韓国ドラマ 赤い袖先最終回17話 あらすじ 感想ネタバレ(レビュー) ジュノ(2PM) イ・セヨン 『袖先赤いクットン-瞬間は永遠』視聴率17話17.4%
韓国ドラマ 赤い袖先最終回17話 主な登場人物
- ジュノ(2PM) - イ・サン役
- イ・セヨン - ソン・ドギム役
- チャン・ヒジン - キム大妃役
- チャン・ヘジン - ソ尚宮役
放送情報は⇒キャスト 登場人物 視聴率
画像は⇒MBC公式サイト現場写真
それでは イ・ジュノ イ・セヨン主演 韓国ドラマ 赤い袖先最終回17話 あらすじ 感想ネタバレ(レビュー) をご紹介します。見逃してしまった、内容が気になる、そんな時に参考になさって下さいね♪
韓国ドラマ 赤い袖先最終回17話 あらすじ - 袖先赤いクットン-瞬間は永遠
1786年、不幸な死
正祖(チョンジョ)の治世10年の冬、麻疹が流行し、イ・サン(ジュノ2PM)と宣嬪成(ウィビンソン)氏/ドギムの幼い世子(パク・ダオン)が感染して死の床についた。
しかし、麻疹を患ったことのないドギムは、最期を看取ることができず、遠くから子供の死を知らせるフンソ(王族の死去を知らせる言葉)を聞いて嗚咽するしかなかった。
イサンも幼い子を守れなかったことを悲しんではいたが、疫病で100人以上の子供が死んでいる状態を改善するため、一人でも多くの民を救う方法を見つけよと廷臣たちに王命を下した。
政務の合間にドギムの様子を見に行ったイ・サンは、ショックで寝込んでいるドギムを「いつまで悲しみに浸っているつもりだ!」と怒り、正一品の嬪として毅然とした姿を民に見せてほしいと要求した。
ドギムが自分は正一品の嬪になることを望んだことはない、お腹を痛めた子供が死んで悲しむことさえできないのかと言い返すと、母親としてすべきことをしてほしいと頼んだ。
※史実では、文孝世子(1782年 - 1786年)は、4歳で早世。
その夜、ドギムがお腹の子供のために生きようと決心して食べ始めると、ソ(チャン・ヘジン)尚宮は、安堵の胸をなでおろした。
その時、会いに来ない友人の安否を尋ねるドギムに、ソン・ヨンヒ(イ・ウンセム)が私通罪で投獄されていることを隠し、何も知らないふりをした。
その後、キム・ポギョン(イ・ミンジ)とペ・ギョンヒ(ハ・ユルリ)を問い詰めて、ヨンヒが別監と私通を働き子供を流産して捕まったことを聞いたドギムは、すぐに内獄へ会いに行った。
夢にさえも見られない幸せを味わえたのだから死んでも後悔しないと告げるヨンヒを置いて戻ってきたドギムは、悲しみのあまり気を失った。
その後、目を覚ましたドギムは、付き添っていたサンに、ヨンヒが死ぬことを隠そうとしたのかと尋ねた。
そして、友人だからと言う理由で法を破って見逃すことは王としてできないと答えるサンに、ヨンヒの命乞いなどできず、ヨンヒの名を呼びながらとめどなく涙を流した。
ヨンヒの死後、残りの3人は、ヨンヒは先に逝って待っているだけだと慰めあい、また来世で会おうと誓い合った。
その後ドギムは、イサンに会いに行き、自分が間違っていたと謝罪し、王だからこそもっと苦しんだはずと慰めの言葉をかけた。
大丈夫、耐えられると答えた後、ヨンヒを救わなかった自分を恨んではいないかと心配するイ・サンに、春になれば花が咲く、その時になれば全てが上手くいくと励ました。
宣嬪成(ウィビンソン)氏の死
キム・ギジュが幽閉先で亡くなったことを知ったイ・サンが、キム大(チャン・ヒジン)妃に知らせに行く途中で倒れてしまうと、恵慶宮(ヘビングン)ホン(カン・マルグム)氏はイサンに代わり、大妃殿へお悔やみに向かった。
すると、キム大妃は、実の兄が死んでも喪服も来られず弔問にも行けない自分の境遇を嘆いた。宮廷はとても華やかな監獄にすぎないと悲しみの涙を流した。
一方、イ・サンが倒れたと聞いて看護にきたドギムは、声が聞きたいから眠るまで読んでほしいと頼まれて”詩経”※を朗読した。
(第5話を覚えていますか?詩経”※は禁足になったサンに、ドギムが障子越しに読んだ本です。)
ドギムの声を聞きながら昔を思い出したイ・サンは、大切な人たちが次々傍を離れていくが自分たちにはお互いがあるから耐えられるだろうと告げた。
ドギムは、そんなイ・サンを切なく見つめ「殿下は強いかたでしょう。これからも大丈夫です」と声をかけて倒れた。
その後一晩中看病していたイ・サンだが、早朝迎えに来たカン・テホ(オ・デファン)内禁将と共に便殿へ戻った。
それから3日後、意識が戻ったドギムが仲間たちを呼んでほしいと頼むと、ソ尚宮は便殿へ行きイ・サンを連れて戻った。
するとドギムはサンを無視して、時間がないので急いでポギョンとギョンヒを呼んでくるようソ尚宮に命じた。
その言葉を聞いたサンが自分に会いたくなかったのかと尋ねると、サンが守っているものが逆にサンを守ってくれるので大丈夫だが、友達には自分しかいないので申し訳ないと答えた。
さらに、来世では自分を見ても知らないふりをして通り過ぎてほしいと頼むドギムに、サンは少しでも自分を恋い慕ったことがあるのかどうかを尋ねた。
すると、ドギムは本当に気が進まなかったらどんな手段を使っても逃げていた、サンと一緒にいることを選んだのは自分だと言い残して目を閉じた。
ドギムの死後暫くして揀択※が行われると、サンはドギムを忘れて生きる決意を固め、ドギムとは全く似ていない綏嬪(スピン)パク氏※を後宮に入れた。
「私は王だ。するべきことをする。王としての義務を渡す。今までもそうやって生きてきて、これからもそうやって生きていく。私はお前を忘れる…」と。
それから14年という長い歳月を経て、イ・サンは夢に見た太平の世を築いた。
※揀択(カンテク):嫁選び行事
※綏嬪朴(スビン・パク)氏:(1770年-1823年)第23代朝鮮王純祖の生母。史実では、 宜嬪成氏存命中に後宮になっています。
ドギムの命日
この日、壮勇営※の練兵場で、ドギムの甥ソン・グンミン(アン・ソミン)を発見したことがきっかけでドギムを思い出したサンは、5日後の命日、何一つ変えていない別堂に久しぶりに足を踏み入れて深い悲しみに陥った。
※壮勇営(チャンヨンヨン):イ・サンが新設した王室直属の親衛隊
※提調尚宮(チョジョサングン):女官長
その後、提調尚宮※となったペ・ギョンヒに、ドギムの遺品を届けさせたサンは、キム・ボギョンが亡くなったと知り「お前も一人残されたのだな」と声をかけた。
すると、一人ではない、昔友達と来世で会う約束したので宣嬪も自分を待っていると答えるギョンヒに「私の嬪だ。どんなに歳月が流れても私のものだ!」と激怒した。
その後、ドギムの遺品の中に、本や自分が書かせた反省文を発見してドギムを愛した瞬間を全て思い出したサンは、ドギムの宮女服を抱きしめて胸の奥に隠していた悲しみを吐き出した。
韓国ドラマ 赤い袖先最終回17話『瞬間は永遠』結末
その年の冬、病が悪化して病床に伏したサンは、目を閉じてドギムと過ごした最も幸せな瞬間を思い浮かべながら眠りに落ちた。
夢(記憶?死後?)の世界で、ドギムの膝枕で昼寝をして目を覚ましたサンは、門まで見送ってきたドギムと別れて別堂から出ようとした。
しかし、その瞬間ドギムを失った瞬間が頭によぎったサンは、便殿へ戻らずドギムの手を握り、思い出の木の下へ向かった。
花の鑑賞をしている時ではないとし、戻るべき場所へ戻るよう促すドギムに、ここに留まるので愛してほしいと頼んだ。
すると自分を抱きしめてキスし、愛を表現してくれるドギムにサンは感動し、この瞬間が変わらないことを永遠であることを願った。
(史実では、宜嬪は33歳で、正祖は49歳で他界。)
韓国ドラマ 赤い袖先最終回17話 感想ネタバレ - 袖先赤いクットン レビュー視聴率17.4%
結末の感想
ドギムを抱きしめて幸せな瞬間を永遠にするサンの姿で終わった『袖先赤いクットン-赤い袖先最終回17話』。
夢であろうと前世の記憶であろうと死後の世界であろうと、常にドギムを愛してるイ・サンが、初めて王の役割よりも愛を優先するという素晴らしいエンディングでした。
第17話は、幼い世子の死から始まり、ヨンヒ、ドギム、そしてとサンの死までとにかく悲しい死が続いていただけに、最後に幸せそうに一緒にいる2人の姿を見られて満足です。
ドラマ全体の感想
『赤い袖先』は、既によく知られた”イ・サンと宣嬪のロマンス”が題材なのですが、男尊女卑の時代に自分の生き方を貫こうとした宮女ドギムにスポットライトを当てた新鮮な内容でした。
英祖から受けた理不尽な扱い、政敵との争い、ドギムを思い通りにできない辛さなどを乗り越え、頑張れば諦めなければ苦労は報われるという姿を見せてくれたイ・サン。
そんなイ・サンをイ・ジュノがある時はカリスマ全開の迫力で、またある時はとても繊細な涙の演技で見事に表現。
また、どんな状況に陥っても何とかしてそれを克服するドギムには、賢さと不屈の精神がありました。
望んでいなかった後宮になっても、その中に小さな幸せを見つけて決して自分を失わない姿が素晴らしかったですネ。
そんなヒロインを、子役時代から培ってきた抜群な表現力で演じたイ・セヨンが見事。
さらに、英祖役のイ・ドクファ、キム大妃役のチャン・ヒジン、チョ尚宮役のペク・ジヨンなどのベテラン演技がドラマに品格と重厚さを加えていました。
幼い頃から助け合い苦労を共にして強い絆で結ばれている仲良し4女官が来世で会うことを約束し、友情が永遠に続くことを示していた点も良かったです。
俳優陣の優れた演技力のおかげで、全ての感情が効果的に伝わってくる没入感の高いドラマ『赤い袖先!』
ヒストリーに沿った内容に、オリジナリティを加えた現代的なロマンス時代劇がお好きな方におすすめ!の作品です。
以上韓国ドラマ 赤い袖先最終回17話 あらすじ 感想ネタバレ(レビュー) 袖先赤いクットン -瞬間は永遠をご紹介しました。
それでは、別の作品で...♪(*^^*)
- 前回のお話は⇒ 韓国ドラマ 赤い袖先16話
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