空から降る一億の星韓国版 15話 あらすじ 後半
韓国ドラマ 空から降る一億の星 15話 あらすじ
エンジェルティアの仕事に没頭するキム・ムヨン( ソ・イングク )と回復して出勤するユ・ジンガン( チョン・ソミン )
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ジンガンを忘れようとしたムヨンは、オープンを控えていたお店の準備に残業もいとわず没頭した。
セランはそんな彼に「 そんなに働いてどうしたの?私が選んだから 」と車のキーを差し出した。そして「見た目も良いし車も似合っているけど家はどうかな?」と問いかけた。
これにムヨンは「 本物の家で寝るべきだろ?偽物ばかりに囲まれていると時々うんざりしないか?」と問い返して笑った。
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体調が戻り仕事に復帰したジンガンの方は、同僚からムヨンが新店舗" エンジェルズティア "のCEOになった話を聞いてショックを受けた。
その後外の階段に座って休んでいたジンガンは「 何を食べたい?休まれて困ったけど病気だったから許す 」と言う優しいファン( パク・ミンジョン )代表に微笑んだ。
その様子を隠れて見ていたムヨンも安堵して笑みを浮かべた。
その夜、通りでジンカンに出くわしたムヨンは「 乗りたいなら乗れよ 」と車のドアを開けた。だがジンカンは何も言わずに睨みつけて去った。
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翌日ヤン・ギョンモを訪れたジンガンは「 あの人は世界で最悪の男だと想像しようとしても、結局別の顔が浮かんでできない。」と話した。
そして「 キム・ムヨンはどんな人なんですか?先生なら子供の頃をご存知だから...」と尋ねた。
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これにヤン・ギョンモ( ユ・ジェミン )は「 世界を驚くほど裸の眼で眺める子供だった。ムヨンの様に賢くて鋭敏な子には、世界は全て奇妙に見えていただろう。」とヘサン湖の釣り場の話しを始めた。
その日、ムヨンから釣った魚を逃している理由を尋ねられたギョンモは「 家に帰らせて夕食を食べさせたかったからだ。」と答えた。
そして火傷の後を腕に見つけてムヨンだとわかったが、知らないふりをして挨拶をした。
それ以来、ギョンモが釣りをしているといつの間にか現れたムヨンは、後ろに座って眺めるようになったという。
だがある日、死んだ魚を持って現れたムヨンは、” 良い人のふりをして魚を解放したが、あなたのせいで魚は全て死んだ ”と非難する眼で見つめていた。
私は魚を開放して自由にしていると勘違いしいていた。傷を負わせていたことも知らずに...。
( ギョンモが魚と同じ様にムヨンを病院から行かせなければ、こんな悲劇は起こらなかったかも... )
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その後ギョンモから、ムヨンが” 良く見せたい人だ ”と自分についてシスターに話した事を聞いたジンガンは、一縷の望みを持ってムヨンに会いにエンジェルズティアへ向かった。
そして店を眺めていた時に偶然に現れたセランに誘われて、ジンガンは店内に入った。
セランは「 辛いでしょう?振られた人の方が苦しいそうね。質問があるなら何でも私に聞いて。あなたが思っているより多くのことを私は知っているのよ 」と話しかけた。
そして何も言わないジンガンに対して「 でも私から聞きたくないのなら、兄のユ・ジングクさんに25年前にムヨンとお兄さんの間に起こった事を聞いたらどう?」と提案した。
そこへ現れたムヨンは、場所を移って話をしようとしたジンガンを遮りセランの隣に座った。
そして立ち上がったセランを引きとめて「 僕たちの関係なら既に知っているだろ。何か言いたいのならここで言ってくれ 」と言った。
これに「 なんて馬鹿なの! 」と怒ってジンガンは去った。
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その後タク・ソジョン( チャン・ヨンナム )に会いに行ったジンガンは「 兄さんの本当の妹ではない事を知っているの。中学生の時から...」と打ち明けて、25年前の出来事について尋ねた。
「 ムヨンを憎んでいる理由とその事が関係しているのか 」と真剣な表情で訊くジンガンに、ソジョンは「 憎んでなんかいない。あの子への謝罪と恐れからだったの。」と否定した。
そして「ムヨンの父は自殺ではなくジングクが銃で撃って死なせたの。だけど武器を持っていた相手に対しての正当防衛だった 」と聞いたジンガンは、あまりの衝撃に言葉を失った!
(これは少しおかしい...。真実はジングクの過剰防衛だったのでは?)
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脅迫するセラン( キム・ジヒョン )を銃で撃つムヨン( ソ・イングク )
その夜、セランを車で家まで送ってきたムヨンは、ジンガンに話したことを教えてあげると言われて家に上がった。
「 25年前にあなたとユ・ジングクさんの間に何が起こったのかをお兄さんに訊いてみたら?ジンガンさんにも関係があることだからと言ったの。怒った?いつも超クールだけど、ユ・ジンガンさんのことになるとクールじゃなくなるのね。」
と言って冷笑するセランに、ムヨンは自分でセランを引き込んだことを後悔した。
「 あなたはここで止めたりはしないだろうな。僕が何を言っても...。愚かな怒りのためにあなたに近づいて関わったのは間違いだった。お願いだ。あの子には触れないでくれ 」
そう言って車のキーを置いて出ようとしたムヨンをセランは脅迫した。
「 止まって!あなたがそのドアを開けた瞬間、私電話をするわよ。あなたが愛してる妹に。」
これにドアのところで止まり戻ってきたムヨンは「 何よ?本当に愛しているって?何て腹ただしいの。」と携帯を手に取ったセランに理性を失った。
「 先ず何を言おうかしら?心配しないでキム・ムヨンは死ぬまであなたを愛するでしょう。なぜ振ったのか?あなたの兄だから。本当に何も知らなかったの?一緒に寝たの?まさか本当に?」
と嘲笑するセランを銃で撃ったムヨンは、ゆっくりと家から出て行った。
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殺害犯として追われるムヨン( ソ・イングク )
NJグループの常務チャン・セラン( キム・ジヒョン )が銃で撃たれて死亡したというニュースが自宅前から報道された。
その中で、銃を持ったムヨンが駐車場から車に乗り込む姿が写ったCCTVの映像と共に、第一容疑者逃亡中と伝えられた。
オム・チェロンから、このニュースを携帯で見せられたジングクは、慌てて家に帰った。
そして帰宅して同じニュースを見て家から出ようとしていたジンガンを抱きしめて防いだ。
「 兄さん、あの人は人を殺したりしない。そんな人じゃないって知ってるでしょ!死んだ魚や鳥にも胸が痛む人なのに。お願いあの人の所へ行かせて! 」
そう号泣するジンガンに落ち着く様にジングクは話した。
その後呼び出されたソジョンから、拳銃を持って逃走中だから警察に保護要請をするべきだと言われたジングクは「 そんなことは起こらない。だから落ち着け 」と答えて家に帰らせた。
その時ムヨンから電話を受けたジングクは、直ぐにタクシーに乗りムヨンの両親の位牌が安置されているボンギ寺に向かった。
そしてムヨンの冷たい顔に対面したジングクは「 キム・ムヨン... 」と言ったきり絶句した!!
( 驚きの展開...この後どうなる? )
次回のお話 ⇒ 空から降る一億の星 最終回16話
前回のお話 ⇒ 空から降る一億の星 14話
空から降る一億の星韓国版 15話 感想
なんという衝撃的なエンディング!涙涙の15話でした。
ずっとハッピーエンドに望みをかけていましたが、この展開だと難しいでしょうか...。
自分の元へ引き寄せる為にジンガンを妹だとムヨンに勘違いさせて嘲笑するセランと、あやふやな記憶のままセランの悪戯に引っかかるムヨンにあ然としました。
せっかく父が母を殺した悲劇もジングクが父を殺した悲劇も乗り越えて、ジンガンと幸せになろうとしていたのに残念でしかたがない。
ムヨンの惨めな生涯で唯一の光だったジンガンが妹だという事実に耐えられなかったのは分かりますが...。
正直、最初からジングクが真実を告げていればとか、ギョンモが病院で自由にしていなければとか、セランを疑ってDNAテストしていればとか色々考えましたね。
この内のどれか一つでも実現されていたらこんな事にはならなかったのに...。
そして殺人犯の息子というだけでも辛いのに、真実を隠してムヨンを追い詰めたジングクとギョンモに何とか彼を救ってもらいたいです。
もうハッピーエンドはありえないと思いつつ、二人が兄妹ではないとわかった点だけは良かった(?)のでしょうか...。
制作陣の『 愛は人を救う 』というテーマに沿った最終話とは何でしょう…。正義は存在するのかしないのか...。
とにかく最終回がこんなに気になる( 心配な? )ドラマは、本当に久しぶりです。
チョン・ソミンのカメオ出演作 ⇒ 秘書がなぜそうなのか?
ソ・ウンス出演のメディカルドラマ ⇒浪漫ドクターキム・サブ
チャン・ヨンナム出演の青春時代劇 ⇒ 王は愛する
ユ・ジェミン出演のラブコメ ⇒ 力の強い女ト・ボンスン