韓国ドラマ キム秘書はいったいなぜ 13話 あらすじ 後半
キム・ミソ( パク・ミニョン )とイ・ヨンジュン( パク・ソジュン )の交際に気づくキム・ジア
持ち場に戻ったミソに、キム・ジア (ピョ・イエジン) は「大事です。副会長にガールフレンドがいるんですよ!彼はガールフレンドと会って今帰ってきたんです!」と興奮して報告した。
そしてジアの友達がカフェで撮った、ヨンジュンがミソの手にキスしている携帯の写真をミソに見せた。
これにギョッとしたミソだが、手と副会長だけなので彼女の顔はわからないと聞いてホッと胸をなでおろした。
そんな中、ヨンジュンからのハート付きテキストが届いて ”仕事の合間のサボり、楽しかったな” を見たミソは凍り付いた。
それを読んで 「副会長って…もしかしてキム秘書が副会長の恋人?」 とショックを受けるジアに、ミソは笑いながら教会の副会長から来たものだとごまかした。
だがミソのブレスレットを見たジアは、騙されなかった。
その後給湯室に入ったミソを追いかけて行ったジアは「副会長について悪口を言ったことを許してくださいね。お二人はお付き合いされているんでしょ?。写真の女性はキム秘書ですね」と確認した。
そして否定するミソに携帯の写真を表示して、ミソが今つけているブレスレットだと告げた。
さらに「私目先が利くんです。だから認めてください。」と言うとテーブルの花瓶に反射しているミソの顔を示した。
これに否定することができず秘密にするよう頼むミソに、ジアは「もちろん。私、忠義なタイプですから心配しないで下さい。応援しますよ。」と約束した。
だが「おめでとうございま~す!」を連発するジアに不安なミソ。
*
その後 秘書席でヨンジュンからの呼び出し音が鳴ると「彼がお呼びですよ。何でもない呼び出し音さえも今はとてもロマンチックだわ!愛のシグナルですよね?」 と舞い上がるジア。
「仕事のシグナルです!少し落ち着いて仕事に戻ってください」
「わかりました。でも…いつからお付き合いされているんでしょう?副会長はキム秘書を何と呼ばれてますか?ミソ?チャギ?どうしましょ!」
と興味津々のジアから離れてヨンジュンの元へ向かうミソ。
*
オフィスに入ったミソは、自分の傍に座るように言うヨンジュン(パク・ソジュン)に、ジア(ピョ・イエジン)に関係がばれたことを伝えた。
「それが何だ?僕は交際を公開したい。そうすればもっと楽に付き合えるし、あのソルロンタンの塩も君にちょっかいは出せなくなるしな。」
「誰も私に言い寄ったりしません。仕事中にスキンシップはするべきではありません。」
これにヨンジュンは眉間にしわを寄せて立ち上がると ミソを睨みつけた。
「公開もダメ、スキンシップもダメ、どうして僕がしたいことを全部ダメだと言うんだ?なぜ僕が君に従わなければならない?僕を隠したがる君に気分が悪い。」
「隠しているのではなく守っているのです。副会長の力と影響力を思うと注意する必要があるんです。」
「君が望むように最善を尽くしてみるが、僕の忍耐がいつまで持つかな…。」
そう文句を言うヨンジュンを不安そうにミソは見上げた。
*
退勤後、悪夢を見る心配はいらないから家に戻るというミソに、ヨンジュンは家でやり残した仕事があると告げた。
「やり残したことって?」
「あの日終われなかったこと…」
「終われなかったことって?…. !!! 帰宅途中で突然そんなセクシーなことを言わないでください」
「終われなかったことの何がセクシーなんだ?もっとセクシーに言えるぞ。ホットな夜!情熱的な夜!エロティックナイト!」
「もう止めてください」
「一番セクシーなことは、君を愛していることだ」
そう言って手を握り「愛しているよ」と繰り返すヨンジュンに、ミソも笑顔を浮かべた。
だがそんな中、父親が病院に搬送されたという連絡を受けたミソは、すぐに病院へ向かった。
損傷したアキレス腱を休ませるために数日入院が必要だと担当医から告げられて安堵するミソに、父親はナイトクラブでライブ中に群衆にダイビングして床に落ちケガをしたと告げた。
「自分が50歳だというのを忘れてた」とため息をつく父に、ミソは「もっと健康に注意するべきでしょう」と注意した
その後「アキレス腱の損傷で数日入院するだけですが、今晩は付きそいます」と伝えるミソに、ヨンジュンは「では一緒にいて、お父さんに挨拶しよう」と提案した。
だがミソは「ケガで動揺しているので今は時期が良くありません。12時間の飛行後なので家でお休みください。」
その後 家に戻り寝支度をすませたヨンジュンは「一人で寝ることになるとは思わなかった。このためにパリで死に物狂いで働いたんじゃないんだ」とパジャマ姿でベッドを見つめた。
そこへ現れて「失望したのね。今夜を期待してパリから急いで戻って来たのに…」とささやくエッチ悪魔に「誰だ?お前は女性なのか!」とギョッとするヨンジュン。
「そうよ?お話ししましょうよ」というエッチ悪魔に「行け!失せろ!」とヨンジュンは追い払った。
ジア&コ・グィナム (2PMチャンソン)
付属室の歓迎会を残業するとして嘘をついて断ったコ・グィナムが帰宅するの見かけたジアは、2人だけで歓迎パーティーをしようと誘った。
そして出費を恐れて渋る彼を、強引に引きずるようにしてレストランに連れて行った。
「こんな美味しいものを食べたり飲んだりしたことはないな。今度の誕生日に又こういう事をしよう」
そう言うグィナムに驚いたジアは「誰よりも速く昇進しボーナスも稼いでいるのに、こんなに倹約する理由はなんですか?」と尋ねた。
これに微笑んで、秘密だと答える彼に、ジアは「スーツが一組しかなくて屋根の上に住んでいたとして、隠す理由はないでしょう?」と続けた。
するとグィナムは、子供の頃一部屋で家族と住んでいて恥ずかしいと思わなかったが、成長するにつれ、何かに付けて家庭の事情だと同情される様になり恥ずかしさを感じた。
成績が良くても就職が決まっても、貧しい家庭出身のあなたにとって良いことだと言われ続けた。
これにグィナムは、ひたすらにお金を節約して家を購入し将来の妻と子供が誰からもそんなことを言われないようにする事が目標だ、と倹約している理由を説明した。
そして既に700万(一億ウォン)は貯めた事実を明らかにする彼に、ジアは驚愕した。
その上「未来の家族とお金を使うのを楽しみにしている。来年の誕生日にはキム・ジアさんを招待するよ」と少し酔って話すグィナムに、ジアは胸を打たれた。
*
その晩 「お前が好きなように生きられずお金を稼ぐことになったのは、好き勝手にしていた俺のせいだった」と病室で付き添っているミソに謝る父親。
これにミソは「大丈夫よ。好きな音楽で暮らすのが父さんの夢だったから」と話した。
ミソが退職すると聞いた父親は 「ビヨンセも Destiny’s CHildから独立して成功したからお前もそうなる。」と励ました。
そして母親の好きだった曲「You Always By My Side」を流し、ミソはその曲を聴きながらソファーの上で眠った。
その頃、ベッドでミソからの連絡を待っていたヨンジュンは、何度も携帯をチェックした後、結局自分から ”キム秘書もう眠ったのか?” とテキストを送った。
だが返事がないため眠っていると思いながら「なぜ連絡してこない?パリにいた時よりも捕まえるのが難しいのはどういうことだ?」とヨンジュン(パク・ソジュン)は愚痴った。
*
翌朝、ミソからの呼び出し音と聞いたヨンジュンは「連絡せずに眠って悪いことをしたと謝るつもりだな。まあ早くにかけてきたから許してやろう」と独り言を言いながら電話を取った。
だが姉が午後しか空いてないので午前中病院にいさせて欲しい、というミソの頼みに許可を与えて電話を切った。
そして今までこれほど半日休みたいと感じたことは一度もないと思い、病院に向かう様にヤンチョル(カン・ホンソク)に指示した。
その後見舞いの果物を持って病院のロビーから連絡したヨンジュンに、ミソは病院ではなく必要な私物を取りに父の家にいると伝えた。
そして一人で父親に挨拶すると言うヨンジュンを止めて、会議があることを思い出せて会社に戻るように勧めた。
これに見舞いの果物籠を見て一瞬考えるヨンジュンだが、結局は会社に戻った。
ピルナム&ミソ
病院に現れたピルナムは、去ろうとしたミソに話があると引き止めて食事に誘った。
これにヨンジュンから”早く仕事に戻って来い”と催促のメッセージが入っていたが、ミソは一緒に出掛けた。
そして再び彼から届いたメッセージに”もうすぐ戻ります”とレストランで返事を送った後、ピルナムから通帳を渡されて驚いた。
断るミソに、ピルナムは「9年間懸命に働いて借金を全て返済して貯金はないはずよ。だから仕事をやめるならミソに貯めていたこれを渡したいの。あなたのだから好きに使いなさい」と通帳を置いて立ち上がった。
これに泣きそうになりながら通帳を受け取ったあと仕事に戻ろうとしたミソを、ピルナムはブテックに引き入れショッピングにつき合わせた。
その頃ミソと昼食を食べようと思っていたヨンジュンは、空腹でも恋人を待つんだと自身に言い聞かせながらミソの帰りを待っていた。
そしてやって会社に現れたミソが買い物袋を沢山持っているのを見て「僕へのプレゼントを買っていたから遅くなったのか?」と内心喜びながら、ミソをオフィスで迎えた。
だがミソが姉と一緒に食事をした後で自分の服をショッピングして遅くなったと知ると、ヨンジュンは落胆した。
「全く僕については考えてなかったんだな。一分一秒君といたいと僕は思っていたが、君は違うと思うと悲しいな」と文句を言った。
そして謝罪するミソに「悪いと思うんだったら仕事を抜けて家に行くか?」と尋ねた。
これにミソは「実は昨日から副会長を見たらある言葉が思い浮かんでいるんです…」と口ごもった。
「何だ?セクシー?挑発的?破滅的か?」
「いいえ、ブルドーザーです。昨日からずっと私を押さえ続けているんです。まるでブルドーザーのように」とミソは指摘した。
*
その後 ユシクから恋愛のペースは非常に重要だからスピードをコントロールするんだ とアドバイスされてオフィスに戻ったヨンジュンは、速度の調整できなくて悪かったとミソに謝罪した。
「考えてみたら急ぎすぎていたようだ。9年間抑えていた感情が一気に放たれてどうにもならなかった。過去に起こったことは悲惨だったが、同じことをもう一度体験するとしてもやるよ。ミソに会えるなら。」
そう告白するヨンジュンの真心に、ミソは胸がいっぱいになった。
「これからはゆっくりしよう。君が望むように…。では帰り給え。僕は会議があるから」と言って去っていくヨンジュンを、ミソは涙に溢れた目で見つめた。
*
その後帰宅し、玄関の前で待っているミソ(パク・ミニョン)を発見するヨンジュン。
「ミソ、何してる?」
「 副会長のお気持ちをもっと考えるべきだったと謝りにきました。それから…」
「それから?」ヨンジュンは怪訝そうに眉根を寄せた。
「今夜は帰りません。」
「何?」
ヨンジュンは目を大きく見開いて、取りつかれたようにミソを見つめた。
「今夜家に帰るつもりはありません。私…副会長と今夜一緒に過ごします。」
「今家に一歩入ったら 僕はもうスピードの調整なんてできなくなる。止まるつもりはない」
そんなヨンジュン(パク・ソジュン)に背を向けたミソは先にドアまで歩いて行き、ドアの手前で振り返った。
その微笑みに引き込まれるように家に入った途端、ヨンジュンはミソの背中を壁に押し付けて情熱的なキスを始めた。
そうして寝室に入ったヨンジュンは愛情のこもったキスをしながらミソを引き上げてベッドに横たえた。
シャツを脱いだヨンジュンは再びキスをしたあと、顔を上げてミソの髪を撫でた。
そうして二人はお互いの瞳を深く見つめた。
「愛しているよ」
「私もあなたを愛しています。」
次回のお話は⇒キム秘書がなぜそうか 14話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒ キム秘書がなぜそうか 12話あらすじ 感想
韓国ドラマ キム秘書はいったいなぜ 13話 感想
暑い夏の夜をさらに暑くする冷たいシャワーが必要なくらい情熱的なラブシーンでした。(笑)
その前の恋愛のスピードを落とすと言ったヨンジュンの真心の告白が効いていたので、結ばれるシーンはとても感動的になったと思います。
ミソが本当に勇気をだして今回頑張りましたね。
こうしてお互いに歩み寄れる二人なら、一度別れたりせずに(韓ドラ定番の…笑!)このまま愛を成就してくれるでしょう。
後3回どんな展開が待っているのか楽しみです。
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