韓国ドラマ 100日の郎君様 4話 あらすじ 感想 後半
イ・ユル( EXO ディオ )の失踪を知るジョン・ジュユン(キム・ソノ)
その夜妓房で酔っ払ったキム・スジ (チャオン息子ホ・ジョンミン扮) から、王世子が雨乞いの祭祀へ行く途中で襲撃されて失踪中だ、と打ち明けられたチョン・ジュユンは、驚愕した。
「王世子に何かあったら家門はおしまいだ。妹 (キム・ソヒ) も私も…」 と心配するスジに、ジュユンは「最高得点で試験に合格したので大丈夫ですよ」と励ました。
これに「解答を交換したから一番になったんだ」 と白状してスジは酔いつぶれた。
そこへ入ってきた妓生 (キーセン) のエウォルは、ジュユンを見て「チョン・ジュユンナウリ(旦那様)じゃありませんか?」 と嬉しそうに傍に座った。
そして束ねていた髪を降ろすと、三年前の春にこの顔を見たはずだと、ジュウンに対面した。
だがジュユンは、人の顔を覚えられないたちなんだと笑った。
これにがっかりしたものの「ここに来てくださる事ずっとお待ちしていました。あの時の親切に報いたいので言って下さい。何でもしますから」 とエウォルは約束した。
その後スジを背負って出ようとしていたジュユンは、義兄のチョン・サヨブ (チェ・ウン) に出くわした。
サヨブは「キム・スジ…か。誰かの犬にでもならなければ昇進できないと言うことか?だがここに再び来るのではない。ここは卑しい出の者が来ることは許されないのだ」 と庶子のジュユンを馬鹿にした。
これににジュユンは「兄さんこそ、この様な場所へ来るのを止めるべきです。不穏な時期は、腰を低く保っているべきです。」 と忠告した。
その後漢城府に戻ったジュユンは、王世子から医女殺害事件の捜査を止める様に指示されたことを思い浮かべながら、医女の捜査記録を調べた。
そして、もし王世子に何かあったとしたら、この事件と関連があるはずだと確信を深めた。
解決完房 (ヘギョルワンバン)を始めるホンシム( ナム・ジヒョン )
その日、ホンシムは、お金さえ払えば何でも解決する朝鮮初の興信所、解決完房 (ヘギョルワンバン) を開いた。
ウォンドゥクが借りた30ヤンを、彼自身に返金させるために考え出した苦肉の策だった。
ホンシムは、食べるのにも困っている民が来るはずがないと疑うヨン氏に「汚いこと、難しいこと、危険なこと、この三大難事に人はお金を払う」と力説した。
そして、同意した覚えはないと文句を言うウォンドゥクに「30ヤンの借金をする前に私に同意を求めたの?」と指摘して協力させた。
だが「行かなければ鎌で服と寝具を切り刻む」と脅して行かせたウォンドゥクが、請け負った” 溜池での蛭 (ヒル) 集め ”と” 肥桶の中の指輪探し ”から支払いを受け取らず逃げ帰ってくると、ホンシムは呆れ返った。
これに「小金で使い走りをさせられるのは嫌だ。一度で30ヤン稼ぐべきだ。考えてみる」
そう言ったウォンドゥクは、名前を呼びながら近づいて来るボクムに気づいて、すかさず靴を持って家の裏に隠れた。
だがボクムから、ウォンドクが婚礼で履いたスヘジャ (武官の長靴) を返していない話を聞かされたホンシムは、門壁から逃亡しようとしていた彼から靴を奪い取り返した。
漢城府で
ジュユンは、医女殺害に使用された弓の調査を開始していた。
市井の弓商人の元へ行き、医女殺しの矢を見せて弓職人の居場所を入手すると、山中の作業場へ向かった。
だがこの動きに気づいて先回りしていたムヨンが、弓職人を崖から付き落として殺してしまった為に、ジュユンは会えなかった。
その後、ムヨンはチャオンと会い、矢について尋ね周っている役人がいるので山に行く必要があると伝えた。
だがチャオンは「その男から目を離すな。それから誰かに医女殺しの濡れ衣を着せてしまえ。矢を全て交換して安全な場所に保管しろ。」次々と指示を出した。
その後王の元へ参上したチャオンは、自ら陣頭指揮を取り王世子の捜索へ向かう事を王に伝えた。
「王世子を必ず見つけ出して連れ帰ります。そして謀反人を全員捕らえて一家皆殺しに致しますので、私を信じて強い御心でお待ち下さい。」
「お前が私の希望だ」と首謀者であるチャオンを信じ、王は捜索の全権を彼に委ねた。
その後、ソンジュ村の外れに部下を引き連れて到着したキム・チャオンは、出迎えたチョ県監査とパク令監 (ヨンガム)に「ここへ来たのは物見遊山などではないのだ。秘密の軍事演習中なので、必要な兵を送ってくれば良い」と指示して馬を走らせた。
ウォンドクではない3つの理由
家に戻ってきたウォンドゥクに、 ホンシムは「一日中何をしていたの?藁をねじってちょうだい。三日間で草鞋(ワラジ)を30足作らないければならないの」と頼んだ。
「私はそんなことはしない」
「又そんな事言って!!生活のために誰だって働いているわ。どうして?食べなきゃならないからよ!元気で健康なのに、なぜ働こうとしないの?」
「私はウォンドゥクじゃないからだ」
「どういう意味なんです?ウォンドゥクじゃないって…」
「どう考えても私はウォンドゥクだとは思えない。第一の証拠は、最初に気絶から目覚めた時、そなたの父が名前を尋ねたことだ。私がウォンドゥクなら名前を呼べばいいだけだが、なぜ住んでいる所を尋ねたりする?」
「覚えているかどうかをチェックしていただけかもしれないわ。」
「では名前を呼んでくれ!」
と歩きかけたウォンドゥクは、ホンシムが名前を呼んでも振り向かなかった。
そして本当にウォンドゥクという名前なら、条件反射で振り返るのが普通だと話した。
「第二の証拠は、私が誰にもお辞儀をしないことだ。」
だが、ホンシムに脚にヒルがついていると引っ掛けられたウォンドゥクは下を向いた。
「お辞儀するのは問題ないみたいよ。」
「第三の証拠は…」とゆっくりと迫ってくるウォンドゥクに、ホンシムは後退して行き、最後にピョンサン(平床)の上に横たわった。
そしてさらに顔を近づけてきて「心臓がドキドキするか?」と尋ねるウォンドゥクに「いいえ!」と返事をした。
これに「私も同じだ。もし私が本当に結婚を申し込み、水車小屋で夜を共に過ごしていたのなら、我々の心臓がこれ程落ち着いていられるはずがない。」
そう言って体を外したウォンドゥクは「だからそなたが言うことを聞くつもりはない。ウォンドゥクであることを私は受け入れられないのだ。」と自説を主張した。
これに立ち上がり桜を指さしたホンシムは「あの花は私の好きな花よ。だからあなたはここに植えたんだわ。」とウォンドゥクの手を取った。
そして指切りをすると「こうして約束したでしょ?私を幸せにするって。結婚したら何でもするって…」とイ・ユルとの思い出を使ってウォンドゥクに訴えた。
「私が?なぜそなたにそんなことを約束したのか?」
「私を愛してたから。桜の花が飛び散っていたあの夜、あなたは私が好きだと言った。それが100回叩かれてもあなたを待っていた理由です。私を恋い慕っていた男は、約束を守る人だったわ。」
おぼろげなウォンドゥク( ト・ギョンス )の記憶
翌朝、質素な服について、新しくも絹でもないと大騒ぎするウォンドゥクに、兵士に水を運ぶ仕事にグドルと行く様にホンシムは指示した。
そして「行きたくない!」とふてくされるウォンドゥクに「ヤンチョンが指輪を肥桶の中から未だ見つけてないって言ってわよ~」と脅した。
これにすぐに草鞋を履き、ウォンドゥクは飛び出して行った。
その後グドルとウォンドゥクは、村の小川から山中にあるキム・チャオンの天幕まで水瓶を運んだ。
だが襲撃場所に足を一歩踏み入れた途端、あの時の光景がまざまざと蘇ってきたウォンドクは、頭が割れそうに痛みだしてバタリと倒れた。
この騒ぎに何事かと振り返るが、地面に顔を伏せて倒れたためにウォンドゥクに気づかないキム・チャンオ。
*
友達と籠作りをしていたホンシムは、グドルからクウォンドクが倒れて水瓶を割ったという知らせを聞いて、急いで家に戻った。
「水瓶を割ったんだって?それも支払わなければなりません。わざとコケたんでしょ?もう本当に王世子を憎むわ。もし彼が結婚令を出さなければ、私はあなたと結婚したりはしなかった。」
「私がそなたを恋い慕っていたと言っていた。そなたは私を待っていた…と言っていたが」
「もういい。どうせあなたはもうそれを覚えていないんだから…。」と腹を立てて去ろうとするホンシムの手を、ウォンドクは真剣な目つきで掴んだ。
「私も辛いのだ。自分が誰なのかわからないのだから…。記憶を思い出させてくれ。私がそなたを恋い慕っていた記憶を…。」と言ってホンシムの腕の中に倒れた。
次回のお話⇒100日の郎君様 5話 あらすじ 感想 へ続く…。
前回のお話⇒100日の郎君様 3話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 100日の郎君様 4話 感想
最後に記憶を思い出すのを助けてほしいと言いながら倒れるイ・ユル。
山中で戻ってきた記憶は襲われた瞬間の光景で、まだ完全に戻ってきてないのでは?と想像できます。
もし完全なら慣れない庶民生活から抜け出して、急いで宮殿に戻り捜査の続きをしていたことでしょう。
今後徐々にホンシムとの生活に慣れてロマンスも育てば、ユン・イソがホンシムとして生存している事実に気づいたり、暗殺の首謀者を探し出した後もホンシムの元で暮らすかも知れません。
王世子だと正体がバレるまでは…。
朝鮮初の解決完房(興信所)を開いたホンシムが、ユルから記憶を取り戻す助けと黒幕探しを依頼されて、一緒に捜査するとしたら楽しそうですね。勝手な想像ですが…。
猟奇的なホンシムと常に”不愉快”な状況に追いやられるイ・ユルが哀れで笑えます。
状況によって変わっていく今後の二人の関係が気になりますね♪
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