韓国ドラマ SUITS スーツ 4話 あらすじ 感想 後半
裁判所に到着したガンソク(チャン・ドンゴン)は、裁判に入る前に話し合いたいと、ジュヒと相手方に提案して法廷に入った。
そうしてこの離婚問題は、遺産相続を巡る政略結婚をした夫ナム常務が妻ソン代表を愛してしまったことにより始まったと話した。
普通の夫婦には愛が重要だが、ソジュ航空の代表となると話は違う。
最初の契約を持続せず妻と子供を守ろうとしたナム常務は、離婚訴訟の被告ではなく原告となった、と訴訟で主張するつもりだと説明した。
そしてナム常務は愛しているからこそ醜い遺産騒動から妻と子供を救おうとしているが、ソン代表も愛しているからこそ、夫を遺産相続のトラブルから開放しようとしている事実を打ち明けた。
ソン代表や子供たちは、生まれ育った環境なので耐えられるが、夫には無理だと判断しての決断だと真実を明かした。
これにナム代表は「ユジナ!俺は…」と言葉を失い、ソン代表は「残酷ね」と涙を流した。
だが「訴訟を避けるにはこうするしか方法はなかった」とガンソクは伝え、ソン代表は「わかってちょうだい。ごめんなさい。」と夫に言い残して退席した。
*
その頃、ヨヌ(パク・ヒョンシク)は祖母との関係を羨ましがらせたことを謝り、療養所の支払いに苦労しているのが現実だと説明した。
そしてそれほど育てることが好きなら、子供たちに味噌醤油作りを伝承してほしいと話した。
そんな中、遊んでいる最中に孫の一人がハンアリ(韓国伝統保存容器)の蓋を壊すと、べ氏は「注意しなさいと言ったでしょ!なんてことするんだ!」 と駆け寄って叫んだ。
だが娘は「怪我しなかったからいいじゃないの?言い過ぎよ!ただの蓋でしょ」 と怒った。
だがべ氏は「お前にはそうかもしれないが、私には何十年も大事に育ててきた子供のような物なの。お前たちを育てるため苦労をしてきたのに…」 と反論した。
これに息子は「だからその苦労を辞めて休んで下さいよ。母さん」 と話した。
そんな子供たちの態度に怒ったべ氏は「そうするつもりだったが、お前たちを見ていて気が変わった。調味料の製造方法を伝承していないお前たちに会社は任せられない。」 と叫んだ。
そして米国の支店設立を指示した後、子供たちを経営者から外して会社員に変更するようにチェ弁護士に伝えてほしいとヨヌに頼んだ。
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その夜ヨヌ(パク・ヒョンシク)とガンソク(チャン・ドンゴン)は、2つの事件と勝利について話した。
子供が蓋を壊す可能性さえ計算に入れた策で契約を獲得して戻ったヨヌに、ガンソクは「幸運だったな」と褒めた。
その後オフィスに現れた2人に、カン代表は「顧問契約を結んだスーパークライエントだ。」とBewhYを紹介した。
さらにガンソクに「このクライアントを連れてきたのはコ弁護士よ。あなたの研修生は既にその殻を破って出てきてるみたいね」 とヨヌを称賛した。
その後オフィスに戻り「敬虔さを学ぶ時が来た」 とガンソクに言われたヨヌは「品位のある嘘ですか?」 と応酬して笑った。
だが「良いプレーだった」とガンソクから渡されたトランプがクラブの2だったことに不満顔になった。
これにガンソクは「幸運だっただけだろ?傲慢になるな」と注意したあと、グンソクの世話を提案した。
だがヨヌは自分でなんとかすると答えた。
その後グンソクの元へ訪れたヨヌは「チェ弁護士がインタビューをして採用したので、あなたには僕を解雇する権限はありません。」 と宣言した。
それに「生き埋めにされたいのか?俺はアソシエイトを何人も解雇したんだ。」と豪語するグンソク(チョ・グィファ)に、クラブのフロアで親指をしゃぶりながら寝ている彼の画像を見せた。
そして「では、あなたの暗い未来についてでも本当に話しあいたいですか?」 とグンソクを驚愕させた。
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デスクの敷居にクローバーの2を付けたヨヌは、その後ジナのオフィスへ向かっただが不在のなのを見てがっかりとして出た。
その後、携帯を手にしたが又それをポケットに戻した。そしてデスクに戻ってからもう一度引き出しジナにテキストを送った。
「もう家に帰ったのか?」
「もう家に帰ったの?さっきデスクに行ったけど、もういなかった。」
「今日お礼ができるか?」
そこへジナが戻ってきて、2人は行き違いを笑った。
その後レストランで、ジナは、ヨヌのお猪口グラスを「肝臓に休憩を与えて!」と取り上げて代わりに水を入れた。
そして「今日はお礼の日だから祝うのは別の日にしましょう」と水で乾杯した。
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その頃、ガンソク(チャン・ドンゴン)はナ・ジュヒ(チャン・シニャン)ジナと寿司レストランで食事をしていた。
2人は過去別れる原因となった事件について少し話しをした。
倫理委員会でガンソクは、ジュヒの”悪人を解放し後で彼を罠にかける”計画の責任を自分が取り辞任すると主張したが、上司は2人を救うにはナ検事を捨てるしかないと説得した。
そうしてジュヒは解雇され、お互いを守るために2人は別れていたのだった。 その後レストランを出た後も、2人は過去について話し続けていた。
ジュヒは「あの時、二度と会わないようにしましょうと言ったのは嘘だった。あなたと一緒に戦って愛していた」と言った。
「愛?」と立ち止まったガンソクに、ジュヒは「今は反対側で戦い。お互いを睨みつけるだけが全て」と悲しそうに見つめてゆっくりと近づいて、ゆっくりと彼にキスした。
*
少し酔っているジナ(コ・ソンヒ)から「正直、チェ弁護士を少し恐れているの」 と明かされたヨヌ(パク・ヒョンシク)は「じゃあの時の助言は何だったんだ?」 と驚いていた。
(自己弁護しろとの助言)
「あれはチェ弁護士に腹がたったから。それにあなたにも同情したの」
「誰かを気にかけるって良いことだよ。それにもし同情が君の関心を表しているんだったら、悪くないな。」
(スマートなセリフ♪)
「私もウサギを飼っているの。試験を受けるたびに酷い頭痛にみまわれて上手く答えられなくなる”試験恐怖症”なの。それで弁護士試験室から二度出てきたわ。コ弁護士さんには言い訳のように聞こえるかもしれないけど…」 そう打ち明けるジナ。
続けて壊れた時計について訊かれたヨヌは「死んだ父親の腕時計だ。両親が死んだ時間に時計も僕も壊れたままだと思う。」 と正直に答えた。
「でも壊れたんなら直せるでしょ?あなたも時計も」 そう励ますジナ(コ・ソンヒ)に「キム主任、実は…」とヨヌが秘密を打ち明けようとした時(多分…)、警察からの電話がかかった。
*
ホテルで体を重ねた後「ここで眠ればいい。」声を掛けるガンソクに、ジュヒは「もうすぐ結婚するの。」と伝えた。
「驚いた振りしないで。あなたが言った様に、最後にもう一度あなたを見るためにこの仕事を取ったの」と打ち明けた。
ガンソクが「もし僕が望んだら傍にいるのか?」と尋ねると「いいえ、このドアから出たらただの2人の弁護士よ。さようなら」 と別れを告げて、ジュヒは去った。
*
病院ヘ行ったヨヌは、大量の睡眠薬を服用してベッドに横たわるソヒ(イ・シワン)の姿を見て驚愕した。
刑事から「ケンカの通報があったんです。彼女の携帯からあなたの連絡先を発見したのですがカレですか?」 と尋ねられ戸惑うヨヌ。
次回のお話は⇒スーツ SUITS 5話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒ スーツSUITS 3話 あらすじ 感想
キャスト 放送情報は⇒ [ キャスト 登場人物 視聴率 ]
スーツ 韓国ドラマ 4話 感想
べ氏の所へ2人で出かけ対峙する場面やBewhYとの契約に成功し得意顔になるヨヌに笑顔を浮かべてトランプのカードを与えるガンソクのシーン等々。
2人のブロマンスが炸裂した4話でした。
スタイリッシュな雰囲気は衰えず、セリフも洗練されていて今までにないおしゃれな韓国ドラマです。
4話では、ヨヌとジナの居酒屋のシーンで、さり気なく秘密を明かし合って打ち解けていく2人が描かれ、ロマンスの方もゆっくりと進んでいますね。
もしソヒが倒れていなかったらヨヌは、偽弁護士だと打ち明けていたかも…。
3話で過去を断ち切ったかの様に見えましたが、ソヒも含めてのチョルスンとの縁が又浮上してきて、今後ヨヌを危機に落とすのではないかと心配です。
ヨヌに未練を持っている様な元カノのソヒとジナとの三角ロマンスの様相も出てきました。
そしてBewhYの契約をヨヌに盗られたと思っているグンシクの方の攻撃も増々酷くなりそうなので、ヨヌだけではなくガンソクも注意が必要なのではないでしょうか。