韓国ドラマ キム秘書はいったいなぜ 11話 あらすじ 感想 後半
憶を取り戻してパニックになるイ・ソンヨン(イ・テファン)5urprise
一方ヨンジュンが幽閉されていた場所へ行ったあと、自分が置き去りにした記憶を取り戻したソンヨンは、パニックになりながら呆然と通りを歩き家に戻っていた。
そして今まで記憶が間違っている事実を隠して真実を告げなかった理由をチェ女史に尋ねた。
そして謝罪する彼女に「ヨンジュンは記憶を失ってはいないんだ。起こった事を全て覚えている!」 と叫んで驚かせた。
ナナのスウィートホーム
担当医から一時的な記憶障害で問題はいらないと症状について聞いたヨンジュンは、その後事件の日の別れ際にミソが話していた”ナナのスウィートホーム”を家から持ってきてプレゼントした。
事件の後に製造していた会社を閉鎖したが、ミソにあげるために一つだけキープして置いたと渡すヨンジュンに、歓声を上げるミソ。
「これで夫候補として十分だろ?」
「夫候補って?どういう意味でしょう?」
「覚えていないのか?キミの方がこのナナスイートホームを買うのに十分なお金があるんだったら結婚するべきだと僕に言ったんだぞ!」
「覚えていません…。」
「両親はこの人形を手に入れたがる9歳の男の子にパニックになったり、性的アイデンティティを心配しながらこれを勝ってくれた。だが君が覚えてるいないは関係ない。これはプレゼントだからな。」
これに微笑んで感謝したミソは「幼い時はナナの顔が可愛くてドレスが華やかだでとてもかわいかったけど、今みると少し野暮ったい…」 とコメントして、二人で目を合わせて笑った。
その後、ミソはヨンジュンの犬ビッグバンが隠したガムについて話し始めた。
「犬のガムは牛の皮で作られいるので地面に埋めたら完全に消えてしまうそうです。だから思い出もビッグバンが隠したガムのように消せることができると思います。一緒に全ての悪い思い出を土の中深くに埋めませんか?」
そう言って今までヨンジュンが背負ってきた痛みを和らげようとするミソを、ヨンジュンは抱擁した。
「副会長が探していた兄さんだと分かってとっても嬉しい。」
「僕も嬉しいよ。こんな風にミソと再会して…。君がそれに気付かないように苦労したけれどな…」
*
翌日出勤すると言い張るミソに「一日休め。キム秘書の仕事に対する情熱と責任感に対して過去9年間とても評価してきたが、これからは許可できない。僕の彼女なので…」 とヨンジュン(パク・ソジュン)は猛反対した。
そして「仕事には出てくるな。何かあったらイヤなくても連絡してきていい」 と告げてミソの抗議を無視して出社した。
その日の午後ミソの病室へ行くつもりで、百貨店のオープニングイベントの会議に「問題ない。これでOKだ」と早々に終了させたヨンジュンだったが、オフィスの前でミソを発見して問い正した。
「ここで何している?君に会いたいからと幻覚を見ているわけじゃないよな。?休めと言ったはずだが?」
「大丈夫だといいました。健康なのに検査のために休むのは特別扱いになります。」
とにっこりと拒否するミソに「笑うな!キム秘書」とムッとしてヨンジュンは事務所に入った。
その時席に戻って来たジアは「どうしたんですか?副会長は完璧なボスかもしれませんけど彼の様な男性とつきあうのは願い下げですね。誰が彼の人格を受け入れるんでしょう。とても神経質でナルシストな性格を…。」 とヨンジュンをこけ落とした。
ジアをギロリと睨みつけたミソは、次々とやり残している仕事を指示して「直ぐにやってください。私は利己的な男性と同じほど適切に働かない女性も好きじゃないんですよ」とズバッと言った後少し微笑んだ。
*
ミソを心配したヨンジュンは「キム秘書がまた気絶したら死んでしまいそうだ。もし僕が死ねば我が国にとっては大きなロスだ。働くのを止める方法は何だ?体と同じくらいセクシーな僕の脳、聞いてるか?いいアイデアを教えろ!」 と念じた。
その後、イリュージョンホテルのスパの視察を思いついたヨンジュン(パク・ソジュン)は、チョン部長(イ・ユジュン)を呼び出して所属室のスタッフ全員を連れて行き報告する様に指示を出した。
マッサージを受けるためにスパベッドに寝そべっていたミソは、ジアからどんなタイプの男性が好きかと訊かれて「思いやりがあって暖かい人がタイプだ」 と答えた。
これに「副会長と正反対のタイプが好きなんですね?」と笑うジアに、ミソは「どうして?副会長も思いやりがあるし暖かいでしょ?」 と言い返した。
その時” 楽しく過ごしているか? ”とヨンジュンからのテキストを受けとると”徹底的にチェックして報告書を作成する”と返事を返した。
だがヨンジュンは”徹底的にチェックするな。休息させるために行かせたんだからだ。一人だけ休むと特別扱いだが、誰もが皆恩恵を受けていれば問題ないな?」と確認した。
これにミソが感謝と共に送ったハートマークで幸せに満たされたヨンジュンは「空のハートマークを送ってきたが、キム秘書の心で満たされたハートを受け取ったように感じるぞ。そんなに僕のことが好きなのか?」 と満足した。
そしてヨンジュンからの「僕はスケールが大きい男だからハートを2つ送るよ」のテキストに笑顔を浮かべた。
これを見て「副会長からの電話ですか?こんな所でも仕事させるのに暖かくて思いやりがるあるんでしょうか?」 と誤解するジアに反論できず沈黙した。
*
レストランで元妻に出くわして軽率だと指摘された後ヨンジュンのオフィスに来たユシクは、従兄弟を彼と間違えて怒ってしまい元妻から「誕生日を台なしにされた」 と怒られた話をして自分を呪った。
「元妻を忘れるつもりだったが、あのレストランへ行った事がそもそも軽率だったんだ。オーナー、キム秘書とは絶対に別れるなよ。別離は苦痛だ。オーナにアドバイスをするとは、これも軽率だったか...」
そう自責したあと飲みに行こうと誘い出し「僕かキム秘書か?一人で飲みたくない。付き合え」とソファの上でピョンピョンと跳ね返り頼むユシクに、ヨンジュンは飛行機会社の合併後の状態を会議したり確認するべきだと助言した。
「こんな俺にもっと仕事をしろと?オーナーに相談するなんて軽率だったな!俺はパク・ユシクではなくパク軽率だ!」
これにユミョンランドの地図から目を上げたヨンジュンは「パク軽率退場だ!」 と命じた。
その後スパから戻ってきた所属室の部下に、ヨンジュンは帰宅を命じた。
そして半日スパで過ごした後頑張って働くと意気込むチョン部長やセラに「明日からは働けばいい」 と説得して、ミソ以外の全員を強引に去らせた。
*
その後「誤解するな。全員帰宅させたから、これは特別扱いではない。」 とヨンジュンはミソに言い聞かせた。
そして体の調子が大丈夫なら一緒に行く所があるとして、ユミョンランドのメリーゴーランドの傍へミソを連れて行き、ここが捕えられていた場所だと教えた。
「ここだとわかった時最初に思ったことがわかるか?良かったと思ったんだ。あの悲劇的な記憶が埋められ、メリーゴランドで楽しむ幸せな人々の思い出でカバーされたと思ったよ」
「そうですね。ここの痛みを伴う記憶が幸せな記憶に代わっています。」
その後ヨンジュンは、ミソの旧家だった所にできている噴水に連れて行き「ここがお化け屋敷やトイレになっていないことが嬉しい」 とミソを感動させた。
「こうやって昔のこと話すことができるのが、僕にとってどれだけ深い意味があるのかを知っておくべきだ。」
そういうヨンジュンの手を取ったミソは「 これから私たちはいつも幸せでよ。ずっと一緒にいるから。」 と話した。
その後家の前で「今日は楽しかった」言うミソに「僕と一緒で楽しくないなんてありえない。当たり前な事を言って口を疲れさせるな」 (笑!)というヨンジュン。
これに少し笑って家に入ろうとするミソを引き止めて、ヨンジュンは散歩に誘った。
そして手を繋いで暫く歩いた後ベンチに座ると、ヨンジョンは自分の家に来るように誘った。
事件の後毎晩の様にあの女性を思い出して眠れず、眠れば悪夢に襲われていた事実を告げ、夢を見るかも知れないと理由を話した。
だがミソは感謝はしたが。幼くて何が起こったかを実は正確に覚えていないと答えた。
そして「亡くなった人を大きなスパイダーだと思っていたのでそれ程の苦痛ではなかったので…。だから本当に辛かったらお知らせしますので以前のように守ってくれますか?」
「もちろん守るよ。もし怖くなったなら直ぐに電話して来いよ。徹夜して待っているから」
そうミソに約束して家に戻り書斎に入ったヨンジュンは、ミソの好きな恋愛本” どんな瞬間(トキ)も君と ”を手にしてめくった。
僕の全ての瞬間を君と…
愛した瞬間も辛かった瞬間も
離れていく瞬間さえも
君が僕の全ての世界だった
君なしで僕のこれまでの人生を説明することはできないと思う。
ヨンジュン(パク・ソジュン)の訪問
寝支度をして巨大な牛の隣に横たわったミソは、すべての音にビクビクして怖くなり、座って明かりを灯した。
その時ドアベルが鳴りドアに近づいたミソは、ヨンジュンの声を聞いてドアを開けた。
「副会長?どうしてここにいるのです?」
「キム・ミソが僕の所に来たくないと言ったから、僕が来たんだ。今夜一緒に寝よう。」
そう宣言するヨンジュンに、絶句するミソ!!
次回のお話は⇒キム秘書がなぜそうか 12話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒ キム秘書がなぜそうか 10話あらすじ 感想
出演者・放送情報は⇒ キャスト登場人物視聴率
韓国ドラマ キム秘書はいったいなぜ 11話 感想
今まで細切れに映っていた拉致事件での幼い二人の様子が丁寧に描かれていて、スッキリしました。
偶然遭遇した後、ミソを秘書にして厳しいながらも密かに守り長年支えていたヨンジュンに、驚かされましたね。
ミソの退社宣言で目が覚めて行動を開始したヨンジュン。
9年の付き合いの末に恋愛を始めるぎこちなさやキスのトラウマを克服して、遂にミソの部屋に押しかけてきて "今夜一緒に寝よう"と言うほどに成長したヨンジュン(笑!)
本当にキュートでハートが飛び交っているので、最近は彼のナルシスト言葉さえも可愛くて見えてしまいますね。
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