韓国ドラマ もうすぐ死にます 最終回 あらすじ 感想ネタバレ(レビュー)ソ・イングク パク・ソダム主演!

もうすぐ死にます 最終回8話の主な登場人物(出演者)
- ソイングク - チェ・イジェ役
- パク・ソダム - 死役
- コ・ユンジョン - イ・ジス役
- キム・ミギョン - イジェの母役
もうすぐ死にます放送情報⇒キャスト視聴率
動画配信⇒アマゾンプライムビデオ
画像⇒インスタ@tving.official
最後の人生で母親(キム・ミギョン)の体で始まり慌てるチェ・イジェ(ソ・イングク)!
誰になろうと即終わらせると断言していたイジェですが、それが母親の命だとしてもできるでしょうか?
それでは、ソ・イングク パク・ソダム主演韓国ドラマ もうすぐ死にます 最終回感想 あらすじネタバレ(レビュー)8話をご紹介します。
見逃してしまった、内容が気になる、そんな時にネタバレの もうすぐ死にます 最終回感想 あらすじ(レビュー)をご利用下さいね♪
もうすぐ死にます 最終回あらすじ - 死に急ぐな。やがて死は訪れる


第12の人生:母(キム・ミギョン)
無意味な輪廻転生にうんざりしたチェ・イジェは、12番めの人生もすぐに終わらせようと考えていたが、鏡を見て母親(キム・ミギョン)に転生したことがわかると躊躇した。
その後、母の記憶を手に入れ、父親の死後苦労して自分を育ててくれたこと、どんな時でも人生を諦めたりせずただ黙々と前へ進んでいたことを初めて知った。
さらに自分の死後、母が罪悪感と後悔に満ちた人生を過ごしていたことを知り、自分が犯した本当の過ちは、自殺して母親に地獄の苦しみを与えたことだと悟ると、たまらなく恥ずかしくなった。
イ・ジス(コ・ユンジョン)の死を通して、最もつらいのは自分の死ではなく愛する人の死であることを理解していたイジェは、母の体で生き続けることを決意した。
母の心
翌朝早起きして始発電車に乗り仕事へ向かったイジェは、汽車の中で母と同じ様に懸命に生きている親たちを見て自分は最善を尽くして生きたと言えない、と恥ずかしさを感じた。
その日の仕事を終えて膝の痛みに苦しみながらも家路についたイジェは、幼い頃に母が作ってくれた積立通帳を偶然見つけ「将来家を買うのに使ってね」と母に言われたことを思い出し、感極まって泣き出した。
翌日、仕事帰りの電車で眠ってしまい墓地の近くの駅で目を覚ましたイジェは、自分の納骨堂に行くことにした。
そこで、母が母親失格だと嘆き、来世では良い親に会って天寿を全うしてほしい願ったことを知ったイジェは、母に謝り、来世も息子として生まれたいと伝えたかったが何もできない死を選んだことを後悔した。
大切な人が悲しむ姿を見て、自分がどれほど愚かで間違った選択をしたかを悟り、大泣きした。
その後、イジェは母親が若い頃父親とよく訪れた大峰山(オボンサン)へ行きたがっていたことを思い出し、母に見せるために登った。
イジェは、膝が痛く苦しい状態を押して何とか山頂まで到達すると、夕暮れの美しい景色を母に見せ、約束を守れなかったことを謝罪し、手を繋いだ。
その帰りの下山中、足を滑らせて崖を転がり落ちたイジェは、母をこのまま死なせる訳にはいかないと必死で這いあがり、登山道へ戻った。
幸いにも病院へ搬送されたイジェは、母親が生きていることに感謝し喜びを感じた。
その時、霊安室で「家に帰ろう。死なないで。」と自分の死体に懇願する母の記憶が蘇ると、自分は本当にバカだったと泣いた。
イジェはその後、母の願いを聞いて、イジェとしての人生より長い32年の歳月を、見送った人々を思いながら母の体で生きた。
イジェの望み
母の体で死ぬ前に、イジェは、世間に認められないこと、仲間に遅れをとること、拒絶されることを恐れて生きて人生を花開かせることなくチェ・イジェの人生を終えたことを後悔した。
そして、命は人間に与えられたチャンスであり、苦しみは人生の全てではなく一部でしかないと…、晴れの日、雨の日、風の日と、さまざまな日々が集まって人生になるので失敗しても前に進むべきなのだと、ようやく理解し、家族の写真を見ながら目を閉じた。
こうして母親の人生を全うして地獄の門の前へ戻って来たイジェは、”死”の前にひざまずいてもう一度だけ生き返らせてほしい、一度だけ母親を抱きしめるチャンスを与えてほしいと泣きながら懇願した。
もうすぐ死にます 8話 結末
死は、最後の人生を生き延びたイジェに彼の勝ちだと宣言し、もう一度だけチャンスを与えるが、願いが叶うかどうかは神次第だと言って最後の弾丸を入れた銃を渡した。
それを自分の頭に向けて引き金を引いたイジェは、飛び降りる直前の体に戻ると、今度は母親からの電話に出て返事をした。
もうすぐ死にます 最終回感想ネタバレ(レビュー)
結末についての感想
”死”がイジェに与えた試練は、人生についての教訓を与えることを目的としていました。
11回の辛い死を経験して、最後に誰になろうと即終わらせると断言していたイジェですが、流石に大切な母親の体で死ぬことはできず、”死”の思惑通り生き続ける方を選びましたネ。
その後の34年間の人生を通して、イジェは”自分の死で誰も傷つかない”という考えが利己的で間違っていることや周りに彼を心配し愛する人々がいることにやっと気づきました。
子供に先立たれた家族の痛みが最終話で描かれた事により、”あなたは、この地球に一人しかいない”、というエンディングのフレーズの重要性が強く印象づけられた…そんな感じがします。
”命は人間に与えられたチャンス”、”苦しみは人生の全てではなく一部でしかない”などのイジェのセリフも心に強く残りました。
カトリックでは、生命は神からの賜物であって人間がそれを神の御旨に反して終えることはできないということで、自殺は教義上罪ということになっています。
その宗教的要素が多分にストーリーに含んであってやや説教臭いトーンではありましたが、最後は神の慈悲が施されてイジェにやり直すチャンスが与えられるという希望に満ちた結末に満足しています。
ドラマ全体の感想と出演者について
最初から最後まで、数々のどんでん返しに満ちた引き込まれる展開で飽きることなく楽しめ、魅了されました。
多くの哲学的状況や道徳的ジレンマが複雑に織り込まれた内容で、学校のいじめ、児童虐待、ホームレス問題など現代社会が抱えている問題について考えさせらました。
これまで考えたこともなかったような死後の世界が徹底的に娯楽的でユニークな展開で描かれていて、ノンストップで楽しめました。
主役級の俳優陣の素晴らしい演技がインパクトのあるシーンを作り出しており、出番の長短に関わらず作品の魅力に大きく貢献していたと思います。
中でもパート1ではイ・ジェウクとイ・ドヒョン、パート2では、サイコパス演技が際立っていたキム・ジフンとキム・ジェウク、キム・ミギョンとオ・ジョンセの演技に魅了されました。
ファンタジードラマに真実味を加えることに成功したソ・イングクの演技も称賛に値するものでした。常にいろんなジャンル・役に挑戦する彼の次回作が楽しみです。
以上、韓国ドラマ もうすぐ死にます 最終回感想(レビュー)あらすじをネタバレでご紹介しました。
それでは、又別の作品で ((*^^*))
- ソ・イングクのドラマのご紹介⇒ソイングクドラマランキング
- 前回のお話⇒もうすぐ死にます 7話
もうすぐ死にます 最終回8話と合わせて見たいドラマ
- ソ・イングク出演作⇒[美男堂の事件手帳][ある日私の家の玄関に滅亡が入ってきた][空から降る一億の星]
- パク・ソダム出演作⇒[青春の記録]
- コ・ユンジョン出演作⇒[還魂:光と影][還魂]
- キム・ジフン出演作⇒[悪の花]
- イ・ジェウク出演作⇒[還魂:光と影][還魂][天気が良ければ会いにゆきます][アルハンブラ宮殿の思い出]
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