韓国ドラマ キム秘書がなぜそうか 14話 あらすじ 感想 後半
交際を公開するイ・ヨンジュン (パク・ソジュン)
その朝、トップシークレットだ!と所属室に飛び込んできたチョン (イ・ユジュン)部長は「副会長とキム秘書が付き合っているんだ!!」 と所属室のメンバーに告げた。
「ええっ!」「あり得ないっ!」と誰もが皆驚愕する中、チョン部長は手を繋いで歩いている二人の姿を新しい従業員が目撃した事実を教えた。
そんな中現れたミソに、緊張して挨拶した後「これからはキム秘書を怒らせることはできない。さもないと解雇だ。気を付けよう」 と皆でささやいた。
近い内に予定されているイベントについて話した後、書類を置くミソを凝視したヨンジュンは「あと数日しかここで君を見ることができないと思うと一瞬一瞬がとても貴重だ」と感慨深げに言った。
そしてこれに頷いて去ろうとしたミソ(パク・ミニョン)を「ちょっとだけ…」と後ろから抱きしめた。
その時秘書席にいたチョン部長とセラ、ジアが壁ガラスを通して凝視しているのに気づいたミソは、直ぐにブラインドを閉じた。
これにヨンジュンは「こうなった以上解決法は一つしかない」 と三人をオフィスに呼び入れて交際を認めた。
「知りませんでした。おめでとうございます!」 と一斉に二人に拍手をする三人に、問題があるかどうかをヨンジュンは尋ねた。
これに誰もが皆、問題はないと答えると、ヨンジュンは三人を去らせた。
その後ろを追いかけて行き秘密にして欲しいと頼んだミソは、噂がすでに会社中に広がっていて実は既に知っていたと知らされて顔を曇らせた。
*
「良い学校に行ってもないのに、あのポジションにつくなんておかしいと思ってた。」
「容姿を盾に上司を誘惑するなんて一番嫌いなタイプの女」
とミソの悪口を言っているのをトイレで聞いたセラとジアは、噂をしていた二人に突っかかった。
だが「言いたい時に悪口を言うわ。あなた達には関係ない」 と開き直りモップを掴んで向かってくる女性従業員に、セラはモップバトルを開始した!
そしてお互いの顔に向けてモップで激しく戦った後、床に落として掴みあいのけんかを始めた。
そこへ通りかかったミソは「何が起こったの!」と衝撃を受けながら仲裁に入った。
その後セラは「愚かな女が勝手な噂を広げていることに怒った」 と言い、ジアは「キム秘書が一生懸命働いて終わろうとしてるのに、結婚退職だと言われて腹が立った」と話した。
これにセラの傷を手当てしながら感謝して秘密にして欲しいと頼むミソ。
だがその後、ユシクからモップバトルの戦いを教えられミソの望み通り知らないふりをしろと助言されたヨンジュンは、大邱出張の準備をミソに指示した。
*
所属室へ戻ってきたジアとセラをチョン部長たちは、超クールだと称えたが、ヤンチョルはセラを心配し、グィナムはジアにケガをしたかどうかを尋ねた。
これにジアは力なく微笑んで大丈夫だと答えたが、セラは腕の傷を大げさに見せながら椅子に座り心配そうに見ているヤンチョルに大丈夫だと囁いた。
そしてヤンチョルからのテキスト”引き出しを見て。”を読んで引き出しを開けて、筋肉痛や消毒セットを発見して幸せに包まれた。
*
一方、大邱支店でのイベントのミーティングを終えたヨンジュンは、周辺の観光に出かけてミソを被写体にしてパシャパシャと写真を撮った。
そして前山公園(アプサン)展望台の最上部に歩いて行き下界を見下ろした。
「この眺めはキム秘書を思い出させるな。実に綺麗だ。それにこの天文台は僕のようだ。山の頂上に立っている」
そう言うヨンジュンに「ここにわざと私をお連れになったのでしょう?元気づけようとされてでしょうか?」とミソは微笑んだ。
「そうだよ。何があったか聞いたから、キム秘書を慰めたかったんだ。予定より早く辞めるのはどうだ?」
「そんなことはしたくありません。約束した日まで最善を尽くして働くつもりです。他人に何か言われても気にしないと決めていました。副会長と付き合えばこうなると覚悟していましたから。」
そう決然と言うミソをヨンジュンは抱擁した。
その後「ホットデートに行きません?」 と悪戯っぽい笑みを浮かべるミソに、ヨンジュンは「ホット…?」 と動揺して瞬きを繰り返した。
だがミソに伝統的な西門市場の中にあるチキンの屋台の前に連れて行かれるヨンジュン。
「君の”ホット”てこれのこと?」
「ええ、超熱いですよ。さあ試して下さい」
そう言って口に入れるミソに仕方なく食べたヨンジュンだが「うまいな!」と続けて幾つか摘まんだ。
こうして食べさせあいながら二人はブラブラと市場内を歩いた。
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翌朝、ミソは化粧をしながら「傷ついたらダメ、避けてもダメ」 と自分に言い聞かせ、気持ちを引き締めて会社に向かった。
そして所属室で、大問題が勃発したことを知らされた。
来月売り出す予定のノートパソコンの新製品のデザインがUKグループにコピーされて先に発表されてしまい、販売時期に影響を与える危機に陥っていたのだった。
*
緊急理事会で、製品販売は一か月先だがコピーしたと噂されるのを避けるためデザインだけを今発表したようだとユシクから聞いたヨンジュンは、自社製品のデザインの変更が可能かどうか尋ねた。
「販売時期を遅らせれば可能だ。だが関連商品の販売も全て遅れることになる」
そうユシクが答えた後、別の役員が価格を下げることが可能だと発言すると、ヨンジュンは「まだ販売前から価格を下げる?その考えは気に入らない。これはクリアランスセールか?」 と不機嫌になった。
「そんな意見しかないのか?デザインの変更が難しいなら機能を変更する必要がある。来年発売予定の別の機種から新しい機能を持ってこれないか?」
「ああ可能だ。だがそれだと来年の製品の販売に影響が出るだろう」
そう答えるユシクに鋭い視線を向けたヨンジュンは「次の製品が出る保証がどこにある?」 と尋ねた。
そして機能とスピードを上げる様に指示すると「では次の会議で…」 と去った。
その後ヨンジュンに叱られた理事会のメンバーは「話を聞いたばかりで対策案が見つかる前に会議が開かれて動揺してしまった。副会長に上手く言ってくれるか?」 とミソに尋ねた。
これにミソは「心配しないで下さい。副会長はそれをご存知です。」 と安心させた。
その上で「副会長は盗作問題に関する報道資料を必要とされます。それからデザインの特許に関する専門家の意見と情報が必要でしょう。」 と二人に挽回するヒントを与えた。
これにユシクが「お母さんか?父さんに叱られた僕を慰めてくれた母さんを思い出すな」 と言うのを聞いて、ミソは微笑んだ。
*
所属室に戻ったミソ(パク・ソジュン)は陣頭指揮を取った。
関連部署が何をしているか把握する必要性を説明し、スタッフそれぞれに部署を配分して報告するようにてきぱきと指示した。
その日の夜、訴訟や書類作成、デザインなど全ての必要書類を机の上に並べるミソに「思ったよりも仕事が速いな」 とヨンジュンは感心した。
「君の様な秘書に再び会えると思うか?君がうまく働いてくれればくれるほど、僕は放したくなくなる。ミソがいてくれてどれだけ今まで楽だったかわかったよ。一緒にいてくれてありがとう」
*
作業を終えた所属室にピザが配達された。
そこへ現れてスタッフを労うミソに、誰もが笑顔を向けた。
セラは「噂を広める人に、キム秘書がどれだけ一生懸命働いて完璧かを見せてやりたい。副会長と付き合っているからじゃなくて、能力でここまで昇進したと知らせる必要がある。」 と怒った。
これに「今そんな話をするな」と注意したチョン (イ・ユジュン) 部長は「キム秘書なしで、俺たちはどうなるんだろう…」 と不安がった。
そこへ現れたヨンジュンに、3人の男性秘書が次々とピザを差し出すと「今日は良くやってくれた。君たちで食べてくれ給え」 と言ってヨンジュンは退散した。
その後秘書席に戻ったミソは、コンピュータの上の注意書きメモを見回して、アメリカ派遣時代の記録と若かりし頃のヨンジュンと自分の写真を眺めた。
そして「キム秘書、一緒に帰ろうか?家まで送るよ。」 と現れたヨンジュンに送られて帰宅した。
*
家の前まで送ったあと帰ろうとうするヨンジュンに、思いつめた目で話し始めるミソ。
「副会長、お伝えしたいが事があります」
「うん?」
「私、退職するのを止めようとおもいます」
「どういういことだ?」
「 副会長の傍でキム秘書としていたいのです。」
「もしかして 今日問題が起こったからか?それなら心配する必要なはない。知っていると思うが、僕には優れた適応能力がある。暫くはキム秘書の空白を感じるだろうが、直ぐに慣れるよ。だからしたいことを見つけてくれ。」
「私、見つけました。副会長のお傍に秘書としていることが私のしたいことだと。」 とミソは会社に残留する意思を伝えた。
「得意な分野で最高の仕事をしていたのに、多分慣れすぎていて分かっていなかったのです。私を愛しているので副会長が私を行かせようとしているように、あなたを愛しているので私はあなたの傍にいたい」
ミソの告白に胸が熱くなり涙があふれるヨンジュン。
その後ラーメンを食べようと誘ってヨンジュンを家に入れるミソ。
その結婚に異議あり!
ラーメンを作ろうとして台所で探し始め、一つ見つけて嬉しそうに見せるミソ。
「一つだけありました。これに冷凍の餃子を入れて餃子ラーメンにすれば二人でも十分食べられますわ」
「餃子ラーメン?」
「ええお餅を入れたら餅ラーメンに!チーズを入れたらチーズラーメンです」 (凄!チーズラーメン??)
「すばらしいインスタント食品の味の変革だな」
そういうヨンジュンの傍にフフッと笑って座ったミソは、今とても幸せだと告げた。
「実は、これが私の夢見ていたことだったんです。仕事の後家に戻って夫に料理を作って一緒に夜を過ごすのが…」
そこまで言ってハッと我に返り立ち上がるミソの手を掴んで座らせると「その夢を実現させるよ。」とプロポーズするヨンジュン。
「毎日一緒に家に帰って毎日ラーメンを食べよう。例え体が化学調味料だらけになっても大丈夫だ。僕はミソの夫になりたい。キム秘書と結婚したい。何だ...異議があるのか?」
そうしてキスを交わそうと近づいた二人に「その結婚に異議あり!!」 とミソのベッドの中で叫ぶミソの父!! (笑!)
次回のお話は⇒キム秘書がなぜそうか 15話
前回のお話は⇒ キム秘書はいったいなぜ 13話
最終回までのあらすじのまとめは⇒あらすじ・感想全話
韓国ドラマ キム秘書はいったいなぜ 14話 感想 イ・テファン
女友達チョン・ユミに対して ”嫉妬ブルドーザー” になるミソと ”オッパごっこ” を楽しむヨンジュン。
二人の表情が面白くとラブコメならではの楽しさが溢れていましたね。
そしてヨンジュンを気に入っていながら、交際に反対し結婚に異議があるふりをする狡猾なミソの父。
そんなこととは夢にも思わず、ミソの親なのでひたすら真面目に対応するヨンジュン。
ヨンジュンが一癖あるミソの父をどう説得して結婚に漕ぎつけるのか、次回に注目ですね。
そして、秘書業務が自分のやりたかったことだと気づいて退職期日の直前に撤回するミソですが、このままスムーズに会社に残れるのでしょうか?
来週でいよいよ終了ですが、どんな結末が待っているのか楽しみです。
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