韓国ドラマ サイムダン 1話2話 あらすじ 感想 後半
師任堂 2話 あらすじ
朝鮮時代、師任堂(サイムダン)とイ・ギョヌの出会い
父親が死んだ為に大叔母に引き取られ、ホヌォンジャンで青年時代を過ごしているイ・ギョム( ヤン・セギョン )。
芸術を愛し絵を描くことに夢中の彼は、勉強をしろと大叔母に絞られる日々を過ごしていた。
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安堅の金剛山図を見たさにホヌォンジャンに現れた師任堂( パク・ヘス )は、よじ登るのに邪魔なチマを脱ぎ塀を越えた。
その後召し使いに投げ入れてもらった服を、不意に現れた青年の手に取られてしまう。
背の高いその青年に意地悪をされ絵を見るのを諦めた師任堂は、隙を突いて彼からチマを奪い去り逃げた。
その跡に落ちていた画帳を拾うギョム。
その絵を家で見て感嘆し、召使の話から逃げた少女が何処に住んでいて何をしに家に侵入したかを理解するギョム。
カンヌン (江陵市(カンヌンし、こうりょうし)は大韓民国江原道東部の市 )にある師任堂の実家オジュッコン。
少女を集め漢詩を教えている師任堂の父、シン・ミョンファ。
その塀の外で中を見ながら学んでいるソクスン(ユン・イエジュ フィウムダン少女時代 )。
そこを通りかかった家来がスクソンを叱ると、イ・ギョムは彼を止めてソクスンを助けた。
彼の優しさと笑顔に、一目ぼれするソクスン。
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その日、師任堂( サイムダン )は、金剛山図が気になり勉強に身が入らなかった。
その様子を見てミョンファが当てると、朗々と詩の続きを唱えた後「女子だからといって金剛山に行けないのは不公平です」 と訴える師任堂。
そんな中ギョムの来訪が告げられて、塀を登って侵入したことがばれるのでは?と顔が青くなる師任堂(サイムダン)。
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ミョンファ( チェ・イルファ )に金剛山図の絵を広げて見せるギョム。
「素晴らしい絵を見て心を爽やかにする事は、儒生が楽しむべき気品です。ですが芸術に興味のある誰かがここに…」
そう口ごもるギョムに、直ぐに師任堂を呼び寄せるミョンファ。
金剛山図の絵を見て目を輝かせる師任堂。それを見て喜ぶギョム。
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絵の具の調合しているが思う色が出ないと嘆く師任堂に、染料探しの山のぼりが苦痛だ、と不満をもらす侍女。
そこへ現れ彼女の欲しい色をぴたりと調合して見せるイ・ギョム。
「この色です!」と感動する師任堂に、以前塀で拾った彼女の画帳を返すギョム。
中に” 風が花弁を帯のように行かせ、鳥が白い花を覗く ”と言う詩を添えた師任堂を描いて…。
そうして二人はお互いの名を名乗りあう。
それからというもの絵を通じて親交を深めた、いつしか思い合う仲となる二人。
現代へ
洋服タンスに隠してある美人画をヘジョンに見せ、師任堂だろうと予測うするジュン。
驚いた後まじまじと絵を見て、あなたに似ていると呟くヘジョン。
それから慌てて美術館へ駆け込んだ二人は、師任堂とイ・ギョムのコーナーを訪れ絵を見つめた。
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逃げていた夫ミンソクに呼び出され、車中で話をするジュン。
「ロシアのマフィアも絡んだ投資で同僚がトラぶって一昨日姿を消した。経営者全員が指名手配中だ。すまない」 と説明するミンソクに我を失い車から飛び出すジュン。
何とかジュンをなだめて車で走りだすミンソク。
だがその帰り、深い霧による玉突き事故に巻き込まれてしまう二人。
ミンソクは無傷だったが意識不明になるジュン。
そして夢の中で師任堂(サイムダン)に成り代わったジュンは、長旅の末立ち寄った烏竹軒( オジュッコン )で安堅の金剛山図を見つけた。
そこでミンソクに呼ばれて現代へと引き戻され、病院のベットで目覚めるジュン。
その後止める夫を振り切り、ジュンが自己退院しようとしている最中に「驚くわよ!師任堂は…」 と掛かって来るヘジョンからの電話。
「もしかして…、本の中で烏竹軒( オジュッコン )への引越しに触れていた?父親のミョンファの忌日の日だった?」 と尋ねるジュン。
「どうして知ってるの?ちょうどその部分よ」 とヘジョン
ヘジョンの答えを聞いて信じられない…と思わず呟くジュン。
「壁の中から金剛山図?」
「そうよ。冒頭にそう書いてあるけど…」
今からそっちへ行くからと電話を切ってタクシーを拾おうとするジュンに「もう沢山だ。クソ絵画よりも自身の身体を大事にしないのはどうしてだ!」 と引きとめるミンソク。
「あなたは結婚して以来一度も理解しようとしなかったわ。私がどんな思いで講師をしているかなんて…」
と二人が言い合いをしている最中に、逃げていた同僚の自殺を伝える電話が入りタクシーで走り去るミンソク。
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ヘジョンの元へ着いたジュンは、早速解読可能になった写しを読んだ。
だが多くの見知らぬ漢字の存在が、それ以上の理解を妨げた。
専門家の助けが必要だと言うヘジョンに「そうすると解読に年数がかかるし、師任堂の日記を発見したなんて気違いだと思われるだけよ」 と頭を抱えるジュン。
*
それから知り合いの先輩に当たってみるが、執拗なミン教授の報復を恐れるあまり断られるジュン。
そんなある日帰宅する途中で、隣人を集めて漢文の青空教室をしているサンヒョンに偶然出くわすジュン。
もしや思いと写しを渡してみると、サンヒョンは流れるように朗読した。
その後「漢字は5歳の時から習った。故郷の安東では多くの家門がそうしていた」 と語り、ジュンに乞われるまま解読を始めるサンヒョン。
朝鮮時代
ハニャン( 漢陽 )への引越しの準備にカンヌン( 江陵 )の実家へ立ち寄る途中、大雨で壊れていると聞いていた石橋にさしかかる師任堂一行。
大雨で壊れていると聞いていてが不思議にも橋は直っていた。
神様の思し召しか?と思う師任堂だが、それは、ギョムを崇拝する 義賊イム・コッチョンが師任堂の帰郷を知り修復していたのだった。
(ホンギルドンのウィキペディァの欄に同じ義賊としてイム・コッチョンの説明があります)
その頃、ギョムは妓房で妓女の体に順に絵を描いていた。
見目好い絵描きとして人気を博していたギョムを待つ妓女の列は、妓房の外にまで続くほどだった。
そこへ5親等離れた甥のイ・フが、大叔母の言いつけで呼びに入り大騒ぎをして彼を妓房から連れ出した。
1540年 カンヌン(江陵)ブクピョン村
「イ・ギョムが20年ぶりにホヌォンジャン に戻り、婚儀をあげるらしい。よりによって師任堂がここに居る時に…。あの時は本当に不憫で…」 と昔の話を持ち出し涙ぐむ召使い。
「くれぐれも師任堂の耳に入れない様、皆に注意するのです」 と指示する師任堂の母。
ホヌォンジャンに戻るイ・ギョム( ソン・スンホン )。
「膝が肩も、体のどこもかしこも痛みます」 と迎える昔なじみの召し使いに「歳月は癒すと言うものだが、傷つけるものか…」 と皮肉った後大叔母の部屋に入るギョム。
縁談話を持ち出され大叔母に抗議するギョム。
「犬か豚のように私の意志に反してその女性と暮らせと強要するのか」
「皇族の親戚だからと引き取って育てたが、もしこの縁談を断りここを去るなら私は自決する」
そう言って刃物を持ちだす大叔母に「そんな事をしても何も変わらないと、誰よりもあなたがご存知でしょう」 と反論するギョム。
「シン家の娘は結婚し子沢山だ。どうしてそれを受け入れない?結婚するか私を殺すか選べ!」
と未だに師任堂との悲恋から立ち直れないでいるギョムを叱責する大叔母。
私室に戻り、かって師任堂から贈られ揃いで着けていた組み紐を手にするギョム。
そして師任堂と過ごした時へと思いを馳せた…。
韓国ドラマ 師任堂サイムダン 1話2話 感想
古狸のミン教授の餌食になり無職になったジュンが哀れでした。
その上夫もトラブルでは踏んだり蹴ったりですね。
ですが落ちるところまで落ちたので、今後は上昇するのみでしょうか?
今の所、ジュンの味方はヘジョン一人ですが、原因を作った敵サンヒョンが、味方に加わってどれだけ活躍してくれるか楽しみです。
青年時代の師任堂とギョム、絵を通して出会った二人笑ましいかぎりですが、結ばれない運命らしいので何だか切ないですね…。
ヤン・セジョン君は、浪漫ドクターキム・サブの医者役の後の史劇初挑戦だと思いますが、上手く演じているなと思います。
パクヘスちゃん、初めて見ますが初々しいです。
ヤン・セジョン出演のメディカルドラマ⇒『浪漫ドクターキムサブ』
キムナムギル主演の朝鮮往復メディカルドラマ⇒『医心伝心』
ナムジヒョン EXOディオ主演の胸キュン時代劇⇒『100日の郎君様』
チョン・ジョンファン、ユナ、シワンの青春時代劇⇒『王は愛する』