韓国ドラマ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 15話 あらすじ 感想 ソン・イエジン チョン・ヘイン 「すれ違い」 視聴率5.883%
家と会社の両方でストレスになっているジナと海外派遣を強引に決めてしまうジュンヒ。2人は一緒に海外へ行くのでしょうか?
それでは 韓国ドラマ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 15話 あらすじ 感想 ソン・イエジン チョン・ヘイン (パプ チャル サジュヌン イェップン ヌナ밥 잘 사주는 예쁜 누나)を日本語せりふとストーリー画像付きでご紹介します。
主な登場人物
ユン・ジナ ( ソンイエジン )
ソ・ジュンヒ ( チョンヘイン )
ソ・ギョンソン ( チョン・ソヨン )
ユン・スンホ(ウィ・ハジュン)
その他のキャスト情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
韓ドラ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 15話 あらすじ 前半
ジナ( ソン・イエジン )とジュンヒ( チョン・ヘイン )の決心
いくつかの物件を見て失望した後、ジナは遂に明るくて清潔なアパ-トを発見していた。
そして不動産業者から、午前中に契約すると言った別の客がいたが契約を遅らせていると聞くと「これに署名します」とその場で即決した。
そこへ電話がかかり、ジュンヒに場所を訊かれたジナは「店にいる。」と嘘をついた。
そして「いつ終わるんだ?予定が早まって、明日中国へ行くことになった」と告げるジュンヒに「ああ~ん、ああ…」と曖昧な返事をした。
これに訝しがるジュンヒに「何か美味しいものを食べさせて上げたいと思って...」とごまかした。
「お母さんか?」とジョークを言うジュンヒに「ヌナよ」とジナは笑った。
*
その夜、レストランでジュンヒ( チョン・ヘイン )は中国の出張だけではなくアメリカの話を持ち出してジナを驚かせた。
「出張中に忙しいといいけど、そうしたら引っ越しなんて不必要なことについては考えなくてすむから。僕が帰ってきてからまた話そう」
「その事はもういい。何かしなくちゃいけないと思わなくていいって言ったでしょ?」
「いけないじゃなくて、したいんだ。できることがあるなら」
その後黙り込んだジナはトイレに入り、暫く中で考え込んだ後席に戻ると、アパートの賃貸契約書を見せようとして鞄に手を入れた。
たが「仕事をやめようと思ったことあるか?」と急に訊かれてハッとしてジュンヒを見つめた。
「急に、どういうこと?」
「帰ってきてから言おうと思っていたけど…。実はアメリカ行きを申し込んだ。まだいつかはわからないけど…」
「仕事を辞めて一緒にアメリカに来いって言ってるの?」
「今はそれが最善の策だと思う」
「誰の目から目から見て?」
「突然なのは分かってる」
「逃げ出すってこと?」
「一緒に行きたいだけなんだけど…」
「私なら大丈夫なのに…」
「僕はそうじゃない」
「 遠くに行く必要はないわ。ここで一緒に住みましょう」
「何言ってんのって断っただろ!」
「だからってアメリカに行くなんて正気なの?」
「僕さえいればいいって言ったよな?」
「そうね。でも今ここで大丈夫と言う意味だった」
「僕は嫌なんだ。もう君が苦しむ姿を見たくないんだ」
こうして食い違った意見のまま、2人はレストランを後にした。
その後2人は黙ったままジナの家まで歩き続けた。
*
建物の玄関で「 出張後にもう一度話し合おう。」と言った後ジュンヒはジナを抱きしめた。
「一人で苦しまないでくれ。元気でな」
「出張楽しんでね。バイバイ。」
そう言ってジナが中に入ると、ジュンヒは以前の様にエレベーターが来るまで待たず、直ぐに背を向けた。
家に戻ったジナは、自分の部屋に直行した。
そして机の上の賃貸契約書を見つめ、途方にくれた。
*
翌朝、ジュンヒはトローリーをトランクに入れてタクシーで空港へ出発した。
オフィスに入ったジナの方は、雰囲気がおかしいことにすぐに気がついた。誰もが明らかに自分を避けていたのだった。
その夜、ジナは屋上でギョンソンからの電話を受けてカフェに向かった。
*
険しい顔をしたソ・ギョンソン ( チャン・ソヨン ) に、ジナ( ソン・イエジン )は「ジュンヒを責めているように聞こえるかも知れないが、自分の状況は彼の状況だ」と説明した。
「おそらく急いでいたからあまり深く考えずに決めたんじゃないかと思う」
「以前はそうじゃなかった。自分の部屋の賃貸契約を解除している。あなた達何考えてるの?ジュニはあなたと一緒に暮らしたいからこんなことをしているの?」
「正直言って、母さんが私を殴ったり、あなたが私を打っても、そんなこと私は恐れていない。私はジュニの背後に隠れてジュニがしたいと思っていることを一緒にしたい。そうすれば安全だと思ってた。でも全てを捨てて彼だけに頼ったりしたくないの」
「お礼を言うべきか、恥知らずいうべきか…」
「ごめんなさい。でもこれが私よ。」
「まっすぐ私を見て。あなたが変わってしまったの?それとも、私が知らなかっただけ?」
「良い方に思ってくれたらありがたいんだけど」
「ユン・ジナに失望してもいいでしょ?」
「それほど悪い?」
「もう私はあなたと一緒にいたいとは思わない。あなたが言ったんでしょ?自分よりジュンヒが重要だって、その約束を守って!」
そう怒ってギョンソンが去った後、ジナは涙を浮かべて一人で飲んだ。
(ジナは基本的にジュンヒだけになりたくない。自分のしたいようにすると言ってますよね。まあギョンソンが怒るのも無理はない…)
*
引越し当日
片付けられた空の部屋に入ったサンギ(オ・マンソク)は、窓のそばに座って、この部屋で起こったこと全てを覚えているかのように見回した。
溢れ始める涙を瞬きで抑えようとしたができず、窓際に座り頭を落としてむせび泣いた。
ジナ( ソン・イエジン )を乗せた引っ越しトラックが新しいアパートに到着し、引っ越し作業が忙しく始まった。
そんな中、ジナは中国からジュンヒの電話を受けた。
「いつまで不機嫌なままなんだ?」
「それって、私だけ?」
「休みだろ?何してる?」
「何も…だらだらしているだけ」
「僕がいなくて死にそうな気分じゃないか?」
「快適で死にそうよ」
「僕は会いたくて、死にそうだ…」
その時引っ越し業者が終了を告げ、その声にジュンヒが気づくと、ジナは水の浄化をしてもらっているからと嘘をついて、電話を切った。
*
その頃家に戻っていたスンホ( ウィ・ハジュン )は、ジナが引っ越したと知り「ユン・ジナ!本当に家を出たのか?」と驚いた。
そして台所に座って一人で酒を飲んでいる父親に、ジュンヒが中国に行っていることを伝えた。
「これって変じゃないか?ユン・ジナ、ジュニに言わずに引っ越したんだよ!ああ、何で急いでいるんだろと思ってたんだ。またミスを犯したな。再び大きなトラブルだ!」
そう嘆くスンホを、サンギは口止めした。
「言わないよ。言うと飛んで戻ってくるから。お母さんを何とかしろよ。こんな風にジュニに圧力をかけることはできない。いつまで続けるつもりだ。俺たちだから少し譲っているだけなんだぞ。」とスンホは警告した。
*
その頃ジナは( ソン・イエジン )、引っ越しの手伝いに来てくれたクム・ボラ( チョ・ミンギョン )とジャージャー麺を食べながら話していた。
引越を手伝ってくれたお礼に、美味しいもの奢ると言うジナに、ボラは「家賃、水道・電気・ガス代等々、どうすんの?」と呆れた。
「もう息ができなくなるから止めてよ!」
「えっ、これしきで?」
「他に何があるの?」
「会社、家、ソ・ジュニ!」
「食べて!」
「自信あるの?」
「ない。でも持たないどいけないと思ってる」
「無駄かもしれないけど持たないよりましよ。生き残らないとね」
セクハラ問題
チョ・ギョンシク(キム・ギョンテ)代表は、チョン・ヨンイン(ソ・ジョンヨン)部長をオフィスに呼んで叱責した。
「基本的にこの問題で批判されるのは、会社の方だ。たかが一人か二人のために、この会社を傾けたいのか?私を怒らせるために君を管理職にしたのではない。正気に戻れ!」
チェ・チョンモ(イ・チャンフン)はコン・チョルグ(イ・ファンリョン)に次長に、訴訟はしないと告げていた。
「法廷には行かない。家族も巻き込むことになるでしょう?ユン・ジナを見なくてすむ場所に移動すればいいんですよ。それがあなたのためだ」と説得してコン次長の背中を撫ぜて慰めた。
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ジナ( ソン・イエジン )は、セクハラについて話し合うためにカフェで会社の弁護士と会っていた。
「公式の謝罪と罰を望んでいるが、それ以外のことは何もしたくない」と言うジナに、弁護士は「まだユン代理が犠牲者だとは認定されてないですよ」と淡々と指摘した。
そして「これはまだ始まりです。ニュースを見ませんでしたか?こういう事件の進行状況を知っていますか?良い結果は得られないでしょう。」
そう言うと、チェ・チョンモが編集したタンバリンのビデオ映像と偽造したチャットのコピーをジナに示した。
偽装されたジナ( ソン・イエジン )とナム理事のチャット
ジナ:待ってるから、来る時にコーヒーを買って持ってきてね。
ナム:OK
ジナ:楽しい時間をありがとう。
ナム:ゆっくりお休み
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驚愕しているジナに、弁護士は「これが流れたら、人々の反応は一つだけです。女性の方が問題だ。女性の方がもっと悪いと言うでしょう」と追い打ちをかけた。
「ちょっと待ってください。どうやってこのビデオを入手したのですか?それから、このテキストは私のではありません。私は理事と一度もこの種の会話をしたことはありません!」
これに弁護士は「一旦流れてしまったものを訂正しても遅すぎるんです。だから再考して下さい。どのような決定があなたのために良いのでしょう?ナム理事はあなたが謝罪すれば訴えないと言っていますよ」と告げた。
そして、同情すると付け加える彼を、ジナはキッと睨みつけた。
「あなたの方が憐れですよ。こんな事をするために一生懸命に勉強して弁護士になったのですか?軽く見ているようですが、私は最後まで行く覚悟があります!」とジナは強気の姿勢を崩さなかった。
だが弁護士と別れた後、一人になったジナは、衝撃に涙を流しながら通りを歩いた。
そして家に戻ると、電気を点けずにベッドに横たわり、そのまま泣きながら眠った。
その頃空港バスでソウルに戻っていたジュンヒは、電話をかけたが繋がらないためジナにテキストを送った。
”まだ仕事中か?どうして電話を取らないんだ?”
韓ドラ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 15話 ニページ目に続く…。