韓国ドラマ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 12話 あらすじ 後半
* 碧い傘
”たった一人の男に全ての愛を捧げる。そんな女性でいることが難しい時もある。♪” Stand by Your man
2人は、雨の中走り回って遊んでキスを始めた。
車の水しぶきがかかってずぶ濡れになったが、大笑いしながら2人で碧色の傘一本を差して歩き続た。
世界にまるで2人だけしか存在しないかのように雨の下で止まりキスをした。それから楽しそうにおしゃべりをしながら雨の中体を寄せ合って歩いた。
その後2人は、バス停休んで黙ったまま笑顔でお互いを見つめた。
椅子の上に立ち上がったジナは、ジュンヒを抱きしめて「あなたを愛している」と言った。
「なぜ顔を見ずに言うんだ」と尋ねるジュンヒに「罪人だからよん」と答えた。
「じゃあ罰を受けるべきだな」とジュンヒはジナをつかみ肩の上に抱くと雨の中に走り出した。
”ラ・ラ・ラ・ア・リトル・スウィート・メロディー♪” Lä Lä Lä by ラシェル・ヤマガタ
脚をバタバさせて降ろさせたジナは、雨の中でジュンヒを追いかけたが、するりと身をかわす彼を捕まえられず雨の中で濡れ続けた。
その後2人は秘密の近道を使い、フェンスをくぐってジナの家に戻った。ジナは正面玄関で碧色の傘をジュンヒに渡した。
「 私のプレゼントよ。もしあなたがこれを捨てたら...。」
「僕を嘲笑っているのか」(3話の赤い傘の時のジナのセリフ) そう冗談を言って2人は笑った。
そしてジュンヒに中に入るように言われたジナは、中に入って後ろ向きに手を振りながらエレベーターに向かった。
入り口に立って振り向き、自動ドアを開閉して遊んでいるジュンヒを笑った後、エレベーターの中に入った。
*
ジナが帰ってきた音がすると、サンギはテレビを消して立ち上がり、ジナを迎えた。
「もう遅い。部屋で休みなさい。」 そう言った後、見合いについては何も訊かずに寝室に向かった。
その後ジナはスンホの部屋に入り、ミヨンが騒ぎ立てない理由を尋ねた。
「もうエネルギーが残ってないか言う価値がないと思ったか…」
「今日ホテルでギョンソンにお見合いを見られて、ジュニにもバレたの。」
「なんでまたっ!馬鹿だよ。」と呆れた後、スンホは「ソ・ジュニを軽く見るなよ。あいつがNoと言えば元には戻らないことを知っとけ!」 とジナに警告した。(これは何かの予言?)
*
翌朝オフィスに入ったジナは、皆に挨拶を済ませるとクム・ボラ(チョ・ミンギョン)に合図をして外に出た。
そして一緒に物品室ヘ隠れて、セクハラに関する全ての事実を書いてチョン・ヨンイン(ソ・ジョンヨン)部長に提出したことを教えた。
ボラは解雇を恐れて誰も話そうとしないことを話し、ジナに謝った。
そして「良くやったわ。本当に」 と褒めるボラに、ジナは「喜ぶには早すぎる。これは簡単な問題じゃない。先の事は考えたくない。止めましょ!とにかく前向きでいることよ」と話した。
その頃、チョン部長とチョ・ギョンシク(キム・ジョンテ)代表は、ジナのセクハラアンケートについて話し合っていた。
「ユン・ジナ、どうやって10年間もこんなことに耐えたんだ。良い教育を部下にしたな」
「ええと…、それは褒め言葉のようには聞こえませんが…。」
「違うよ。これが明るみに出たら傷つくのはユン代理の方だと思わないか?誰も彼女の味方にはならないだろうから…。告発者はしばしば被害者になるものだよ。違うか?」
「ではこれは、してはらないことだったんでしょうか?代表が問題を解決しろと指示を出されたはずですが…」
「もちろん、そうだ」と返事をする代表の真意をチョン部長は怪しんだ。
(心の内が読めない代表)
そしてセクハラ主犯格のナム・ホギュン(パク・ヒョグォン)理事は、セヨンからコン・チョルグ(イ・ファリョン)次長がナム理事へ全ての責任を押し付けようとしていると報告されて憤怒していた。
チョ・チュンモ(イ・チャン・フン)がスパイとも知らないコン次長の方は、ナム理事が解雇されれば昇進する、と屋上で嬉しそうに話していた。
*
その夜、ホテルから掛けてきた父親の連絡を携帯で見て、ギョンソンは無視した。
だが直後送ってきたテキストをチェックし”ジュニに会えるか?”を見て、ジュンヒに”父さんに一度だけ会いたい?”とテキストを送った。
だがそれを職場でチェックしたジュンヒは、携帯を投げるように机に置き睨みつけた。
ジュンヒの無反応を拒否だと受け取ったギョンソンは、”ジュニついては気にしないで、あなたが今までしていたように。私たちはただ幸せに生きるので”と返事を送った。
そのテキストをチェックしたジュンヒの父は、一人でウイスキーを飲んだ。
*
翌日、イ・イェウォン(イ・ジュヨン)とボラと昼食を取った後戻ってきたジナは、エレベーターの前でジュンヒの会社の中国からのビジネスマンたちと遭遇して挨拶を交わした。
その後エレベーター乗った彼らの後に続けて入ろうとしたジナを、ボラは側に引っ張り、ジュンヒが海外へ行くのかどうかを尋ねた。
「誰が言ったの?」と尋ねるジナに「今行った人達が中国でのプロジェクトについて話してた。ソ・ジュニが中国に行くみたいよ。」と教えた。
気になったジナは、デスクに戻ると直ぐにジュンヒに”もう食べた?忙しい?”とテキストを送った。
だがその頃、携帯をデクスに置いたまま、中国のビジネスマンと会談中だったジュンヒは、答えなかった。
その後暫くして連絡がつくとジナは屋上でジュンヒと話した。
「チャットに答えなかったから気になったのか?どうしたら機嫌なおるかな~」と言いながら両頬を指でつねろうとするジュンヒを笑いながら避けた後、ジナは直ぐに中国のことを切り出した。
「僕、行かないよ。3ヶ月も会えないなんて我慢できないよ」と答えるジュンヒに「休暇を丸々使って会いに行けたのに…完全に自由でしょ?」 と少し残念そうにジナは話した。
その後映画に行く話になり、ジナが携帯を見ている時に電話が入った。
立ち上がって少し離れた所で答えたジナは、戻ってくると「どうしよう。映画には行けなくなった。母さんの調子が悪いからって父さんからの連絡だった。」とジュンヒの父からの電話をごまかした。
そうとは知らずに立ち上がったジュンヒは、ジナと別れた後仕事に戻った。
*
デスクに戻り帰宅準備をしたジナは”家に帰るから。夕食楽しんで。キス!”とテキストを送ってオフィスを出ると、ロビーで待っていたジュンヒの父( キム・チャンワン )に向かって走った。
そして挨拶をした後、腕に手を添えて付いて来る様に言いながら玄関を出ていった。
その時電話がなり、ジナはジュンヒからの電話を受けた。
「どこに行ってる?」
「家に…」と答えたあと「私が見えてる?」と言いながら見回して柱の後ろに隠れて怒って睨みつけているジュンヒを見つけた。
「こっちに来いよ!!」
「ジュニ…そんな風にしないで」
「聞こえないのか!来いって言ってるだろ!」
次回のお話は ⇒よくおごってくれる綺麗なお姉さん 13話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒よくおごってくれる綺麗なお姉さん 11話 あらすじ 感想
ソン・イエジン 韓国ドラマ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 12話 感想 「 碧い傘 」
母親との確執を避けるためお見合いに出かけていったジナですが、その理由なら隠す必要あったのでしょうか?
一番信頼できるのはジュンヒじゃないの?と問いかけたくなる行動でした。
仕事ではセクハラ問題の中心人物になって大問題になりつつあるし、恋愛では元カレに殺される一歩前まで行ってたし…。
頭で考えず感情で動くから、ジナが何かをしようとする度に問題が上がる感じですね。もちろん悪気はないんですけれど…
ジュンヒはそんなジナをいつも心配し、助けて、ウソを許して守ってます。
最初はとてもラブリーでお互いに相手しか目に入らなかったのに、いつからか2人の恋愛はアンバランスに!
全てを掛けて愛しているジュンヒに対して、ジナは何をしてるの?とジュンヒに同情してしまう人がネットでは続出していますね。
今回お見合いのことで又ジュンヒの所へ行こうとするミヨンを戒めた、ナイスな♪スンホでした。
ジュンヒもウソを許して、見た目だけじゃなく性格も男前な所を見せました。
ですがジナは、またウソを付いた上に、彼氏が嫌いな人(親ですが…)と親しくするという暴挙に!
ジュンヒがジナに渡した赤い傘で気持ちを確認し、ジナがジュンヒにプレゼントした碧い傘で仲直りをしました。
人の心の傷に踏み込むジナの不可解な行動がせっかくの仲直りを台なしにして、2人の間に深い溝を作ってしまうような気がします。
二人とも傘を捨てる(別れる)ようなことがなければ良いですが…、次回楽しみですね。
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