韓国ドラマ 100日の郎君様 5話 あらすじ 感想 EXO ディオ ナム・ジヒョン (視聴率4.4%)
倒れたウォンドゥク(本名イ・ユル)をホンシムが看病する所から始まります。記憶はどれほど戻ってくるのでしょうか?
それでは EXO ディオ ( ド・ギョンス ) ナム・ジヒョン 韓国ドラマ 100日の郎君様 5話 あらすじ 感想 を日本語セリフとストーリー 動画付き でご紹介します。tvN ( ペギレ ナングンニム 百日の郎君様 )
主な登場人物
イ・ユル&ウォンドゥク( EXO ディオ )
ユン・イソ&ホンシム( ナム・ジヒョン)
チョン・ジェユン ( キム・ソノ )
キム・ソへ ( ハン・ソヒ )
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ハイライト画像は⇒ tvN 百日の郎君様
写真は⇒ tvN
韓ドラ 100日の郎君様 5話 あらすじ 前半
ウォンドク(本名イ・ユル)を看病するホンシム(本名ユン・イソ)
空腹のために倒れたと診断したあと鹿骨の薬を勧める医者を、ホンシム ( ナム・ジヒョン )は「ここにいるのは人間じゃない。お金を無駄にするお化け( 鬼神・キシン※) だ」と断って帰らせた。
※鬼神 ( 귀신 キシン ): 日本の「お化け」 に相当するもので、” 幽霊 ” ” 妖怪 ”などの邪悪な物・又は精神を総称する言葉。
その後、ウォンドゥク( EXO ディオ )を助けるたに薬が必要だと主張するヨン氏に、ホンシムは「そんな余裕はない。すでに30ヤンの借金をした上にさらに借りるつもりなの?」と反対した。
「お前の夫だから好きにするがいい。だが借金をした者が死んだら、だれが彼の借金を払うんだ…?私が支払うべきなのか...。」
そう溜息を付いたヨン氏が去ったあと、ホンシムは一人で山へ向かった。
そして山中で採集した薬草とパチンコで捕まえた鶏でチキンスープを作ったホンシムは、まだ意識のないウォンドゥクの頭を膝の上に乗せて口の周りを丁寧に拭きながら一口づつ与えた。
その後ウォンドゥクの熱をチェックしながら水で冷やした布を当てて、一晩中看病した。
翌朝、ホンシムがウォンドゥクと一緒に夜を過ごした事を知ったヨン氏は、嬉しそうに二人の部屋を見つめた。
そして「病気になって良かった。何が起こっても口出しせず、二人に解決させよう。」と独りごとを言った後、山へ行くと声を掛けて出かけた。
*
ヨン氏の声で目が冷めたウォンドゥク(EXOディオ)は、隣で眠っているホンシム(ナム・ジヒョン)に手を伸ばして髪の毛を顔から退かし、頬の傷にそっと触れた。
とそのとき、ホンシムが目を覚まし、ウォンドゥクはビクッと手を引っ込めて何食わぬ顔で座った。
「別の部屋を使うと申していたのに、なぜ突然ここで寝たのだ?」
「死にかけていたのに、私に向かってなんて言い草なのかしら。一晩中あなたの看病をしていたからよ!」ホンシムは、つんとして答えた。
「山中で気を失って水瓶を壊したことを覚えてないの?。健康な男のように見えるけど水さえ運ぶことができない。なぜを壊したの?」
「山中で酷い頭痛に襲われた。胸がつかえて息ができなくなったんだ。あそこで私に何があったのかがとても気にかかる。それから私がどんな人なのかを教えてくれないか?」
まだぼーっとした顔でそう尋ねるウォンドゥクに、ホンシムはうろたえ気味に「ええ…まあ..あなたは良い男だった。とっても」と答えた。
だがホンシムの曖昧な返事に、ウォンドクはもっと詳細を知りたいと主張した。
これに「...ええっと...餌やりや庭仕事を、あなたは他人よりも早く半日で終わらせる。」と答えたホンシムは、それが聞きたかった事ではないと言われると、すくっと立ち上がって水の沸騰を言い訳にして退散した。
その後「あなたが自分のことを知らないのに、どうやって私があなたを知ることができるの?」と外で呟いて、鍋に火を起こしに台所へ向かった。
*
暫くして部屋から出てきて、台所でホンシム( ナム・ジヒョン )と話をするウォンドゥク( ト・ギョンス )
「そこで何しているの?」
「そなたの父が山に出かけたと言っていたのを伝えに来た。」
「グドルの代わりに行ったのかしら。それより気分はどう?」
「だいぶ良くなった」
「そうでしょ?あなたに健康にいいものを食べさせるために、私が山の中を探し回ったんだから。」
「そのせいで頬を傷つけたのか?」
これを無視して立ち上がったホンシムが瓶からミミズを掴んで煮えたぎった鍋の中に入れるのを見たウォンドクは、ギョッとして鍋に視線を移した。
「まさかっ!昨日そなたが私に食べさせたスープではあるまいな?」
「そうよ。これは白い首をもつ特別なミミズよ」とホンシムが瓶からミミズを一匹摘んで得意そうに見せると、ウォンドクは庭に出て食べたものを吐き出そうとした。
「よくもこんな嫌な物を私に食べさせたな!」
「とってもよく食べてたわ」
「知らなかったからだ!意識がなかったからだ!」
興奮しているウォンドゥクに、ホンシムは、洞窟でおいしい水を飲んだ後、翌朝に頭蓋骨の中の水であることに気づいた僧の話をした。
「それを知った彼が吐いた思う?いいえ、昨日美味しいと思い、今日嫌だと思った水は同じ物。全ては自分次第だと悟ったのよ。」
「こればかりは見逃せぬ。そなたを必ずや罰してやる!」
そう言ってウォンドクが突き出した人差し指をつかんだホンシムは、笑いながら言った。
「本当に心配していたけれど叫べるくらいに良くなって安心したわ。病気も怪我もしないでよ。借金を返済するまでは、あなたの体は私のものなんだから!」
「手を離すのだ!」険しい口調でウォンドゥクが怒った。
その後ホンシムは、薪割りやわらじ編みの仕事をウォンドゥクに与えた。
身体を動かせば、忘れていた記憶を思い出すかもと思ったからだった。
だがどちらも上手く出来ないウォンドゥクを見て、ホンシムは山菜取りに山へ連れて行った。
だが鎌さえも上手く使えないウォンドゥクに、何とか怒りと落胆を抑えてホンシムはスタスタと歩き始めた。
「この道具は危険だ。皆生まれもって違う才能を持っている。私が得意なことがあるはず、それを探し出さねばならぬ。そなたの沈黙、不愉快だぞ!」
「あなたの全てが不愉快だわ。特にあなたの両班( ヤンバン・貴族の意 )のような話し方がね!」と腹ただしげに言い返した。
その後、お腹が空いたと訴えるウォンドゥクを無視して家にもどったホンシムは、待っていた二人の男、ボクムとマチルを連れて官衛に向かった。
官衛で借金を帳消しにしてくれるように嘆むホンシム ( ナム・ジヒョン )
ホンシムは、高利貸しのマチルが示した手形入りの証文を指して「借金を支払うことはできません。それには拘束力はないんです。夫は頭が弱いから」とチョ県監に嘆願した。
そしてマチル自身がバカな夫の代わりにホンシムを奴隷として売ると話した事実を暴露した。
「私は狂ってなどおらぬ。まともだ!」ウォンドゥクが怒ると、ホンシムは「証拠があります!」と訴えて、応援に駆けつけたグドルとトンニョ、飯屋の女将に合図をした。
グドルはウォンドゥクが水瓶の運び方を知らなかったことにショックを受けたと話し、飯屋の女将は食べ物の支払いにウィンクをした彼を超おバカだと怒ったと話した。
ボクムも結婚式のブーツを履いたまま逃げ出した彼をまともじゃないと感じたと告げた。
最後にクンニョは、ウォンドゥクが ”アスナム※” だという噂があることを暴露した。
(※役に立たない男を表す現代の言葉)
だが使道から、借りたお金で買ったものを全て返す様に指示されたウォンドゥクは「頭の弱い男だと受け入れられないので何も返すつもりはない。そんな理由で借金から解放されたくはない。」と話して皆を驚愕させた。
その後、ウォンドゥクは「たかがお金の為に、まともな夫をバカに作り上げるのか?」とホンシムを非難した。
「まともですって!他の人が言うことを聞いてなかったの?あなたはまともじゃないわ。」
「記憶を失ったので問題を抱えているが、他は全て大丈夫だといったのはそなただぞ」
「30ヤン、免除されるんだもの、バカかどうかなんてどうでもいいじゃない!」とホンシムは、吐き捨てた。
そして「どうして側室にならなかった?それほどお金が好きなら側室になるべきだったんだ。老人ではなく逞しい若い男が欲しかったのか?」と毒づくウォンドゥクを平手打ちした。
「妻が夫を叩くなんて…!」
ホンシムはピクリとも動かなかった。そしてお互いに押し黙ったまま暫く睨み合った後、背を向けた。
その夜父親の墓石へ訪れたホンシムは、涙を浮かべて切々と訴えた。
「父上、もう約束を守ってはくれないのですか?父上のような夫を見つけてくれると私に話されていたのに…。父上が生きていたら、私は決してウォンドゥクのような人と結婚することはありませんでした。」
宮殿で
朝廷で談合中に、キム・チャオン(チョ・ソンハ)から川で王世子の遺体を発見したと記された文書を受け取った王は、見る見る内に顔色を変えた。
その事について王は何も触れなかったが、王世子死亡の噂は瞬く間に宮殿内に広がった。
チョン・サヨブ(チョ・ウォン)は、すぐに中殿パク氏に会い「悲報に違いない」と伝えた。
中殿パク氏は「我々にとっては吉報でしょう?では集中してもっと多くの人々を集めてください。」と嬉しそうに指示を出した。
この知らせを聞いた 世子嬪キム・ソへ ( ハン・ソヒ )は、結婚を嫌がっていた幼いイ・ユルの姿を思い浮かべながら「もし夫と妻として出会わなかったら、こんなことにはなっていなかったのに…。」と涙ぐんだ。
その頃、弓職人の妻から彼が崖から落ちて死んだ事を聞いたチョン・ジェユン ( キム・ソノ )はなにか変だと感じながら宮殿に戻っていた。
そして上司から真犯人が全てを自白したので調査を止めるように指示され、困惑した。
だが、矢の方向を誤って殺してしまったと名乗り出た犯人から凶器の弓を渡されたジュユンは、一目見て彼の嘘を見抜いた。
だが暫く彼を牢屋に入れて置くことにしてオジョン橋へ向かった。
ホンシム( ナム・ジヒョン )とジェユン( キム・ソノ )の再会
満月の夜、書房で韓服に着替えて待っていたホンシムは、兄ではなくジェユンに会って迷惑そうにした。
顔を覗き込んで「会いたかった」というジェユンに「そんな風に言えば堕ちる女性がいるのかも知れませんが、私が誘惑されません。」と冷たくあしらった。
そして「初めてだ」と答えるジェユンに「そんなに簡単な女に見えるのか」とさらに腹を立て、その場を去ろうとした。
その時、水上の小さな蓮提灯を指したジュユンは「蓮提灯が海までたどり着けば、願いが叶うそうだ。だから私は、あなたが兄上に再会できるようにと花に願いを書いて浮かべたのだ。」とホンシムに伝えた。
だが蓮提灯が草葉につかまり転覆し始めると、ジェユンとホンシムは橋を降りて川辺に向かった。
服を脱いで水に入ろうとするジェユンを見たホンシムは「カタツムリか何かです?遅すぎでしょ~!」とぐに水に入り蓮提灯を掴んだ。
そして「ソンジュヒョン村の女性と会いたい」と書いたジュユンの願いを読んで、嘘をついたと彼を非難した。
これに慌てて川に入ったジェユンは、蓮を回して反対側に書いた ”あの女性が兄上と会えますように” をホンシムに見せた。
「先にこれを書いたんだ。そして余白があるからついでに私の願いも書いた。見たまえ!あなたの願いは、私のものよりずっと大きいだろ?」と笑った。
これにつられて笑った後、ホンシムは真面目な顔で、自分に優しくする理由を尋ねた。
「私は幼い頃より人の顔が認識できなかった。顔が水性画のようにぼやけて見えるのだ。だがあなたは違っていた。あなたの澄んだ目と赤い唇を私はすぐに認識できた。初めは奇妙だと思ったが、その後興味を抱いた。運命かもしれないと思っている。」
そう言った後、蓮提灯を水に戻そうとしたジェユンは、誤って別の赤い蓮をひっくり返してしまい、怒ったチンピラたちに絡まれた。
その後隙をついて逃げ出したが、先に走り出していたホンシムを見失った。
だが追手をまいて、もう一ヶ月待たなければ会えないのかと落胆して橋に戻ってきたジェユンは、橋の欄干に残されたホンシムからの手紙を発見し手に取った。
100日の郎君様 5話 あらすじ 感想 2ページ目に続く