新米史官ク・ヘリョン １２話 (MBC23話24話) あらすじ 感想

韓国ドラマ 新米史官ク・ヘリョン １２話 (MBC23話24話) あらすじ  後半 

主な登場人物

ク・ヘリョン役 ( シン・セギョン )
イ・リム役 ( チャ・ウヌ )
イ・ジン役 ( パク・ギウン)
ミン・ウウォン役 ( イ・ジフン )
ソン・サヒ役( パク・ジヒョン )

キャスト・登場人物の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒  MBC公式サイト
ストーリー動画は ⇒ Youtube mbc

韓流時代劇 新米史官ク・ヘリョン 12話 ( 視聴率 MBC24話7.1% )  

ク・ヘリョンへの嫌がらせで始めた夜明けの挨拶に、疲れきった王は「 もう終わりにしてやる ! 」と決意し、ヘリョンを呼んだ。

だが酒を勧められたク・ヘリョンが「 実はとてもお酒に強い体質なので、酔わせるおつもりならば無駄に終わるでしょう 」と言うと、王はカッとして盃を放り投げた。

「 ではどうすれば口を割ると？牢では沈黙されて無駄、寝ずに３日働かせても無駄、酒を飲ませても無駄となると...お前は恥知らずか？うすのろか？あの日以来、余が虐めているのさえ分からんのか？」

これに知っていると答えたク・ヘリョンは「 これは勝ち負けではなく、史官の道理を守る問題なのです 」と静かに続けた。

そして「どうしても言えないのなら何を書いたかは問わぬ。代わりに全て消せ ! 秘密に書いたものを秘密に処理しろ！そうすればどんな願いでも聞いてやる ! 」と叫ぶ王に「本当に何でもかなえて頂けますか？」とみつめた。

ク・ヘリョンは「 あの日のサチェ※を消すことはできません。実は何も書いていなかったのです。盗み聞こうとしたのですが、何も聞けなかったので記していないのです 」と真実を打ち明けた。 

※サチェ(사체・史財)実録・日誌

「 何と！これまで白紙のサチェ記で余を愚弄しておったのか！うろたえる余を見て楽しんでいたと ! 呆れたメス犬め ! 」

そう問い詰める王に、「 いいえ、偉大な君主のお姿を拝見しました。」とク・ヘリョンは頭を下げた。

「 昔から優れた史官は王を恐れず、優れた王は史官を恐れると言います。王様は未だ見習いの女史を恐れ、権力を使わず最後まで話し合おうと努力されました。私はその良いお姿をサチェ記に記すつもりです 」

そう言って、ク・ヘリョン(シン・セギョン)は王の心を掴んだ。

「 史官を憎まないで下さい。史官は罪だけを書くのでも、一挙一動を監視するのでもなく、良い言葉や行為を記録して子孫に学ばせる役も担っているのです。どうか史官を遠ざけないで下さい。」

その後王は、教㫖( キョシ )を介して、芸文館( イエムングァン )の史官たちに、今後どんな席にも許可なく入る事ができる権限を与えた。

＊

その夜、ク・ヘリョンの功績を称える芸文館の飲み会に、ヘリョンを捜していて通りがかったイ・リムは、招かれて同席した。

リムの正体を知らず、ただの” 書吏 ”だと思っている史官たちが次々と注ぐ酒を、ク・ヘリョンはこっそりと代わりに飲んで助け、イ・リムは、飲んで陽気になった芸文館の史官たちと歌と踊りに興じた。

( 逞しいリムの黒騎士 ヘリョン ! )

その後、イ・リムは自分の代わりに酒を飲んだク・ヘリョンを心配してノソク堂へ連れて行き、蜂蜜湯を作った。

その間部屋で待っていたクヘリョンは、リムが隠して見せなかった詩を見つけた。

( 6話で執筆を禁じられたリムがヘリョンに書いた詩 )

” 願郎千萬壽　長作主人翁 ”※  を読んで深く感動したクヘリョンは、蜂蜜湯を運んできたイ・リムを涙が溢れる目で見つめた。

そして「私の愛、どうか長く長く生きて、永遠に私の主人でいてくれ 」というイ・リム(チャ・ウヌ)の詩を唱えてキスをした。

※” 願郎千萬壽　長作主人翁 ” ：私の愛よ、どうか長く長く生きて、永遠に私の主でいて

 

次回のお話は⇒ 新米史官ク・ヘリョン １３話(KBS25話26話) あらすじ 感想

前回のお話は⇒新米史官ク・ヘリョン １１話

放送情報は⇒ キャスト・登場人物・視聴率

あらすじ全話一覧は ⇒ 新米史官ク・ヘリョン

韓国ドラマ 新米史官ク・ヘリョン １２話 感想 ( 視聴率MBC23話4.9%24話7.1% )

リムの詩をこっそり読んで感動したクヘリョンが、心のこもった愛の詩にキスで気持ちを伝えましたね。

リムはとにかくピュアで甘く、ヘリョンは逞しくてクール。

典型的な男女のロールが入れ替わっている所が史劇では珍しく、このドラマを面白くしているのではないでしょうか？

書吏になっているリムは男のままですが、皆からイジられ、ヘリョンに守られて、何だか男装女子みたいに見えて可愛いいです。

そして、芸文館の史官たちもヘリョンも、嫌がらせはあっても拷問はなしという優しい展開も気に入っています。

本当の王世子は、もしかしたらイム大妃の息子で先王の子リムかもしれませんが、リムとヘリョンにとっては、このままジンが王になる方が良いですよね。

イム大妃の方は、自分の血を引くリムに王になってもらいたいので、機会を狙って何かを画策している...そんな感じがします。

次回の予告では、宣教師の姿が映っています。

モファとホ・ダムが西洋医術を習った曙来院( ソルウォン )についてや、兄ジェキョンとの関係がいよいよ描かれるでしょうか？

楽しみですね。

それでは次回まで…♪ (*^^*)