韓国ドラマ 新米史官ク・ヘリョン 8話 (MBC15話16話) あらすじ 後半
主な登場人物
ク・ヘリョン役 ( シン・セギョン )
イ・リム役 ( チャ・ウヌ )
イ・ジン役 ( パク・ギウン)
ミン・ウウォン役 ( イ・ジフン )
ソン・サヒ役( パク・ジヒョン )
キャスト・登場人物の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
新米史官ク・ヘリョン 8話 ( 視聴率 MBC16話6.4% )
御触書を出して民を集めたイ・リムは、民が見ている前で、自分の体に直接牛痘法を実施させた。
暫くして熱を出し倒れたイ・リム(チャ・ウヌASTRO)に「天然痘にかかったようだ」と、サンボ(ソン・ジン)は慌てた。だがその数日後、イ・リムは無事に回復した。
起き上がったイ・リムは「 長い間横になっていたせいかめまいがする。それから腕に発疹ができ始めている 」と腕を見せた。
これに医員は「 出き始めたのでなく治まっているのです。」と診断した。こうして牛痘法が安全であることを確認したイ・リムは、村々に種痘接種を行うことを伝えるように命じた。
その後、笑顔で手を振るイ・リムを見た人々は” 牛痘の膿を受けたら牛に変わる ”などの迷信に怯えるのを止めて、牛痘接種を受けるために官営に来て行列に並んだ。
*
その夜、一日中笑顔をみせていたイ・リムがぐったりしていると、サンボは苦労して手に入れたゆで豚を食事に出した。
だが「 誰かに肉の臭いを悟られる前にお早めにお食べ下さい 」と勧めるサンボに、水がほしいと頼んで部屋から追い払うと、イ・リムは豚肉を布に包んでク・ヘリョン( シン・ヘギョン )の元へ向かった。
しかし「 そなたへの贈り物だ。私の心配をどれほどしたんだ?顔の大きさが半分になったようだぞ 」と布を差し出すイ・リムに、ク・ヘリョン(シン・セギョン)は「 えっ?私がですか?」と驚いた。
「 よく食べてよく寝ておりました。余分な仕事を頼む人もいないし、漢陽より涼しいので、朝晩散歩をしたり治療を手伝ったりと忙しくしていました。」
その言葉に、からかわれているとも知らずにイ・リムは「 どうして元気でいられるのだ?大君が生死の間をさまよっていたというのに...」と腹を立てた。
しかし「 全く私の心配していなかったことが、よくわかった ! 」と言って背を向けたイ・リムに、ク・ヘリョンは「 とても嬉しいです。媽媽(ママ)がお目覚めになって ! 」と明るい笑顔を浮かべた。
これに「そなた、本当に?」と慌てたあと背をむけたイ・リムは満面の笑みを浮かべて去った。
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翌日、イ・リムが牛痘接種を受けて、民にも勧めている事実を報告された賢王( キム・ミンさん )は、「 そんな野蛮なことを ! 」と腹を立てた。
そして、牛痘の膿を使う治療を禁じてトウォン大君を直ちに漢陽に戻らせろと命じた。
その知らせを聞いたヤン・シヘン( ホ・ジョンド )棒教も同様に「 そんなバカな話があるか ! 親からもらった体に傷をつけるとは ! しかも動物の膿で? 」と怒った。
そして、10村の内、9村が種痘の接種を拒否していると聞いた芸文館( イエムングァン )の史官たちは、皆「 当然だ。私だって受けない ! 」とイ・リムの判断を信じなかった。
*
賢王からの王命にもかかわらず、イ・リムはしばらく疫病地域に残り、村民たちの治療や暮らしぶりを見守っていた。
そんな中、子供の世話をしている時に食糧支援が届いて、てんてこ舞いの状況になったク・ヘリョンは、ぼんやりと眺めているイ・リムとミン・ウウォン( イ・ジフン )棒教に仕事を頼んだ。
しかし、二人は子供の世話をすることも火を起こすこともできなかった。これに仕方なくク・ヘリョンは薪運びを頼むと、二人とも薪の棘が手に刺さるのを気にした。
そんな姿を見ていたサンボは「 媽媽(ママ)は顔と文が良いこと以外は、何一つできない...」と嘆いた。
ク・ヘリョンは「 ミン棒教(ボンギョ)様も同じです。無人島に行けば、あのお二人は飢え死にすることでしょう 」と呆れ返った。
( ホント情けないたらっ笑 ! )
*
その夜、民からケットギ( 大麦餅 )をプレゼントされたイ・リムに、ク・ヘリョンは「 これを媽媽(ママ)に差し上げるために、今日配給された麦を残して作ったのだと思います 」と教えた。
これにイ・リムは「 今日の配給分から?数日飢えていたはずなのに、私に食べ物を与えたのか...」と驚いてケットギを食べると「 美味だ。まことにおいしい。」と感激した。
*
疫病を防ぎ民と心を通わせたイ・リムが漢陽に戻ってくると、賢王は「王命を無視したな ! 」といきなり平手打ちをした。
そして「 牛痘接種を禁じ漢陽にもどれという命に従いませんでした。お許しください」と跪いたリムに「 遂に本性を表したな ! 今回のことは絶対に許さぬ ! 」と怒声を上げた。
だが賢王が厳罰を下そうとした時、走り込んできたイ・ジン(パク・ギウン)は「 父上、どうか一度だけお許し下さい。謝っているではありませぬか。史官が見ております。殿下 ! 」と必死でリムを庇った。
その言葉を聞いたミン・ウウォンとク・ヘリョンは、筆と書を手に持って記録する準備を整えた。それを見た王は、ためらいを見せた。
そしてその全てを鋭い目で見つめているイム大妃(キム・ヨジン) !!
ウィキペディアより2種類の種痘について
古くから西アジアや中国では、天然痘患者の膿を健康人に接種して軽度の天然痘を起こさせて免疫を得る人痘法が行なわれていたが、安全性は充分でなかった。1796年にイギリスの医師エドワード・ジェンナーが、ウシが感染する牛痘の膿を用いた安全な牛痘法を考案し、これが世界中に広まり、天然痘の流行を抑制した。ワクチンという言葉もこの時用いられた。
次回のお話は⇒ 新米史官ク・ヘリョン 9話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒新米史官ク・ヘリョン 7話
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あらすじ全話一覧は ⇒ 新米史官ク・ヘリョン
韓国ドラマ 新米史官ク・ヘリョン 8話 感想 ( MBC15話16話 )
未だ充分な臨床研究がされていない治療法にも関わらず、民と国を守るために命をかけたイ・リムが感動的でした。
ですが民の信頼を勝ち取って帰還したリムを、王命を破ったというだけの理由で冷遇する賢王!一体どんな厳罰を下すつもりだったのか…。
危機一髪の瞬間に”史官が見ている!”と叫ぶジンと、執筆する構えを見せるク・ヘリョンとミン・ウウォンの連携プレーが素晴らしかった!
一方、本を愛し恋愛小説を書いていたリムも、現実の厳しさに対面して変わってきましたね。
どんな難題がリムとヘリョンに降りかかるのか、それを二人がどうやって解決していくのかがこれからの視聴ポイントではないでしょうか?
そして予告で、さらに二人が近づいている様子が映っているロマンスの方も、楽しみですね。
それでは次回まで…♪ (*^^*)
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