空から降る一億の星 韓国版 9話 あらすじ 感想 後半
韓国ドラマ 空から降る一億の星 9話 あらすじ
拘束を解かれたムヨンは、一番にジンカンの元へ向かった。
だが「 猫を見なかったか?」 と尋ねるムヨンに、ジンガンは「 何でそんなこと私に訊くの?遊び場で探して。」 と冷たい態度で答えて通り過ぎようとした。
そして「 警察に逮捕されていたが開放された。僕が殺したんじゃない」 とムヨンが言うと「 知っている。ニュースを見たから」 と短く告げて家に入ろうとした。
その後「 怖い。あなたが理解できないから」とジンガンから言われたムヨンは「 訊けばいいだろ?何でも訊いてくれ。気になる事があるんなら」 と告げた。
だが「 知りたくない。あなたを信用してないから。」と家の中に入ってしまうジンガンに、やりきれない気持ちでその場を去った。
その後帰宅してソファでうたた寝したムヨンは、やかんが沸騰している台所で銃が発射されるいつもの悪夢にうなされて目覚めた。
そして誰かに自分の名前を呼ばれて周りを見るが、そこには誰もいなかった。
*
ムヨン( ソ・イングク )をコンビニに呼び出すジングク( パク・ソンウン )
一方チェロンから、事件当時雨に濡れて現れたムヨンが携帯を充電しながら窓際に座っていたとタオルを渡したパートが証言した話を聞いたジングクは、ムヨンをそのコンビニへ呼び出した。
「 バッテリーを充電するのに5分しかかからないし、緊急ならパートに携帯を借りることもできる。ユリが可愛そうだから助けたと判事に言い訳もできる。だがここにいたのはお前なりの理由があった。」
これにムヨンは「 おじさんには何にでも理由があるのか?俺は殆どの時間、なぜ自分がそれをするのか分かってない。」 と薄ら笑いを浮かべた。
「 3×5は15。3-5-1-5。特別な事をすれば俺なら分かっている。薬でハイになったらトラブルを起こすイム・ユリのような人に、ミヨンの家のパスワードを教えたらどうなるかくらい…。」
続けて「 お前は悪魔だった。少なくともここに座っていた20分間。」 とムヨンの心中を想像したジングクは断言した。
その後帰宅したムヨンは、家の前で待っていたサランから「 あなたのせいで私の唯一の弟を失ったわ。もし悪いと思うなら来て。議論したいことがあります。」 と名刺を渡された。
無表情でそれを受けとって去るムヨンを見て、謎めいた笑みを浮かべるサラン。
*
ジンガン( チョン・ソミン )と面会するユリ( コ・ミンシ )
ユリは「 刑務所に入る前に謝罪したかった。車で轢いたことについて...。薬でハイだったんだけど...わざとしたんです。嫉妬していたから...」 と告白した。
そして「 過去について話した事がなかったムヨンが、施設で育った話を打ち明けるのを初めて聞たから...」 と理由を説明した。
面会後、重い気分で会社についたジンガンは、セランの新しいパブ” エンジェルティア( 天使の涙 ) ”をムヨンが経営するというニュースに驚かされた。
「 大当たり!あなたとムヨンさんは良い友達でしょ?近所だし~」 と自分の手を取って大喜びするファン代表に、ジンカンは複雑な気持ちだった。
*
海へ行く前に買い物をしていたジンガンは、セランの車に乗るムヨンを偶然に見かけて、頭の中から彼を追い出せないままチェロンの車に乗った。
だがジンガン( チョン・ソミン )の思いつめた様子に気づいたオム・チェロン( クォンスヒョン )は、海に行くのは次にしようと言って家まで送った。
その後謝罪するジンガンに、チェロンは「 その言葉は聞きたくなかった 」と答えた。
「 ごめんなさい。チェロンさんにとても酷いことをしたと思ってる。本当にごめんなさい 」
「 ジンガンさん、僕とつきあわなくてもいい。だがあの人はいけない。ジンガンさんは誰かが泣けば泣くし、笑えば笑う。ジンガンさんみたいなタイプは、決して彼みたいな人には会ってはダメだ。」
そうチェロンから警告されて帰宅したジンカンは、次には部屋の中で待っていたジングクから、猫とムヨンのスケッチを突きつけられた。
「 なぜ人のゴミ箱を探ったりするの?」 と文句を言うジンガンに「 何だこれは!なぜあいつの顔を描いたりするんだ?」 とジングクは怒った。
そしてムヨンの通話記録リストを突きつけて「 チェロンが抜き取ってなかったら殺人事件の参考人として警察に呼ばれていたんだ!」 と大声をあげた。
そして「 彼はやっていない」 と言い返すジンガンに「 お前は何も分かっていない。別の世界なんだ!」と続けた。
「 誰もがやり直せって、兄さんがユリに言ったんじゃないの?なぜ彼はダメなの?」
そう訴えるジンガンを見て、ムヨンを好きなことに気づいたジングクは動揺して怒声をあげた。
「 あいつは人間じゃないからだ。この世界ではあいつを裁けない。何か間違えがすまないと思うし、叩かれると痛みを感じるのが人間だろ!だがあいつは痛みさえ楽しんでる!」
そして「 あいつは悪魔だ。あいつに関わってスンアに何が起こったか良く考えてみろ!」とジンガンの腕を掴んだ。
だがジンガンは「 オッパ!そんな話は止めて!」と腕を振り払うとショックを受けてジングクを見つめた。
*
一方、チャン・セラン( キム・ジヒョン )に送られて家についてムヨンは、セランから選ばれた理由をなぜ尋ねないのかと言われて「 なぜ俺を?」と尋ねた。
これにセランは「 誠実ではあるのね。本当は興味ないくせに訊いた所を見れば...」笑いながら近づいた。
「 理由なんかないだろ。あなたが決めただけだ。」
「ええ、それは本当よ。私が全てを決定し、全ては私の道の方へ来る。今日私が言ったことを良く考えてみて。」
そう言ってセランは車に乗り込み、ムヨンは屋上へ向かう階段を上がった。
*
屋上で待っていたジンガン( チョン・ソミン )は、近づいてくるムヨン( ソ・イングク )に「 あなたは悪い男よね?そうでしょ?」 と見上げた。
「 みんな、あなたが悪い男だと言ってる。あなたと付き合ったら不幸になるから関わるなと言ってる。でもなぜ...?なぜ私は...あなたのことばかり」
と言いかけてジンガンは話を止め、自分の気持ちをぶつけた。
「 あなたは本当にそういう人なの?あなたが悪い人なのが嫌なの。あなたがこのまま悪いことをするのが怖いの。あの仕事をするつもりなの?」
「 君がするなと言うなら、( セランの仕事 )しない。」
「 しないで。良い人になるって約束して。」
そう思いつめた顔で見つめているジンガンに、ムヨンは「 教えてくれ。」 と見つめ返した。
次回のお話⇒ 空から降る一億の星 10話 あらすじ 感想へ続く…
前回のお話⇒ 空から降る一億の星 7話8話 あらすじ 感想
ソ・イングク チョン・ソミン 空から降る一億の星韓国版 9話 感想
9話では、すれ違っていたジンガンとムヨンが遂にお互いに対する気持ちを確認し、ジングクとチェロンもその事実に気づく様子が描かれました。
死とか乱闘とか劇的なことは起こらなかったけれど、心情的に多くのことが起こったターニングポイントのお話だったと思います。
ムヨンを知ればするほど悪魔のようだと思い始めるジングク、抑えていた気持ちを遂にぶつけるジンガン、変わると約束するムヨン。
ムヨンの最後の言葉には驚かされましたが、ジンガンによって忘れていた人間的感情が目覚めたのではないでしょうか。
確かにユリに殺人を誘発する行為を行ったかも知れないけれど、罪悪感を感じていたから犯行現場をきれいに掃除したのかも知れないですし...。
現在の三人についてはかなり関係が明らかになってきましたが、過去については同じシーンが流れるだけで混乱したままですね。
暫く出ていないあの怪しい精神科医が、どう関係しているのかも知りたいです。
もしかしてユリの事件だけで役割は終わったのかも知れませんが…。
気持ちを確認した二人が、これからどう変わっていくのか次回が楽しみです。
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