ったミソが去りかけると、ヨンジョンはその手を掴んで座らせて「その夢、僕が叶えるよ。」とプロポーズした。(何回め? )
「毎日一緒に帰って毎日ラーメンを食べよう。例え体がMSG(添加物・化学調味料)でいっぱいになっても大丈夫だ。君の夫になりたい。キム・ミソと結婚したい。何だ...異議があるか?」
そうしてキスを交わそうとする二人に、突然「ある!その結婚に異議あり!!」 とミソのベッドの中で叫ぶミソの父!! (笑!)
これに慌ててヨンジュンの胸を突いて離れたミソは、父に近づき病院ではなくここにいる理由を尋ねた。
「退院許可が降りたが家には水がないからここに来た。メッセージを送ったが返事がなかった」と責められると、ミソは会社の緊急事態で余裕がなかったと答えた。
話があるとベッドから起きたミソの父は、ここで話すように引き止めるミソに「口を出すな。男同士の話だ」と強引にヨンジュンを引っ張って出て行った。
*
屋台に入った後、お酒を注ごうとしたヨンジュンを拒んで自分で注いで飲んだミソの父は、ヨンジュンに飲むように顎で合図した。
その後とても不満だと話し始めた。
「とにかく、MSG(食品添加物・化学調味料)でいっぱいになるまでラーメンを食べる、というプロポーズがあるか?ロマンがまるでない!」
「すみません、シンプルで幸せに暮らそうと言いたかったんです。」
「ミソと本当に結婚したいのか?」
「はい、結婚したいです。」
「ならプロポーズをもう一度やれ。いくら時代が変わったとしてもロマンがないと!俺はこんな不誠実でクールじゃないやつに俺の娘をやれない。自信がないのか?」
「いいえ、自信ならあります!あり過ぎるほどです!」
これに笑顔を浮かべたミソの父は「勇ましい所が気に入ったぞ。さあ飲もう、ワンショット(一発)!」とお酒を注いだ。
「お前がどんなロマンチックなプロポーズを俺の娘にするか、俺はこのカリスマの目で見届けるつもりだ」
「はい、よそ見をせずに僕だけを見ていてください!」
これに「OK、ワンショット!」と繰り返しながらミソの父は、どんどんとヨンジュンにお酒を注いで飲ませた。
そうしてソジュを5本空けしたたかに酔った後、ミソの好みを教えようとするミソの父。
「うちのミソによくしろよ。美味しいものを沢山買ってやれ。ミソがサバを好きなのを知ってるな?」
「ミソはサバは食べません。二年前に喉に骨を刺してからは食べないんです」
「そうなのか?本当に??じゃ 鶏の足はどうだ?ミソはストレスを感じる時にスパイシーなものを食べるのが好きなんだ」
「もうスパイシーフードは食べません。お父さんの借金問題があった時ストレスのせいでスパイシーな食べ物を色々食べ過ぎて胃を壊したんです」
「そうか…俺の借金を知ってんだな」
「お父さんの会社が倒産したのも友達に騙されたのも知っていますよ」
「ああ!ほんと恥ずかしいな...(笑)だが君が思っている以上に...お金はないんだ。ミソが住んでいる家は持ち家じゃなくて毎年家賃を払っているんだ。これはショックだろう?」
「年ごとではなく月々の支払いだと知っています。保証金は500万で家賃は2万2千円です。」
「うわー、ミソについて詳しいな。それでも構わないのか?気持ちが変わらないと自信があるんだな?」
「決して!世界がどうなろうとも、ミソへの僕の気持ちは決して変わりません!」
「合格!俺はあなたを婿として認めよう。」
そう言ってミサで司祭がするようにヨンジュンに十字を切ったミソの父は、立ち上がってお辞儀をしている彼に「きちんとプロポーズをするんだ」と念を押した。
「もちろん!そうします」と深々とお辞儀をするヨンジュン。
心配で外に出てきて酔って腕を組んで帰ってくるヨンジュン( パク・ソジュン )と父を見つけるミソ。
「俺の望みは裕福な婿じゃない。ミソを幸せにする婿が欲しいんだ。もちろんお金があるにこしたことはないが…。」
「はい、ごもっともです。お父さん」
「あーー!うちの娘!」
「僕の女!!」
そう叫びながら近づいてくる二人を睨みつけたミソは、小言を言い始めた。
「何なの一体?この匂いは何です?退院したばかりでどうしてこんなになるまで飲むの?お父さん、もう60歳近いのに健康に気をつけるべきでしょ!」
「キム・ミソ!それがお義父さんに対する話し方か!」
「副会長も同じです。どうして明日午前中に役員会があるというのに、ここまで飲むんです!明日のスケジュールに目を通すべきではありませんか!」
これに「実は秘密だが、時々内の娘が怖いよ」と耳元でささやくミソの父に、ヨンジュンは「秘密ですが…、僕もミソを恐れています」と答えた。
そうして笑い始めた二人に、ミソは呆れた。
その後「うちの婿にタクシーを呼んでやれ。先に家に戻る」とミソの父が去ると「僕のヨジャ(女)~」とミソに抱きつくヨンジュン。
*
その後ヤン・チョルに迎えを頼みヨンジュンの隣に座ったミソは、なぜがそんなに飲んだのかと眉をひそめた。
だが酔っぱらって眠っている様に下を向いていたヨンジュンが、頭を上げて「ミソ..。愛しているよ」と呟くと、ミソはパッと明るい笑顔を浮かべた。
「僕は本当に君を愛している...まあ実際 9年前君を見た時とても嬉しかった。君は僕に気づかなかったけど本当に幸せだった。考えてみたらあの時からだったと思う。君を愛し始めたのは…。」
そう言ってミソを優しく見つめながら、ヨンジュンはミソの髪に触れた。
「僕が一生幸せにするよ....。僕は君と一生幸せに暮らしていきたい。キム・ミソ、愛しているよ。」
そう告白して肩に寄りかかるヨンジュンを幸せそうに抱きしめたミソは、感動で涙を溢れさせながら彼の背中を撫でた。
*
出社したミソは、今日が最後の日だと思っていた所属室の秘書たちから蛍の光♪( 애국가、愛國歌、エーグッカ)の歌で迎えられた。
長い間我々と一緒にいてくれた
我々の愛するキム秘書と
どうして別れを言わなければならないのだろう…
なぜ行かせなければならないのだろう…♪
そうして、キム・ジア(ピョ・イエジン)が涙を流しながらミソへの感謝の印の盾に刻まれた文を読み始めた。
「私達から去ったとしても、あなたが教えてくださった情熱、先見の明、リーダーシップは永遠に私達の中に残ります。9年間お疲れ様でした。副会長所属室の同僚より」
だが誰もが皆うつ向いてしんみりとしている雰囲気の中、ミソは言いにくそうに「あの…私辞めないことにしたんですけど…」と切り出した。
「ええ?...何?」
そして、一斉に顔を上げる所属室の面々に「思っていた以上に仕事が好きだと悟り仕事を続けることにしました」と打ち明けた。
「わぁ~」と歓声が上がる中、迷惑をかけてしまったと謝罪するミソ。
これにボン・セラ(ファン・ボラ)は「悪いと思うなら二度と辞めるなんて言わないで!約束して!」と小指を突き出した。
続けて「約束!約束!」と小指を出す秘書たちと、ミソは笑顔を浮かべて指切りをした。
*
その後秘書席で解雇されるのではないかと心配するジアに、ミソは「ありえないわ。ジアさんに仕事を渡せるようになって楽になったから続けることにしたの。」と微笑んだ。
これにジアが喜んでいる中、そこへ現れたセラは「キム秘書は全てを手に入れてる。能力のあるクールなボーイフレンドと悪口に戦ってくれる忠実な同僚とね!」とにっこりした。
これに、感謝の印に今夜夕食をおごりたいと誘うミソに、二人は「フリーよ、完璧!何食べる?」と盛り上がった。
*
二日酔いで吐きそうになるのをなんとか我慢して出社したヨンジュンは、オフィスに入った後ソファに座ってむかつく胸を抑えた。
そこへ、家から持参したヘジャンクッ(解酲・酔い覚ましスープ)をムットしならが運んでくるミソ(パク・ミニョン)。
「お義父さんの様子はどうだ?」
「副会長と同じで、二日酔いに苦しんでますわ。でも仕事をしに家に戻りました」
ミソはそう言ってギロリと見ながらスープを乗せたトレーをヨンジュンの前に置いて、又向かいに座った。
「完璧すぎる自分に時々不満だった。他人に与える影響が大きいと心配したりもした。だから時に失敗する方がいいと思うんだ。それでこそ人間だろ?」
「それって昨晩酔った話でしょうか?」
「全て計算した上での行動だった。君に人間らしい一面を見せたかったんだ。」
「ですが自制なさらないと!次の日のことも考えないで飲みすぎてはいけません。この会社のオーナーなんですよ!」
「この会社のオーナーの前に一人の女性の婚約者だ。だからお義父さんの言うことを聞かなければならなかった」
その後「何を話されたんです?」と尋ねるミソに「シークレット♪」と微笑むヨンジュン。
*
シラフに戻ったヨンジュンは、ミソの父から言われた『ロマティックなプロポーズ』に頭を悩ませ、ユシクに相談した。
これまでユミョンランドを貸し切った『遊園地プロポーズ』ラーメンを毎日食べると約束した『平凡で可愛いプロポーズ』を何度も既にしているヨンジュン。
これにユシクは「それでも結婚は未だか…。となると、キム秘書にはお前と結婚する気がないってことじゃ…?」と失言してヨンジュンにギロリと睨まれ、慌てて撤回した。
「だがキム秘書がブルドーザーと呼んでも無理はない。セクシーブルドーザーの後はウェディングブルド-ザー!なんてな♪」
「僕がお前をブルドーザーで取り除く前に止めるんだな」
「軽率だったな。すまないウェディングブルド-ザー」
「パク軽率男、どう元妻へプロポーズしたんだ?」
「プロポーズした時は軽率じゃなかったぞ。俺はパリのエッフェル塔の下でロマンチックにプロポーズしたんだ!」
「それがロマンチック?鉄骨建築の下でプロポーズするのが?」
「ウェディングブルド-ザー、わかってないな。”君はエッフェル塔よりも輝いている。僕の傍で一生輝いてくれないか?結婚してくれ”に妻は直ぐに返事したぞ」
「だが結局はお前の傍で輝くのを辞めたんだ…。」
「 とにかく...プロポーズはロマンチックな場所の方がいいぞ。」とアドバイスした後、ユシクは「このトピックのせいでソジナを思い出したな…」と深いため息を付いた。
ロマンティックなプロポーズ
オフィスに戻りロマンチックな場所について考え始めたヨンジュンは、他人のコピーはプライドが許さないとエッフェル塔を先ず却下した。
そしてコロセウム、万里の長城を却下した後、ラスベガスを思い浮かべた。
「そうだ。ベガスは華麗で危険な僕のようだ。」と納得したヨンジュンは、携帯でラスベガスのホテルをサーチして一週間の予約を入れた。
そして契約書と来週のスケジュールを持って来たミソに、全てキャンセルするように指示を出した。
だがヨンジュンからラスベガスへ休暇に行くと聞いたミソは、絶句した。
「僕との休暇がそんなに嬉しいのか?一緒に休暇に行って夜景やドライブを楽しもう!」
「ダメです。休暇なんて問題外です。副会長、やるべきことが沢山あるんです」
「スケジュールなら調整できる」
「関係が公になって注目されている時に、仕事に支障をきたすようなことは控えるべきです」
そう忠告して聞かなかったことにすると話を打ち切った後、ジアと出かける許可を求めるミソ。
「一緒に旅行には行かないと言った上にキム・ジアと飲んで食べに行く?」
とムッとするヨンジュンに「それは比較できることではありません」と答えるミソ。
「何でもしてくれ。飲んでも飲まなくても気にしない」
「ありがとうございました!」と嬉しそうに去るミソを見た後、ヨンジュンは独り言を言った。
「この問題をどうやって解決したらいい?ラスベガスに行かないと言うことは、プロポーズを又計画しなくてはならないじゃないか…」
恋バナで盛り上がる女子会
「とっても気になることがあるんだけど、いつから付き合っているの?最初に好きになった方は誰なの?教えて!」とセラ。
「たぶん...副会長…」と答えて恥ずかしそうに首筋を触るミソ。
これに歓声をあげる二人に飲むように言うミソだが、二人は調子に乗って続けた。
「最初に手を握った方は誰?」と尋ねるジアに「たぶん...副会長 」とミソの仕草を真似て答えるセラ。
「最初にキスした方は誰?」と尋ねるセラに「多分、副会長...」と答えるジア。
そうして又歓声を上げる二人に「もう止めましょ」と遮るミソ。
その後セラは以前ミソに打ち明けていたスーパーヒーローの男(ヤンチョルの事)と付き合い始めたことを打ち明けた。
そしてジアは「好きな人がいるんですけどデートはしたくないって。仕事に集中したいと言っている。」と顔を曇らせた。
これにセラは「なら仕事よりジアさんに集中させなさいよ!もっと積極的に!」と発破をかけ、ミソも頷いた。
「キム秘書の幸福な人生とジアさんの愛の成就、そレから私と彼のスリリングなカップルライフに~。ワンショット!」
セラの掛け声で、乾杯する三人。
*
一方のヨンジュンは、ロマンチックなプロポーズの方法をネットでサーチしていたが、どれも幼稚に見え自分のスタイルではないと思いなやんでいた。
そして連絡してこないミソに、何かあったのではないかと心配してミソに電話した。
その電話をトイレに行ったミソの代わりに受けたセラたちは、酔ったミソを迎えに来るように頼んだ。
居酒屋に現れたヨンジュンに、自分たちが呼んだことを忘れて驚くセラ(ファン・ボラ)達と「私をとても愛してくれているから…」と喜んで隣に座るように言うミソ。
酔って悪ノリしたセラは「副社長としてここに来たんじゃなくてキム・ミソのボーイフレンドとしているんです…よね?ではキム・ミソのカレとして扱いますわ。」と宣言した。
「ああ、まあ…そう」
そうして”ヨンジュンさん”と呼び始めるジアとセラに、ミソと帰ろうとするヨンジュン。
「帰りたいんなら、お尻であなたの名前を書いてください!」
「何?何で僕の名前を書けだと?」
「それより帰らせないようにしましょうよ!」
とヨンジュンの財布と時計を取った二人は大喜びして「これで家に帰れませんよ!皆で帰る時に渡しますからね!」と笑った。
これに助けを求めてミソを見るが「最高~」と大笑いするミソに、諦めるヨンジュン!
その後、御曹司のプロポーズについて話し始め「プライベートジェットでサプライズイベントね!」とか「島ごと購入してロマンティックにプロポーズ?」とか言って盛り上がるジアとセラ。
これに、内心いいやり方だ思うヨンジュンだが、ミソの方は「お金の無駄遣いだ」とあっさりと切り捨てた。
居酒屋をでた後、まっすぐ歩くことができないほど泥酔したミソを支えて歩き車まで連れて行くヨンジュン
「今までいつ副会長の呼び出しがあるかわからないから飲んだことはなかったんです。私はいつも副会長のために運転していました」
「だから...もう僕を好きじゃない?」
「いいえ、あなたが好きです。迎えに来てくれてありがとうございました。感動しています。」
「最も感動してるのは僕の顔だろ?」
「そうです。とてもハンサムで歌が歌えて…そうだ!私の秘密を教えましょうか?あなたが歌ってくれた子守唄にとても感動したんです。よく眠れたし…。私のボーイフレンドは最高だわ!」
そうして親指を上げるミソに微笑むヨンジュン。
翌朝、化粧を落とさず服も着たままで目を覚ましたミソは、昨夜のことを思い出してベッドの上でのたうち回った。
*
憂鬱な気分のまま出勤したミソは、ロビーで会ったジアとセラから副会長の財布と時計を持ち帰っていた、と見せられて驚愕した。
その後、謝罪して財布と時計を返すジアとセラに、ヨンジュンは「楽しい時間を過ごしたのならそれでいい。だが一生に一度で十分だ。」と釘をさした。
ミソを呼び入れたヨンジュンは、コックに作らせたヘジャンクッ(解酲・酔い覚ましスープ)をミソに差し出して見つめた。
前回と完全に反転した状況の中、ミソは言い訳を始めた。
「私は時々完璧さを求めすぎて不快にさせているのではないかと…。だから副会長がおっしゃった様に、失敗して隙を見せるのも悪くないと思ったんです」
「だがこれからは、もっと自制したまえ。」
「はい、オーナーの秘書ですので…」
「いや僕の女だから…、健康を害するかと心配だからだ。まずは食べなさい。昨日のおかゆは効いたよ。それともう一つ、酔っぱらったミソはとても可愛かった。決して忘れない」
そう言って微笑むヨンジュン。
*
胸やけを抑えながら給湯室に入ったジア(ピョ・イエジン)は、昨晩酔ってコ・グィナム ( チャンソン2PM )に動画を送っていたことを彼から聞いて唖然とした。
全く記憶にないジアに、心配しないように言う彼から電話を奪ったジアは、酔って告白している自身を見て頭を抱えた。
「コ・グィナム代理、働くだけで本当にデートはしないの?あなたはジアと付き合いたくないのかな~?さあ答えて!」
「ジアさん、何でこんなことしてるんだ?」
「恋愛しましょうよ。私と付き合うって早く言いなさいって!」
これを見て途方に暮れるジアに「とても酔っていたようだ。冗談だったんだろ」と助け舟を出すグィナム。
だがジアは「冗談ではないんです。私、コ代理が好きなんです。いつからか分からないけど…。あなたが好きなんです。」と正直に告白した。
これに後で話そうと言って給湯室から去るグィナムに「断るならすぐに言うはずよ。カップルになれるかもしれない?!?」と喜ぶジア。
だがその後、外庭で会ったグィナムは「他人の秘密を守ってくれる良い人だと知っている。いつも優しかった。だが君の気持ちを受け入れることはできない」と断った。
「懸命に働いて成功したら、節約したお金で家を買いたいから。夢を実現するまで今の生活を続けるつもりだ。カラメルマキアートを飲んでいるジアさんが、僕と付き合ったらインスタントコーヒーを飲まなければならなくなる」
「私それでも大丈夫です。」
「いや、そういう生活は楽しくないよ。ジアさんが良い人だと知っているから、君にそんな風に生きてもらいたくないんだ。すまない。」
その後社内に戻ってきたジアは、非常階段に行き声を押さえて泣いた。
ベンチに残っていたグィナムの方も、悲しそうにジアが座っていた場所を見つめ、ため息を付いた。
*
依然としてプロポーズのアイデアが浮かばず悩んでいたヨンジュン( パク・ソジュン )は「僕の前では、プロポーズという言葉は禁句だ!」ユシクに話した。
だが「”プロ”のビジネスマンのお前だから大丈夫だよ。”プロ”野球が好きか?野球のオーナーのような顔つきだな」と面白がるユシク。
これに切れたヨンジュンは「ユミョングループの社長は面白い人ではなく、現状を的確につかめる人でなければならないと考えている」と警告した。
途端にヨンジュンの腕を取り「軽率だった。これからは面白さよりも状況把握に務めるよ」と謝ったが、ヨンジュンが去ると又笑うユシク。
*
ヨンジュンとミソがつきあっている話を聞いたチェ女史(キム・ヘオク)から電話を受けたヨンジュンは、すぐに実家にむかった。
予め言わなかったことを謝罪した後、ミソと結婚したいと思っていると告げるヨンジュンに、チェ女史は顔を曇らせた。
「キム秘書を誰よりも信頼し、あなたの傍にずっといてほしいと願っていたけれど、今は少し心配。ソンヨンもキム秘書が好きだから。やっと和解したのに、又二人の仲がこじれるのではないかと心配」
だがそこへ現れたソンヨンは、チェ女史の心配を否定した。
「ミソが好きだったのは、過去の事件で一緒だったと思ったからだ。だがミソは俺ではなくヨンジュンと居た。だからヨンジュンがミソの相手だ。」そう言って微笑むソンヨン。
その後、庭を並んで歩きながら、ソンヨンは「元気そうに見えるだろ?心理的治療を受けているんだ。最初の頃よりずいぶん気が楽になったよ。」
「良かったな」
「良かったのはお前の方だろ?愛する人と結婚しようと思っているんだから。プロポーズしたのか?」
これに答えず深い溜め息をつくヨンジュンに「してないんだな…」と勘違いしたソンヨンは、アドバイスした。
「他人のコピーはするなよ。誇示するのも止せ。ミソに焦点を当てて、ミソが一番好きなのことと自分が一番ミソにしてやりたいこと考えろ。そうすればきっと答えは見つかる」
*
その後、家でミソが好きなものと自分が何をしたいのかを考え続け、閃いたヨンジュンはミソに連絡をした。
「キム・ミソ、 今から僕の家に来れるか?今日言わなければならないんだ」
黒のシフォンミニドレスでヨンジュン(パク・ソジュン)の家に現れるキム・ミソ(パク・ミニョン)
ヨンジュンの敷地内に入り道筋を照らすキャンドルに感動しながら進んだミソは、自分の為に用意された最初のテーブルの前で立ち止まり、キャラメルを見てにっこり笑った。
そして次のテーブルまで進むと画用紙をめくった。
キムミソ
伝統的なプロポーズを準備した。
僕はクラシックな男だから…
君のためなら、喜んで幼稚になるよ。
ようこそ。僕の女。
矢印が示したドアを入り、ライトで照らされた通路を進んたミソは、ヨンジュンのピアノの弾き語りに感動し涙を浮かべた。
歌い終わったヨンジュン(パク・ソジュン)はミソ(パク・ミニョン)の前に立った。
「一生君に歌ってあげるから、毎晩僕の隣に寝てくれ。僕が誰にも許可を求めたりしないと知ってるな?そんな僕が、とても礼儀正しくロマンティクなやり方で許可を求めるよ。」
片膝をついてオルゴールに入れたリングを差し出すと「結婚してくれますか?」と尋ねるヨンジュンに、ミソは涙を流しながら頷いた。
リングを取り出してミソのくすり指にはめるヨンジュン。
「5回めのプロポーズで、やっと答えがもらえた。」
「プロポーズしたのは、5歳の私が最初だったわ」
二人の顔に同時に笑みが広がった。
「愛しているよ。」
「 私も愛しています。」
ヨンジュンは頭をかがめ、ミソにキスをした。
次回のお話は⇒キム秘書はいったいなぜ 最終回16話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒ キム秘書はいったいなぜ 14話あらすじ 感想
キャススト・放送情報は⇒ キャスト登場人物視聴率
韓国ドラマキム秘書はいったいなぜ15話 感想
ピアノの弾き語りの後、片膝のポーズ!
ヨンジュンらしいクラッシックなやり方での5回目のプロポーズと指輪を渡した後の二人のキスは、どちらも美しくて感動的でした。
でもプロポーズ、5回もしていたんですか?(笑!)
全てがこのタイミングに向けて動いていたのでしょう。
ミソを見つけた時に気持ちが芽生えていたと言ってましたが、秘書にしてプロポーズするまでに9年!
ここまで長い道のりでした。
メインの二人の恋の行方だけではなく、ヤンチョルとセラ、ジアとグィナム、ユシクと元妻と全てのカップルが、最終回で上手く収まるのでしょうか?
年齢的に大人ですぐに結びついたセラカップルに比べて、人生の厳しいゴールを持つグィナムとキャラメルマキアートが飲みたいジアは、恋のタイミングがずれているのかもしれません。
ストの予告部分でに悩むヨンジュンとミソの宣言「 私、このまま結婚なんてできません。」が流れましたが、この騒動は何でしょうか?
いよいよ次回は最終回!
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