韓国ドラマ 恋するパッケージツアー 5話 あらすじ 後半
恋するパッケージツアー 5話 あらすじ キム・ギョンジェ ( チェ・ウシク )の場合
その後修道院を出て階段に座ったマル( ジョン・ヨンファ )とソソ( イ・ヨニ )は、一本のワインを分け合いながら話を続けた。
「 私、その人と一緒になるために家から逃げ出したんです。ウエディングドレスもなくて二人だけの式だった。でもその人からも私逃げたんです。忘れるために遠くへ。ここには来たくないけど仕事だから... 」
そして、ミカエル大天使の足元で運命の人と出会うと予言されたことも、ソソはペラペラと打ち明けた。
「 それは無理だろ?あそこへは行けないから...」
「 もし行けたら?」
「 じゃあ、会えるさ。運命を信じているならね 」
「 そんなの信じない。何の意味もない。観光客とは友達になるだけだから 」
と呟いて立ち上がるソソに、マルは尋ねた。
「 メリーゴーランドに乗っていたのは、幸せだった時の場所と時間に戻りたかったからですか? 」
「 ダダの時間つぶしですよ 」
「 じゃあ泣くのはやめて。自分を責めるも止めて。運命の男性が現れたら、来るのが遅いとその人を責めればいいんですよ。」
「 運命なんて信じていないけど... 」半ば独り言のようにソソが呟いた。
「 信じていなくても素敵な男にきっと会えますよ。ソソさんは素敵な女性だから 」
そう言って慰めるマルの瞳を魅入られたようにキスをするソソ。
その後ハッとして一歩下がるソソに、マルは顔を寄せていきソソの両腕を掴んで唇を合わせた。
” 女性は寂しい時しばしば過失を犯す。男も同じだ。過ちをしたくなる気持ちのせいで過失を犯すんだ。”( マルの心の声 )
その後、理性が吹きかえしたソソにワインボトルで頭を叩かれたマルは、弾かれたようにソソから離れた。
「 ビンじゃなくて口で言えばいいだろう?」頭を痛そうに押さえながら文句を言うマル。
「 痛かったですか?でも口が塞がっていたから...」
「 すいません。間違いだった 」
と頭を下げるマルに、同じように謝ったソソは、恥ずかしさに襲われて階段を駆け下りた。
*
翌朝、一般の観光客に開放されたことがない大天使ミカエル像へ、韓国人ツアー客を初めて連れて行った。
安全上の理由から全員いっぺんに上がる事ができないため、先ず最初にボクジャとガブスを連れて行くソソ。
永遠に続くかのような階段を登ったあと、ミカエル大天使の足元から見える360℃の絶景にボクジャは涙を流し、ガブスもうるさい口を閉ざした。
ソランと二人で上がったギョンジェは” 天使の足元で愛を告白すれば、その愛は神から祝福される ”の言い伝え通り告白をしようとした。
だが話もせず目も合わせようとしないソランに、きっかけを失って告白できなかった。
*
その頃、レンタカーで空港へ向かっている途中だったマルは、携帯電話に入ったパソコン使用通知を見てオ・イエビに電話していた。
「 ファイルを探して消去するように会社に言われたのか?」と尋ねるマルに「 時間はかかるかもしれないが見つけるわ 」とマルのパソコンを見ながら答えるデリ。
「 消したければ消せばいい。だが何を消そうとしているかを覚えておけよ 」と釘を刺すマル。
その後マルは、イエビが自分のパソコンをサーチして” ワールド製薬不正臨床試験報告書 "を削除するまでを携帯で観察した。
その後窓を開けて外を見た後、車を引き返してソソの元へ戻った。
*
最後だったギョンジェ(チェ・ウシク)とソランのガイドをした後、ソソがちょうど塔から降りようとしていた時、現れるマル。
「 どうやって戻ってきたんです?」
階段の上で、ソソは唖然としてマルを見下ろした。
「 車を回させた。帰らないでと言っただろ?」とマルは屈託なく笑い、ソソも笑い返した。
「 どうしてこんなに遅れたの?もう降りる時間なんですよ 」
と少し困った顔をするソソに、頷くマル。そうして、天使の足元からの眺めを楽しむ二人。
*
修道院最上階の回廊を歩いている途中ソランは、まだ付き合っている理由を考えてみたとギョンジェに切り出した。
「 私たちってお互いを愛しているんじゃなくて別れるのが怖かっただけなんだと思う。私たち、もう別れよう 」
これにギョンジェは、なぜこんなにおちついている?まるで恐れるものが何もないなみたいに...とソランを茫然と見つめた
「 謝っただろ?怒るなよ!」
「 怒ってなんかいない。不思議だけど全然怒ってない。別れましょう。」
泣いているソランを眺めて思うギョンジェ。
恋愛は一番簡単だった。彼女が泣いている時を除いて…、怒っている時を除いて…辛がっている時を除いて…。
*
塔から降りてきたマル( ジョン・ヨンファ )とソソ( イ・ヨニ )の前に、現れる弟のソソ( ユン・パク )。
腕をぎゅっと掴むソソを見てススへ近づいたマルは、戦う前にお腹を一撃されて、地面に倒れた。
だがソソが「すまない、遅かったよな?」と覗き込む彼に、泣きながら胸を叩いて抱きつクのを見て、夫が迎えに来たのだと誤解して背を向けた。
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韓国ドラマ 恋するパッケージツアー 5話 感想
” 恋愛が一番簡単だ! ”と大きな勘違いをしていたチェ・ウシク扮するギョンジェが、旅行中にソランから別れを告げられてしまう所まで描かれていました。
今回うだつの上がらない普通の会社員の役を、何気なくリアルに演じてくれているうし君。
7年付き合っていて完全に倦怠期に入っている二人は、このまま本当に旅行中に別れてしまうのでしょうか?
ソランが彼の良さを見直すような出来事がなにか起これば良いのですが…。
マル君がイエビに決別して戻ってきたので、これから本格的にソソとのラブラインが始まるようです。
次回は、ススが夫ではないとマルが知る所からでしょうか...。
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