韓国ドラマ 医心伝心 14話 あらすじ 感想 ミョンブルホジョン 後半
*チョンスルとの確執を打ち明けるヨンギョン( キム・アジュン )
その夜ヨンギョンは「 母を鍼だけで治療し死なせたとおじいさんを恨んでいたが、あの時母は手の施しようがない状態だったことを最近知った」とホ・イムに告白した。
「 お祖父さんを未だに大好きで信頼していることに気づいたの。お祖父さんなしでは私、生きていけない」 と言うヨンギョンの手を取り謝るホ・イム。
” 君とお祖父さんと一緒に居たいよ。ほんとうに…。 ”と心の中で思いながらヨンギョンを見つめるホ・イム。
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マ・ソンテの魔の手から二人を守る為に、VIP患者の治療に同意するホ・イム( キム・ナムギル )。
「 この患者を診てくれればチョンスルを困らせない。もうこれ以上お前に治療も頼まない。」とのマ・ソンテの約束を思い浮かべながら身支度をしたホ・イムは、早朝スーツを着て彼の車に乗った。
ヨンギョンからホ・イムが出かけた事を聞いたチョンスルは「 止めろ!彼を止めるんだ 」と座り込んだ。
そしてすべきではない道へホ・イムが行こうとしているとヨンギョンに教えた。
「 一旦その道に入り込んだら抜け出せなくなる 」とチョンスルに警告されたヨンギョンは、ホ・イムを探すためにジェハの元へと車を走らせた。
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弟を眠らせて彼の株を奪おうとするミン会長の計略に共謀したマ・ソンテは、それを隠して「 チョンスルの命がかかっているのを忘れるな。患者を数日寝させるだけでいい 」とホ・イムに命じた。
脈と患者の容態から心臓の病と診たホ・イムは、治療するツボとマ・ソンテの命である眠らせるツボを頭の中で瞬時に組み立てた。
だが眠らせるツボに鍼を刺そうとした瞬間、ぶるぶると震える手!
よろけながら部屋を出たホ・イムは” 邪悪な心を鍼は見分ける ”と言った鍼の師匠の言葉を思い出しながら茫然と床に座り込んだ。
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ホ・イム( キム・ナムギル )の帰りを外で待っていたヨンギョン( キム・アジュン )は、放心状態で帰ってきた彼を見つめながらゆっくり近づいた。
「 夕食まだでしょ?私まだ食べてないの。一緒に食べましょう。料理下手だけど頑張ったから…美味しくないかもしれないけど。もう大丈夫よ。全て大丈夫だからね 」
そう言い聞かせるヨンギョンに抱きしめられながらホ・イムは、一筋の涙を流した。
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その後ホ・イムは、針筒を見ながら病気の女の子を置いて王宮へ向かった話をヨンギョンに打ち明けた。そしてその娘がその直後亡くなった事も…
「 鍼筒はあの時泣いていた。だが今日は激怒していた。彼の意思に反する行為をしようとする馬鹿な医者に対して…」
「 じゃあ、お礼を言わなくちゃ、あなたを守ってくれたんだから。もしあの時王の治療に成功していたらあなたの人生はきっと変わっていたわ。今日あの患者を傷つけていたら私の知っているあなたなら幸せになれなかった」
「 あと何があるのか分からない。まだ僕の手にあるが…。この奇妙な運命の終わりに何が待ち受けているのか…」とホ・イムは針筒を見てため息をついた。
*
その頃チョンスルは、ホームレスのキムの元へ粥を持参していた。
彼の罪を問わず「 自分を傷つけたりして死んだら息子が喜ぶとでも思っているのか?元気になって息子に会いに行け」と励ました。
一方ホームレスのパクの元へ訪ね自白を取ることに成功したジェハは「 終わりにしましょう、お祖父さん。もう十分だ 」とその録音と証拠写真をマ・ソンテに突きつけた。
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家に戻ったチョンスルは、20年前ホ・ジュンがマ・ソンテの誘いを断り自分を追い込んだ時、恨まなかったと言えば嘘になるとホ・イムに話した。
「 今にして思えば、ホ・ジュンがあの時私の為に罪を犯していれば、一生罪の意識に悩まされていただろう。彼のお陰で今まで医者でいられたんだ。大事なのは医者としての心構えを持ち続けることだ。」
「 だから私のために何か馬鹿なことをしようと二度と思うな!」 と怒りながらチョンスルが去ると、ホ・イムは針筒をだして考え込んだ。
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チョンスルの取り調べ当日。
おばあさんたちは集団で警察に押しかけ、どれだけチョンスルの鍼治療で助かっているかを刑事たちに訴え出てチョンスルの釈放を求めた。
コップンも子豚のボンシクを連れて抗議した。
その騒ぎがやっと収まったと思ったら、次にホームレスの男たちが嘆願書を書きに来たと現れた。
そして最後にホームレスのキムとパクが刑事に真実を明かしに現れ、チョンスルへの疑いは解かれた。
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ホ・イムは、警察でのできごとをヨンギョンに説明した。
「 お祖父さんを尊敬するよ。だが僕はお祖父さんの様になれない。助けられるあの娘を馬鹿な考えで放ってきた。あの娘との約束を守れない私には…」
だが名前がヨニと聞いたヨンギョンは、ホジュンの所で治療を受けた時に見た少女が救ってくれると約束したおじさんが帰ってくるのを待っていると言っていた事を伝えた。
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「 朝鮮に戻リ少女との約束を守ったと戻る」 と願い出るホ・イムに、チョンスルは「行かなければ一生心の負担となるだろう。」 と許した。
韓服に着替えたホ・イムが庭に出てくると、ヨンギョンは彼の手を取りガムの様にくっついているから連れて行って欲しいと頼んだ。
だがホ・イムは「 全く予測の出来ない女性だから、あなたがどんな問題を起こすか予想がつかない。だからここで大人しく待っていなさい。」 と拒否した。
「 どうして永遠に私から去らないの?」 と冗談を言うヨンギョンに「 それも考えているさ。心配するな。あの娘を助けたら直ぐに戻ってくるから」とホ・イムは笑った。
そうして最後にもう一度抱きしめあった後、ホ・イムは現代を離れた。
*
そんな二人を見て「 あの娘が最後の試練に違いない。間抜けなやつだ。望み通りに帰ってこれる訳じゃないんだ…」と呟くチョンスル(えっ?驚!)
ホ・イムが去った後家の中に戻ったヨンギョンは、部屋の中で倒れているチョンスルを発見しすぐに救急車を呼んだ。
朝鮮時代についたホ・イムの方は、倭軍の兵士が占領した( 壬辰倭乱 )後のガランとした市井の中を歩き回った。
ヨニを探してホジュンの屋敷まで行き、死体が転がったままの庭と荒れ果てた家の様子を見て衝撃を受けるホ・イム!!
次回のお話は ⇒ 医心伝心 15話 あらすじ 感想
前回のお話は ⇒医心伝心 13話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 医心伝心 14話 感想 ミョンブルホジョン
冒頭のチョンスルが解放されるシーンはある種感動的でした。
長年親身に医療を続けてきた彼ならではの開放シ~ンでしたね。
この頃忘れかけている人情を感じさせられるジ~ンときました。
ですが又話の最後に倒れてしまったチョンスルが気がかり!。
マ・ソンテとチョンスルの確執の原因が結局最後までハッキリとはしませんが、ソンテがチョンスルを妬んでいることは確か…。
孫のジェハの警告でこのまま彼が大人しくなるのかどうか、と少し心配ですね。
偉大な医者になるための最後の関門をやり終えるために朝鮮時代へもどるイム。
戦争にまきこまれても何とか(サヤガ将軍がまた助けてくれる?)して帰ってきてほしい…。
少女の治療を終えてイムが現代へ戻ってくるのか、全く違うエンドが待っているのか最終回へ向けて緊迫してきました。
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