韓国ドラマ 麗16話 あらすじ 感想 イ・ジュンギ IU ホン・ジョンヒョン
茶美園の洞窟から10皇子のウン( EXOベクヒョン )とスンドクを逃がそうとするヘ・ス。ですが官軍に囲まれて…
それでは ホン・ジョンヒョン イ・ジュンギ 韓国ドラマ 麗16話 あらすじ 感想 ( SBS 月の恋人-歩歩驚心-麗 )をご紹介します。
麗の主な登場人物
ワン・ソ役 イ・ジュンギ
へ・ス( コ・ハジン )役 IU
ワン・ウク役 カン・ハヌル
ワン・ウン EXOベクヒョン
その他のキャストは⇒ キャスト・登場人物・視聴率
画像は ⇒SBS月の恋人‐歩歩驚心
韓ドラ 麗16話 あらすじ 前半
ウン( EXOベクヒョン )とスンドク( チ・ヘラ )の死
ヘ・ス(IU)の手を振り切りスンドクと共に禁軍と戦うウン。
だが腕を斬られたスンドクを庇ったウンは、物見台で見ている定宗に向かって命乞いを始めた。
「 兄上!どうか、行かせて下さい!高麗には二度と戻りませぬ。一緒に育った仲ではありませぬか!」
だが定宗の目配せで背後の兵がウンの方へ向かうのに気づいたスンドクは、咄嗟にウンを庇って斬られて地面に崩れ落ちた。
「 夫人!スンドガー!ダメだ~ 」
と泣き叫ぶウン腕の中で、スンドクは息絶えた。
亡骸の傍で泣き叫ぶのウンに向け、無情に矢を放ち始める定宗(ホン・ジョンヒョン)。
だが矢がウンの腕に刺さり、次の矢が放たれようとしていたその瞬間、ウンの前に立ち塞がって矢を防ぐワン・ソ(イ・ジュンギ)。
遅れてヘ・スと共に現れたジョン( ジス )もソに加勢して禁軍と戦い始めた。だがそんな中、胸を射られて地面に倒れるウン!
息も絶え絶えにワン・ソに懇願するウン。
「 あの娘を一人で行かせることはできません。どうか兄上の手で私を逝かせて下さい。兄上しかくれることのできない贈り物です 」
これに唸り声を上げてウンを斬り、ウンの亡骸の傍で気が狂った様に泣き笑うワン・ソ。
その姿が以前見た幻影と重なり、へなへなとその場に崩れ落ちるヘ・ス。そんなヘ・スの頭の中を走馬灯の様に通り過ぎすウントの楽し買った思い出…。
*
遅れて現れてスンドクの亡骸を膝の上に抱えて号泣するパク・スギョン( ソン・ドンイル )。
「 13皇子は見栄えが良く14皇子は武芸に長けている。その2人から選べと言ったのに、10皇子をこの子は選んだ。初恋だと言ってな。一つだけ尋ねる。私のスンドクは皇子様から寵愛を受けていたか?」
「 はい、お二人は愛し合っておられました!とても、本当にとても....」
「 なら良い。すまないスンドガ、もう何もお前にしてやることがなくなった 」
号泣するスギョンの傍で「殺してやる...ワン・ソ!」と怒りを爆発させて立ち上がるジョン(ジス )。
「ダメです!ウン皇子様が望んだ事ではありませんか!あの方も苦しんでおられるのです!」
そう言ってすがりついてジョンを止めるヘ・ス。
*
返り血を浴びた顔で天徳殿を振り返ったワン・ソは、そこへ現れたジモンに誓った。
「 ジモン、どうやら首輪を噛みちぎる犬にならねばならぬようだ。主人を噛み殺し主人の家を占領する犬、狂った犬狼に俺はなる!」
そう言ってジモンに背を向けた後、” 我、ワン・ソは高麗の王となる!”と心の中で宣言した。
*
「これで、ワンギュの謀反は作り事ではなく事実となった」と満足そうにウク( カン・ハヌル )に告げる定宗( ホン・ジョンヒョン )。
これにウクは、ぐっと拳を握りながら祝辞を述べた。
「勢力のある豪族達も保身を図るだろう。急いで西京に遷都しなければならぬ!叔父上もさぞや満足であろう」と定宗
*
夜空を眺めているワン・ソに近づくペガ。
「 逆賊として扱われたため、二人を忌服で正式に葬ることもなく皇族の墓にも入れられません。森に投げ捨てられて烏の餌食になる所を秘密裡に埋めて置きました。矢が抜けなかったのでジョンが折ってやりました 」
「ウンはあの誕生日を覚えていて、俺だけができる贈り物だと言った...」
「 ウン兄さんは、今日のことを感謝していることでしょう 」と慰めるペガ。
そこへ現れたジモンは、10皇子様が茶美園にいると書かれたヘ・スの手紙を発見したことをワン・ソに伝えた。
*
池べりで待っているヘ・スの元へやって来るワン・ソ。
「 もう、お前の目にも怪物に見えるだろうな。ウンを殺してしまった俺は...」
「 辛い選択をされたことは、わかっております」
「 どうして茶美園で隠していた事を言わなかったんだ?信じてなかった。俺がウンを殺すかも知れないと思って黙っていたんだな!」
「 はい、そうです。でも傷つけあうかもしれないと思って文を残しました。遅すぎましたが、信じていたのです。どんな時でも信頼する程好きな事に気づきました」
「だが、俺はもうそう思わない。お前を見る度に、お前のせいでウンは亡くなったと...どうして俺がウンを殺さなければならなかったかを...思い出す。もう気持ちが変わった。終わりにしよう」
「 うそっ!嘘をつかれています」
「 お互いに嘘はつかないと約束したが...」
そうして辛い気持ちを隠し、ワン・ソはヘ・スに別れを告げた。
*
定宗に招集されたワン・ソは、逆賊を成敗した功を認められて褒章を受け、工事の現場監督と言う名目で西京行きも命じられた。
国境行きを命じられた言われたジョンは「これまで臆病に生きてきたが、これ以上できない!」と定宗に反抗的に言い返して、ウンに刺さっていた矢を置いて去った。
天徳殿から退くワン・ソとパク・スギョン、ウクそして豪族たち。
「 新王宮の監督となりお金持ちにもなられたですな!全ては私の娘と婿を捕まえ殺して得たのですから、末永く生きられよ!」
とワン・ソに毒づいて去るスギョンとその後に続く豪族たち。
だがこれはウクを含めた敵陣に、ソと仲違いしたと欺くためのスギョンの策略だった。
*
ウン達の死後、ジモン、ペガ( ナム・ジュヒョク )、ワン・ソを呼び出したスギョンは、ソに皇帝になるつもりかどうかを確かめていた。
「 4皇子に皇帝の星が見えると、そのアヒル( ジモン )から聞かされ、それで前皇帝太祖も私にソに武芸を教えるようにと望んだ」
「 皇帝の星?そんな物は信じないが皇帝にならなければならぬ。皇位を巡っての殺し合いを俺が終わらせる!」
「 前皇帝の遺言を覚えておいでですか?お国と皇室の為になら、皇帝は喜んで全てを捨てると...それでは、皇子様は何をお捨てになられますか?先ずそれを拝見して決める事にします」
そうしてスギョンの信頼を取り戻す為に、ワン・ソはスと別れていたのだった。
*
ワン・ソの出立をペガから聞かされたヘ・スは、池辺りまで飛び出して行き「お待ちしております...」と呟いた。
「 お前を見る度に、お前のせいでウンは亡くなったと思い出す。終わりにしよう」
スは、そんなワン・ソの言葉を信んじてはいなかった。
韓ドラ 麗 8人の皇子たち 16話 2ージ目に続く