空から降る一億の星韓国版 13話 あらすじ 後半 チョン・ソミン ソ・イングク
ジングクの正体を思い出すムヨン(ソイングク)
翌朝、電柱の陰でジングク( パク・ソンウン )がジンガンを同乗させて出勤するのを見届けたムヨンは壁をよじ登り、覚えていたパスワードを打って玄関から家に入った。
その後ジングクの部屋に入り、タンスの上のジングクの秘密箱の中から行方不明の子供(カン・スンホ)を探すチラシを発見した。
そして空焚きになっていた鍋から煙が出ていたのを見て火を切ると、家を出た。
その頃、鍋の火を消し忘れた事に気づきジンガンを降ろしてUターンしていたジングクは、通りでムヨンを見かけて家に戻った。
そしてシンクの中に漬けてある鍋と秘密箱からスンホのチラシが盗まれているのを発見して茫然とした。
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翌日ムヨンは、チャン・セラン( キム・ジヒョン )に会いに行き「 銃が要るんだ。入手できるか?」と頼んだ。
「 銃?キム・ムヨンさんが私に会いに来る理由って、そんな事のため?でもそんな難しいことを頼んでおいて、あなたは代わりに何をしてくれるの?」
そう尋ねるセランに「 何でも...。」と答えると、ムヨンは「 この子供について知りたい。誰がこのチラシを作ったのかと探している理由。それから彼の両親について 」と行方不明のカン・スンホのチラシを渡した。
( どうして” 何でも ”とか言うのでしょうか?後が怖いのに...)
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その頃ジンガンはソジョンを呼び出して、昨晩酔ったジングクを世話してくれたお礼にへジャンクッ( 酔い覚ましスープ )を奢っていた。
「 ジンガンがこんな風に私の二日酔いを助けてくれるなんて 」と感動するソジョンに「 育てて良かったと思うでしょ 」と笑った。
そして「何もしてないけど...」と嬉しそうに食べているソジョンに「姉さん、ボーイフレンドとして、私の兄さんどう思う?」と尋ねた。
これを笑い飛ばしていたソジョンは「 そうね。姉さんは良すぎるかもね 」と言うジンガンに「 離婚してるのよ、私。ジングクは本当に良い男だし...」と本音を言って笑った。
ソジョンの気持ちを確認したジンガンは、その後映画館で急に会社に行く用事ができたと見え透いた嘘をついて、呼び出していたジングクに券を譲った。
そうして笑顔で手を振って去るジンガンを見送ったソジョンは「わざとらしいわ!さあ行くわよ。笑って!」とジングクに指図して入場した。
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合鍵で家に入っていたジンガン( チョン・ソミン )は、帰宅して動いているロボットに驚くムヨン( ソ・イングク )に「 ちょっと綺麗にしてネジを巻いたら動き始めたわよ。」と明るく答えた。
「 どこで見つけたの?」
「 拾ったんだ。ヘサンで...」
「 拾った?腕はどうしたの?」
「 ない。初めからついてなかった。腕がないから捨てたのかもしれない。」
そう言って洗面台に向かったムヨンは、どこにいたのかを尋ねるジンガンに「 ちょっと行く所があって...」と言ったっ切り映画館のジングクを思い出して黙り込んだ。
これに「 どうしたの?何を考え込んでいるの?」と尋ねるジンガンの前に、ムヨンはひざまずいて両手を取った。
「 君は君だ。何があったとしても僕には君だけだ。」
「 何言ってるの?私だけってどういう意味?」と覗き込むのよジンガンに「 なんでもない。ただ君に知っていてもらいたかっただけ 」と微笑んだ。
そして膝の上に頭を置くムヨンを、ジンガンは愛おしそうに抱きしめた。
*
その頃ソジョンは、コメディ映画に一度も笑うことがなかったジングクに怒らず「 問題ないわ。少し歩きましょう。したいだけ考えたらいいわよ。」と慰めていた。
これにジングクは、ムヨンが今朝家の中に忍び込んだ事実を打ち明けた。
そして「 それって家宅侵入でしょ!」と驚くソジョンに「 そうだな。」と笑った。
「 おかしくないわよ!それで?」と尋ねるソジョンに、ジングクは「 それでって?そんな事があったと言ってるだけだろ 」と淡々と答えて歩き始めた。
*
オフィスに現れたムヨンに銃を投げ渡したセラン(キム・ジヒョン)は「 あなたのおかげで銃を見れたわ。思っていたよりもクール。銃って危険だけどかわいい。誰かさんに似ている 」と言った。
そして座るように指示すると「 それで何をするの?誰かを殺すつもり?」とジャケットに銃をしまうムヨンに訊いた。
そしてテーブルから弾丸をいくつか取っているムヨンに「 あなたがそんなことをすれば、私もトラブルを受けると分かってるでしょうね 」と釘を刺した。
「なぜ私がこんな危ない事をやってるか知ってる?あなたを私のポケットに入れたいからなの。私は夢中なのキム・ムヨンさんに。覚えてる?”捕まるなよ。”と言ったこと」
セランは、ムヨンが事故直前にスンアに話した言葉をビデオを10回以上見て発見したこと興奮して話した。
「 凄いスリルを感じたわ。この世界に私の様な人がいるって思って幸せだった。」
「 君の様な人?」
「 言ったでしょ? 私たちは同じ根から育った別の枝の様だと...。」
これに反応せず「銃に感謝する 」と言って去ろうとしたムヨンは、セランから「この子を探していたのはあなたの彼女の兄、ユ・ジングク刑事よ 」とチラシを出されて座り直した。
「 僕がその子だ。僕は自分の父親の名前を知らない。クムア山で自殺したと言われたが殺されたと思っている。」
「 殺されたと思ってる?いいわ。彼の名前を見つけてあげる。長くはかからないでしょう。今、やっと私の真の価値がわかったようね。」とセランは微笑んだ。
「 もう一つ頼みがある。家族を探してくれ。母と弟※だ。多分僕より2〜3歳の下で名前はガンユン 」
( ※ムヨンの記憶の中では弟 )
「 もちろん母親は見つける必要はあるわ。財産があるかも知れないから。でもなぜ弟?いない方がいいでしょ?」と冷たい反応をするセラン。
これにムヨンは「僕は見つけたいんだ。僕たちはあなたが思ってるほど似ていないようだな 」と言って去った。
その後家に戻りジンガンから残業になると聞いたムヨンは、弾丸を銃に詰めた。
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サウナから家に戻ったジングクは、ムヨンの靴を玄関で見つけてゆっくりと中に入った。
「来たんだな。」とまるで待っていたかの様に呟くジングクに、銃口を向けて近づくムヨン!!
次回のお話⇒ 空から降る一億の星 14話
前回のお話⇒ 空から降る一億の星 12話
空から降る一億の星韓国版 13話 感想
又しても衝撃的なエンディングでした!
父親を殺されて激怒したムヨンは、ジングクを撃つのでしょうか?
ジングクに刺されたお腹を狙うのか、それとも兄ジングクを撃てばジンガンを悲しませると思ってできない?
前回ジングクがムヨンを刺し、今回ムヨンが銃口を向けるという風に、二人の対立の過激度が増していますが、ジンガンの存在がなかったらどうなっていたかと考えると恐ろしい。
12話で本名を知り喜んでいたムヨンは、13話で父親の犯人を知り激怒。
そして次回の14話で、セランから父の犯罪について聞いて大ショック!となりそうですね。
それにより、ジンガンが本当に妹なのか、それとも父が殺した被害者の娘で一緒に暮らしていただけなのかの真相が分かるのではないでしょうか。
後三話で散りばめられていたパズルがどう完成してくのか楽しみです。
チョン・ソミンのカメオ出演作 ⇒ キム秘書がなぜそうか
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