韓国ドラマ シュルプ1話2話 あらすじ 感想ネタバレ(レビュー) キム・ヘス キム・ヘスク チェ・ウォニョン 視聴率1話7.6%2話9.1%
韓国ドラマ シュルプ1話2話 主な登場人物
- キム・ヘス - イム・ファリョン王妃役
- キム・ヘスク - 大妃役
- チェ・ウォニョン - イ・ホ王役
- ムン・サンミン - ソンナム大君役
- べ・インヒョク - 世子役
放送情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒tvN公式サイト現場写真
それでは キム・ヘス 主演 韓国ドラマ シュルプ1話2話 あらすじ 感想ネタバレ(レビュー) をご紹介します。見逃してしまった、内容が気になる、そんな時に参考になさって下さいね♪
目次
韓国ドラマ シュルプ1話 あらすじ - 陪童(ペドン)選び
問題児の大君(テグン)たち
宗学(チョンハク:王子の教育機関)の参観日当日、中殿イム・ファリョン(キム・ヘス)は、夜明け前から忙しく走り回った。
ファリョンの息子は世子を含めて5人。文武両道の完璧な世子(べ・インヒョク)以外の4人は、世話の焼ける問題児ばかりだったからだ。
ファリョンは、妓生と共寝していた3男ムアン大君(ユン・サンヒョン)を妓房から宮殿へ連れ戻ると、すぐに未だ目覚めていない5男イリョン大君(パク・ハジュン)を起こしに行き、身支度をさせた。
そして、ファン(オク・ジャヨン)貴人とウィソン(チャニ)君を筆頭に他の後宮(側室)たちが息子たちをきちんと着席させている中、何とか時間内にイリョン大君を席につかせた。
しかし、次男ソンナム(ムン・サンミン)大君はいつものように遅刻をし、後宮たちの注目を浴びた。
普段待講院(シガンウォン:世子&世孫の教育期間)へ行くため初めて宗学へ立ち寄ったイ・テホ(チェ・ウォニョン)は、”君子の道理”の授業で「”氷”が”水”になった。この意を解いてみよ」と楽しそうに王子たちに問いかけた。
ウィソン君は「”還”:氷は本来水ゆえもとに戻るということ」、ケソン(ユ・ソノ)大君は「”春”:自然の理に従えば氷はおのずと解け、草木はその水を吸う。冬を越し開花する頃に氷は水になる」と、ポゴム(キム・ミンギ)君は「”移”:漢江の氷を他に移せばその下から水を得られ、その水を石氷庫に移せば夏でも氷を仕える」と答えた。
イ・ホは、型にはまった学問に縛られず絶えず考えに考えて新たな考えを生み出す力を育てることを望んでいると王子たちに話しかけ、満足そうに微笑んだ。
イム・ファリョン(キム・ヘス)VS大妃
宗学後、大妃(キム・ヘスク)から「あのような者たちをよく残していけますね」と皮肉を言われたファリョンは、大妃の孫でもあると言い返した。
しかし、大妃は、王世子の優秀さでいつまでも弟たちの不始末を覆い隠せるものではないと宗学の従業態度を見ただけでファリョンの4人の大君たちを見下した。
その言葉に我慢できなかったファリョンは、いつものように聞き流さず、内命婦(ネミョンブ)と王子を統べるのは王妃の努めだと線を引いた。
その後、大妃との神経戦に疲れて世子のいる待講院へ向かったファリョンは、驚くべき成績だと世子を絶賛されて喜びを隠せなかった。
一方、武術の鍛錬のとき、異母兄のウィソン君に母ファリョンを中傷されたソンナム大君は、「もう一度そんな事を言ったら命はないぞ」と彼を殴った。
その光景を偶然目撃した大妃は、事情を追及せずウィソン君の肩を持ち、4人の大君たちに亥の刻(21-23時)まで正座の罰を与えた。
その後、堂々と非難できないのなら陰でも言うなと体罰を与えるファン貴人に、王世子の座は長男の自分のものだとウィソン君は悔しがった。
そんな彼に、ファン貴人は、世子の実力を超えてこそ批判するなりその座を奪う権利があるのだと言い聞かせた。
倒れる世子(べ・インヒョク)
講義を終えた世子と問題ばかり起こす弟たちについて愚痴りながら散歩していたイム・ファリョンは、突然目の前で倒れてしまう世子を見てパニック状態になった。
世子の病が血の不足から生じる血虚厥(ヒョログォル)であること、世子が一年以上この病を隠していたことに衝撃を受けた。
クォン医官は、故テイン世子が同じ病だったことを持ち出し、当時世子の担当だった御医チョ・グギョンが治療法を覚えているはずだと助言した。
その後、大妃から4人の息子たちに罰を与えたことを聞いたファリョンは、雨の中寒さに震えている彼らを連れ戻った。
一方、中宮殿の外で話を済ませるファリョンの態度に異変を感じた大妃は、東宮殿を調べる様に指示を出した。
翌朝、王子たちが保精(ポジョン:性教育)の講義を受けている時、大妃は挨拶に現れた王に、陪童(ペドン:世子の学友)を宗学から選ぶように勧めた。
その後、ファリョンから、王が宗学の評価で世子の陪童を選ぶつもりであることを聞いた後宮たちは、またとない機会に狂喜した。
陪童になれば待講院で学べ、世子の座が空いた場合次の世子になる可能性があるからだった。
ライバル心に火が付いた後宮たちは、誰もが皆一介の後宮に過ぎなかった大妃が息子を王に据えた秘法を知るために、大妃の元を訪ねた。
大妃は、そんな後宮たちに個々に会い、イ・ホを王にした秘訣がすべて記されているという秘本を一冊差し出し、代わりに忠誠を誓わせた。
一方、御医チョ・グギョンに世子の治療をさせてほしいと王に要請に行ったファリョンは、グギョンが大妃の頼みで咸吉道(ハムギルド:朝鮮半島北東部)で治療をしていることを知った。
さらに、王子たちから陪童選びを提案したのも大妃であることを知り、大妃が何か企んでいるのではないかと疑念を抱いた。
その後、シン(パク・ジュンミン)尚宮から、テ(キム・ガウン)昭容(ソヨン)が大妃から帝王の育成について書かれた秘本を受け取った報告を受け、疑惑を確信へと変えた。
絶望するファリョン
世子の病気を知った大妃から「自分の孫よりも国や宮中のことを案じている。腐りかけの根がどれだけ持ちこたえると?」と嘲笑されたファリョンは、過去大妃に仕えていたシン尚宮にどうしてユン(ソ・イスク)氏が廃されたのか、後宮の子イ・ホが王座の座に就いたのかについて尋ねた。
そして、大妃とユン氏のみが知っている秘密なので分からないと聞いて絶望の涙を流した。
大妃の陰謀を見破ることができず恐怖を感じたファリョンは、大妃以外で秘密を知る唯一の人、同じ病気で世子を亡くした廃妃ユン氏に助けを求めることに決めた。
韓国ドラマ シュルプ1話 エンディング
夜中に突然訪ねてくるファリョンに、廃妃ユン氏は、会うだけで謀反の疑いをかけられると忠告し、戻るよう諭した。
しかし、ファリョンが王妃としての威厳と傘を捨てて土下座し、窮地を救ってほしいと懇願すると、廃妃ユン氏はかつての絶望的な気持ちを思い出し「私は仕損じた人」と苦々しい表情で答えた。
そんなユン氏に、ファリョンは、大妃とユン氏だけが知っているすべてのこと、当時一体何があったのかを話してほしいと涙ながらに頼んだ!!
韓国ドラマ シュルプ1話 感想ネタバレ(レビュー)視聴率7.6%
イム・ファリョンが王妃という立場を顧みずひざまずいて嘆願するという切ないシーンで終わった『韓国ドラマシュルプ1話』。
第一話は、予告で見たコミカルな雰囲気とは異なり、全体的にはシリアスで緊張感漂う展開が続きました。
何としても息子を守るというファリョンの意志がひしひしと伝わってきましたね!
自分が望む後宮を作ろうとする大妃と現状を受け止めて強くなろうとするファリョンとの神経戦、世子の座を守ろうとするファリョンと奪おうとする後宮との間の争いがこれからの視聴ポイントになりそうです。
さらに、それぞれ違う性格のイケメン王子たちもこれからドラマを盛り上げてくれることでしょう。
特にウィソン君を演じる『スカイキャッスル』のチャニと生意気大君ソンナムとして存在感を示したムン・サンミンに注目です。
7.6%という初回としてはかなり高い視聴率でスタートしましたが、どこまで伸びるでしょうか。
ユ氏がファリョンに伝える王位継承に関わる秘密とは何でしょうか?次回が楽しみです。
以上韓国ドラマ シュルプ1話 あらすじ 感想ネタバレ(レビュー)をご紹介しました。
それでは、2話で♪(*^^*)
韓国ドラマ シュルプ2話 あらすじ - 択賢(テクヒョン)
廃妃ユン(ソ・イスク)氏の警告
イム・ファリョンは、廃妃ユン(ソ・イスク)氏から、驚くべき話を聞いた。
ユン氏は、テイン世子の血虚厥(ヒョログォル)は完治していたので、病が原因で死んだのではない…と。
テイン世子の死後、ユン氏の4人の大君(テグン)たちは君主としての資質欠如と判断されてしまい、択賢※により大妃の息子イ・ホが世子に冊立されたと…。
さらに、廃妃後に足の不自由なイクヒョン以外の大君たちが不審な死を遂げた…と明かし、世子だけではなく大君たち全員を守るよう警告したからだった。
「当時に戻れたら、私は姑息で卑劣だと後ろ指をさされても我が子を守るためなら手段を問いません!」
そうユン氏が涙ながらに語った言葉で闘争心に火が付いたファリョンは、決意を新たにし、宮殿へ戻った。
その後、世子が目覚めると、治療を受ければ元の生活に戻れると励まし、クォン(キム・ジェブム)医官に内医院(ネイウォン)で故テイン世子の治療記録を調べるよう命じた。
※択賢(テクヒョン):最も賢明な後継者を選ぶ制度
ファリョンの決意
翌朝ファリョンは、4人の大君たちを集めて陪童(ペドン:世子の学友)に志願するよう勧めた。
しかし、名乗り出たのはケソン大君ただ一人で、きっぱりと拒絶するソンナム大君、婚姻させてほしいと言い出すムアン(ユン・サンヒョン)大君とイリョン(パク・ハジュン)大君に絶望した。
「”厄介者””聖君の玉にきず”と言われて恥ずかしくないのか!不名誉を覆そうではないか!」と叫んでは見たが、3人の反応は薄かった。
その後、全員ではなく見込みのある大君を集中育成することを決めたファリョンは、息子たちのレベルを把握するために宗学官(チョンハクグァン)ミン・スンヨン(キム・ヨンジェ)を訪ねた。
しかし、全員最低基準に達していないこと、さらにソンナム(ムン・サンミン)大君とケソン(ユ・ソノ)大君の二人が出席日数不足で除名される可能性もあると聞いて唖然とした。
その帰り道、偶然ケソン大君を見かけて追いかけて行ったファリョンは、廃屋で彼の秘密を目撃して衝撃を受け、泣き崩れた。
その姿を見て追いかけてきたシン尚宮に、ファリョンは「見たのか?誰かに見られでもしたらケソン大君はおしまいだ。一体どうすれば…」と嘆いた。
陪童(ペドン)に志願する大君たち
翌日、陪童(ペドン)試験の受付が始まると、世子(べ・インヒョク)は、ソンナム大君を呼び出して、幼い頃西村※(ソチョン)で一緒に遊んだ時が恋しいと語り、陪童になって傍にいてほしいと頼んだ。
その言葉に心が動いたソンナム大君は、締め切り直前に陪童(ペドン)試験に名乗りをあげた。
※ソンナム大君は宮外の西村で育ちました。出生の秘密が隠されているようですネ。
幸いにも息子たちが皆陪童(ペドン)に志願したという知らせを受けたファリョンは、ほっと胸をなでおろした。
そして、後宮たちが財力にものを言わせて巨擘※(コビョク)を雇い個人授業を受けさせる中、宗学と待講院の全教材を取り寄せて家庭教学(現代の家庭教育)をするための準備にとりかかった。
※巨擘(コビョク):現代の入試コーディネーター。学識や一定の分野に秀でた人々の意。後に科挙の不正代理受験までするように。
翌日、故テイン世子の治療記録の調査を指示していたクォン医官の報告を聞いたファリョンは、さらに疑念を深めた。
火災でテイン世子の病床日誌は焼失し、火事で生き残った者は皆出宮し宮中には誰も残っていないという、不可解な状況だったからだ。
そして、御医(オンイ)と共にテイン世子の治療したユ・サンウク医官が行方不明になっていると知ると、調査するようオ(ユ・イェオン)尚宮に命じた。
その後、東屋に大君たちを呼び寄せたファリョンは、教材を配布して予想問題を出して解くよう指示を出した。
「私は負けず嫌いだ。この母にも対面というものがある。私は王妃なのだぞ!いずれ妻を迎えて王宮を離れるのなら、その前に親孝行せよ!」
そう持論を展開してやる気のない四人にベストを尽くすよう主張した。
すると、自分はともかく弟たちに無駄な希望を抱かせないでほしいと反発するソンナム大君に、ファリョンは「今は話せないがお前たちを守るための母の選択だ」と本音を耳打ちした。
韓国ドラマ シュルプ2話 エンディング
東屋を去り、陪童試験の会場を視察していたファリョンは、ケソン大君を監視させているシン尚宮から、部屋へ向かったと聞いて様子を見に行った。
一方、イム・ファリョンと大君たちの動向を妓生に探らせていたコ(ウ・ジョンウォン)貴人は、ケソン大君がこっそりとどこかにと行っているという情報を得ると、巨擘(コビョク)の元で密かに勉強しているだと誤解し、廃屋へ向かうケソン大君を尾行した。
そして、化粧をし、女装をしたケソン大君の姿を目撃してその場に凍りついた。
韓国ドラマ シュルプ2話 感想ネタバレ(レビュー)視聴率9.1%
ケソン大君の秘密がコ貴人にばれる場面で終わった『シュルプ2話』。
いたずら者たちを管理する厳格な母親から、隠れて号泣する無力な王妃へとほんの数秒のうちに変身するキム・ヘスに魅了されます。
指先ひとつで笑わせたり泣かせたりすることができることに感嘆しますネ。
第2話では、権力欲の権化大妃とファリョンのチェスゲームが本格化してきました。
王妃の座へ向かって攻撃の駒を進める大妃に対して、これからファリョンがどのように駒を動かすのかを見るのが楽しみです。
また、ケソン大君が女装する姿(趣味なのかLGBT※なのかは不明)、ソンナム大君の出生の秘密なども新たに挿入されましたネ。
今後どのように描かれるのかに期待しています。
※LGBT:L”=レズビアン、”G”=ゲイ、“B”=バイセクシュアル、“T”=トランスジェンダーなど、性的少数者の総称。
次回が楽しみです。
以上韓国ドラマ シュルプ2話 あらすじ 感想ネタバレ(レビュー)をご紹介しました。
それでは、3話で♪(*^^*)
- 次回のお話は⇒ 韓国ドラマ シュルプ3話4話 あらすじ 感想ネタバレ
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