新米史官ク・ヘリョン ５話 (MBC9話10話) あらすじ 感想

韓流ドラマ 新米史官ク・ヘリョン ５話 (MBC9話10話) あらすじ 感想 後半 

新米史官ク・ヘリョン 主な登場人物( 視聴率 MBC10話7.3% ) 

ク・ヘリョン役 ( シン・セギョン )
イ・リム役 ( チャ・ウヌ )
イ・ジン役 ( パク・ギウン)
ミン・ウウォン役 ( イ・ジフン )
ソン・サヒ役( パク・ジヒョン )

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自分に抗議するク・ヘリョン(シン・セギョン)を静かに見つめたリム(チャ・ウヌ)は、気持ちを正直に打ち明けた。

「 ありがとうと言いたかったのだ。なぜ昨晩そなたがあそこにいたのかは知らぬが、私を見捨てず介抱してくれたことがありがたかった。私が先にそなたを騙したので、許しを請う必要はない。我々の悪縁がこの辺で終わってくれると良いと望んでいる 」

そう言って背を向けたリムに、ク・ヘリョンは「 友になれるかもしれないと考えておりました。」と答えた。

そして「 出会いが良かったわけでも親しい間柄だったわけでもないですが、広い宮殿内で気楽にできる人がいるのも良いと思っておりました。どうしてもっと早く教えて下さらなかったのですか？」と寂しさを吐露して退出した。

＊

その翌日、部屋に現れたク・ヘリョンに、イ・ジンは「 読まなければならぬ書物があるので、気楽にしたまえ 」と告げてしばらく本を読んだあと、イ・リムとの対面について尋ねた。

そしてヘリョンから、ずっと書物をお読みになっていたと聞くと「 人との交流に慣れておらぬのだ。気にさわることがあっても理解してくれ 」と話した。

するといきなり立ち上がったジン(パク・ギウン)は、物見櫓(やぐら)にイ・リム(チャ・ウヌ)を呼び出して弓くらべに誘った。

的に当てて「 久しぶりだが爽快な気分だ ! 」というジンのあと、準備を始めたリムに近づいたホ・サンボは「 女史が見ているので的に当てて下さい 」と耳打ちした。

だがヘリョンが見ている事に緊張して標的に矢が届かなかったリムは、クスクスと笑っているヘリョンにムッとして、弓をやってみるように提案した。

「 見牛未見羊※という言葉があるではないか？もし一度でも的に当てれば、私を思う存分笑ってよいと権限を与えよう 」

見牛未見羊也※”孟子の一節”：牛を哀れに思い羊を哀れに思わないのは、殺される牛を実際に見たが、羊は見なかったからだ（意味：殺される羊を実際に見れば哀れに思うだろう）

しかし予想に反して、一発で見事に的に当てたク・ヘリョンに、ジンは「 身近に弓の達人が隠れていたとはな 」と感心した。

( 本当にたくましいヘリョン...笑 !)

「 子供のこと延慶( ヤンジン・清 )で暮らしていましたが、趣味で弓をしておりました 」と説明するヘリョンにリムが怒ると「 そなたが選んだ女史だから、精一杯やっている姿を誇りに思いなさい。」と諭した。

その後、ジンの言葉の真意を確かめるために訪ねてきたク・ヘリョンに、リムは「 牛のようにこだわり将軍のように勇気のある変な女性がいたら女史に選ぶように勧めた。感謝せずとも良い 」と答えて部屋に戻ると、大笑いした。

ノソク堂の門を出たヘリョンの方は「 変な人はご自分の方では？矢もろくに打てないくせに...」と舌打ちした。

＊

初俸禄(職務に対する報酬の米や金銭)の日、ホン・アラム、オ・ウリムと共にク・ヘリョンは、廣興倉※(クァンフンチャン)へ訪れて、行列に並んだ。

廣興倉※(クァンフンチャン광흥창)：朝鮮時代の高官の俸禄に使われる穀物を保存していた倉庫

順番をまっていたが結局最後まで呼ばれなかった三人が抗議すると「女史も俸禄される？蔵が空っぽなのにどうしろと？もっと早く来たまえ」と廣興倉の官員は、すげなく返事をして去った。

その夜、三人は悔しさをお酒で紛らわせた。家の借金を払うつもりでいたオ・ウリムを、ク・ヘリョンは「 来月は払うという約束です。元気を出して ! 」と慰めた。

しかし、その後合流した芸文館( イエムングァン )の先輩史官たちから、俸禄を受けるには廣興倉※( クァンフンチャン )の官員に賄賂を渡して親しくならなければならないと教えられて愕然とした。

オ・ウリムは「 それでは賄賂が払えない貧乏人はずっと貧乏なままで、裕福な者がますます裕福になるということですか ! 」と怒った。

その事実を知って、廣興倉※( クァンフンチャン )の悪習についての上訴文を提出したク・ヘリョンは、厳しい叱責と侮蔑の言葉を浴びた。

＊ 

その後、沈んだ心のままノソク堂に向かって持ち場についたク・ヘリョンは、イ・リム(チャ・ウヌ)の「なにかあったのか？」という言葉に、静かに涙を流した。

「 泣いても大丈夫だ。ここには誰も来ぬから誰も聞いてはいない。だから声を出していくら泣いても大丈夫だ 」

そう言って退出するイ・リムの優しさに我慢の糸がぷつりと切れたク・ヘリョンは、号泣した。その声を聞いてリムも涙を溢れさせた。

 

次回のお話は⇒ 新米史官ク・ヘリョン６話  

前回のお話は⇒新米史官ク・ヘリョン ４話 

放送情報は⇒ キャスト・登場人物・視聴率

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韓国ドラマ 新米史官ク・ヘリョン ５話 感想 ( MBC9話10話 )　

ク・ヘリョンとイ・リムのラブリーなシーンが満載でしたね。

怒ったり、恥ずかしがったり、いたずらっぽい笑顔等々、イ・リムの色々な表情が見られたお話でした。

ノソク堂に隠れて暮らしているために広まっている様々な悪い噂には全く構わず淡々と生きているリムのとても人間的な面が現れていました。

ですが号泣するヘリョンを見た後、もしかしたらリムはヘリョンをからかうのをやめるかもしれませんね。

宮殿での生活の厳しさは、彼が一番良く分かっているでしょうから。

次回の予告では、ドラマのハイライト動画にも使われている二人の密着シーンが流れています。どんなお話でしょうか…

大君だと知って距離を置こうとしていたク・ヘリョンですが、変わらず気楽に接してくるリムに、また心を開いていくようです。

 

それでは次回まで…♪ (*^^*)