韓国ドラマ キム秘書はいったいなぜ 7話 あらすじ 感想 後半
ラーメン屋にヨンジュン( パク・ソジュン )を連れて行くミソ( パク・ミニョン )
ミソは「これは僕が望むラーメンではない!」 と文句を言うヨンジュンに、ソンヨンといる時に邪魔する理由を問い詰めた。
「なぜ邪魔しに来るんです?お二人の仲が良くないことは知っておりますが、それでも私には知りたい過去が…」
「過去ではなく、未来に生きるべきだ。いつまで過去の記憶にこだわって生きるつもりだ?過去の事がそんなに重要か?君と微妙な仲にいる男を動揺させるくらいに?」
「微妙な仲?」
「そうだ。それ以外にどうこの感情を表せばいい?僕はキム秘書が好きでキム秘書は僕を好きだろ。僕たちは微妙な関係だ。そうじゃないのか?」
絶句しているミソに、ヨンジュンはストレート告白を続けた。
「キム秘書もそれを認めるだろ?俺たちがそういう関係だってこと…。なのに憧れていたオッパ?過去を知りたい?それが微妙な仲の男に対してのマナーか?」
「それはここで話すべきことではありません。」とツンとするミソに、「ここに連れてきたのはキム秘書だ!」ヨンジュンもムッとした。
*
その後自宅前で、再度ミソの説得を続けるヨンジュン。
「僕は賢く、ハンサムで財力も能力もある。だから拒絶せず結婚してくれ。これは前に辞めさせたくなくて言った時とは違う。今僕は本気なんだ。だからサム(友達以上恋人未満の微妙な関係)を止めて付きあおう」
そんな彼に笑顔を浮かべたミソだが…「それは違うと思います」と拒否宣言!
「どういうことだ?僕たちは..微妙な仲だろ?どうしてつきあいたくないんだ?」
「それはあなたが嫉妬深くて負けたくないから、勢いでこんな事を言っているからです。私はこんな風に付き合ったりしたくありません。とにかく今は時機が悪いので…」
そう言って家に入って行くミソに「今がその時!今だって!」と腕を伸ばしたあと、ヨンジュンは「1人の女性にこれまで何度振られたんだ?」と自問した。
*
翌朝、副会長所属室のワークショップに出かけたミソは、途中の休憩所でチョン部長が「ラーメンを食べたいですか?」と言う質問に、皆が大笑いするのに、わけが分からずキョトンとした。
そして「やぁね~。それって女性が男性を誘惑したい時の常套手段じゃないですか~!」と続けるソル・マウム(キム・イエウォン)秘書に、部屋でヨンジュンに言った事を思い出してギクッとなった。
「いつからそんな暗示を含むようになったんです?本当にそのまま”ラーメンを食べたいですか?”の意味かもしれないでしょ?」
これにチョン部長が「冗談なのに、なんでそんなに真剣になってるんですか?」と驚き皆があっけに取られている中「真剣でした?冗談ですよ」と我に返って笑うミソに、その場はどっと湧いた。
*
ゲストハウスに着き荷物を整理した後、所属室チームのメンバーはそれぞれがゆっくり過ごしていた。
そんな中昼間からビールを飲み始めたチョン部長に、セラが「来る途中に素敵な岩場があったわ。そこで皆で飲みましょうよ」と提案し、皆歓声を上げて賛成した。
だが一人「アートセンターについて議論したい」と場違いな発言をするグィナム。
チョン部長はそんな彼の手から仕事のファイルをさっさと取り上げ、代わりにスイカを渡すと「さあ、岩場へ行こう!」と掛け声を上げた。
ゲストハウスに現れるイ・ヨンジュン(パク・ソジュン)
その後、皆バカンス気分でルンルンとおしゃべりをしながら岩場の上の橋を渡っていた時だった。
目の前を農薬を散布しながら通り過ぎる軽トラック。そしてその霧の中から突如浮かび上がって来る顔。
それがヨンジョンだと分かり、皆その場に凍りついた様に立ちすくむ中、ここにいる理由を尋ねるミソ。
「ヤン秘書のために来たんだ。ヤン秘書も所属室のメンバーだからワークショップに参加する必要があるからだ」
そう答えるヨンジュンに「ではヤン秘書だけ来るべきだったのでは…」と苦笑いするミソ。
「そう思ったが、僕のために頑張ってくれている皆のワークショップに参加してみるべきだと考えたんだ。」
「それでは2日、我々と滞在するつもりですか?」と驚いているチョン部長に、ヨンジュンは「イ・ヨンジュンなしのチームは完璧とはいえない。」と両手のお決まりポーズをした。
これに誰もが引きつり笑いを浮かべ、結局岩場を諦めてゲストハウスに戻った。
そしてテーブルについて「これではチームのための楽しいワークショップではなく罰じゃないか?」とブツブツと文句を言いながらも、仕事を始めた。
そんな中、果物セットを準備して運んでいたミソを呼び止めたヨンジュンは「僕がなぜここに来たと思う?」と尋ねた。
そしてヤン秘書のためだと答えるミソに「ヤン秘書ではなくてキム秘書のためにここにいる。僕を何度も拒否する君に腹が立って家にじっとしてはいられなかった。昔のオッパではなく僕のこと考えさせようと思ってここに来たんだ。」と宣言した。
「このワークショップの目標が何かわかるか?」
「ええっ…、チームの団結と連携の促進...?」
「違う。僕たちのサム(微妙な仲)を終了し恋愛を始めることだ。見ていろよ。ワークショップが終わるまでに、キム秘書は僕の恋人になっているさ!」
とヨンジュンは自信たっぷりに宣告してチームと合流した。
*
ミソ攻略作戦に移りたいヨンジュンは、会社の将来展望のプレゼンを早々に打ち切り、ビジョン・エクササイズを提案して、視線でどのようなビジョンを持っているかを伝えるように皆に指示した。
そしてそれぞれとアイコンタクトをした後、最後に憮然としているミソを見て「その視線がキム秘書のビジョンを示しているのか?」と尋ねた。
「ええ、この苦難を全て克服しなければならないのかと言うビジョンです」と答えた。
これに「素晴らしい!」と喜んでフリータイム宣言するヨンジュンに皆が拍手喝采を上げる中、スケジュールにあった「”リボン探し”の時間です」と場違いな発言をするジア!
そして二人組で会社名が書かれたリボンを山の中で探すゲームが気に入ったヨンジュンは「いいぞ。直ぐに始めよう。僕はキム秘書と行く。」と宣言した。
「何で私と…?」と怪訝な顔をしているミソに「ハイキングしながら、政治や社会、貿易について話したいからだ。」と答えて「キム秘書以外に他に誰が僕と話したい者がいるか?」と尋ねた。
これに誰もが「キム秘書がパーフェクトです」と手を叩いて、チョン部長は直ぐにチームをグループに分けた。
*
ゲーム前に「勝者には商品券だけではなくタブレットをプレゼントする」 と聞いたグィナムは、スタードダッシュをして走って行き、ペアになったジアをあ然とさせた。
その後へとへとになりながら付いて来るジアに、グィナムは「賞品ではなく勝者になりたいんだ。勝利感が好きなんだ。ムーブ!ムーブ」とハッスルしてジアを急かした。
そしてリボンの1つを見つけ木を登ったグィナムは、リボンを手に掴んだものの怖くなり降りられなくなってしまった。
だが彼に「背中にステップさせてくれ!」と頼まれたジアは、母親からの電話がかかってきたふりをして、彼のジャケットを茂みに投げつけてその場を逃れた。
これに木の上で「助けてくれ~!」 と救いを求めて叫ぶグィナム。
*
山中でミソとやっと二人きりになれたヨンジュンは「止めた所から続けよう。僕は嫉妬に目がくらんだわけでも勝利欲で告白したのでもない。間違いだ」と話し始めた。
そこへミソへかかってきたソンヨンの電話を取り上げたヨンジュンは「何のようだ?緊急ではないなら、今は重要な会話中なので切る」 と勝手に答えて電話を切った。
「何をしているんです?取り戻したい記憶があるといいましたよね?」
「では兄さんと続けるつもりか?僕がどんなに嫌がってもか?」
「ええ!」 と怒って一人で去るミソ。
*
その後降り出した雨にミソは小走りして雨宿りの場所を探した。
そこへ背後から追いかけてきたヨンジュンは、ジャケットを傘としてミソ(パク・ミニョン)の頭の上を覆った。
「副会長…」
「入ってろ。こんなことでもないとキム秘書が90万円の傘なんて使うことはないだろう。このジャケットはリミテッド・エディション(限定品)なんだ。さあ雨宿りできる所へ行こう」
その後東屋を見つけた二人は、雨が止むのを待っている間、座って話しをした。
「風邪を引くかも知れない。どうするかな…」
「私なら大丈夫ですよ。案外丈夫なんですよ」
「キム秘書のことじゃなくて僕のことだ」
「あっ!風邪を引きやすいたちでしたね。」
その時「雨、いつ止むかしら…」と上を見てクモを発見したミソがショックを受けると、ヨンジュンは直ぐにクモを掴んで投げ捨て、ジャケットから出したチョコレートを渡して励ました。
「もう大丈夫だ。これを食べて落ち着くんだ」
これに、昔拉致された時に泣いている自分を落ち着かせるためにキャラメルをくれたオッパの姿を脳裏に浮かばせながら、ミソは感謝してチョコを受け取った。
それから暫くして雨が上がると、二人はゲストハウスへと向かった。
*
その後吊橋を渡りながら、ミソはクモ恐怖症について、ヨンジュンに話し始めた。
「誘拐事件以来クモ恐怖症なんです。あの日、大きな蜘蛛がドアの外にいたので…。」
「まだ幼くて体が小さい頃は、全てが大きく見えるってこと知っているか?だからクモが大きく見えたんだから、今はもう恐れる必要はないんだよ。」
「そうでしょうか?」
「犬を飼ったことあるか?ずっと前に、僕はビッグバンアンドロメダ超新星(スーパーノバ)ソニックという名前の純血種のゴールデンレトリバーを育てたことがあるんだ」
「その名前は副会長がお付けになったんでしょうね?
「 ああ、ビッグバン アンドロメダ スーパーノバ ソニックはとっても賢くて吠えなかった。」
「あの、 ビッグバンと呼ぶことはできませんか?」
「そうだな。彼には変な癖があった。僕が与えたガムを埋葬し、決して掘り起こさなかったんだ。ビッグバンが亡くなってもう時が経ったが、まだそのガムは庭に埋めたままだ。僕は堀おこすべきかな?庭を穴だらけにした後、腐っているのを発見したら?」
そう問いかけた後、ヨンジュンは辛い記憶を掘り返して欲しくないとミソに言った。
そしてさらに自身も家族も皆長い間苦しんだとも…。
「キム秘書についても同じ様に心配しているんだ。キム秘書が言った様に嫉妬もしたけど…」
「副会長の気持ちは分かっています。けれど今まで自身よりも家族のために生きてきて、仕事も自身よりも誰かを優先してきた私は、あの恐ろしい瞬間受けたオッパの優しさが、私の人生の中で最大の配慮でした。だからそんなソンヨンオッパと会うのを嫌わないで欲しいと思っています」
そうして橋を渡リ始めたミソに、ヨンジュンは「君が知りたい事、したい事全てを受け入れる。したいことを何でもしなさい。耐えてみせる。キム秘書が望むことなら何でも我慢する」と宣言した。
そうして橋の上で互いを見つめ合う2人。
次回のお話は⇒キム秘書がなぜそうか 8話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒ キム秘書はいったいなぜ 6話あらすじ 感想
キム秘書がなぜそうかの放送情報は⇒ キャスト登場人物視聴率
韓国ドラマ キム秘書はいったいなぜ 7話 感想
雨の中の東屋のシーンが素敵でした。
ムードは盛り上がっていましたが、弱っているミソに付け込まずキスをしようとしなかったヨンジュンが良いですね。
チョコレートで慰める素朴さが何とも…(笑)
でもケーブルタイだけではなく、多分キスも恐怖症?のような感じなので、結局また”殆どキス”になっていたかも知れませんが…。
犬のビッグバンアンドロメダスーパーノヴァソニックの名前はともかく(笑)、庭を掘り起こせばボコボコの穴ができて腐ったガムが出て来ると話してヨンジュンは、誘拐事件の背後に何かが潜んでいると暗示していますね。
もしかして恨みを持つ誰かが誘拐したとなると、考えられるのは会長の愛人ですけど…、どうなのでしょう…。
そして二人の他にジアとグィナム、セラとヤン秘書と恋の花が咲き始めている所属室チームのワークショップの続きも気になります。
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