韓国ドラマ あなたが眠っている間に 最終回16話 あらすじ 感想 イ・ジョンソク スジ チョン・ヘイン 視聴率8.15%
最終回は笑いあり涙ありでした。最後に悪者が裁かれる爽快感、過去そして未来が一丸となったハッピーエンドとも言えるでしょう。
それでは イ・ジョンソク スジ チョン・ヘイン 韓国ドラマ あなたが眠っている間に 最終回16話 あらすじ 感想 (タンシニ・チャムドゥン・サイエ あなたが寝てる間に )をどうぞ。
主な登場人物
チャン・ジェチャン( イジョンソク )
ナム・ホンジュ( べ・スジ )
ハン・ウタク( チョンヘイン )
イ・ユボム( イ・サンヨプ )
その他の登場人物については⇒ キャスト・登場人物・視聴率
写真は⇒ SBS公式『 あなたが寝てる間に 』
韓国ドラマ あなたが眠っている間に 最終回16話 あらすじ 前半 ” さようなら私の友 ”
イ・ユボム ( イ・サンヨプ )の公判
証人喚問の直前、チェ係長 ( キム・ウォンへ ) ユボムの車の後部座席にスーツケースを見たことを告げ、搭乗拒否リトスにユボムの名前を載せる必要があるとジェチャンたちに伝えた。
ユボムの国外逃亡を心配したイ検事は、素早く傍聴席にいるシン・ヒミン ( コ・ソンヒ ) たちに緊急手続きをするように指示した。
証人席に座るハン・ウタク ( チョン・ヘイン )
証人として宣誓したハン・ウタクは、その夜屋上でホンジュを運んでいるユボムと地面に開いた2本の傘を目撃したと証言した。

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ジェチャンは、証人が一階で見つかったユボムの指紋のついた2つの傘と屋上の傘が同一だと証明するとして、ウタクに傘の描写するように求めた。
だが、ジェチャンがどのような色だったかを尋ねると躊躇するウタク。
それを見て色盲を知っているギョンハン ( イ・ユジュン ) は首を振り、ホンジュは嘘をつかないと誓った彼を思い出し青ざめた。
そんな中、拳を握りしめたウタクは遂に「色をよく区別することはできない」 と答えた。
そして警察からの解雇理由になると認めた後、証言後に辞任する予定だと告げた。
この展開にショックで手が震えたジェチャンが書類を落とすのに対して、ニヤリとする弁護側。
だがその後、ウタクの証言を全面的に却下しようとしたゴ弁護士に対し、色だけわからないだけで視覚そのものは非情に優れていると反論したウタクは、傘をより詳細に描写し始めた。
傘のハンドル、形、正確なパターンを言ったあと、緑色の傘とユボムがしているネクタイの色は似ていたし、赤色の傘はジェチャンの法服のラインより明るめだったと証言した。
その後法廷に傘の写真が映されて彼の証言の正確さが証明されると、弁護側は汗をかきはじめた。
ウタクは悲しそうな笑顔を浮かべ、惨めな表情で彼を見ているジェチャンを見上げた。
そしてホンジュは傍聴席で静かに涙を流した。
*
傍聴人が出ていき静まった法廷の中で、証人喚問が終わっても動揺が収まらずジェチャン( イ・ジョンソク )の手は震えていた。
そこへ前夜のジェチャンの言葉を引用して” 気まずくなるのは止めて、このまま友でいよう ”とメッセージを送ってくるウタク。
一方ユボムは、正当防衛の主張は難しいとして刑期短縮のための司法取引を検討するようにゴ弁護士にアドバイスされた。
その上彼の代理人が残りの弁護をすると言われてジェチャン達の前で、独り置き去りにされた。
*
ウタクを探していたホンジュは、人気のない廊下でギョンハンに怒鳴られている彼の姿を見つけた。
「何も覚えていないと口を閉ざしておくべきだった。警察大学の教育を捨てたことを田舎にいる両親だ知ったらどれだけ嘆くことか!」 と叫ぶギョンハン。
だが、ウタクは遂に両親は田舎暮らしではなく離婚してずっと前に再婚していると打ち明けた。
警察を辞めても誰も気にもしないと言うウタクの唇が震え始め警察の勲章に触れた時、堪えていた涙が溢れ出した。
「僕はこれを一度も自分の物だと思えなかった。いつも重くつらいと思っていた。でもその重荷に耐えたかった。先輩と働いた事は幸せな思い出になります。」
そして「もう十分だ。これ以上欲張るべきじゃないと思う」 と最後に帽子を被ってギョンハンに敬礼をした。
ギョンハンも挨拶を返し涙ながらに彼を抱きしめた。その姿を涙を拭いながらホンジュは見ていた。
*
その頃ユボムは浴室で手を激しく洗い、まだ終わっていないので大丈夫だと自分に言い聞かせていた。
チェ係長が予測していた通り、その日彼は旅券と航空券を胸ポケットに持っていた。
その頃ソン検事は、ユボムの名を搭乗拒否リストに載せようとして電話で交渉し、ヒミン( コ・ソンヒ )は必要書類を用意して提出した。
その後、待合廊下で謎のガールフレンドから了承を得たとのメッセージを入手したイ検事 (ミン・ソンウク) は「チャギ、なんて完璧なんだ!」 と電話に向かって叫びキスをした。
そこへ背後から現れるチェ係長に、ユボムが搭乗拒否リストに載った事をイ検事は伝えた。
その知らせに安堵し結審に出席することを約束した後「今日はよく頑張られましたな。」 とジェチャンの手を両手でしっかりと包み込んだ後去っていくチェ係長。
その表情を見たジェチャンは、彼の後ろ姿を不安そうに暫く見送った。
*
外に出てきたチェ係長に近づいたユボム( イ・サンヨプ )は、点滴連続殺人事件で賞を得ようと思ってはいなかったとチェ係長に怒った。

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本当にミョン氏が殺人者だと信じていたと言う彼に、チェ係長は知っていると答えた。
すると誰もが皆ひどく残酷だと言うユボムに、彼の誕生日を尋ねるチェ係長。
両親も覚えていない誕生日を祝ってくれていたチェ係長が、今になって裏切る理由を尋ねるユボム。
「弟と同じ生年月日だからあなたは私にとって特別なんだ」
そう言ってユボムの肩に手を置いたチェ係長は「逃亡を止めるように。空港に行っても搭乗拒否に会うだけだから無駄だ」と諭した。
これに激怒したユボムは、彼の手を肩から振り払い後ずさった。
そんな彼を悲しそうに見つめたチェ係長の頭の中では、ユボムは自分の弟だった。
チェ係長( キム・ウォンへ )の死
嫌な予感にかられたジャチャンは、法服と訴訟ファイルを投げ捨ててチェ係長の後を追った。
そしてユボムが彼を振り払って去り、落胆しているチェ係長を遠くから目撃した。
その時、チェ係長( キム・ウォンへ )は空を見上げ舞っている一枚の落ち葉を見て「秋の初めか。この光景をどこで見たのか…」 と呟いた。

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その落ち葉を拾い上げ、13年前の病院のベッドで見た夢を思い出すチェ係長。
あの時の夢が今であると悟った彼は、近づいてくるジェチャンを見て「もっと時間があると思っていたが…」と心のなかで呟いた。
ユボムの車がチェ係長に向かって真っ直ぐに走って来るのに気づいたジェチャンは、、全速力で走り出した。だが、目の前で車に跳ね飛ばされるチェ係長。
全てが一瞬の内に起こり、上空を飛び上がってコンクリートの上に激しく落ちたチェ係長は、頭から血を流しながら弱々しくジェチャンを呼んだ。(涙…)
駆け寄ったジェチャン( イ・ジョンソク )に、チェ係長は「13年前にこの瞬間を夢見ていた。夢の中のジェチャンが何かを言ってくれた」と告げた。

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ジェチャンは、嗚咽しながら話し始めた。
「もし再び会ったならあなたを認識せず、いつも残業をさせ言うことは聞きません。こき使ってロボットの掃除のための埋立地を掘り起こさせ新しい靴を台なしにさせる。それでも大丈夫なら私を見つけに来て下さい。私は懸命に働きあなたに質問しあなたから学びます。あなたをとても尊敬しています」
チェ係長は夢の中でジェチャンが言ったことを聞いて警官を辞めて探しに来たと笑って頷いた。
起こることを知りながら来て、ジェチャンの頬に触れるようになったと言った。
「これは私の選択だった。ですから罪悪感を感じないでください。後悔は短く記憶は長く。覚えていますよね?」
とチェ係長が尋ねると、ジェチャンは彼が繰り返したアドバイスに頷いた。
「それでこそ署長さんの息子だ」と誇らしげに言った後、ジェチャンの腕の中でチェ係長は絶命した。
*
漢江検事局の皆がチェ係長の葬儀に集まり悲しみに包まれていた。
ジェチャン( イ・ジョンソク )が疲れた顔で廊下を歩いていくのを見たホンジュ( スジ )は、13年前の葬儀にジェチャンがした様に、心配して追いかけて行った。

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ジェチャンが空いた部屋でホンジュを見つけたように、ホンジュは床の上に座っているジェチャンを見つけて傍に座った。
あの時のジェチャンの様に、ホンジュも沈黙したままで泣き崩れているジェチャンを抱きしめ、静かに一緒に泣いた。
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