韓国ドラマ 恋するパッケージツアー 6話 あらすじ 感想 後半
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その日、室長に呼ばれたオ・イエビ( キム・ソヨン )は ” 新薬不正臨床試験報告書 ” のファイルを見つけ削除した事を報告した。
するとファイルを処分すれば懲戒処分にはしないとした約束を翻して、解雇の準備に入ると言う室長に抗議した。
「 ブラックリストに名前が載れば、マルは職につけなくなります 」 と心配するイエビに、室長は「 わからないのか?そうするしかマルのような奴はこの世界から追放できないんだ 」 と冷徹に告げた。
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何とかソランと仲直りをしようとするギョンジェ( チェ・ウシク )
旅行中に仕事の電話をしていた理由をもう一度説明して「 僕だけじゃない。僕たち二人の幸せな将来のためだ。」
と言うギョンジェに「 もし成功したらそれ以外のことも全て良くなると思っているの?後で話しましょう 」とソランはそっけなかった。
これにソランが何かを言おうとする度に” 後で… ”と答えていたギョンジェが「 今話そう。引き延ばすことじゃないだろ 」と必死になった。
だが黙り込んだソランに苛立って「 僕だって君が他人の噂話ばかりするのを我慢していたんだ。正直うんざりしていたんだ 」 と叫んだ。
そんな彼に、あなたが二人の話になると” 後で... ”と避けていたから他の人の話をしたのに...、 と思いながら、ソランは部屋を出た。
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その頃、寒さを凌ぐために火を起こそうとしているサン・マル( ジョン・ヨンファ )。
軍隊の特殊部隊だったからお得意様だと始めたが、結局火をを起こせなかったマルは、血が滲んだ手のひらをソソに手当してもらった。
だが、ガールスカウトだったからと代わったソソも手に傷を負っただけで火は起こせなかった。
その後寒そうにしているソソに自分のブルゾンを着させたマルは「 ご主人が待っているのにすまない 」と謝った。
そしてソソから血の繋がった弟だと打ち明けられて「弟!!あ~よかった」 と安堵した。
「 虐待されている妻が暴力的な夫と従属関係にあり抜けられない様に見えたんだ」
と話すマルに、ソソはここへ来た理由を尋ねた。
「 いつもそんなに好奇心が旺盛だったの?沢山のトラブルに見舞われたでしょうね」としみじみと付け加えた。
これに、高校生の頃に加湿器と除湿機のどちらが勝つかを知りたくてテストした話をマル( ジョン・ヨンファ )は語った。
テーブルの上に2つの機械を置いて、同時にスウィッチを入れて観察したと言う。
「 まともじゃないわね。それでどちらが勝ったの?」
「 母さんだ。僕の家では勝つのはいつも母さんだよ 」
マルがその後母に叱られて叩かれたと教えると、ソソは羨ましがり母親と喧嘩をするといつも自分が勝つと話した。
そんな中、マルは” 凍死したハリネズミ ”の話を始めた。
ハリネズミのグループがお互いを針で刺さないために身を寄せて暖を取らず安全な距離を保った結果、凍死したという話だった。
そうしてソソに身を寄せると、マルは彼女の肩を抱き寄せた。
ソソ( イ・ヨニ )が魅入られたようにマルの瞳を見つめるともう一方の手をソソの手に乗せてマル( ジョン・ヨンファ )は、徐々に顔を寄せていった。
そして静かに目を閉じたソソに、マルはキスをした。
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その頃ソラン( ハ・シウン )は、今までのギョンジェ( チェ・ウシク )との付き合いを海岸沿いを歩きながら夜通し考えていた。
自分を好きになりたい。劇的なことがなくても胸をときめかせることがなくても、誰かに何かに揺り動かされるのではなく私が好きな自分自身を見つけだすわ。
フランス映画の様に… と夜明けの海を見つめながらと決意するソラン。
同じ頃、潮の引いた浜を手を繋ぎ時々視線を合わせながらホテルへと戻っているマルとソソ。
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韓国ドラマ 恋するパッケージツアー 6話 感想
6話のストーリーテラーはソランでした。
彼女の視点でギョンジェと上手くいかなくなる過程が描かれていましたね。
これでいいのかと自分探しをしていた上に、イケメンで自分の能力を評価してくれる上司も出現し、ギョンジェと別れることに決めたソランでした。
二人別々の視点から関係が描かれていた所が面白かったし、どちらの言い分にも納得させられる部分がありました( 笑 )。
でもお互いを嫌っている分けではないので、旅行中に何かのきっかけで元の鞘に収まる可能性もありそう。
プロポーズするつもりだったギョンジェ君はもう少し頑張らないと!どうなるでしょうか…?
一方のマル君は、またも好奇心に負けて大失敗をしでかしましたね。
天然マル君に振り回されつつも、なぜか惹かれていくソソと言う構図が見えます。
無人島での” 凍死するハリネズミ ” の後に巧みに近寄るマル君に笑わされましたが、スウィートになった二人の今後の胸キュンシーンに期待できそうです。