韓国ドラマ 医心伝心 11話 あらすじ 感想 名不虚伝 ミョンブルホジョン後半
オハラ ( ノ・チョンウィ )のブレスレットをヨンギョン( キム・アジュン )に渡すホ・イム。
術後暫くして幼い妹を寝付かせた後部屋を出たヨンギョンは、自分のメスを見てぼんやりとしていた。
そこへ近づいて傍に座るホ・イム。
もう二度と持てないと思ったメスで子供を救った事に感動してるチェ・ヨンギョンに、ホ・イムは「 妹を救おうする兄の心が自身の命を救ったと言う君が正しい」と同意した。
そして鍼灸術を習い始めた頃、師匠から学んだ話を始めた。
最初に言われたことは、患者の生きようという意志の方が医者の治療よりも大事だと言うことだった。
だが彼は、助けられない患者の方が助けられる患者よりも多いことを教えてくれず、それが朝鮮に住む医者の運命だとは言わなかったんだ。
最初の患者を亡くした時は大泣きしたが最近は涙も出ないと打ち明けた後、ヨンギョンの手をホ・イムは握った。
「 死は悲しいが、人の生死は我々の力の及ばない所だ。ハラとお父さんはどちらも最後の瞬間まで全力を尽くした筈だ。君のためにも…。」
そうヨンギョンを慰めたホ・イムは、ハラからか頼まれたハート飾りのブレスレットを渡した。
「 ハラの心臓は止まったかもしれないが、彼女の魂は心臓の中にやどり、このハートのように今も輝いているんだ 」
ヨンギョンは、ハラのブレスレットを祈るように手で包み込んだ。そしてホ・イムの肩により掛かると静かに涙を流した。
*
写真立てから古い写真を取り出し広げたチョンスルは、ヨンギョンと両親の傍に一緒に写っているホ・ジュンに向かって頼んだ。
「 あの娘は大丈夫だろうな?もしあの娘と出会うようなことがあったら、また以前のように助けてやってくれ 」
ホ・イムの失踪のせいで問い合わせの電話の対応に追われるようになったマ・ソンテは 「 ホ・イムめ!どこに行った?まさか朝鮮時代に戻ったのか?」 と腹を立てた。
それを偶然耳にしたジェハは 「 どこですって?ホ・イム?朝鮮?どういうことです?」 とマ・ソンテを問い詰めた。
だが「 聞き間違いだ 」とマソンテが出ていくと、ジェハは彼との出会いからこれまでを振り返り、二人が朝鮮時代にいる可能性を考え始めた。
*
翌朝目を覚ました男の子を背負いホ・イムとヨンギョンは寺を後にした。
笑顔を取り戻したヨンギョンに「 こんな風にしているとまるで我々は家族みたいだな 」 とホ・イムはジョークを言って声を立てて笑った。
だが 「 私にこんな大きな子供がいるわけないわ!」 とムットするヨンギョン。
するとホ・イムは「 朝鮮時代は早婚だからこれくらいの子供がいるのが普通だ 」と説明した。
そして今まで結婚しなかった理由について「 言い寄って来る女性は沢山いたが治療をするのに忙しかった 」と話した。
するとヨンギョンはケタケタと笑い「 私と同じね~」と同意した。
ヨンギョンは、ずっと男の子を背負って歩いていたホ・イム( キム・ナムギル )を気遣って休憩を提案し、木の下にお弁当を広げた。
ホ・イムは、山菜を取ってきて皆に食べ方を教えたり、女の子が花をヨンギョンの髪に刺すとそれを真似たりして笑った。
だがそんな楽しい時を過ごした後、村に入った二人は悲惨な状況に息を呑んだ。
道端に転がったままの死体を見た二人は、子供の目を手で隠して様変わりした市井の中を進んだ。
そんな中、知り合いを見つけたカン( 男の子 )は、ダン( 妹 )とともに彼に抱きついて再会を喜び合った。
*
カンを家の中に寝かせたヨンギョンは、直ぐに村人たちの治療を始めたホ・イムを手伝いに行った。
「 あちらの世界の救急車には驚いた。ここでは医者に診てもらえる人は少ない。漢陽には恵民署があるが…」 と言いながら薬を作るホ・イムを見つめるヨンギョン。
「 何でそんなふうに見るんだ?」
「 覚えておこうと思って…あなたの本当の姿を...」
そんな中、兄の怪我のショックで気を失ったダンの治療をホ・イムは始めた。
「 大丈夫だ!」 と何度も繰り返しダンを励ましながら治療するホ・イムの姿を見ている内に、ヨンギョンの脳裏に父親の事故の光景がフラッシュバックした。
そしてホ・ジュン( オム・ヒョソプ )の顔と声が思い浮かんだ。
ホ・ジュンのことが頭から離れなくなったヨンギョンは、危険だと渋るホ・イムを説得した。
「 今チャンスを逃せばもう彼に会えないかもしれない。なぜ私があなたに会ったのか、どうしてここに来たのか理由が分かるかもしれない 」
*
漢陽に入った二人は、避難している民たちと倭軍の侵攻を恐れた王が宮殿から逃げた後民が放った火で燃えている王宮をみて驚いた。
その後ホ・ジュンの家に辿り着いた二人を出迎えるトン・マッケ ( ムン・マクゲ )!
王について行かず山の中で治療をしていると聞いたホ・イムは、マッケに案内をさせてヨンギョンとともにホ・ジュンの元へ向かった。
だが彼に辿り付く前に、三人は運悪く兵曹参判に出くわし危機に陥る。
男装をやめたマクゲに彼が気づかないと気づくと、ホ・イムは先ずマクゲを逃した。
そして闇に紛れて出奔しようとしている兵曹参判 ( アン・ソクファン )に対して「 今のあなたの格好は犬豚のようですな。」と嘲笑した。
「 兵曹参判!このような危機の際守るべき民と王を裏切り、己の命だけを救うために逃げるとは!恥知らずめ!」 と兵曹参判を挑発し殺させるように仕向けた。
「 お前たち!あいつの口を封じろ!」 と兵曹参判が怒声を上げる中、ホ・イムは「 大丈夫だ。それほど痛くはないから 」とヨンギョンと手をつないだ。
だが斬られる直前に下男たちに引っ張られたヨンギョンはホ・イムの手を外してしまい、その直後背中を斬られて地面に倒れた。
それを目撃してしてタイムスリップしてしまったホ・イムは、その後独りでソウルで目覚めて愕然とした!!
次回のお話は ⇒ 医心伝心 脈あり恋あり 12話 あらすじ 感想
前回のお話は ⇒ 医心伝心 脈あり恋あり 10話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 医心伝心 11話 感想
針筒が何故か戻ってきて、やはり朝鮮時代に到着しました。
ですがいきなり命の危険にさらされましたね。幸いにも命を救ったサヤカが恩返ししてくれましたが…。
ハラを失って医者としての自信を失くしたヨンギョンもホ・イムの愛情の篭った励ましで立ち直れて、これでokだと思っていたら、離れ離れに!
ヨンギョンを残していソウルに戻ってしまったホ・イムでした!
この新しい状況をホ・イムはどう切り抜けるのでしょうか?
斬られてしまったヨンギョンを誰が助けるのでしょう?
深まってきた二人のロマンスの行方も気になりますね。
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