韓国ドラマ 新米史官ク・ヘリョン 10話 (MBC19話20話) あらすじ 後半
主な登場人物
ク・ヘリョン役 ( シン・セギョン )
イ・リム役 ( チャ・ウヌ )
イ・ジン役 ( パク・ギウン)
ミン・ウウォン役 ( イ・ジフン )
ソン・サヒ役( パク・ジヒョン )
キャスト・登場人物の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ MBC公式サイト
ストーリー動画は ⇒ Youtube mbc
新米史官ク・ヘリョン 10話 ( 視聴率 MBC20話6.5% )
上訴文のあと、色々な噂が流れることが耐えられなかったミン・ウウォン(イ・ジフン)は、ク・ヘリョン(シン・セギョン)を連れて東宮殿へ向かい、イ・ジン(パク・ギウン)に辞表を出した。
引き止めても「 お受け下さい 」と意思を曲げないミン・ウウォンに、イ・ジンは彼が史官にならせてほしいと頼みに来た日について話して説得を試みた。
「 父の犠牲になった人々の名前を記録に残し、自身の手で父の罪を洗いたい。それが道理だと言った心構えはどこに行った?人がなんと言おうと恥じることはない。お前は原則を曲げない公正な史官だ。揺れるのでない ! 」
だが「 耐えられません。人がダヨンについて噂をするのが...。人に後ろ指を刺されながら寂しく逝った人です。安らかに眠らせてあげたいのです。」と涙を浮かべてそう訴えるウウォンに、イ・ジンは黙り込んだ。
東宮殿を退いたあと、ク・ヘリョンも「 その方が汚名を着せられたまま世間から消えるのを恐れて史官になられたのでしょ?辞めないでください 」と頼んだが、ウウォンを止める事はできなかった。
*
その夜、家で酒を飲んでいたミン・ウウォンに、父イクピョンは「 辞めて数年漢陽を離れている内に全てが収まる。それからまた官職に付けばいい。いつまで過去に囚われている?忘れて前に進め ! 」と大声を上げた。
これにカッとなったウウォンは「 あの日も同じことを言ってましたね。私がこの手でダヨンを葬って戻ってきた時も、忘れろと ! 」と涙を流した。
そして「 父上は、いつも誰かを犠牲にして権力を握ってきた。我が子さえも ! だが私は父上と違って忘れることができない。ダヨンも父上が犯したことも ! 」と怒声を上げた。
その後、ウウォンはダヨンと一緒に住んでいた家に座って、妻が刺繍したハンカチを手に握ったまま、過去を回想して悲しみの涙を流した。
( 彼もイクピョンの被害者だった ! 負けないでほしいですね...)
*
翌日、初心を思い出し気持ちを新たに芸文館(イエムングァン)に戻ってきたミン・ウウォンは、ク・ヘリョンと一緒に庭に出ると「 昨日は見せてはならないものを見せてしまい申し訳ない 」と謝罪した。
「 どうでしょ…感謝じゃないです?ヤン棒教も世子様にも止められなかったのに、私が走っていき諦めないでと言ったら...」
そういたずらっぽくいうクヘリョンに、ミン・ウウォンは「 そうだな…ありがたかった 」と真面目に答えた。
だが、ク・ヘリョンから「 へリョガ...」と親しく名前を呼んでほしいと要求されたウウォンは、困窮して答えず、スタスタと歩き出した。
そんな姿にク・ヘリョンは「どうしてそんな簡単なことができないのですか?そういう所が、この国の両班の男性の問題なんですよ...」とぶちぶちと文句を言いながら追いかけた。
*
その日ク・ヘリョンが現れず失恋したかのように意気消沈していたイ・リムは、サンボから「 押したり引いたり。熱くしたり冷たくしたり。恋は駆け引きですよ! 」と伝授されて、頷いていた。
だが、ミン・ウウォンとク・ヘリョンが親しそうに一緒にいる姿を目撃したイ・リムは、クールにはなれず「ク權知(グォンジ・インターン)」と呼んで近づくと、ノソク堂に来るように命じた。
そして「 何のためでしょうか?史官ですので、召される前にその理由を聞く必要があります 」と口出しするウウォンに、冷たい視線を向けた。
これにク・ヘリョンは「 先にお戻り下さい。直ぐに帰りますので...」とウウォンを安心させて、ノソク堂に向かった。
*
「 ミン棒教(ボンギョ)の言葉を気にしないで下さい。私を心配しているだけですので...」というヘリョンに、リムは「 そんなことはよい。ミン棒教(ボンギョ)をどう思っているのだ?」と尋ねた。
「 えっ?学びたいと思っています。素晴らしい先輩なので...」
そう答えたク・ヘリョン(シン・セギョン)は、その後芸文館(イエムングァン)の他の史官についても次々と質問をするイ・リム(チャ・ウヌ)に、困惑した。
「 そなたについて何も知らないような気がする。それが嫌だ。ここでしか会えないから知ることができない。ノソク堂にいない時どうなんだろうとか、誰と会っているいるのとか、そなたの眼中に私がいるのかとか...」
そう告白するイ・リムに、ク・ヘリョンは、家族や、趣味、過去について歩きながら打ち明けた。
「 家族は兄一人です。年が離れているのでとても可愛がってくれます。余暇は西洋書か天文の書物を良く読みますが、恋愛小説は苦手です。6歳の時に清に移った頃は、小国の子だとからかわれると打ちのめしていました 」
そして最後に振り向いたク・ヘリョンは、「 幼い頃山中で兄と手を繋いでいたというのは、嘘でした。他の意味があったのです。では今日はここまでにします。一度に知ってしまうと私への興味を失うかもしれません。それは嫌ですから...」と告白した。
ヘリョンの好意がわかったイ・リムは、微笑でヘリョンを見送った。
( 幸せなリムの麗しの微笑でしたね♪ )
次回のお話は⇒ 新米史官ク・ヘリョン 11話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒新米史官ク・ヘリョン 9話
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韓国ドラマ 新米史官ク・ヘリョン 10話 感想 ( MBC19話20話 )
クヘリョンが26歳でイ・リムは20歳という設定の” ヌナロマンス ”に、とてもピッタリのキャストです。
ノソク堂で育った” 箱入り息子 ”のリムの純真さが半端じゃないですね( 笑! )
内官サンボのデタラメな助言を信じたり、ヘリョンのいたずらに簡単に引っかかる無垢なリムをチャ・ウヌがうまく演じています。
できそうで、案外できない役ではないでしょうか?
これまで二人の恋は、本当に不思議なくらい邪魔なしで順調に進んできました。リムが大君で賢王(キム・ミンサン)に嫌悪されているという危険な状況でありながら…。
やっとお互いの心を確認した二人ですが、これから立場の違いをどう乗り越えて関係を進展させていくのか、二人の関係がバレた後どうなるのかが気がかりですね。
一方、10話ではミン棒教と妻との過去話が描かれて、その悲痛さに泣かされました。
儒生だったミン棒教の義父、20年前のクーデター、イ・リムの正体、ヘリョンの両親、全て何らかの形で繋がっていくのでしょうか?
ミン・イクピョンと王の会話を盗み聞きしていた所を発見されるヘリョンとイクピョンにイ・リムのことを聞かれる王という衝撃のラストシーンでした。
王がリムをイクピョンから守っていた可能性もありますが、真相はどうなのでしょう。
予告では、ヘリョンの獄中生活、ミン・ウウォンの抗議、芸文館士官たちの闘争、クヘリョンの兄等々、とても緊張したシーンとイ・リムがお弁当を牢に運んでキスする甘いシーンが流れています。
とても楽しみです。
それでは次回まで…♪ (*^^*)
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