韓国ドラマ 恋するパッケージツアー 4話 あらすじ 後半 ユン・スス ( ユン・パク )の場合
世界遺産・モン・サンミッシェル
翌日、先ず修道院を見渡せるパノラマビューポイントでサン・マロ湾の潮の満ち引きについてのソソ( イ・ヨニ )の説明を聞いて写真撮影した後、一行は島内に入った。
ソソは、1300年の歴史を誇る修道院は、当時司教だったオベールが大天使ミカエルに修道院を建てるよう夢で告げられて建てたと説明し、殆ど見えない頂上の大天使ミカエル像を示した。
そしてヴィクトル・ユゴーやモーパッサンらが讃えたこの修道院は、8世紀はじめにベネディクト派の僧院として設立されて以来増築を繰り返して今の状態を保っていると伝えた。
その後帰国するマルが使うレンタカ-の手配ができているかを確認するために、社長に電話を入れるソソ。
その会話で目が覚めたススは、寝ぼけている社長からソソの居場所を探り出す事に成功した。
「 家族を捨てて逃げる価値があったのか?姉さんもあのくだらにない男と同罪だ 」
とモン・サン・ミッシェルへと向かいながら、自分が刑務所に入れられる原因になった事件を思い出すスス( ユン・パク )。
オペラコンサートを両親と見に行った時、歌っているソソの彼氏の姿を偶然見たススは、姉を捨てて帰国した彼に腹を立てコンサート中の舞台に上がった。
そして「 姉さんはどこだ~」と叫びながら彼を殴り警察に逮捕されていた。
*
その頃一行は、128年前と同じ方法でオムレツを作っている世界的に有名なラ・メール・プーラール( 日本にも支店有り )でランチした後、ベルトラン・デュ・ゲクラン※の屋敷に入っていた。
ベルトラン・デュ・ゲクラン※百年戦争で活躍した仏王軍司令官
占い師だったと言うゲクラン司令官夫人の部屋を見た後、十字軍戦争中、戦に出る前に騎士たちが浮気を防ぐために夫人に付けたとされる” 貞操帯 ”のある部屋へ移動した。
それを耳にして「 それを付けて日常生活ができるんですか?」と尋ねるマルに「 さあ...試したことはないので 」とあっさりと答えるソソ。
その後出てこないマルを外の待ち合わせ場所で待っている間、ソソは5年前旅行客が起こした貞操帯のハプニングをツアー客に教えた。
「 何でも試したがる人がいますが、絶対にしないで下さいね。鍵がないので警察や市長が出てくる大騒ぎになり、結局その人は鍵屋が到着するまで5時間貞操帯を着けたままだったそうですから。」
その話に、恥さらしだとか韓国人ではない事に安堵したとかコメントするツアー客。
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その頃、好奇心に負け貞操帯を着けてしまったマル( ジョン・ヨンファ )は、脱げない貞操帯と格闘していた。(あ然!)
そして中々出てこないマルを呼びに来たソソに「 ソソさん!すいません。」と涙目で助けを求めた。
「 気が狂ったんですか?どうしてそんな物を着けたんです!」と叫ぶソソ。
その後、跪いて必死で貞操帯を脱がそうとするソソに、切ればいいと提案するマル!
(とんでもない!)
これに「 普通の家よりも高価な700年の価値がある文化財ですよ!」と怒るソソ。
結局ソソが話した旅行客と同じように警察沙汰になり、持ち出し禁止の文化財のためにパリからの専門家の到着を屋敷内で待つ様に宣告されてしまうマル。
帰国もできなくなりガックリしているマルと対照的に、仕事が終わった警察官たちや他のツアー客は滑稽な姿をパシャパシャと写真に撮った。
*
その後、待ち時間を利用して自己紹介を始めるツアーメンバー達。
チョン・ヨンソン( リュ・スンス )がコーポレート運送会社のチーフだと分かると、会社の不正行為が頭に浮かんだマルは「 最近アフリカへコンテナを送りませんでしたか?」と尋ねた。
「 確かコンテナ二つでした?」と認めたヨンソンは「 一流企業の中枢にお勤めでですな!」とワールド製薬の企画対策室に勤めるマルを褒めちぎった。
会社名を知ったナヒョンは、撮った写真に” ワールド製薬会社の貞操帯キング ”と名付けてSNSで送った。
( これはまずいのでは…)
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その後マルの貞操帯写真をパソコンで見た部長は「 あいつは頭がおかしいのか?こんなことをするために行ったのか? 」とオ・イエビに怒声を上げた。
その直後イエビの電話を受けたマルは、飛行機は予約したが緊急事態が起こったと告げた。
これに「 どうしていつも問題を起こすの?愛しているけど自分の将来を諦める人とは一緒にはいられない。」と冷たいイエビに、何のことが分からずマルは当惑した。
( キツ~いイエビ!)
*
他のツアー客をランチに連れて行った後、屋敷内で待っているマルの元へ戻ってくるソソ( イ・ヨニ )。
「 なんでフランスに来たのか。来るべきじゃないなかった 」と悔いるマルに、私もそう思うと同意するソソ。
「 自分が過去にしたことに後悔するものでしょ? 」と言うソソに同意したマル。
「 全部今より幼い自分が決めた選択だから後悔するんだ。10分でも10年でも時間に関係なくね 」
「 だからそれを着用したんですか?今より幼かったから? 」
「 思うだけじゃ全てわからないだろ?僕は全て試そうとして沢山失敗するけど恥てはいない 」
( 開き直ってますね )
ソソの前では堂々としていたマルだが、旅行者が現れると韓国語が分からないふりをしたり、” キムチ! ”と写真を取って笑われると落ち込んだりした。
そんなマルを見て「 ごめんなさい 」と言いながら吹き出してしてしまうソソ。
*
モン・サンミッシェル市長に呼び出されたソソは、貞操帯を着けたマルの写真を見せられて「 この旅行者は文化財保護法違反の罪を犯した 」と言われた。
さらに旅行者へ注意を促すために、写真を証拠として使い記事にするという市長に「 どうしてそこまで厳しくする必要があるのでしょうか 」とソソは抗議した。
そしてソソがマルを庇い始めると、代わりに” 天使の足 ”ヘ続く階段を開けることを交換条件にすると言い出す市長。
「 モン・サンミッシェルの歴史をご存知ならお分かりだろうが、今までに前例のない事だ。この男性が” 天使の足 ”への路を開けたと言っても過言ではない 」
そう言われて別れた後、茫然としながらマルの元へ向かうソソ。
*
「 この男性が天使の足への路を開けてくれる 」そう何度となく占い師から言われていたソソ( イ・ヨニ )は、走り出した。
そしてやっと貞操帯がとれて外でストレッチングをしていたマルを発見して、茫然と立ち竦んだ。
「 何かあったんですか?ソソさん?」
「 誰なんですか?あなたは?」
そう問いかけるソソを不思議そうに見つめるマル!!
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韓国ドラマ 恋するパッケージツアー 4話 感想
今回はソソの弟が追跡者がストーリーテラーという事で、彼を通してソソが一人でフランスにいる事になった過程や理由が描かれていましたね。
弟なのにソソが彼を避けている原因がハッキリしませんが、会えばいつも面倒を掛けられるからなんでしょうか?
どにかく彼がもうモン・サンミッシェルへ向かっているので、会うのは時間の問題でしょう。姉弟対面後どうなることやら…。
探究心が旺盛なマル君( ヨンファ )は、そのために公私ともにトラブルに巻き込まれている感じですが、そのおかげで良くも悪くも経験豊かな人生を送っているとも言えますね。(笑!)
次回の” 天使の足 ”への路ですが、もしエレベーターが付いていなかったら、腰が痛くなるくらいに永遠と階段を登ることになると思いますがどうでしょうか。
上からはモン・サンミッシェルが360℃見える絶景シーンが待っている?とにかく注目のシーンですね。
今回のハイライトシーンは、なんといっても” 貞操帯 ”を着けたヨンファ君でした!!
おとぼけなマル君を熱演中ですが、役のためとは言えかなり恥ずかしいことを頑張っていますね~(笑!)
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