韓国ドラマ スーツ 7話 あらすじ 感想 後半
ナムヨン会計事務所の依頼をヨヌに任せた事を知ったカン代表が「シニアの仕事を研修生に与えるのですか?」と非難すると、ガンソクは「解雇の理由が明らかな場合、私が担当するほど大きな取引きではない。」と答えた。
だが、カン代表は「長年会計を担当していたベテランのパム常務の相手をさせるのは無理ではないか」 と懸念を示した。
そして目が肥えていると主張するガンソクに「 あなたが私の認識レベルに達しているかどうかはわからないけれど…」 と釘を刺した。
学歴詐欺事件を担当するコ・ヨヌ( パク・ヒョンシク )
その後ヨヌは、パン常務と会い、ガンソクのアソシエイトとして自身を紹介し話しをした。
そして「数字に強いんだ。関わっている全ての企業の数字を頭に覚えている。チェ弁護士の税金は…」と静かな口調で話し始めるパム常務に「それについてではなく、あなたに関する事です。私はあなたを解雇しなければなりません」と告げた。
そして「卒業したと偽ったのは私の誤りだが、過去15年間何の問題もなく会社で働いてきたのに、ごみのように投げ捨てるのか!」と訴えるパム常務に、偽造卒業証書を示した。
だがパン常務は「偽の卒業証書?これは何ですか?こんなものは見たことがない。」と驚いてヨヌを見つめた。
オフィスで、この事実を報告されたガンソクは「勝手に会いに行ったのか?最善を尽くすとは言ったが、また感情に流されているんだな。それについてはお前とは関係ないと言ったはずだ。すでに解雇は決まっている。」と相手にしなかった。
だがヨヌは「これはただの学歴詐欺ではありません。この決定が人の人生と彼の家族の未来を左右する思うので、もっと深く考えるべきです。卒業したと偽ったことは認めましたが卒業証書を偽造したことはないと言っていました。」と続けた。
これにガンソクは「証拠があるのか?絶壁に立っている人間の言うことを証拠なしで信用するのか?職場に個人的問題を持ち込むなと言ったはずだろ!」とヨヌを叱責し、この事件の担当から降ろした。
だがヨヌは「感情に揺れているのは、チェ弁護士さんの方だ。事件ファイルはお返ししますが、チェ弁護士さんに解決できないでしょう。僕はこれから熱心ではなく懸命に働いて証拠を見つけ出します」と誓った。
ビョンウク(チョン・ノミン) とチェ・ガンソク(チャン・ドンゴン)
その夜、オ・ビョンウク ソウル中央地区検事長と会ったガンソクは、会いに来て、それが偶然のようにふりをした理由を尋ねた。
そして、ビョンウクに関して特別調査している検察官のアン・ソクヒが会いに来た話を伝えた。
これに酒を注ぎながら「いつものことだ」と答えるビョンウクに、ガンソクは「私はいつかその時が来ると言いました。その時が来たのです」と話した。
ビョンウクは「彼らに屈服して全てを明かしたら、今まで築いてきた我々の正義が破壊される。これは私の問題ではあるが、君の将来にとっても良いことではない。君の協力が要る」と頼んだ。
ガンソクは「我々は危険な人間に対して境界なしに剣を抜いてきたではないか。」と説得する彼に「本当に例外なしにですか?」と鋭く問い返した。(誰かの証拠を隠滅して助けた?)
これにビョンウクは「私を嫌っていることを知っているが、その為に一緒にした正義を全て否定しないでくれ。悪いことは悪い事で、良いことの方も評価してくれ。君のおかげで得た地区検事長だが、そのタイトルのおかげで調査を受けている」と答えた。
そして「人々は検察官と司法が何であるかを知らない。システムを変更する必要がある」 と続けた。
「変更したいのなら、先ず間違って剣を使った人物を変更しなければなりません。正義の名の元に」
そう指摘したガンソクは「では私の酒を受けないということだな?」と確認するビョンウクに「自分のしたことを認めて特別調査チームと取引するべきでしょう。裁判となれば証拠は出て来るというのは先輩の口癖でした」と答えた。
過去ビョンウクに酒の席へ呼ばれて「私はお前を正義のためにさやから剣を抜く必要のない本当の剣士にしてやる。」と彼の下に入るように説得され、酒を飲んだことを思い出したガンソクは、酒のコップには触れようとしなかった。
(※これは検事が起訴をするとき、司法の剣を抜くと言われる点から来ている)
「先輩が私と会ったのは、私がどちらの側につくかを知りたかったのでしょう。私はあなたを告発しようとは思っていません。ですが裁判で証人として宣誓すれば、偽証するつもりもありません。あなたの為にならないと信じているからです」
その後「12年前、あなたが注いだお酒は飲むべきじゃじゃなかった」と拒否して個室を出たガンソクの脳裏に、未だ記憶の中枢に焼き付いている光景がフラッシュバックした。
彼を本物の剣士 (検事) だと信じ一緒に飲み歩いた頃。
「愛しているよ。ガンソク、ハハ!お前は今私の子供だ。死ぬまでお前の世話をする。愛しているぞ」(ビョンウク)
飲んだ後タクシーに乗るように指示してお金を渡し「今夜はよく眠れ。お前は私の兄弟で子供だ。明日の法廷では私を信頼するんだ」と言っていたビョンウクを思い出した後、彼の靴を整えてガンソクはその場を去った。
*
その頃図書館で資料を調べているコ・ヨヌ(パク・ヒョンシク)を見たジナは、母親の電話に、遅くまで仕事をしなければならないと答えて、夕食を調達しに出かけた。
そして戻ってくると「今晩私も遅くまで働くから、それ以上の意図はない。一人で食べたくなかったの」 と弁当を差し出した。
これに「君の意図はどうでもいい。もっと残業してくれたらと願うよ。実はお腹が空いてた」と感謝するヨヌと詰め合わせ弁当を一緒に食べ始めた。
そしてオ・ビョンウク (チョン・ノミン) ソウル中央地区検事長について話題にして「どちらが真実で、どちらが真実じゃないのか、全くわからない」と呟いた。
一方ダハムは、ドレスアップしてグンシクの待つオペラ劇場に出かけた。
そしてダハムを拍手で迎えて「今夜ここで一番美しい人だ」 と大げさに称えた後、ボイスレコーダーに向かって話し始める彼の脚をキックした。
そして「契約は契約だから付いて来なさいよ。」 と怒って歩き始めたダハムの後を、膝を押さえながらグンシクは追いかけた。
*
翌朝、ダハムは特別調査官から証言要請が来ていることをガンソクに伝えた。
そして「もし私があなたの立場だったら、全てを暴露して家に戻りシャンパン飲んで最高の睡眠をとる」と話した。
続けて「なぜ検事局を追われたのか忘れたのですか?私が今一緒にいるのは、あなたが結局最後はあの人の指示に従わなかったからです」とガンソクを説得した。
その後入ってきたヨヌは、話し終わったダハムが出ていくと、ビョンウクについて話し始めた。
「もっと注意を払う必要があります。彼は証拠隠滅の疑いで特別調査を受けているのですから。あなたの過去で、あなたがそれを解決しなければなりませんが、私にも影響があります」
そう言ってガンソクが検察官として最後に関わったコ・ソンテの事件ファイルを差し出した。
証拠不十分で無罪になっていたひき逃げ事件だった。
ヨヌは、ビョンウクがあなたを選んだ理由とあなたが彼の元を去った理由がわかれば、自分を雇った理由の手がかりになると思ってしたことを説明した。
*
会議室に現れたパン常務に「これを受け入れて静かに辞めれば、あなたの退職金以上の額だ」とガンソクは解雇への補償金を示した。
そしてそれを拒否した後、卒業証書の偽造を否定するパン常務に「学歴詐欺で訴訟を起こすこともできる。あくまでも嘘をつくつもりか」と責めた。
だがヨヌは、卒業証書が1週間前に偽造されたと明かした上に、身元調査をしたシム代表がその事実を7年前に既に知っていた事実を告げて、2人を驚かせた。
さらに先月、会社の決算の間違いを指摘したパム常務の部下のチョン部長が突然解雇されたことを指摘した。
これにパム常務は、決算書に通常の収入の他に別の収入源を発見し、所有者不明のいくつかのペーパーカンパニーからお金が流入していたことをシム代表に報告したことを打ち明けた。
「シム代表は会社とは何の関係もない。チョン部長の横領だとして彼を解雇したんだ。私がこの秘密を漏らすことを恐れて私を辞めさせるんだ。こんなお金は受け取れない!」と怒って会議室を飛び出した。
これに連れ戻すと慌てるヨヌに「全て台なしだ。これがお前がなりたい弁護士のタイプなのか?」とガンソクは頭を振り去った。
*
カン代表のオフィスに現れたシム代表は、パム常務からサインを取らずに去らせたガンソクと、会社の秘密ファイルを勝手に見たヨヌを非難した。
だがガンソクは「我々はどちらも行き過ぎたようですな。証拠なしで彼を解雇したくなかったからですか?7年前に既に知っていた事実を、今はなぜ問題にしているのですか?」と問いただした。
そして HR(人的資源)管理が自動的に行っただけで知らなかったと言うシム代表に「7年間もこの情報を代表に隠していたというのですか?」と疑わしそうに見つめた。
これに怒って立ち上がったシム代表に、ガンソクは彼を解雇する別の理由はあるのかどうかを尋ねた。
そんな険悪な雰囲気の中、2人を遮ったカン代表は「詳細を確認したいと思っているだけです。パン常務を見つけて、かん口令の入った解雇契約書にサインさせるので、何も言わないでしょう」とシム代表に約束した。
その頃、パン常務の元へ行ったヨヌは「学歴を偽造していた事が知れれば、あなたに税務を任せていた何千人もの人々と27社が、あなたが会社でした全てのことを疑うことです。最悪の場合は刑務所に行くことになる」と警告した。
そして「方法を見つけます。ですが保険として契約書に署名することをお勧めする」と説得した。
これに「5年2ヶ月12日間、カン&ハムの税務を担当してきたが、社内に名前のない研修生はコ・ヨヌだけだった。契約をしよう。あなたが助けてくれると信じているから。私たちは同様の才能があり、同様の弱点もあるようだ。このお金ではなく、あなたが私の保険だ。」とパン常務はサインをした。
その後、オフィスに戻り、ヨヌは契約書にパン常務の署名を得たことをガンソクに伝えた。
「いつも情緒的だと思っていたが、時にはそれが働くこともある」と言うガンソクに、ヨヌは「時々自分にこの仕事があっているか疑っている」と話した。
「感情に流されなかったことを証明したから、賞賛してもらいたいのか?」
「反対です。あなたは正しかった。私には正義と価値について話せないし、誰も守ることができない。本当に怒っているんです。」
「パン常務が間違いを犯したことは否定できない。お前の正義の剣は犯罪者を守ることも含んでいるのか?」
「それは僕が言いたかったことです。僕はオ地区検事長の元をあなたが去った理由を理解しています。最後まで事件ファイルを読んだ後、何が起こったのか脳裏に浮かびました。」
そして、過去、オ地区検事長が何も告げずにCCTVの証拠映像を破壊し、それを受け入れられなかったガンソクが検察を辞めたことを告げ、理由を尋ねた。
「なぜとは?お前にチャンスを与えた理由を訊いているのか?」
「いいえ、これは僕ではなくあなたに与えられたチャンスです。罪を犯したオ地区検事長を、なぜ助けたいのですか?もしあなたが感情に揺さぶられていないなら、あなたの剣を鞘から抜く良い機会ではないですか?」
次回のお話は⇒スーツ SUITS 8話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒ スーツSUITS 6話 あらすじ 感想
放送情報は⇒ [ スーツ SUITS キャスト 登場人物 視聴率 ]
韓国ドラマ スーツ SUITS 7話 感想
セヒが彼女だと未だに思っているのか、ヨヌに対するジナの皮肉な態度が残念ですね。
ジナが誤解していると知らないヨヌが何も言うわけないし、同僚の枠を越えない不透明な2人のロマンスです。
それに比べてチャンドンゴンとヒョンシク君のブロマンスの方は素晴らしいです。
セクシーでハードなカリスマを持つガンソクと春のそよ風のように柔らかくて甘いヨヌ、全く違うタイプの2人がなぜかとてもマッチしています。
学歴詐欺が事件になった時から予感はしていましたが、パム常務に正体がバレてしまいました。
いよいよ次回は法律事務所内で、真実が暴かれてしまうようですね。
予告ではカン代表から解雇宣言されていますが、どうなるでしょうか?
次回が楽しみですね。
スーツ SUITS 8話の予告 の会話
ヨヌ「 証言するつもりなんですか?」
ガンソク「 誰が私の頭に銃を向けたからといって、私の指導者を売るつもりはない。」
カン代表 「最後まで証言するつもりはないのね?」
ガンソク「 カン代表がお前に目をつけたようだ!」
ヨヌ「正確にいえば127のペーパーカンパニーを所有していたんです」
カン代表「どうやったらそんなことが可能なの?」
ダハム 「 どんな人間か知っていながら、彼を守ることなんてできないでしょう。代表が決めて下さい。」
グンソク「お前の卒業証書と資格はすべて偽りだったのか!」
ハヨン 「コ・ヨヌ、あなたを解雇します」